リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ
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 そして、翌日。一真とはやて家は近くの河原に来ていた。目的は勿論、一真とシグナムの模擬戦の為である

 

 『しかし良かったのですかマスター?模擬戦を了承して』

 

 エクシアが聞くと

 

 「いいんだよ、これは俺がどこまで強くなったか確認するためでもある」

 

 『そういうことでしたら私は何も言いません』

 

 「待たせたな如月」

 

 一真が声のするほうに振り向くと、剣を持ったシグナムが来ていた

 

 「その服で戦うのか?」

 

 シグナムの服装は体にピッチリな黒のワンピースを着ていた

 

 「まだ、主に騎士甲冑を作ってもらっていないのでな。だが心配するな、一応これは防護服でもある」

 

 「(防護服なのは解ったが、目のやり場に困る)」

 

 一真は一旦後ろを向くと

 

 「(煩悩退散、煩悩退散・・・・・・)」

 

 頭の中に浮かび上がった煩悩を除去し始めた

 

 「(うっし)だけど、ここで戦って大丈夫なのか?」

 

 一真が聞くと

 

 「問題ない。既にシャマルが強固な結界を張っている。シャマルは援護にかけてはエキスパートだ誰も気づくことはない」

 

 「そうかい。じゃあ、俺達も準備しますか。エクシア」

 

 『start up』

 

 首にかけているネックレス(エクシア)が輝き、輝きが収まるとBJと剣となったエクシアを握った一真が立っていた

 

 「ほぅ、それがお前の防護服か。それに剣も使うとは・・・・ふふふ、楽しめそうだな」

 

 「お手柔らかに頼むぜ」

 

 一真は苦笑いで笑っているシグナムに言った

 

 「二人とも準備ええな?」

 

 「ああ」

 

 「はい」

 

 「ほんなら、試合・・・開始」

 

 はやての合図で一真とシグナムの模擬戦が始まった

 

 

 「はぁああああっ!」

 

 「でりゃぁあああ!!」

 

 合図ととも同時に動き、中心で剣と剣がぶつかり合った

 

 「はぁっ!」

 

 鍔迫り合いの最中、一真は開いている左手でシグナムの腹に掌底を叩き込み

 

 「せいっ!!」

 

 魔力を打ち込み吹き飛ばした

 

 「がぁっ!?」

 

 魔力を直接打ち込まれたことにより、シグナムは息を吐き出した

 

 「光波刃・追連!!」

 

 一真はその隙を逃さず、斬撃を二発放った

 

 「っく、炎障壁!」

 

 シグナムは剣から噴き出た炎で壁を作り、斬撃を防いだ

 

 「防がれたか・・・ならこいつはどうだ!雷の精霊50柱、集い来りて敵を撃て!魔法の射手・連弾雷の50矢!!」

 

 左拳を前に突き出すと、雷を纏った矢が放たれた

 

 「レヴァンティン」

 

 『explosion!schlange foam』

 

 弾薬が一つ排出され、シグナムの剣が連結刃へと変わり、楯になるようシグナムの周りをまわり、矢を防いだ

 

 「これまで防がれちまった・・・・いや、そうでもないな」

 

 防がれたことに驚いていた一真だが、よく見るとシグナムの体に何発か当たった痕跡があった

 

 「これで、終わり・・・・な訳無いよな?」

 

 「ふふふ、当然だ」

 

 シグナムは一真を捕らええるように連結刃を振った

 

 「(こいつは・・・逃げ場がないな)」

 

 自身を囲うように展開された連結刃を見て一真は冷や汗を流した

 

 「(いや、あることにはあるか。だけどタイミングが必要だな)」

 

 連結刃が迫る中、一真は脱出のタイミングを計っていた

 

 「はぁっ!!」

 

 シグナムが剣を振り下ろし、連結刃が迫ってきた瞬間

 

 「(今だ!!)」

 

 一真は瞬動を使った

 

 

 

 「か、一真君―――!?」

 

 二人の模擬戦を見ていたはやてはシグナムの連結刃で一真が死んでしまったと思ってしまった

 

 「はやてちゃん、落ち着いてください!」

 

 「これが落ちつけるわけないやろ!?一真君が死んでもうたやんか」

 

 「大丈夫です、デバイスには非殺傷モードと呼ばれるものが付いているので一真君は死んでいません」

 

 シャマルがそういうと

 

 「そうなんか?」

 

 「はい、ですから一真君は死んでいません」

 

 「・・・でもよ、全身切り傷は間違いないんじゃないか?」

 

 ヴィータがそういうと

 

 「ヴィータちゃん火に油を注がないで」

 

 ヴィータの言葉を聞き、再び一真の元に行こうとするはやてを抑えこむシャマルであった

 

 

 

 

 

 『schwert foam』

 

 連結刃から剣に戻したシグナムは一真がいるであろう場所を見ていた

 

 「(・・・・あの歳にしてこれ程の腕だとはな。恐ろしいものだ)」

 

 シグナムは一真の実力に驚愕していた

 

 「(だが、どんなに実力が高かろうと、実践戦闘の数はこちらが圧倒的に上)」

 

 シグナムは自分が勝ったと思っていたが

 

 

 「解放、魔法の射手・雷の60矢!」

 

 上空から一真の声が聞こえてきた

 

 「何!?」

 

 急いで上を見ると、所々服が破けていたがほぼ無傷の一真がいた

 

 「瞬雷蹴!!」

 

 一真は解放した魔法の矢を足に集め、飛び蹴りを繰り出していた

 

 「(速い!)」

 

 シグナムはよけるのが無理だと判断し、シールドを展開したが

 

 「っ何!?」

 

 一真の蹴りはシグナムの張ったシールドを一撃で蹴り破り

 

 「せいやぁあああああっ!!」

 

 「ぐわぁああああああ」

 

 シグナムを蹴り飛ばした

 

 「ふぅ〜〜〜(まさか、シールド壊すのに35矢も使うとはな)」

 

 一真はシグナムがいる場所を見ていると、立っているシグナムが見えた

 

 「今のを耐えたのか!?」

 

 「咄嗟に鞘で防がなかったら倒れていたさ」

 

 「どんな反射神経だよ」

 

 一真がシグナムの反射神経に驚いた

 

 「ふふふ・・・如月、お前は強い。私の想像以上にな。・・・もう少し、お前と刃を交えていたいが、今の蹴りで私も限界に近い。次の一撃で終わりにしよう」

 

 そういうと、RTから弾薬が三つ排出され、刀身に炎が噴出した

 

 「いいぜ」

 

 エクシアからも弾薬が排出され、金色の雷が刀身を覆った

 

 「「はぁあああああああ」」

 

 一瞬の静寂の後、開戦同様、同時に動いた

 

 「紫電・・一閃!!」

 

 「雷神閃!!」

 

 炎と雷が触れ爆発を起こした。そして、煙が晴れると

 

 「・・・・・」

 

 「私の負け・・だな」

 

 倒れているシグナムにエクシアを突き付けている一真がいた

 

 こうして、一真対シグナムの模擬戦は一真の勝利で幕を閉じた

 

説明
第04話
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コメント
あれは正真正銘のバグですw あそこまでとは言いませんw(クライシス)
バグですか。ネギまでいうラカン見たいにですかね〜〜〜(白の牙)
なるほど・・・。その頃になるとバグ化しそうですねw(クライシス)
そうですね〜〜、大体、リインフォースとの戦闘時までには習得させるつもりです(白の牙)
『千の雷』を使えるようになるのはどれくらい時間が掛かりますか?(クライシス)
今回、一真が勝てたのはシグナムが油断したからと、運です。もし、シグナムが気を抜いていなかったら一真は負けていました。それと、一真がシグナムと渡り合えたのは自分より強い物と戦っていたからです(白の牙)
よくオリ主が模擬戦でシグナムを倒しますけど実際ありえないですよね。場数が違うのに負けることなんてないと思うんですよね。経験は何よりの力ですから(竜羽)
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魔法少女リリカルなのは 転生 ネギまの魔法 ゼクスファクター(神具のみ) 

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