第3話「いざウォーターセブンへ!ルフィ海賊団に迫る新たな影?」
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あれからロビンは、俺が知ってるロビンかと言うくらいの変わりようだった。皆の前でも平然とした顔で俺に甘えてくるようになったのだ。その度に俺は、心安らぐ時間がない!別にロビンに甘えられて嫌ではないぞ!!むしろ嬉しいに決まっている。しかし、その度に周り連中からからかいのネタにされるのである。ま〜それだけならいいけど、あれ以来サンジからの視線が半端じゃない!以前俺の食事にキラリと光る物が入っていた。だが、ロビンがそれを見つけサンジに問い詰めたのである。あの時のロビン、スゲ〜怖かった。サンジに向かって無言で詰め寄っていた。後ろから見てた俺達にも解るくらいのプレッシャーだった。余りの恐怖にチョッパーは気絶をし、ナミは泣き出してしまったのである。流石は、今まで裏社会で生きてきただけのことはある。それ以来、サンジは嫉妬と羨ましいと言う怨念をぶつけるだけとなった。

 

○○(さて、そろそろウォーターセブンに着くけど、ナミは何か対策出来たのかな?)

 

俺は、ナミの所に聞きに行った。

 

○○「ナミ、何かいい案考えついたか?」

 

ナミ「あぁ○○。残念ながらお手上げ状態よ。この船は直らないうえに、ロビンの事もある。ま〜、ロビンの件については何の心配もしてないけどね♪」

 

○○「そうだな…問題はこの船の事か。」フーッ

 

ナミ「ねぇ、メリーは直らないのはわかったけど、何で貴方は其処まで落ち着いてるの?」

 

ナミは俺に自分の疑問をぶつけてきた。確かに、普通なら船が直らないと言われたら、落ち着いてられないわな。

 

○○「それは…秘密だ♪」

 

ナミ「教えなさいよ○○!!」

 

そんな俺とナミのやり取りを見て、気に入らない人物がいた。1人は当然サンジである。そして、もう1人はと言うと…

 

サンジ「クソッ○○のヤロ〜!我が愛しのナミさんと楽しそうに話やがって!!」メラメラ

 

ロビン「……」

 

サンジ「アイツにはロビンちゃんがいるってのに!!」

 

ロビン「……」スクッ

 

サンジ「あれ?ロビンちゃ…ん!?」ポロッ

 

サンジは、ロビンに声をかけようとしたが、ロビンの様子を見て吹かしてた煙草を落としてしまった。そんなサンジを気にせずに、ロビンはナミと○○の元に近寄った。あの時と同じ雰囲気を出しながら…

 

ロビン「あら、随分楽しそうに話してるわね。一体何の話かしら?」ニッコリ

 

ロビンの一言に俺とナミは、お互い壊れた人形みたいに、ギギギッと音が出そうな感じで後ろに振り返った。

 

○○「いや・・・その・・・別になにも・・・」アセアセ

 

ナミ「そそそ、そうよロビン!私達はこれからの件について話をしてただけよ!」アセアセ

 

ロビン「あらそう?なら、私がいても問題ないわね♪」

 

○○「まぁ・・・そうだな。」

 

ロビンが言う事はもっともなので、ロビンもここにいることになった。でも、よく考えたら別に何もやましい事してるわけでもないから問題ないけどさ。

 

○○(しかし・・・ロビンがここまで嫉妬深いとは思わなかったわ・・・)

 

そうこう考えてるうちに、ウォーターセブンにたどり着いたのである。

 

ルフィ「オ〜!島だ〜!!メシ食いて〜〜!!」

 

ゾロ「久々に、いい酒が手に入りそうだな。」

 

サンジ「そろそろ食料が尽きかけてるし、いい食材があればいいんだが・・・」

 

チョッパー「俺は、珍しい薬草とか売ってないか見に行きたいぞ♪」

 

ウソップ「ちょっと待てお前等!まずはメリーの修理が先だろう!早くちゃんとした船大工に見てもらわないと。」

 

ナミ「そうね。それじゃあ最初は船大工にメリーを見せましょう。で、修理可能ならその間に各自必要な物を買いに行って良いわよ?」

 

ルフィ「よ〜し決まった!まずはメリーを船大工に見せに行くぞ!」

 

一同「おぉ〜!」

 

俺達は、取り敢えず船大工に会いにウォーターセブンに上陸をした。

 

○○「・・・・・・」

 

俺は、魚人島迄の話を知ってるからこれから起きる事に頭を悩ませていた。そして・・・ロビンについても。

 

ロビン「フフッ、皆元気ね。」

 

ナミ「全くアイツ等ときたら!」

 

そんなこんなで、ウォーターセブンを歩いてる俺達。そして、一軒の店にたどり着いたのである。

 

ナミ「ごめん下さい。」

 

???「少し待っててくれ。」

 

暫くして、店の奥から男が表れてきた。

 

○○(アイスバーグか・・・)

 

当然俺は、その声の主が誰かは知っているが、敢えて口には出さなかった。

 

アイスバーグ「ンマー、客人とは珍しいな?一体何のようだ?」

 

サンジ「コイツ・・・オカマか?」

 

ゾロ「それ以外何に見えんだよ!」

 

アイスバーグ「ンマー失礼だな。俺はオカマじゃないぞ!これは口癖だ!」ドン

 

ウ・○「んな訳あるか〜!」ビシッ

 

盛大突っ込んだ俺とウソップを他所に、ナミは話続けた。

 

ナミ「実は、船の修理を頼みたいの。今船は南の船着き場に停めてるの。」

 

アイスバーグ「船の修理か・・・案内しろ。」

 

俺達は、アイスバーグの一言で船着き場に戻った。そして、答えは俺の思った通りの返事が返ってきた。

 

アイスバーグ「ざっと見せてもらったが、正直に言うと・・・もうこの船は修理は不可能だ。」

 

その一言に、ルフィ達は勿論、ナミやロビンまでもがショックを隠せなかった。事前に俺が通告したとは言え、長い間この船と苦楽を共にしてきた皆に取っては、悲しすぎる通告であった。しかし、それに反論する者がいた。ウソップである。

 

ウソップ「何で・・・何で直せね〜んだよ!お前船大工だろ!何とかしろよ!!あれか!金か、金が足りないのか?それなら・・・」

 

アイスバーグ「違う!金がどうとかじゃね〜!もう限界を既に越えてるんだ。この船は・・・直せるなら直せると言うさ!しかし、俺達はプロだ!見ただけで直せるか直せないか位はわかる!残念だが・・・」

 

ウソップ「そんな・・・そんなの嘘だ!」ドン!

 

ナミ「ウソップ!!」

 

ウソップは店を勢いよく出ていってしまった。行き先は・・・多分メリーの所だろう。

 

○○「アイツの場所ならわかる。さて、船長さん。どう決断するつもりで?」

 

俺はルフィに聞いた。返ってくる答えはわかっていたが、本人から聞かないといけないからだ。

 

ルフィ「直らね〜なら仕方ねぇ。・・・メリーとはここで別れる。」

 

○○「・・・・・・」

 

当然の回答に、俺はこれから起きる事に変更はないと確信した。

 

ナミ「ルフィ!取り敢えず船に戻って考えましょう。ウソップも捜さないといけないし。」

 

サンジ「そうですね。お前等、船に戻るぞ!」

 

サンジの声で俺達は船に戻った。

 

ナミ「ねぇ○○・・・ウソップは何処に行ったの?」

 

○○「俺の考えが合ってるなら、今頃メリーに戻って修理をしてるはずだ。」

 

ナミ「そう・・・」

 

船着き場に戻ってみると、案の定ウソップは船の修理をしていた。

 

ルフィ「ウソップ!」

 

ウソップ「おぉルフィ・・・何とか船直して別の奴に聞きに行こうぜ!あんな奴の言う事信じられるか!」

 

ルフィ「実はな・・・」

 

○○「・・・・・・」スタスタ

 

ロビン「○○・・・」

 

ウソップ「何だよ?」

 

ルフィ「実は・・・メリーとはここで別れる事にしたんだ。」

 

ウソップ「はっ?何言ってんだよ・・・何でそんな事言えんだよ。コイツも俺達の大切な仲間じゃないのかよ!!なのに・・・なのに何でそんな簡単に言えんだよ!!」

 

○○「ウソップ!!」

 

俺は、ルフィとウソップに割って入った。

 

○○「ルフィがそんな簡単に仲間を見捨てると思ってんのか!!悪いが、お前等にもこれから起きる事を話しておく!!ルフィ!文句はね〜な!」

 

ルフィ「・・・わかった。」

 

ルフィの許可ももらい、俺はこれから起きる出来事について話始めた。

 

○○「ゴーイングメリー号だが・・・残念だがアイスバーグの言う通りだ。アイツは、この島では一二を争うほどの大工の腕前だ。ソイツが言うんだから間違いわねぇ!!後、お前等がメリーを巡って決闘になるのをナミとロビンとで防ぐ方法を考えていた。何故か!それはこれから起きる事件に巻き込まれて仲間がバラバラだと勝てないからだ!」ゼェゼェ

 

俺は、力一杯叫びながらこれから起きる出来事について話した。

 

サンジ「ちょっと待て・・・お前何でそんな大事なこと今まで黙ってた。」

 

ウソップ「そうだぜ!そんな事が分かってるなら、何で前もって教えてくれなかったんだよ!」

 

サンジとウソップが、俺に突っかかってきた。それを止めたのは、事情を知っていたナミとロビンである。

 

ナミ「皆!○○が何故私とロビンだけに話したと思うの?」

 

チョッパー「何でだ?」

 

ロビン「それはね、彼が皆に余計な心配をかけたくなかったからなの。」

 

○○「あぁ、ロビン達の言う通りや。俺はあくまでも助言するだけのつもりだった。しかし、他の連中、特にルフィは自分で未来を切り開くタイプだから言わなかったんだ。極力俺だけで事を済ませたかったんだが、生憎俺にそんな力はない。だからナミとロビンに協力を求めたって訳さ。」

 

俺の言葉に皆は黙り混んでしまった。勿論ウソップもである。

 

○○「で、ルフィもウソップもまだ続けるつもりか?」

 

ル・ウ「・・・・・・」

 

○○「意義なしととらえるで?」

 

黙ったままのルフィとウソップをそのままにし、話を続けた。

 

○○「皆も異論はあらへんな?」

 

ゾロ「少しいいか?」

 

ゾロが質問してきた。

 

ゾロ「ひとまずメリーが直らねぇのはわかったが、もうひとつの件ってのは何だ?」

 

サンジ「あぁ、それは俺も気になっていたんだ。一体何なんだ?」

 

○○「もうひとつの件、それは・・・」

 

俺が続きを話そうとした時に、何処からか銃声の音が聞こえてきた。

 

 

・・・ダーン・・・

 

 

俺達は銃声の方に振り返った。そこにいたのはCP9の1人、カクが居たのである。そして、先程撃たれた銃弾は見事に俺の腹部を貫いていたのだった。

 

○○「油断・・・してた・・・わ・・・」ドサッ

 

全員「○○〜!!」

 

倒れた俺の側に皆が駆け寄ってきた。

 

ルフィ「オイ!○○!!しっかりしろ!」

 

ナミ「チョッパー!急いで○○を治療して!」

 

チョッパー「わかった!○○、しっかりしろ!!」

 

ロビン「そんな・・・」キッ

 

ロビンは、俺を撃ったCP9こカクを睨み付けた。

 

ロビン「貴方は・・・貴方だけは・・・許さない!!」

 

ルフィ「オメェ〜、ウチの大事な仲間に・・・何してんだよ!!」

 

ゾロ「覚悟は・・・出来てんだろうな!!」チャキッ

 

カク「おやおや?バレぬ様にやったんじゃが。やっぱりわしには銃は不向きじゃの。」

 

カクはそう言いながら、持っていた銃を足下に置いた。

 

カク「お主がニコ・ロビンじゃな。悪いがわしと一緒に来てもらおうか。」チャキッ

 

ロビン「貴方だけは許さない!○○に手を出すなんて!」

 

ルフィ「お前にロビンは連れていかせない!ゴムゴムの〜!!」

 

ゾロ「一刀流居合・・・」

 

ロビン「百花繚乱・・・」

 

カク「鉄塊`剛,!!」

 

ルフィ「バズーカ〜!!」ドン!

 

ゾロ「三十六悩鳳!!」ビュッ

 

ロビン「クラッチ!!」ボキッ

 

ルフィ、ゾロ、ロビンの攻撃をくらうカク。だが、カクは鉄塊で攻撃を防いでいたのだ。

 

ルフィ「なっ!?」

 

ロビン「何故!?」

 

ゾロ「コイツ・・・硬ぇ〜!!」

 

カク「お主等にこの鉄塊は破れぬ!さて・・・ニコ・ロビン。これ以上お主の仲間に手を出されたくなければ、わしと一緒に来てもらおうか。」

 

ロビン「クッ・・・」

 

○○「ロ、ロビン・・・行く・・・な!行け・・・ば・・・何・・・されるか・・・ガハッ」

 

チョッパー「喋るな○○!傷がまだ治ってないんだから!!」

 

ロビン「○○・・・」

 

ロビンは○○の姿をこれ以上見てられなかった。そして、ロビンは決断をした。

 

ロビン「これ以上、大切な仲間を傷付けないと約束して!」

 

カク「よかろう。約束してやろう。」

 

ロビンは、そのままカクの元に向かっていった。

 

ルフィ「ロビン!」

 

ナミ「待ってロビン!」

 

ロビン「・・・・・・」

 

ロビンは振り向き、そしてこう言い放ったのだ。

 

ロビン「皆、これ以上私に関わらないで。私はもう疲れたの。大切な人が又いなくなるのは耐えられないの。私はもう疲れたわ。」

 

○○「待て・・・ロビン!」ガバッ

 

俺は傷の事を気にせずに起き上がった。

 

チョッパー「動くな○○!命が危ないぞ!!」

 

チョッパーに忠告されたが、そしてロビンに詰め寄っていった。しかし、ロビンは・・・

 

ロビン「ごめんなさい○○・・・`百花繚乱,」ポロポロ

 

ロビンは、ハナハナの力で俺の周りに手を咲かせた。そして・・・

 

ロビン「`クラッチ´!」ポキッ

 

○○「グァッ!」

 

そのまま俺を残してロビンは行ってしまったのである。そして、チョッパー達が近づき声をかけられてたが、俺はそれを最後に意識が遠ざかっていった。

説明
何故かロビンのキャラが変わった話に路線が変更。
いずれはナミや、その他のキャラも!? 
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タグ
ワンピース オリ主×ロビン 

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