ハーフソウル 第九話・帝国五将軍
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一 ・ 夢

 

 夢だ。今はもう見慣れた、あの女の夢。

 

 帝都へと近付くにつれ、夢は日がな色濃く、鮮明になってゆく。

 

「……私は後世まで名を残す、罪人となろう」

 

 質素な室内。わずかな灯火の中、男が日記をつけているその横で、女はぽつりと呟いた。男は一瞬筆を止め、女へと微笑みかける。

 

「貴女が罪人なら、私は大罪人です。国を、臣民を、一族を騙し、この戦に踏み込んだ。同盟国すら巻き込んで、民のためにと旗印を掲げたところで……。本当は、貴女だけがいればそれでいいのです」

 

 女は静かに涙を落とした。男は日記を閉じて椅子から立ち上がり、彼女をそっと抱きしめる。

 

「後世は私たちを美しく飾るかも知れない。こうして書き残すことで、罪をあがなおうとするなど、やはり私たちは責められるべき咎人です」

 

 

 

 

 レニレウス領に戻った三人は、補給のためアレリア領に近い街に身を寄せた。公爵の証明書があるとはいえ、痕跡を追われる恐れもあって、森伝いに移動しての野宿が多かったためだ。

 

 セアルとレンが宿の一階で朝食を摂っていると、機嫌の悪そうなラストが二階から降りて来る。

 

「おはよう。……どうしたんだ。眠れなかったのか?」

 

「ああ……。後味の悪い夢を見ちまって。気晴らしに街の様子見てくるわ」

 

 朝食も摂らず、水だけ飲むとラストは外へと出て行った。セアルは帝都に近付くにつれて、ラストの様子がおかしい事に気付いた。

 

「……セアル、大丈夫?」

 

 隣でパンを食べていたレンが、セアルの顔色を心配する。

 

「大丈夫だよ。ラストのケガが気になっただけだから。俺の方はもう大体治ってる」

 

 吊り橋での戦闘は、たった一週間前の事だというのに、セアルの傷はほぼ完治していた。逆にラストの傷は、化膿止めなどを使っても、ひどく治りが悪かったのだ。

 

 自分は本当にバケモノなのかも知れないと、セアルは目を伏せた。

 

 ふと彼の手に、白く小さな手が重なる。

 

「大丈夫。ラストもきっと大丈夫。……セアルがもういいよ、って言うまで、わたしが傍にいてあげるから大丈夫」

 

 レンに励まされ、思わずセアルは微笑む。

 

 彼女の笑顔は、闇の中の小さな灯火に見えた。

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二 ・ 皇子と皇女

 

 帝国の首都、ガレリオン。

 

 旧ネリア領の端にあるこの巨大都市は、三公爵それぞれの領地からほぼ中央に位置していた。

 

 最後のネリア王、フラスニエルが皇帝となった後、旧ネリアの領地は全て、親交の深かったアレリア公爵に譲渡された。アレリア公爵は実質、他の公爵たちの倍近い領土を管理する事となったのだ。

 

 水資源の豊富なアレリア、穀倉地帯であるネリアの領土を保有し、アレリア公爵は帝国内部でも、絶大な権力を得ていた。

 

 

 

 

「殿下。そのような事では、この先皇帝として示しが付きませぬぞ」

 

 ガイザック将軍の本隊が撤退した翌日。古代建築様式が残る皇帝の間に、しわがれた声が木霊する。

 

 骸骨じみた宰相が傍らに立ちながら、玉座の皇子を叱責していた。

 

 齢十七にもなろうという皇子は、常におどおどしながら宰相を見上げ、顔色を窺う始末だった。

 

「だ、だが私は兵を出すのは反対だ。統一され平和になったこの国において、領内とはいえ街を包囲するなど。先帝はそのような暴挙を、お許しにはならない」

 

 宰相に怯えながらも、皇子アウルティンは必死に自分の意見を述べた。

 

「すぐに全ての街から引き上げさせるのだ。私の許可無く、軍を動かしてはならない」

 

 皇子のその言葉に、宰相はにべなく応える。

 

「畏れながら、殿下は静養なされた方がよろしいようですな。このわたくしめに、そのような口の利き方をなさるなど、あってはなりませぬ」

 

 凍えるような眼光を向けられ、皇子はすくみ上がった。

 

 その時、玉座横にある控え室のドアがゆっくりと開き、皇子によく似た黒髪の皇女が現れた。飾り立てはされていないものの、気品に溢れた山吹色のドレスを身に纏い、それは彼女のスミレ色の瞳によく映えている。

 

「宰相。もうお下がりなさい。今からダルダン公爵が、皇子に謁見に参るのです。お前がいては皆気兼ねする」

 

 皇子とよく似た面持ちでありながら、臆することなく言い放つ皇女に、宰相は不気味な笑みを投げかけた。二人の様子に皇子は震え上がったが、皇女はじっと宰相を睨みつける。

 

「仕方ありませぬ。ではわたくしはこれにて」

 

 皇女に気おされ、宰相は足早に皇帝の間から姿を消した。後に残された皇子は、泣きそうな顔をして皇女へと駆け寄る。

 

「アウルティン。なんて情けないの。男ならもっとしっかりしなさい!」

 

「……だってアウレリア。あいつ本当に怖いんだよ。何も無いがらんどうな目で、僕を覗き込んでくるんだ。でも、お父様もお母様も、ラストール兄様もいない今は、僕が頑張らないとアウレリアを護れない」

 

 気弱な皇子は、双子の妹に取りすがった。その様子に、皇女は慰めるように口を開く。

 

「大丈夫よ。ダルダンのお爺様が、ラストール兄様の事を話してくれるわ。先日ダルダン領で、ラストール兄様らしき人を見かけたとの情報があったのよ」

 

 二人の生母はアレリア公爵の妹であり、後見はアレリア公爵がするはずだった。だが伯父の公爵も生来病弱で、二人の後見は最年長のダルダン公爵が行っている。

 

 それを宰相とアレリア公爵の末弟は快く思っておらず、皇子と皇女は常に板ばさみの状態だった。

 

 程なく、皇帝の間にダルダン公爵が到着し、二人は喜んで出迎える。

 

「ねえ、お爺様。ラストール兄様の話をして下さい」

 

 まるで本当の祖父と孫のように、皇子は甘えた。わずか七歳で父母を亡くした二人には、ダルダン公爵は心を開けるわずかな忠臣の一人だったのだ。

 

 二人の期待に応え、ダルダン公爵は優しく語り始めた。

 

「勿論です殿下。先日レニレウス公爵からの情報で、ラストール殿下がこちらへ向かっておられるとの事でした。あの方が、帝国に仇なすなど到底考えられない。わたくしの命に代えましても、必ずお二人をラストール殿下とお引き合わせ致します」

 

 その言葉に二人は喜んだ。ただ公爵の身を案じ、無理はしないで欲しいと懇願した。

 

「皇子と皇女の御命令なら喜んで」

 

 年齢の割りに頑健な公爵は、嬉しそうに破顔した。

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三 ・ 帝国五将軍

 

 その時、大広間の入り口が騒がしくなった。振り向くと、衛兵を押しのけながら入室する、若い男の姿がある。

 

「……アレリア将軍。何用で参られたのかな」

 

 不躾な若い将軍に不快感を示し、ダルダン公爵は鋭く睨む。

 

「これはこれは、筆頭将軍殿。皇子と皇女の血縁である私が、この場にいても何もおかしくはないでしょう? 将軍殿も、すでに六十を越えられた御老体なのですから、後見をこの私にお譲り頂いた方がよろしいのでは」

 

 若さ故なのか、自分よりも遥かに年上の公爵に対し、アレリア将軍は慇懃無礼に言い放つ。

 

「さあ殿下。伯父上であられるアレリア公爵がお呼びですよ。お二人とも御仕度下さい」

 

 渋る皇子と皇女をなだめ、アレリア将軍は二人を後宮へと追いやる。

 

「ダルダン将軍。宰相殿がお呼びでしたので、貴殿も参られた方がよろしいですよ。今となっては、我々五将軍はあの方には逆らえぬ身の上なのですから」

 

 アレリア将軍の哄笑を背に、ダルダン将軍は皇帝の間を後にした。屈辱を与えられた事よりも、大人の世界へ否応なしに巻き込まれる、皇子と皇女の身上をただ案じた。

 

 

 

 

 重い足取りで、ダルダン将軍は宰相の執務室を訪れた。華美な執務卓で微笑む宰相に、これ以上はない嫌悪を憶える。

 

 宰相が武官を掌握して、どのくらいの年月が経つのか。

 

 否、むしろこの骸骨じみた老人は、果たして人間ですらあるのだろうか。

 

 十年前、建国を記念した黎明節の祭りの日。三公爵が皆領地へ戻り、帝都に将軍が二人しかいなかったあの日。一人は謀反を疑われて国を追われ、一人は逆賊、セトラ侯爵を討った英雄として祭り上げられた。

 

 その一件から侯爵家は断絶となり、建国以前からの武門の一族は、表舞台から姿を消す。

 

 謀反の実行者と目されたラストールは、王器を簒奪し行方をくらましたとされた。無論、彼に近しい者は誰も信じなかったが、若き天才の栄光と転落に、根も葉もない噂だけが一人歩きをする始末だったのだ。

 

 表向きは侯爵の遠縁となっていた彼だが、実は廃嫡された元皇太子の遺児だという風説が、以前から皇宮内でまことしやかに囁かれていた。ごく一部の者しか知らない、その秘密が漏れていたのだとしたら。

 

 ――全て、何かによって仕組まれているのではないか。

 

 ダルダン将軍は苦笑して、自らの妄念を振り払った。

 

 考えすぎだ。あるはずがない。そもそも、そんな事をして、一体誰が得をするというのか。

 

「何を笑っておるのだ、将軍」

 

 ふと目の前の宰相が、彼を睨みつけている。

 

「失礼致しました、宰相殿。ふいに昔の事を思い出しまして……。この年になりますと、懐かしい記憶ばかりが甦るのです」

 

 見透かされるのも面倒で、おおよそ『本当』の事を言ってダルダンはごまかした。レニレウス将軍から、宰相が遠見の王器を所持していると聞いていたのもあって、彼なりに用心は欠かさなかった。

 

「わかるぞ、将軍。私もよく昔の事を思い出すものだ」

 

 宰相は声を上げて笑う。

 

「ところで将軍。貴殿はセトラ侯爵と、懇意にされておったようだな。何か聞いておるのではないか?」

 

「……何かと申されますと?」

 

 先ほどの思考を読まれていたのかと思い、ダルダンは内心ひやりとする。

 

「侯爵が婿養子としてセトラ家に入る時、本当は姉の方と結婚するはずだった事を存じておろう」

 

「姉が失踪してしまったために、妹が家督を継ぎ、そこへ婿として入ったと聞きます」

 

「……姉の失踪理由を知っておるか?」

 

 見透かすようなまなざしで、宰相はダルダンを覗き込んだ。

 

「存じません。挙式の直前に失踪したために、ボリスは随分と心を痛めておりましたが」

 

 射るような宰相の視線を正面から受け止め、ダルダンは言葉を切った。

 

 そもそもこの男は、何故今になってこんな昔の事件を訊ねて来るのか。

 

「そうか、知らぬか。それはそうだ。あれは三十年も前の話だからの。もう知る者もおるまい。貴殿以外は」

 

 意味ありげな言葉を含ませ、宰相はダルダンを見る。

 

「ダルダン将軍に命ずる。私の選出した将軍一名と共に、逆賊ラストール・ルミナ・ネリア・ガレリオンを討って参れ。邪魔をする者は全て殺して構わぬ。これは皇子の命令である」

 

 皇子の紋章が入った命令書を叩きつけられ、ダルダンは呆然とする。

 

「貴殿の皇子に対する忠誠、見せてもらうぞ」

 

 骸骨が嘲笑う中、将軍は膝を折り、震える手で命令書を握り締めた。

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四 ・ 幻影

 

 宿を飛び出した後、ラストはあてもなく、ふらふらと街の中を彷徨った。知りたくもない他人の記憶を見せられているようで、眠りにつく事すら恐ろしかった。

 

 この夢は十年前から始まったが、シオンにいる頃は、ただ薄ぼんやりとしか見えなかったものが、ここ数日で急速に現実味を増して来ている。

 

 だがここまで来てしまった以上、もう後へは引けない。宰相を何とかしない限り、シオンへも戻れない。逃げたところで、結局帝都へと手繰り寄せられているのだ。

 

 足の向くまま徘徊していると、帝都へと続く北門まで来ていた。この道を行けば、懐かしくもつらい帝都へと辿り着ける。

 

 ぼんやり門の向こうを眺めていると、ラストの視界を一人の女が横切る。白い軍服に亜麻色の髪。

 

 そしてどこか見覚えのある、べっ甲細工の髪飾り。

 

「……姉上?」

 

 ラストは驚いて女を凝視した。女はラストには気付かず、そのまま北門を通り過ぎ、彼の視界からはずれて見えなくなる。

 

 はやる心を抑えて、ラストは女を追った。マルファスの言葉を信じるなら、姉は生きている。例えこれが宰相の罠だったとしても、追いかけないわけにはいかなかった。

 

 

 

 

 正午を一刻以上過ぎたというのに、ラストが宿へと戻る様子は無かった。様子を見て回るにしても、あまりに遅い。

 

 夕闇にまぎれて、街を出る算段はしていたが、別行動で連絡がつかない場合は想定していなかった。セアル自身が探しに行くのが最良だが、追われている中、レンを一人置いていくのも不安がある。

 

 セアルが思案していると、横からレンが袖を引っ張る。

 

「わたしここで待ってるから、ラストを探してきていいよ。大丈夫。危なくなっても、一人で逃げられるから」

 

 その言葉に心を決め、最小限の荷物を持たせ、街から出る手順を教えた。何があっても、他人に姿を見せてはいけない、隠れる時は、レニレウス領とアレリア領の領境の森へ隠れるように指示をする。

 

 レンはこくりとうなずいて、セアルを見上げる。

 

「ラストの事お願い。ちゃんと待ってるからね」

 

 

 

 

 目立たないよう用心しながら、セアルは街を一通り探してみた。市場や裏通り、墓場や門の周辺まで探したが、ラストの姿はどこにも見当たらない。

 

 五日前のダルダン領での包囲を思い出し、望楼のはしごを昇って遠くを見渡したが、帝都の軍らしきものは見えなかった。

遥か北には、帝都と思しき巨大な都市が浮かび上がる。

 

 ふと西に目をやると、一人の男が目に入った。布に巻かれた長柄を持って歩くさまは、ラストに違いない。

 

「あいつ何やってるんだ……」

 

 ラストの前方には、白い衣装を纏った女が見える。そして、その女の向かう先にも、もう一人。

 

 胸騒ぎを憶え、セアルは望楼を飛び降りた。北門を抜け、力の限り西の森へと急いだ。

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五 ・ 戻れぬ道

 

 出撃の直前、ダルダン将軍は皇宮内にある、将軍たちの控え室へと向かった。五将軍にはそれぞれ執務室が割り当てられていたが、宰相が選出した将軍が誰なのか、知らされていなかったのだ。

 

 控え室に入ると、そこにはすでに一人の将軍がいた。指揮官の証である白い軍服を纏い、緩やかに波打つ亜麻色の髪をまとめ上げている。

 

「お初にお目にかかります。ダルダン筆頭将軍」

 

 女性将軍の名を口にしかけながら、ダルダンは言葉を発する事が出来なかった。

 

「わたくしはアーシェラ・イリス・セトラと申します。断絶されたセトラ侯爵家の汚名をそそぐため、この任務に志願致しました。謀反人の娘であるわたくしを取り立てて下さった宰相様のために、この命捨てる覚悟でおります」

 

 ダルダンの目の前にいる将軍は、すでに親友の娘では無くなっていた。術をかけられているのか、操られているのかは分からなかったが、今は全ての記憶を失い、ただラストールを殺すために存在しているのだ。

 

 明るく勝気だったアーシェラはすでに、ここにはいない。ダルダンの事も忘れ、弟の事すら忘れた彼女の瞳には、憎悪の炎だけが宿っている。

 

 動揺を知られまいと、ダルダンは努めて冷静に彼女に訊ねる。

 

「セトラ将軍……。今回の任務に関して、隊を指揮する許可を、宰相殿から頂いておられるのか」

 

「いいえ。皇子の命により、兵は動かしてはならぬと聞き及んでおります」

 

 その言葉に、ダルダンは小さく馬鹿な、と呟いた。

 

 確実に討ち取るならば、兵を動かせばそれで済む事であるのに、兵も無しに討ち取れとは。指揮官が生身で一騎討ちなどと、正気の沙汰では無い。

 

 ダルダンの脳裏に、ふと宰相の言葉がよぎる。

 

 もう知る者もおるまい、お前以外は。

 

 ――あれは死ねと言っているのだ。

 

 セトラ家の当主が失踪した事件を、何故そこまで隠蔽したがるのか。それともダルダンやアーシェラを、ラストールと戦わせて、相討ちにしたいのか。

 

 ただ楽しんでいるだけなのではないかと思い当たった時、ダルダンは冷水を浴びる程の悪寒を感じた。

 

 宰相の持つ、底冷えのする悪意と狂気に、彼は恐怖した。骸骨の哄笑が聞こえた気がして、背筋が凍える。

 

「将軍。お体の具合でも?」

 

 何も知らぬアーシェラは怪訝な表情で、ダルダンを見つめる。

 

「何でもない。準備が出来次第、出撃する」

 

 ダルダンの頭には、すでに任務の事など無かった。ただこの哀れな姉弟が、お互い殺し合いをする事だけは避けたいとだけ、彼は思った。

 

「斥候による情報では、相手は三人との事です。兵を動かせぬ以上、苦戦になるかも知れませんが、忠誠を御覧に入れる良い機会だと思っております」

 

 忠誠。その言葉にダルダンはふと笑みを漏らす。すでに骸骨のあぎとに捕らわれた彼らには、戻る道など無かったのだ。

説明
創作歴史と創作神話を元にした、ダークファンタジー小説です。武器戦闘をメインにしてあり、魔術はあまり描いていません。男主人公。獣耳少女と男二人で旅をします。6963字。

あらすじ・神の箱庭・西アドナ大陸。古の神をその身に内包した少年セアルは、自らが箱庭を破壊するために作られた存在と知り、神の代行者と対立する道を選ぶ。
ラストを憎むガイザック将軍の魔の手から、レニレウス公爵の手引きで脱出したセアルたちだが……。
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