超次元ゲイムネプテューヌXWorld 第十七話 【微笑み】
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現在古城

 

プラネテューヌ、バーチャフォレストのとある森の中にひっそりとそびえ立つ古びた城、その内部の広間の一角のキッチンで氷室は腰にエプロンを巻きつけながら右手に握り締めた包丁で山菜を刻んでいた。

現在午前8時、夜行性のダンピールにとって最も辛い時間帯である。

本来ならば人を癒すはずの朝日もダンピールにとってはただの有害物質の塊のような物であった。

だが氷室はそんな事はお構いなしと言わんばかりに軽快な包丁捌きで山菜を一口大に切り、横で火にかけている鍋の火加減を確かめていた。

そんな事をしながら、広間に朝食の食欲をそそる匂いが充満し始めたとき、出入り口の扉から軽いノックの音が響いた。

 

氷室「何だライ? もう戻ってきた…の……か?」

 

目の前の光景に思わず氷室は右手に握り締めていた包丁を落としてしまった。

一瞬、本気でまだ寝ぼけているのかとも思ってしまった。

だが今、氷室の目の前で起きている現象は紛れも無く現実であり、事実である。

 

ライ「氷室、こいつら飼おうぜ?」

 

能天気に声を上げるライの両足は地面に着いていなかった。

代わりに地面に着いているのは体毛で覆われた4本の獣足。

そう、ライは((そいつ|・・・))に跨っているのだ。

昨日氷室とレオンが仕留め、ここにいる全員が腹の中に納めた――

 

 

フェンリスヴォルフに

 

 

氷室「………。」

 

――何やってんだ?

声はもはや呆れすぎて言葉にならなかった。

目の前に居る自分の想像を遙かに超えた行動を取った親友を、氷室はただ呆然と見つめることしか出来なかった。

試しに自らの目を擦って幻覚を見ているのではないかと疑ってみたりもした。

だが見れば見るほど、ライの行動は氷室の予測を超越した。

冷静に見るとそのフェンリスヴォルフは氷室とレオンが昨日仕留めた個体よりも遙かに大きかった。

全長で言えば2倍はあるだろうか? 恐らくこの一帯の狼のボスか何かなのだろう。

さらによく見るとライの背後、後方3mほどには4つの動めく影があった。

正確に言えば、それは4頭の茶色い毛を生やした馬であった。

――とすれば何か? ライが飼おうと言ったのはこの狼だけでなく……こいつらもか?

 

ライ「こいつ、俺に懐いて来てさ、けっこう可愛いぜ? それに馬は一番の機動力だろ? な?」

 

魔界では科学はもはや過去の遺物となっていた。

ゆえに空を飛び交う飛行機や道路を走る自動車は愚か、電車の1つも走ってはいなかった。

そのため、魔界における最も機動力に優れた乗り物といえば馬なのだ。

科学の代わりに発達している魔法の効力で馬に眠る潜在能力を限界まで引き出すことによって、走力、持続力共に申し分ない馬を作り上げて量産するため、魔界での馬の需要はこちらの世界で言う自動車と同等だった。

よって、氷室達にとって人数分の馬を飼うと言うのはどちらかと言えばメリットの方が高かった。

しかし、狼は勝手が違う。

正直な話メリットの欠片も無かった。

だが、目の前で仲良く戯れるライとフェンリスヴォルフを眺めているうちに、氷室の中の良心が本音を上回ってしまった。

 

氷室「……放し飼いにしろよ…。」

ライ「サンキュー! よしよし、今日からお前も俺達の仲間だぜ!」

 

無邪気に狼と戯れるライを尻目に、氷室は視線を落としながら深々とため息をついた。

これで良かったのか? と己に自問自答しているうちに、氷室の後ろから図太い声が聞こえてきた。

 

レオン「おーい、何やってんだ!? 朝飯食ったら早速作戦会議だ!」

氷室「ああ、今準備する。」

 

顔だけをレオンの方に向けながら、氷室は気だるい声を上げた。

――この状況をどう説明しようか?

その事に頭を抱えながら氷室は重い足取りを広間に向けた。

 

 

 

   ◆◆◆

 

 

 

レオン「じゃ、そろそろ始めるか。」

 

全員が食事を終えたことを確認したうえでレオンはナプキンを口に押し当てながら話し始めた。

テーブルを囲む椅子に座った3人を眺めながらレオンはただ1人、椅子から少し離れた位置で立ち尽くしていた。

表情は何時に無く真剣であり、生まれつきの悪い目つきをさらに鋭くさせながら、氷室に向けて軽く目配せをした。

レオンの意図を知った氷室はポケットに突っ込んでいた右手をレオンの方に向けながら、その掌から黒色の炎が灯り、11個の小さな炎の塊となって広間の壁の辺りでふわふわと浮遊していた。

 

レオン「氷室が昨日の夜から飛ばしてた蝙蝠が見てきた、この国にあるイレギュラーと判断された奴らだ。」

 

そう言うレオンが指差す炎の塊には薄っすらと人の顔らしき映像が浮かび上がった。

炎は揺らめきながらその形を変えているが、中に映る人の顔ははっきりとしていて微動だにしなかった。

直後にレオンは4つの炎の塊を指差すとそれについての説明を付け加えた。

 

レオン「で、こいつらが今、プラネテューヌで確認できた奴らだ。合計4人、まぁ1人は言うまでもないか……。」

 

レオンが指差した炎の塊は4つ、そのどれもが異なる顔をしていた。

1つは漆黒のコートに身を包んだ黒髪をした凛々しい青年である。

もう1つは同じように漆黒のコートに身を包み、包帯で左目を隠している銀髪を施した上の青年と同じぐらいの年頃と思われる青年だ。

かたやその隣に浮かぶ炎には和服に眼鏡を掛け、ポニーテールのような髪型に黄緑色の瞳をした、前の2人よりも年下と思われる少年だった。

そして最後の1つはこの4人が最もよく知る人物、昨日氷室がここへつれてきたキラの映像だった。

 

レオン「あと残りは現在ラステイションで行動中だ。一応、同じグループで行動していると思われる奴らで分けておく。」

 

レオンの言葉と同時に炎は残り7つの塊をそれぞれ4つ、2つ、1つのグループに離散させた。

その中の1つのグループである4つの炎に注目してみる。

1つは亜麻色の髪の先端をリボンで結び、白いコートと真っ白なマントを羽織っている小さめの少女。

その隣にあるのは黒髪のツインテールに黒いブレザーを身に着けた中高生ぐらいと思われる少女。

そしてその真下にある炎、そこに映し出されている映像は斜め上の少女の姿と極似、と言うよりはもはや姿は完全に一致しているがどこか異なる雰囲気を臭わせる少女。

最後の1つは紅の瞳にロングの茶髪のポニーテール、黒いコートと赤黒チェックのスカート姿の恐らくこの中で最年長と思われる女性だった。

 

2つの炎のグループが映し出したのは極めて異色な2人の女性だった。

そのうちの1人は全身を装甲で包んだ凛々しい大人の女性。

もう1人は茶髪に兎帽子をかぶったどう見ても5、6歳ぐらいの幼女だった。

妙に統一感の無いこの2人に氷室を含む全員が”何かの間違いか?”と思ったと言う…。

 

最後の1つの炎が映し出したのは1人の青年だった。

漆黒のコートに身を包んだ一見優しそうな青年だが、この青年だけ他と異なる点があった。

この青年だけはっきりとした映像ではなく、どことなくぼやけていて曖昧な部分が見られた。

さらに、中の炎の隅には1人の幼女の姿が映りこんでいた。

他の炎は各々1人ずつだが、この炎は明らかに異常だった。

 

レオン「おい氷室、こいつだけ何か手違いでもあったのか?」

氷室「んなはずねぇよ……何が原因なのかはわからねぇ…。」

 

肘をテーブルに突きながら氷室は重い声で答えた。

今までも氷室は自分自身の分身として蝙蝠を使って軽い情報収集を行っていたが、このような事態は初めてだった。

だがそんなことは、氷室達にとって些細な問題でしかなかった。

すぐにそんなことから話題をはずし、話は次の段階へと進んだ。

 

レオン「今回の目的はあくまで情報収集だ。時間も昼、不利な戦闘はなるだけ避けろ。とりあえず最低限の機動力としてライが拾ってきた馬があるが、とりあえず機動力の高いエスターと氷室がラステイション、俺とライがプラネテューヌに行く。いいな?」

 

レオンの言葉に対して3人は各々がどこか無気力な返事で返した。

一瞬レオンの眉が微かに動いた気もしたが、3人はさして気に留める様子も無かった。

そんなレオンを他所に、氷室とエスターはそれぞれがどのグループに行くのかをグダグダと話し合っていた。

 

エスター「……氷室、俺はこのチビと貧乳の所でいいですかい?」

氷室「それなら俺はこの兎頭と鎧女に行った後、このロリコン(と思われる)の所に行くが……何でだ?」

エスター「この丈夫そうなオモチャで壊れるまで遊んでみたい(なんとなく雰囲気が気に入らない)だけでさァ。」

氷室「本音と建前が逆になってるぞ。」

 

2つの炎を眺めながらエスターが背景に黒いオーラが見えるほどの悪どい笑みを浮かべている時、レオンはテーブルの上に大きめの白い紙を広げ、胸ポケットに右手を突っ込んでボールペンを取り出した。

そのまま躊躇せずにレオンは白紙にボールペンの先をつけ、流れるようにペンを走らせた。

大体レオンの思う図が書けたところでレオンはボールペンを逆さに持ち替えて口を開いた。

 

レオン「いいか? 俺達が今いるのがここだ。明日の昼に二手に分かれてそれぞれの国についた後、各グループに接触する。帰りは氷室とエスターは一気にここに帰ってくるのを避けろ。奴らに発信機でも取り付けられてたら厄介だ。ここから少し離れた土地の磁場をライが操作した。最初は馬で駆けてそのポイントを過ぎた辺りでラステイションに移動、帰りは馬でそのポイントを通過して帰って来い。」

 

白紙に描かれた大まかな地図を反対に持ったペンで指しながらレオンが2人に忠告する。

この4人の中でレオンは大概、こういう状況下において指揮を取る場面が多かった。

並外れた頭脳を生かして常に最悪の状況を視野に入れつつ的確な指示を送る、その能力は他の3人全員が認めるほどにレオンが特化していたからだ。

3人がこうして話を聞いている間にも、レオンは次々と作戦の細かい部分を話し続けた。

 

レオン「で、それぞれの連絡は信煙弾で取る。それぞれ一丁ずつ持っておけ。説明するまでもねぇが、魔力を込めて引き金を引けば思ったとおりの色の信煙が打ちあがる仕組みになってる。一応敵と接触したときは緑、撤退は赤、異常事態は黒の信煙と決めておくぞ。」

 

言いながらレオンは3人にほとんどが木で作られた、口径のみが3cmほどもある小型の銃を手渡した。

弾を装填する部分も見られなければ引き金もいたって簡易的な銃だが、銃身のみは鉄製であり、中央には奇妙な水晶のようなものが埋め込まれていた。

それぞれが一丁ずつ手に取ると各々はスーツの胸ポケットの中に仕舞い込み、再びレオンの話に耳を傾けた。

 

レオン「まぁ、戦闘する場所に関しては特に言うことはない。ただし、信煙弾が確認できない地下なんかはやめろ。それ以外なら市街地での戦闘もまぁいいだろ。住民も狂ってることだしな。」

ライ「?? 住民が狂ってるって何のことだよ?」

エスター「そうでさァ。別に変なとこは無かったですぜ?」

 

レオンの言葉にエスターとライの2人が首を傾げた。

――まさかこいつら、まだ気付いてないのか?

氷室とレオンは互いに顔を見合わせると深くため息を吐いた。

ため息が終わり、2人がライとエスターを見つめる目は極めて冷ややかだった。

 

氷室「お前らなぁ……特にエスター、実際にその場に居たんだろ?」

レオン「街中でドンパチやったんだろ? どうせお前のことだから派手に風飛ばしたりしたはずだ。なのに街の奴らときたら、野次馬どころか騒ぎ1つ起こさなかったそうじゃねぇか。どう考えても普通の奴が取る行動じゃねぇ。これが異常以外のなんだってんだよ。」

 

呆れた口調で2人がライとエスターに向けて話す。

ライとエスターは”あーあー!”とでも言いたそうな顔で2人の言葉に相槌を打った。

その様子を見ながら2人は再び盛大なため息を吐きながら頭を抱え込んだ。

――頭が良くないことは知ってたが、まさかここまでとは……。

2人は同じようなことをほぼ同時に心の中で呟いた。

 

レオン「……まぁいい。とりあえず、話はこれだけだ。後は各自、明日に備えて休むなり好きにしろ。最後に言うが、くれぐれも昼に行うことを忘れんなよ? 不利な戦闘は避けてやばくなったら離脱しろ。情報が手に入れば十分以上、無茶して仕留めろとは言わねぇからな。」

 

その言葉を最後にレオンは階段のほうを向いて歩みを進めた。

呼応するように3人も階段に向けて歩み寄り、ライとエスターは階段を駆け上ると2人よりも先に自室へと飛び込んだ。

レオンも自室のドアの前に立ち、ドアノブにその手を掛けた時だった。

 

氷室「レオン。」

レオン「? 何だよ?」

 

氷室の声にレオンはドアノブにかけた手を下げた。

レオンに歩み寄ると氷室はポケットに収めていた右手を引き抜き、レオンに向かって話しかけた。

 

氷室「相変わらずの良い指揮っぷりだな。こっちも安心できる。」

レオン「おだてても何もでねぇぜ? 全ては明日の作戦が完了してからだ。」

氷室「ああ、まぁ、やるだけやろうぜ? 終わったらご馳走とうまい酒でも用意するからよ。」

レオン「そうだな。楽しみにしとくぜ。」

 

そう言うと2人は互いに拳を出し合い、互いの拳を軽く押し当てた。

2人の顔はいつもの無表情な顔と目つきの悪い顔とはかけ離れた、純粋な微笑だった。

こうして互いの意志を再確認した後、2人は無言のままそれぞれの自室へと入っていった。

 

 

説明
やっと書けた…。
今回の話は主にレオンが主体です。
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コメント
Zさん>レオン「ならねぇよ。」 氷室「どうだかな。」 エスター「可能性ゼロじゃないでさァ。」 ライ「確かにな。」 レオン「縁起でもねぇからやめろ!!」 氷室「やっぱ自覚してんじゃねぇか。」 エスター「見栄っ張りでさァ。」 レオン「お前に言われたくねぇよ!」(クリケット)
リアおぜさん>氷室「鎧女じゃなけりゃ甲冑女か?」 エスター「漢女でさァ。」 レオン「もうちょっと考えろよ!」 エスター「めんどくさいでさァ。レオンもいいあだ名があるじゃないですかい。」 レオン「?? 初耳だぞ?」 エスター「魚ってあだ名が。」 レオン「お前が勝手につけたんだろうが!!」(クリケット)
ME-GAさん>エスター「別にやばくないでさァ。ちょっとオモチャ使って遊ぶだけでさァ。」 レオン「それがやべぇんだよ!」 氷室「こいつは自覚がないからな…。」 ライ「ある意味1番恐ろしいぜ……。」 エスター「楽しみでさァ。」 レオン「フウとネロが壊れなきゃ良いが……。」(クリケット)
クロさん>氷室「お前しかいねぇだろロリコン。」 レオン「見ず知らずの幼女を連れまわしてその挙句、共に一夜を過ごす……変態ロリコン野朗だな。」 エスター「ロリコンが怒っても大して何も感じないでさァ。」 ライ「3人がごめんな…。」(クリケット)
風音ツバキさん>エスター「そのうち行ってボロ雑巾になるまで遊んでやりまさァ。」 レオン「こいつのやる気スイッチは何処にあるんだか…。」 エスター「ヤる気スイッチ? 下ネタでさァ。」 氷室「殺る気スイッチなら今入った。一緒に行って殺らないか?」 レオン「どうしてそう捉えるんだよ!!」(クリケット)
藾弑さん>ライ「動物はなんでもOKだぜ!?」 氷室「ライは昔から動物に好かれるもんな。」 レオン「いや、あれは動物じゃなくてモンスターだろ?」 エスター「細けぇことは気にすんなでさァ。動物もモンスターも一緒でィ。」 ライ「そうそう、気にしないとこうぜ?」 レオン「……。」(クリケット)
燐さん>氷室「まぁ、仲は良いな。」 レオン「同じダンピール同士、長い間切磋琢磨してきたんだしな。」 エスター「正直、個性強い上に性格バラバラなのによくここまで持ったもんでさァ。」 ライ「ま、これからもこの仲は変わんねぇとおもうぜ?」(クリケット)
byZ レオンくん?飼い犬に手を噛まれるということにならないように気をつけてね?( Z ハデス)
フロム「まぁ、私らは確かに異色だよな…。」がすと「否定はしないですの。」フロム「てか鎧女って……」がすと「まぁ鎧に見えないことはないですの。」フロム「どこがだよ!装甲ついてるの肘と肩と手甲と膝と胸元と背中だけだぞ!」がすと「割と十分ですの」(リアルではおぜうタイプ@復帰)
テラ「情報は何よりも勝る。一気に氷室グループが押してきたな」 そうだね、やばいね キラ「それに、その…(主にエスターさんが)やばいというか…」 言いたいことは分かるぜ… テラ「ニーヴァ…がんばれ」 無事を祈る(ME-GA)
ゼロ「ロリコンって俺のことか?なぁあれ俺のことか?」 クロ「あの〜、ゼロ君。ちょっと目が怖いんですけど?」 ゼロ「なぁクロ、ロリコンって俺のことか?」クロ「い や・・・その俺には分からないな〜。アハハ・・・」ゼ ロ「そうか・・・あったら確実に息の根を止めてやらぁあ ああ!!」クロ「ゼロが暴走した!みんな逃げるん だ!!」(クロ)
フウ「はぁ…」 アリス「ただでさえ立て込んでるっつーのに嫌な気配が…」 フウカ「まぁ、頑張りなさい」 アリス「くっ…一人だけあんな展開になるからって…」 フウ「…まぁ、あんな事になってるからそうそう目立つ気もないんだけどさ、わたし達も」(風音ツバキ)
レオンイケメンですね! クァム「な!」それと狼を馬変わりにするのはすごいです! クァム「俺ならすぐに殺しちゃうかもw」いのちだいじに。(駆蘭)
紅夜「これから大変になるな」空「頑張れよ」紅夜「お前は呑気でいいな」空「だって僕その世界にいないし、つまり無関係」紅夜「(この鬼畜野郎)それにしてもこのパーティは仲がいいな」空「うん?そうだね。凸凹コンビとは正にこれだね」(燐)
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