俺はフツーの高校生 其の六
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その後もありきたりの自己紹介や工夫を凝らしたおもしろい自己紹介が聞けた。

しかし、そのなかでも俺の目に止まった人たちがいた

15番・23番・36番の3人だ

一人ずつ紹介しよう

 

まず15番

種槙 桜(たねまき さくら)

子供っぽい見た目で目をきらきら輝かせていた。

「種槙桜です。好きな教科は理科です」

その言葉の裏づけをするかのように、制服の上から白衣を羽織っており首にはゴーグルを下げている。

この学校って白衣登校いいのか!?

「1年間よろしくお願いします」

前・後ろ・横の四方向の人たちにおじぎをしていたのだかそのときちらりと見えてしまったものがある。

そんなものどこから手に入れたのか、理科の実験で使いそうな薬品のビンとはさみやスポイトなどがちらりと見えた

…俺はなにも見てません。

 

次に23番

鬼灯 葵(ほおずき あおい)

よく町でみかけるようなショートヘアだ。

「鬼灯葵です」

とても気の弱そうな顔つきをしている。目が垂れていて優しそうな印象が強い。笑うと女の子みたいだ。

「同じ学年に姉がいます。ちょっかい出してる男子を見つけたらボクまで伝えてください。」

シスコンかっ!?

 

最後に36番

レオ・リリィフォールド

名前の通り外国人だ。金髪の髪の毛の人初めて見た。窓際で太陽が差し込んでいるのでとても輝いて見える。

「レオ・リリィフォールド」

名前だけを告げるとそのまま席に着いた。

お、おお?随分と素っ気無いなー

出席番号が一番最後だったので少しまとまりが悪い感じで自己紹介タイムは終わった。

「はい、みなさん。今日から1年間どんなことがあるか分かりませんがよろしくお願いしますね。明日は学校の説明とレクリエイションを行いたいと思います。」

一瞬にして空気が良くなった。

「では、みなさんさようなら」

さようなら

みんなが挨拶をし終えたと、同時にチャイムが鳴った

「紅葉!一緒に帰ろう?」

「おう」

鞄を持ち教室を出た

説明
桜庭高校(さくらばこうこう)に入学した、ごく普通の楠木紅葉(くすのきもみじ)と幼馴染の如月かえで(きさらぎかえで)。一年で13クラスもある中で5組と運よく同じクラスになった2人。紅葉は楽しい青春をおくるぞと意気込んでいる中クラスに入ると.... そんな紅葉についてつづりたいと思います
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