恋姫無双 釣りが好きな因果の中心 5
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5話:手紙は相手に内容が伝わらないと意味がない

 

一刀が桜歌と桜蘭とともに華琳の所に世話になってから1ヶ月。ようやく体の痛みがなくなり、自由に動けるようになった。その間に洛陽で皇帝が死去、将軍の暗殺事件があったが、一刀はどこの世界も似たようなものだなと思うだけであった。で、華琳に回復したことを報告に向かうと、一刀が(寝ながら)提案した街の警備について一刀が責任持つように御達しがあった。

 

一刀「でもさ、華琳なんで俺が責任もってやるんだ。こういうことなら喜んでやりそうな猫耳がいるだろう」

 

華琳「あぁ、桂花のこと。初めはやる気だったんだけど…思いのほかうまくいかなくて…ふさぎ込んでるわよ。というわけで、一刀あなたが責任もってやりなさい。心配ないわ、凪たちが警備隊にいるから詳しくは彼女たちに聞きなさい」

 

一刀「…せっかく回復したから釣りに出かけようと思ったんだが…(チャキッ)…わかったから、武器をしまってくれ。で、凪たちはどこにいるんだ」

 

華琳に凪たちの居場所を聞き早速向かう途中、春蘭に出くわし、勝負を挑まれるがそれを無視し、凪たちの所に行くと、現状を詳しく聞き、少し考えた後3人を置いてどこかに出かける。

 

一刀「華琳いるか」

 

華琳「あら、一刀どうしたのよ。さっき凪たちの所に向かったはずでしょう。まさかさぼりじゃ」

 

一刀「さぼるなら、わざわざ華琳の所に来ないだろう。いや、桜歌を少し借りたいんだが」

 

華琳「…………逢引でもするの」

 

一刀「違う。ちょっと警備隊のことでね」

 

一刀が自分の考えを詳しく話すと華琳はそれを了承。早速、桜歌(一刀を見つけ方に乗る桜蘭)を連れ街の商人たちに話をつける。一刀は城に戻ると、華琳に報告。その後、秋蘭と猫耳もとい荀ケ(いまだ方に乗っている桜蘭とそれを見守る桜歌)と話し合いながらどうにか兵を借りる算段をつける。

 

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一刀「それじゃ、ある程度終わったことだし、凪たちにこのことを報告したら俺は…」

 

華琳「ダメよ。きちんと今日一日警備隊にあなたの国の警備の仕方を仕込んでもらいます。もちろん貸し出した兵やこれから来る兵士にもね。それがあなたの今の仕事よ。で、それが終わったら」

 

一刀「まだ何か…(釣りの時間が〜)」

 

猫耳「全身…あなたが春蘭から逃げてるせいで不機嫌なのよ。だからおとなしく死になさい。いえ、むしろ殺されて頂戴」

 

一刀「猫耳、簡単に死ねだのなんだの言うもんじゃないぞ。あと、最初何を言いかけた」

 

荀ケ「ふん、貴方が私の名を呼ばないから私も、仕方なく(ニコッ)全身精液育成機って呼ぶしかないじゃない」

 

一刀「…猫耳が俺の名を呼んでくれればすぐにでも名前を呼ぶんだが」

 

桜蘭「ねぇねぇ、お母さんどうして耳をふさぐの?何も聞こえないよ」

 

桜歌「…桜蘭は気にしなくていいのよ…あの、荀ケ様。娘がいますのでできればそういった発言は」

 

荀ケの発言に桜歌は娘の耳をふさぎながら発言、『ふんっ』と鼻を鳴らしながらあさってのほうを向く。一刀は荀ケと華琳から死刑宣告?を受けため息をつきながら『しばらく釣はできそうもないなぁ』とぼやきながら桜歌たちを連れ警備隊宿舎に戻る

 

その後、春蘭との試合でぼろ負け、痛めつけられた体を引きずりながら休む。翌日、再び警備隊宿舎に顔をだし改めて自己紹介。で、とりあえず形になり自身も街に出て警邏を行いながら、街の住人と警備隊の隊員、凪たちそして、よく顔を出す季衣と仲良くなり時間を見つけては桜歌たちと一緒に食事や釣りに付き合うようになった。それから1か月後…警備隊宿舎で桜花と桜蘭が書類整備に追われている一刀にお茶を運んでいた

 

一刀「まったく、なんであの2人はこんな報告書をまとめられるか!!…すまん…で、次はどうなったんだ」

 

兵士A「…はい、次は………大丈夫ですか?隊長…ちゃんと休暇は取ってますか」

 

一刀「………あぁ、休暇返上で頑張ってるが、まぁ大丈夫だ。さて、残りは」

 

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??「すみません。道を聞きたいのですが…」

 

一刀「あぁ…………はい。どこへ行きたいんですか」

 

??「えっと、お城までの…」

 

??「…の前に、どこか飯が食えるところに案内してくれ」

 

??「ちょっと、文ちゃん」

 

道を聞きに来た2人組が何やらもめていると、その後ろから季衣が勢い良くあらわれる

 

季衣「兄ちゃん。ご飯食べに行こう」

 

桜歌「そうですよ一刀さんそんな調子じゃ、身が持ちませんよ」

 

兵士B「あとは自分たちが……隊長は彼女たちを案内するついでにお昼でも食べてきてください。ついでに少しでも休んでください」

 

桜蘭「お兄ちゃん…ご飯食べに行こうよ」

 

季衣「兄ちゃん…」

 

一刀「わかったよ。すまないが後を頼む…それじゃ、案内しますよ」

 

一刀は桜歌親子と季衣そして、道を聞きに来た2人を連れて宿舎を後にした。そして、歩きながらどこを案内しようかと考え込んでいると、季衣が質問してきた。

 

季衣「兄ちゃん何やってたの」

 

一刀「あぁ、警備隊の報告書をまとめてたんだが…2人の真桜と沙和の報告書がひどすぎてちょっと苦戦してたんだ」

 

桜歌「…あの2人ですか…………ちょっと罰でも与えたほうが」

 

??「なぁ、そんな話よりも飯は…できればおいしいところがいいな」

 

??「ちょっと文ちゃん」

 

一刀「季衣、この辺でうまい店はどこにあるんだ」

 

一刀は普段から食べ歩いている季衣に聞くと一刀の手を引っ張り案内する。その2人を追うようにほかの4人も続く。である飯屋の前にやってきた6人。季衣はおいしいと評判と聞き一度来てみたかったらしい。でその言葉を聞いた途端、道を聞いてきた1人となぜか意気投合。なぜか真名を許しあう中になっていた。それを見たもうひとりは呆れながらも一刀たちと一緒に店に入っていく2人に続き店に入る。

 

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華琳「あら、一刀じゃない。なに仕事を放り投げて女と食事…」

 

桜歌「あら、華琳様。嫉妬は見苦しいですよ…素直に一緒に食事したいと言えばいいのに」

 

華琳「ちょっと、桜歌。誰が一刀と食事したいと…」

 

一刀「じゃぁ、秋蘭に悪いから離れて食事するか…あと、昼食のついでにこの2人を食事するところに案内しただけだ」

 

一刀は華琳にそういうと隣のテーブルに座り注文。食事を食べながら隣の席の華琳と雑談しながら昼食をとっていたが、季衣がお変わりするため再び、注文するため店の人に声をかけるとウエイトレスらしき少女が来ると季衣の顔を見て大声を上げるt

 

??「あぁ…季衣こんなところで何やってるのよ…探したんだから」

 

季衣「んにゃ………あぁ流琉、どうしたのこんなところで遅いよ」

 

流琉?「遅いよ。じゃないよ。探したんだから」

 

季衣「えっ、だからお城で働いてるって書いてなかったっけ」

 

流琉?「そんなのどこか大きい家をお城と勘違いしてると思うわよ」

 

一刀「…華琳、すみませんが相席させてください」

 

桜歌・桜蘭「「私たちもお願いします」」

 

一刀たちは季衣と注文を聞きに来た少女が言い争いを始めたので料理を持って隣の華琳の席に避難する。その後何事もなかったように食事を始めると

 

華琳「…で、一刀そこの2人と一緒に食事に来たのかしら」

 

一刀「ん、警備隊宿舎に道を聞きに来てな…ちょうど報告書をまとめていたんだがいい加減外の空気を吸ったほうがいいと周囲から言われて序でにな」

 

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??「お父さんにはお世話になりまして………けど、似てませんね」

 

一刀「…誰が親子だ、そもそも俺は独身だ。それがなぜ親子」

 

??「ん、だってこっちの人と歩いてる姿なんかとても他人とは言えない空気だったぜ」

 

一刀「あのねぇ…………そういえば、城に何の用だったんだ」

 

??「えぇ、実は曹操様へ報告が…って、聞こえてたんですか」

 

桜蘭「ねぇ、一刀兄ちゃん…季衣ちゃんを止めなくていいの」

 

一刀「まぁね…桜蘭。食事が終わってからでも大丈夫だろう………華琳今日は誰か来る予定でもあるのか」

 

華琳「いえ、その予定はないけど…」

 

??「……………すみません。実は…」

 

2人は母娘と勘違いしたことを謝るが、そのことは特に怒っていなかった。で、食事が終わり、一刀はこれ以上店の被害を広げないためにも季衣たちの喧嘩を一旦とめる。で、2人の話を聞く為になぜか華琳と一緒に城に戻ることになった一刀は、警邏中の沙和と真桜を捕まえ2人にケンカの立会人を任せると桜歌たちと一緒に城に戻る。で2人(文醜と顔良)は主である袁紹が(嫉妬から)洛陽で暴政を働いている董卓を連合を組んで倒そうという話を持ってきた。華琳はその真意をもちろん分かったうえで連合に参加することを決意する。一方、一刀は2人の話を聞きながら袁紹に呆れ、桜蘭は一刀の背中ですやすやと眠り桜歌はその姿をニコニコしながら見ていた。その後、一刀と桜歌母娘は季衣たちが喧嘩している場所へ華琳とともに向かう。

 

真桜「あっ、隊長話し終わったん。ていうかこの2人の立会は死ぬかと思うたで」

 

沙和「そうなのぉ。これは隊長に責任…」

 

一刀「警邏の報告書をまともに出さない2人に対する罰だと思ってくれ」

 

沙和・真桜「「…うっ」」

 

華琳「そんなにひどいの」

 

真桜の報告書『これがあれば絡繰り夏侯惇将軍は完成や』

 

沙和の報告書『いい服がいっぱいあったのう』

 

一刀は2人の報告書を華琳に見せると華琳は頭を抱えた。それからしばらくしてようやく2人の体力が尽く形で決着がつく。華琳は、少女の力と料理の腕を買い自身の仲間に引き入れる。少女…流琉も季衣と一緒ということでそれを了承。

 

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一刀「…これにて一件落着」

 

真桜「じゃないわ………で、あの2人は大将に何のようやねん」

 

桜歌「真桜様それはですね……………」

 

桜歌から事の顛末を聞き嫌な顔をする真桜と沙和。一方、華琳は典韋を皆に紹介するため城に戻るろうとすると

 

華琳「あっ、そうだ。一刀それと桜歌と桜蘭も城に来なさい。流琉をきちんと紹介するから」

 

一刀「……………俺はこのまま釣りに行きたいんだが」

 

華琳「…駄目よ。それに昨日1日釣りをしていたと報告があるわよ。だから今日は諦めなさい」

 

典韋「えっと、兄様は釣りをするんですか?」

 

一刀「あぁ、趣味だからね…って兄様って」

 

典韋「えっ、季衣がそう呼んでるからいいかなって…駄目ですか」

 

若干涙目の典韋に一刀はそれを了承。で、全員で城に戻り、典韋を皆に紹介。荀ケは「また華琳様の近くに女性が」とうなっていたがその他は概ね歓迎していた。その後、袁紹の使者のことを話し、次の戦に向けそれぞれが準備にかかる。そんな中、一刀はわれ関せずといった風で桜蘭を肩車しながらその場を離れようとしたが

 

華琳「一刀。あなたは今回の戦いに強制参加よ…もちろん彼女たちは自主参加だけど」

 

一刀「…………………分かったよ。それじゃ、警備隊宿舎によって連合に参加している間のことを話し合ってくるな。ほら、凪あと真桜と沙和行くぞ」

 

猫耳「凪と真桜それから沙和その男をできれば消してきてくれる」

 

一刀は荀ケの言葉を無視しながら宿舎へ向かう。その後、自分たちがいない間のことや少人数での見回りを話し合った。翌日、華琳は連合に参加するために出発した

 

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一刀シアター

 

左慈「やっと董卓連合が結成されたか」

 

貂蝉「ようやく私の出番ねぇ…待ち侘びたわ……………けど、ご主人様の活躍が見れないのが残念ねぇ」

 

卑弥呼「さて、ワシもそろそろダーリンの所に戻るとするか」

 

于吉「我々も、もう少仕事に戻りますよ。まぁ、この映像は録画していますから、問題ないでしょう」

 

貂蝉たちは、董卓連合が結成されたことで堂々と向こうに行ける(于吉は左慈と2人っきりになれる)喜びでいっぱいであった。

 

貂蝉「けど、普段着のご主人様もいいけど………警備隊の鎧姿のご主人様もいいわねぇ。じゅるり」

 

左慈「ほどほどにしておけ貂蝉。今のあいつは下手をしたらおまえよりも強いぞ」

 

貂蝉「そんなこと、わぁ〜かってるわよぉ。ただ、あんないい男が目の前にいたら………襲わないと失礼じゃない」

 

緒船の言葉に卑弥呼と于吉は頷く。左慈は呆れながらも4人の頭の中を理解しようとするのをやめた

 

卑弥呼「それにしても、あの桜歌と桜蘭と一緒にいると本当の母娘に見えるぞ」

 

于吉「そうですねぇ。それに、曹操も北郷一刀の娘と言われた瞬間、嬉しさ半分怒り半分といった感じでしたね」

 

左慈「ふん、あいつが誰と夫婦になろうと関係ないが……………恐らく、全員と結婚しそうな気がするな…まぁ、………もつくらないといけないし選り取り見取りで丁度いいんじゃないか?」

 

左慈の言葉に貂蝉たちは一瞬考えたがそろって頷く。その後、貂蝉と卑弥呼は一刀がいる外史に向かった。

 

説明
様々な外史を巡り、元の世界を元に作られた外史で平和に暮らしていたが、左慈と貂蝉から今の自分の状況とこの世界の真の役割を聞き、世界を閉ざさない為物語を本人の意思とは関係なく作り続ける話…だと思う

華琳のところで働くことになった一刀と桜歌母娘。しかし、一刀の仕事は街の警備隊を鍛えることであったが……ある2人によって休日も取れない状態に陥る
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