魔法少女リリカルなのはmemories 閑章 第七十一話
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超遅くなりました。

 

っていうか書き溜めすると投稿をさぼるということを知ったよ。

 

なので今日書いた分まで投稿します。

 

 

 

ちなみに、今回から始まるこの閑章ですが、予定では多分八話(←今日確定した気がする)です。

 

内容はかなり昔へと戻り、古代ベルカ時代の内容へと入りますので。

 

それではどうぞ!!

 

 

 

考えたら、pixivと同じで改ページすればこうやって説明できたよね?

 

 

 

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 ――ここで、オリヴィエ・ゼーゲブレヒトの話をしよう。

 

 オリヴィエ・ゼーゲブレヒト。聖王と言われ、聖王のゆりかごに搭乗して戦い抜いた人物。

 

 一部では聖王のゆりかごによって大規模次元震が発生して複数の世界が崩壊されたとも言われている。

 

 しかし今の現代にてあの時の戦争の詳細が次元震によって世界がたくさん崩壊されたために何があったのかはまだ分かっていない。それを今現在知っているのはオリヴィエの記憶を持っているナノハ・ゼーゲブレヒトだけ。

 

 旧暦462年のあの時に一体何があったのか。それについてもここで話そう。

 

 

 旧暦462年より以前、その時代はどの国も質量兵器の乱用されており、現代に残っているものがジュエルシードやレリックなどのロストロギアである。

 

 そのロストロギアの中には聖王のゆりかごも含まれていはいるが、あれらが作られたのはその時であった。

 

 そして質量兵器の乱用によってベルカの地に住めなくなり、周辺の次元世界に散ってまで再起しようとして、それを阻止しようと戦争が起こった。

 

 それぞれの世界が自分の国の領土を増やそうと別の次元世界へと進出し、一部の人間は無数にある次元世界全てを統治しようとしている国も存在していた。

 

 

 だが、それらの事に反対していたのが、病弱ではあったが何とか自分でも戦えるようにして最後のゆりかごの聖王と呼ばれている、聖王家の王女であったオリヴィエ・ゼーゲブレヒトであった。

 

 

 オリヴィエは世界の安定のためにも動きだし、数々の国との戦争へ赴いた。

 

 聖王オリヴィエは何度も国を作ろうとしている者たちを倒していったが、遂には聖王家へと攻撃を仕掛けて来る者もおり、次々に別の国が攻め込んできて霧がない戦いを続けていた。

 

 さらに聖王オリヴィエを追い詰めたのが、戦争を行っている最中に、聖王家内でも問題が起こっていた事であった。

 

 内部からのスパイがいることが分かり、最終的にはその正体が誰だか分かるのであるが、そのスパイが裏で動いていたものは最悪であった。

 

 あるロストロギアのプログラムを変え、情報を相手に漏えいしたりなどという事態になってしう。だがすぐにかなり機密な情報だけは、オリヴィエと側近で昔から信用できたシエルフィ・シルヴェルンの二人だけに留めることにして何とかなることに成功した。

 

 それ以降は最低限の被害だけで何とかなったのだが、このまま状況を変えなければ何十年にも続くだろうと思い、オリヴィエは最終手段に移動したのである。

 

 ――それが聖王のゆりかごによる襲撃であった。

 

 だがそれも、ある事がきっかけで聖王のゆりかごを動かすことにした。

 

 その動かす事となった発端となっていたものが、今はロストロギアである闇の書であった。

 

 それは聖王家としてスパイとして潜んでいた人物がプログラムを変えた事によるものであり、それによって世界は破滅へと向かう事となる。

 

 夜天の書であったプログラムを書き換えたロストロギアである闇の書。その当時の使用者は聖王家のある人間が持っていたものであるのだが、何者かによって誘拐されて所有者を放棄された。その盗んだ人物は先ほど言ったスパイであるのだが、スパイによってプログラムを書き換えられて闇の書となる。そしてその闇の書の次の所有者をオリヴィエと対抗していた国の国王にし、その人物は他人の魔力を徴収して次元世界全てを統治しようとしていた。そしてすべてのページが埋まって、すぐに闇の書の闇が姿を現して次々に次元世界を破壊していったのである。

 

 そのときオリヴィエは一度別の国を倒してベルカの地に戻ってきて闇の書の闇に対抗するための準備を整えていたのだが、準備が整い終わって闇の書の闇を倒すべく聖王のゆりかごに搭乗しようとするのだが、一度覇王であったクラウス・G・S・イングヴァルトに死地に向かうのかと止められた、しかしそれを振り切って、オリヴィエは聖王のゆりかごへと搭乗して、闇の書の闇と対抗するために戦地へと向かうのであった。

 

 そして闇の書の闇と聖王のゆりかごが戦い、互いに巨大なエネルギー砲が衝突したことによって、次元世界を超えた大規模次元震が発生する事となった。

 

 その結果、戦争に参加していたほとんどの国がその大規模次元震に巻き込まれていき、聖王のゆりかごもそのまま行方不明となり、古代ベルカ戦争は最悪な展開で幕を閉じるとなった。

 

 また古代ベルカ戦争の時、シエルフィはオリヴィエに託された隠し子を連れて戦争がない次元世界、今で言う第97管理外世界にある日本へと逃げていた。その隠し子がなのはへと繋がっており、その間にも御神流という剣技を身に着けていたのである。

 

 この後に質量兵器の禁止や、時空管理局などが出来て世界は安定したかのように思えた――

 

 

 

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「このまま続けば、ほかの次元世界もここと同じようになってしまう」

 

 聖王家王女、オリヴィエ・ゼーゲブレヒトは今の世界の現状をみながら、そう呟く。

 ベルカの地が住めなくなりはじめてから約数年、様々な国が次元世界へと進出していき、質量兵器による国同士の戦争が後を絶えなくなっていた。

 質量兵器がなければベルカの地もこうはならなかっただろうし、平和に暮らせていたはずであった。

 こうなることが見えていたら、直ちに質量兵器を即座に捨てるように言っていただろう。誰もがこのような事態になるとは思いもしていなかったのだから。

 

「それも過ぎた事か。私たちは気づくのが遅かったのだから」

 

 過去を振り返っていても仕方ないと思っていたオリヴィエはこれ以上過去を思い返すのは止める。今更そのような事をしたって遅いし、思え返したって前みたいな平和なベルカの地に戻るわけがない。今ではベルカの地を離れる者たちでたくさん増え、その者同士で争っているぐらいなのだから。

 オリヴィエは自分の部屋の窓から外を見る。外はもはや荒れ果てており、生きていける世界ではほとんどなくなっていた。ゆく先には自分たちもこのベルカの地を後にして、この故郷から離れないと生きていけないだろう。

 

「まぁ、今はそれよりもこの状況を何とかしなければな。このまま野放しにしている場合でもないからな。そのために私はこれから動こうとしているのだから」

 

 とか考えていると、オリヴィエが居るこの部屋のドアからノック音が聞こえてきて、オリヴィエはそちらの方へと体を振り向かせるのだった。

説明
J・S事件から八年後、高町なのははある青年に会った。

その青年はなのはに関わりがある人物だった。

だがなのはにはその記憶が消されていた。

消されていた記憶とは、なのはと青年の思い出であった。

二人が会ったことにより物語は始まり、そしてその二人によって管理局の歴史を大きく変える事件が起こる事になる。

それは、管理局の実態を知ったなのはと、親の復讐のために動いていた青年の二人が望んだことであった。



魔法戦記リリカルなのはmemories ?幼馴染と聖王の末裔?。始まります。
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