【テドイア】落とした翼
説明
交わしたのは『契約』と言う名の『約束』。
「イア…!」
血に染まる彼女の身体を抱いて『神』を呪う。
「ねぇ、テッドさん…私…」
息も絶え絶えの中でそれでも彼女は笑った。何処までも幸せそうに。
「私、これでやっと…貴方だけの物に…」
切り落とされた白い翼。『神』の呪縛から解かれたと彼女は笑う。
しかし。
『天使』が翼を失くす事。それは命を落とす事と等しい事。
「お前は俺のものなんだろう?!俺は死ねと言ってないぞ!だから…っ!」
初めは戯れだった。
いつしか本気になった。
最期まで微笑んだ彼女に、彼は生涯一度きりの呪いをかけた。









大好きな天使ネタです。
テッドは人を食べる魔物。けれど自分が食べる分しか人間を狩らない。
だけど人を守る為に何人もの天使が退治に来るんですね。
でもすべて返り討ち。
困った神様は退治出来ないなら人を食べないよう説得しようとするわけです。
それに選ばれたのがイア。
神様は彼女を行かせたくなかったけど魔物が好む程に綺麗な魂を持つのは彼女だけだった。
そして使わされたイアはテッドと一緒に過ごしやがて恋に落ちる。
最初に好きになるのはテッドが先。
独占したいテッドは『契約』をイアと交わすわけです。
イアは魔物とする『契約』の意味を知らず騙されて署名してしまう。
『契約』によってテッドの物となった事を知った天はなんとかイアを取り戻そうとするが上位の魔物であるテッドの契約は強制力が強く生半可では解放できない。
焦った天界はイアを説得し連れ戻そうとするけれどこの時点でイアはすでにテッドに惹かれていて、自分が本当の意味で『テッドの物』ではない事を知るわけです。
交わした『約束』は果たされていない。
イアが『天使』である限りその身は天の物。
神の呪縛から抜け出すには天使である事を辞めなければいけないのです。
そして唯一イアの味方だった女神に願い翼を切り落としてしまう。
天使が翼を手折るとその痛みで死んでしまう。
イアが翼を落とした事を知ったテッドは、何とかしてイアの命を繋ぎ止める為に自分の翼を半分あげてしまうんです。
画像はその時のイメージです。
だから二人とも片方の羽根がない。
その後『天使』である事を棄て、テッドの命を半分受けて眷属となったイアは約束通り『テッドだけの物』となり、二人は誰に邪魔されることなく一緒になったのでした。

ポーズデータ→http://bit.ly/OUw2HY
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重音テッド テドイア VOCALOID UTAU UTANL MikuMikuDance 

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