B★RIS――ブラック★ロックインフィニット・ストラトス――転生して一夏の兄になった一人の男の娘の物語
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第九話 千夏「やったね一夏、クラス代表だよ!」一夏「やめてくれ千夏兄!」

 

 

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「では、これよりISの基本的な飛行操縦を実践してもらう。織斑千夏、織斑一夏、オルコット。試しに飛んでみろ。」

 

どうも、千夏です。クラス代表決定戦が終わり、今はISに関する授業を受けています。

専用機持ち3人が指名されたね。じゃ、展開しようかな。

 

「わかりましたわ。」

 

「了解。」

 

オルコットに続いて僕も返事をする。

・・・さすがオルコット。代表候補生なだけある。一瞬でIS・・・ブルー・ティアーズを展開した。

僕まだ展開にかかる時間が長いんだよね。0,6秒くらいかな?

よし、展開しよう。

 

「0.6秒か・・・まぁいいだろう。」

 

あ、見逃してくれた。よかった・・・。

 

「あれ?えーっと・・・。」

 

っと一夏がまだ展開できていない。たぶん展開するって言う感覚がわからないんだよね。分かるよその気持ち・・・。

 

「早くしろ!熟練したIS操縦者は、展開まで1秒とかからないぞ。」

 

・・・ゑ?僕0,6秒ですけど。じゃぁこれって十分早い方なの?

 

「集中・・・来い!白式!」

 

一夏がそう叫ぶと汚れの無い真っ白な機体、白式が展開される。

あれ?叫んでIS展開するのって初心者用の方法だっけ?まぁ一夏だし仕方ないか。

 

「よし、飛べ!」

 

「はい!」

 

織斑先生の声と同時にオルコットが飛び立つ。速いな〜・・・。よし飛ぼう。

 

「飛びます!」

 

そういうと同時に僕も飛び立つ。よく考えたらこのIS普通のと違ってISらしい装甲が無いから何も知らない人が見ると生身の人間が空飛んでるように見えるよね。

コラ一夏。見とれてないで早く飛びなさい。

 

その思いが通じたのか、一夏は飛ぶ体勢に入る。

 

「よーし・・・うわ!?うわわ!?」

 

危なっかしい飛び方だな・・・。あぁ、アクロバット飛行やってるんですね分かります。

あ、いつの間にかオルコット抜いてた。このIS、ほんとに機動性高いなぁ。

 

「遅い。スペック上の出力では、白式のほうがブルー・ティアーズより上だぞ。ブラック★ロックシューターほどではないがな。」

 

「そういわれても・・・。自分の前方に角錐を展開させるイメージだっけ?うぅ、よくわかんねぇ・・・。」

 

「イメージは所詮イメージ、自分のやりやすい方法を模索するほうが蛍雪的でしてよ。」

 

ん?何かオルコットのイメージが随分変わったような・・・。あぁ、原作じゃこの時点ですでに一夏に惚れてるんだっけ?すっかり忘れてた。

 

「大体、空を飛ぶ感覚自体がまだあやふやなんだよ。どうやって飛んでるんだ?これ。」

 

「その、よろしければ、放課後に指導させてあげますわよ?」

 

「はぁ?」

 

あれ?何か僕だけ会話から外されてる気がする。何か寂しい・・・

 

「そのときは、二人きりd『織斑、オルコット、千夏、急降下と完全停止をやって見せろ。』りょ、了解です。では、お二方、お先に。」

 

そう言い残してオルコットは急降下する。・・・おぉ、上手いなぁ、無事に着陸した。

 

「上手いもんだな。」

 

「あの人ああ見えても代表候補生だからね、これくらいはお手の物でしょ。」

 

「そういう物なのか?まぁいいや。よし、俺も!」

 

一夏も急降下していった。・・・・・まぁ、原作どおりだよね。{ドーン!}やっぱり、地面に激突してでっかいクレーター作ってる。あんな大きさのクレーター、月にでも行かないと見れないよね?

よし、僕も行こうか。

 

「よいしょっと!」

 

・・・今「お前高齢者か?」って思ったやつ、表に出てきて?ちょっとO★HA★NA★SIしようか?

あ、やべ、空中で静止出来ない。仕方が無い、着地しよう。

 

僕はPICを切って自由落下になる。あれ?こっちのほうが楽じゃん。

{スタッ}

 

「・・・千夏。危なっかしいから自由落下で着地するのはやめろ。見ているこっちがハラハラする。」

 

あるぇ?PIC切ってたのバレてた?まぁいいか。

 

「織斑君!?大丈夫ですか?」

 

クレーターの真ん中に落ちてる白式が解除され、一夏が生身に戻る。

 

「痛ってぇ、死ぬかと思った・・・。」

 

「馬鹿者。グラウンドに穴を開けてどうする。」

 

「す、すみません・・・。」

 

「・・・織斑先生、少しは慰めてあげてください?もう一夏の心のライフはz「黙れ。未熟者に容赦は不要だ」・・・はい。」

 

ほんっと織斑先生容赦ないなぁ・・・。

 

「情けないぞ一夏、私が教えてやったことをまだ覚えいな「大丈夫ですか!?一夏さん!お怪我は無くて!?」」

 

「あ、あぁ。大丈夫だけど。って、一夏“さん”!?」

 

「それは何よりですわ。あぁ、でも一応保健室で見てもらったほうがいいですわね。」

 

・・・うん、また僕だけ会話から外されてるね。寂しい・・・早くルームメイト決まらないかな・・・。

 

「よければ((私|わたくし))がご一緒n「無用だ。ISを装備していて、怪我などするわけ無いだろ。」」

 

僕のISを除いてね。僕のISは一応怪我はする。例えば一夏の雪片弐型で僕を切れば切ったところから出血する。その代わりその傷は何故か容易に回復してしまう。わけが分からないよ、僕のIS。

 

「あら篠ノ之さん?他人を気遣うのは当然のことでしてよ?」

 

「お前が言うか、この猫かぶりめ。」

 

「鬼の皮をかぶっているよりはマシですわ!」

 

おっそろしい・・・これが修羅場って言うやつか・・・。

 

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その日の夕方

 

「此処がIS学園・・・。フッ。」

 

一人の・・・茶髪をツインテールにした少女が。校門で静かに笑っていた。

 

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その日の夜

 

食堂で、パーティが開かれていた。

勿論クリスマスパーティとかじゃないよ?窓には『織斑一夏 クラス代表就任パーティ』って書いてあるし。

 

「織斑君、クラス代表決定おめでと〜!」{パンパンパンッ!}

 

「何で俺がクラス代表なんだ?勝ったのは千夏兄じゃないか。」

 

ん?何言ってるの?そんなめんどくさい事僕がやるわけ無いじゃないか。

 

「僕は元々クラス代表なんてやる気しなかったからね。試合だけやっておいて代表の座は譲ったの。」

 

「でもそれじゃやるのはセシリアじゃないか。何で俺なんだ?」

 

「それは、私が辞退したからですわ。」

 

「あんなにやりたがってたのにね(ボソッ」

 

「何か言いまして?」

 

「いえいえなんでも。」

 

いつも会話から外されるんだもん。ちょっとくらい話に混ぜてくれてもいいじゃんか。

 

「まぁ、試合では貴方が負けましたが、しかしそれは考えてみれば当然のこと。何せ|私《わたくし》が相手だったのですから。それでまぁ、大人気なく怒ったことを反省しまして、千夏さんから頂いた代表の座を、一夏さんに譲ることにしましたの。」

 

「いや〜セシリア分かってるね〜。」

 

「そうだよね〜せっかく男子が居るんだから、持ち上げないとね〜。」

 

何か箒がすっごく不満そうな顔してる・・・。

 

「人気者だな一夏。」

 

うわ、絶対不機嫌だこれ。

 

「そう思うか?」

 

「思う。」「フンッ!」

 

「何でそんなに機嫌が悪いんだよ。」

 

主に君が原因です。{カシャ}ん?

 

「はいは〜い、新聞部でーす。あぁ、セシリアちゃんも一緒に写真いいかな?千夏君も。」

 

「えっと、二人で、ですの?」

 

だから箒、そんな不機嫌な顔しないの。

 

「注目の専用気持ちだからね〜。あぁ、握手とかしてるといいかもね。」

 

「そ、そうですか。あの、撮った写真は当然頂けますわよね?」

 

「そりゃ勿論!さぁさぁ、立って立って。」

 

新聞部の・・・そういや名前聞いてないけど。まぁいいか。新聞部の人が促し、一夏は嫌々、オルコット・・・もう名前長いからセシリアでいいや。セシリアはうれしそうに立ち上がる。

 

「じゃ、握手してもらえるかな〜。あ、もうちょっと笑顔で。緊張しないで〜。それじゃ、撮るよ〜、ハ〜イ。」

{カシャ}

 

「・・・何故全員入ってますの!?」

 

「逆に僕隠れちゃったんだけど!?前の人の所為で!」

 

ひょっとして僕嫌われてる・・・?セシリア、写ってるだけでも満足してよ!僕写ってないからね!?両手を挙げて怒るな!

 

「あぁ、千夏君ごめん!まぁまぁまぁ、セシリアだけ抜け駆けは無いでしょ〜。」

 

「アハハハ・・・」

 

 

 

ちなみにこの後撮った写真では千夏が一夏に肩車された常態で取られた。千夏は急に持ち上げられたので必死に一夏の頭にしがみついていた状態で写真に写った。そのときの表情が無駄に可愛く、高値で売買されたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに千冬もその写真を買ったとか。

説明
工事の音ホントウザい・・・

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タグ
B★RS ブラック★ロックシューター インフィニット・ストラトス IS 

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