現象起こしの転生者第五十四話
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「ふいー到着したぜー」

 

やぁ皆元気か?今日も妹LOVEな零だ。

ただ今は先ほどの台詞の通り南極大陸の黒神基地の前方百メートル地点のあたり。

まぁ今の状況を説明するなら・・・

 

「見事にふぶいてるなぁ」

 

代弁ナイスだよ善吉。

見事な吹雪だ、まぁ邪魔くさいから消すけど。

 

「規則制限、吹雪が消える」

 

「・・・お兄さんホンマチートやね」

 

「まぁそういう能力ですし仕方ないと思います」

 

「そういうあんたは私たち人質の相手でいいの?」

 

「良いですよ?兄さんの後ろ姿が眺められるだけでも私は満足です

一回は振られてここにいることすらなかったかもしれないのに・・・」

 

「「一途・・・」」

 

やっはっは!道は開けた!行くぞ者ども!

 

「・・・・・・・寒い」

 

「お前・・・ちゃんと装備くらい着ろよ」

 

名瀬さんに言われなくても分かってるけど・・・ほら、ね!

楽しみじゃん?遠足みたいでさ!

 

「わかったよ、うん、着る」

 

規則制限、南極装備が俺に装備される。

 

「完了」

 

「便利だよなぁ」

 

そういわないで

 

「速く行こうぜ」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「どうだ〜?中身は?」

 

原作よりは早くつけたと思うんだけどなぁ

遅かったか?何も音がしないし。

 

「ん〜やっぱり遅かったみたいだなもぬけの殻だわ」

 

ん〜世界の修正力でも働いたかな?面倒だな。

今度は月に行かないといけないのか・・・ついでにあのバカも相手しないといけないのか。

まぁ球磨川さんが何とかしてくれるだろう。

 

「おーい零」

 

「あん?なんだよ善吉?」

 

「牢屋を見つけたんだ、めだかちゃんの匂いもするしビンゴだろ」

 

ああ、そうですよ善吉君、そのめだかの匂いがする牢屋がビンゴですよ・・・

原作読んでても思ったんだがよぉ・・・お前は犬か!?

 

「まぁいいけどさ・・・」

 

「どうした?」

 

「いや、なんでもない」

 

さて全員召集しないとな。

今期は俺がテレパシーの技を作ったから結構簡単だな。

 

「さて『無線糸電話(ノータイムフォン)』」

 

ぜーんいーんしょうしゅーう。

急げよー。急がないと名瀬さんがまぐろにスク水になる必要が出てくる。

 

「なんだと!?なんで俺がそんなことしないといけないんだよ!?」

 

「あ、早かったね名瀬さん」

 

にやにやして迎えて迎えてやろう。

そんなに慌てた顔して・・・面白いぜ名瀬さん。

 

「・・・・っぷ」

 

「笑うなー!俺が兄貴にスク水なんていやすぎるだろうが!」

 

「兄さん!なんてことしてるんですか!?

スク水くらい私がなってあげます!」

 

・・・姫ちゃんなんか聞き間違えてないか?

まぐろの部分を俺にとかいうありえない方向に。

 

「大丈夫やで妹ちゃん、おにーさんはさっきまぐろいう人に見せるとかって言うとったんやで?」

 

「そうそう、べつにそこの目つきの悪いのがおにーさんに見せるわけじゃないよ」

 

「え・・・あ・・・そうなんですか・・・」

 

ああああ!真っ赤な姫ちゃんも可愛いよ!

カメラで激写!激写だ!

 

「せいせいせい」

 

「え、ちょ、兄さん、こんなとこ止めてください〜」

 

「わかったやめよう」

 

「相変わらずね、零君・・・」

 

「お、江迎、虎居先輩」

 

「ただいま」

 

おかえり〜

 

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「で、目的地なんだけども」

 

「月だね」

 

ネタバレネタバレ〜肝心なところなんて言わせてやんないよ〜

まぁ今回も宇宙ステーションなんだけど・・・黒神家・・・デカすぎるよねー。

 

「・・・」

 

「そんな目で見るなよ善吉、一応あってんだからさ」

 

「はぁ・・・わかった行くぞ」

 

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とまぁそんなわけで外に来たんですが・・・

戦闘機がバラバラです、男のロマンの塊レーザ砲なんかも一緒に。

 

「・・・なるほど、これがお兄ちゃんにスク水する理由か・・・」

 

「名瀬さん、まぐろさんの呼び方が変わってます!それに顔もひきつってます!」

 

大丈夫か?そんなんじゃこの先の戦闘が出来ないぜ?

名瀬さんはもっといつものようにどしっとしてろよ。

まぁその顔の原因作ったのは俺だが。

 

「ん?おっと失礼、はじめまして、私は潜木もぐら、婚約者その一なのだー」

 

やあ超戦闘能力を持つ・・・もぐら・・・ちゃん?さん?呼び捨てか?

まぁいいや、どう見てもバカ丸出しですこの子。

 

「いやはや面倒くさいよね、純粋に強いって言うのも」

 

「わかるの?お兄さん」

 

「もちろん、理外点(おれ)だからね」

 

「で?どうするん?どうせやったらうちらも入って

九人がかりでもええねんで?」

 

何バカを言っているんだ、俺と姫ちゃんなら一人でも大丈夫だ。

でも今回は先が決まってるからなそういう風にさせてもらうさ。

 

「よし、ここは俺が行く、全員手を出すなよ?生徒会長は名乗ったら一対・・・」

 

「この糞バカ」

 

手刀!

 

「あがっ・・・零・・・何」

 

「お前は寝てろ、この先の南極でのストーリーの流れは一部

原作通りにさせてもらうからな」

 

「じゃあどうするんだよ零君?会長は倒れて俺が行こうか?」

 

いや、名瀬さんは却下だ、名瀬さんは今回の江迎の精神状況を見ることが出来なかったしね。

まぁ見れなかったのは主に俺のせいなんだが。

 

「いや、今回は江迎に行ってもらう」

 

「え?わたし?」

 

そうお前だよ江迎。

自分指さしてきょとんとしても結果変わんないから早くしてくれよ?

 

「お前はここに何をしに来た?ここで動こうが誰も文句言わねぇだろ?」

 

「零君・・・」

 

「とか言ってさり気に妹ちゃんの隣に移動してると言う・・・」

 

「さすがやね・・・もう動く気が無いみたいや」

 

そこ、うるさいよ、イチャイチャも理由の五割くらいあるけどどうでもいい。

 

「行ってこいよ、めだかを助けに来たんだろ?」

 

「・・・・・・・うん、そうだね」

 

一気に火がついたみたいだな。

そして、−方面にも火がついたか?

まぁいい、そこらへんはそこの物陰の人にやってもらおう。

 

「腐食系女子にして生徒会会計江迎怒江!

黒神さんのところに案内してもらう!」

 

「分解系女子にして婚約者その一潜木もぐら!

お前は代わりに地獄に送ってやるのだ!」

 

・・・・・・存分にやって。

俺はこのまま姫ちゃんと転移するし。

 

「『転送』」

 

「へ?兄さん何やって・・・」

 

よし完了

 

「あれ?妹ちゃんは?」

 

「おにーさんもおりまへんえ」

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

「・・・よう球磨川さん」

 

「『あ』『零君に姫ちゃん』『よくわかったね』」

 

当たり前だ、俺を誰だと思ってるんですか。

 

「球磨川さん・・・どうしてここにいるんですか!?」

 

「『うーん』『短くなるんだけどいいかな』?」

 

「よくないから長くしてください」

 

「『仕方ない』『それは後で皆と一緒の時にちゃんと話すよ』」

 

「兄さんが転送したのは球磨川さんがいたからなんですね」

 

そういうこと、急に連れてきて悪かったね。

 

「ごめんね?」

 

「いいです、兄さんにもやりたいことがあったんでしょう?」

 

「うん、一応はね」

 

「じゃあいいです」

 

いい子だよねー俺最高!

 

「『じゃあ』『しばらく戦況を見せてもらおうかな』

『助っ人はいつ入ればいい?』」

 

「今回は入ってもらいますが俺とです」

 

「『零君と?』『それじゃあ僕の出番がないじゃないか』」

 

「だいじょうぶですよ《こうすれば問題ないです》」

 

「『なるほど』『零君は零君だもんね』」

 

「《そういうことです》《姫ちゃんは見学していて》」

 

「あ、はい・・・あの、私はなぜここにいるんですか?」

 

「俺がイチャイチャしたいから」

 

「『さすがだね零君』」

 

「いえいえ」

 

「『じゃあ』」

 

「《ええ》」

 

「「『《色々やっちゃおうか》』」」

 

説明
神様と転生した主人公が
めだかで原作に入るお話

キャラ崩壊するかもです
作者は分が苦手です
俺TUEEEE系です
自分的解釈もあります

上記でもよい方以外はバックすることをお勧めします
構わないという方はよろしくお願いします
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神様がヒロイン 主人公最強 チート めだかボックス 

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