魔法少女リリカルなのは DevilStrikerS ー機動六課の休暇 その4ー
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皆、各自風呂を堪能し、各自の部屋に戻ることにした。

 

「ほんなら、各自部屋に戻ってのんびりするのも良し、そこら辺でリラックスするのも良し、つまり自由行動やね」

 

はやての言葉で解散となり、各自それぞれで行動した。

なのは、フェイト、はやて達のように自分の部屋 に戻る者もいれば、シグナム、シャマルのように夜のティータイムを親しむ者もいた。

そしてここに二人、ある少年の部屋の前にいる少女達の姿があった。

 

「ねえスバル。本当に入るの?」

 

ティアナがスバルに聞いてくる。

 

「うん!それにさっきギルバーにも言っちゃったし、ギルバーもOKしてくれたから大丈夫!!」

 

スバルは自信有りげに言った。そして部屋をノックした。

 

「ギルバー、いる?遊びに来たよーー!!」

 

「はーい。空いてますよー」

 

するとギルバーの返事が聞こえた。

 

「うん!ほらティア!行くよ!!」

 

「あ、コラ、スバル!まだ心の準備が!」

 

めずらしくうろたえているティアナを引っ張って、スバルはドアを開けた。そこには…

 

「いらっしゃい。今紅茶入るから、楽にしといてくれ」

 

3つのカップに紅茶を入れているギルバーがいた。

 

「おじゃましまーす」

 

明るい感じで言うスバルに対し、

 

「お、おじゃまします…」

 

何だかぎこちない感じのティアナ。

そして二人はソファーに 腰掛けた。

 

「はい、どうぞ」

 

そう言って紅茶を渡すギルバー。

 

しばらく紅茶を飲みながら、談笑していたギルバー達だがスバルがギルバーにこう問い詰める。

 

「そういえばギルバー。何で部屋、一人がいいって言ったの?」

 

それにティアナも気になるのかギルバーに目を向ける。ギルバーは少々気まずげにこう言った。

 

「いやだって、異性が同じ部屋で一緒に寝泊まりって、まずいんじゃないかって思ってな」

 

「「え?なんで?」」

 

それに首を傾げる二人。

 

「いやいや、もう少し恥じらいを持てよ。というかティアナ…お前は一番まともだと思ってたのにな……」

 

「それはどういう意味かしら?」

 

ギルバーの言葉に怒る(?)ティアナ。

 

「………普通は異性が一緒の部屋だと、色々…な?」

 

「私の質問に答えてない!!」

 

 

 

 

――パシィィィン!――

 

 

 

 

「いってえ…何をする!ティアナ!というかどこから出したそのハリセンは!?」

 

「うっさい!私がスバルと一緒だというのを訂正しなさい!!」

 

「ちょ、ティア!それひどいよ!」

 

 

 

 

しばらくこんな感じの会話が続いていましたとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう…やめにしませんか?///」

 

「「い〜や!」」

 

「(なんで普通のホテルにこんな服があるんだよ!!)」

 

なのは達に着せ替え人形にされていた。まあヴィヴィオも着替えているので着せ替え大会のようである。因みにバルダは白いワンピースを、ヴィヴィオはいつか学校に行きたいと言っていたのでどこぞの制服を着ていた。

(まあどんな制服かは想像にお任せしよう)

 

「バルダって普段は大人びてるけど、可愛い顔してるよね」

 

「うん!バルダお兄ちゃん、女の子みたい!」

 

なのはとヴィヴィオの言葉に落胆するバルダ。

 

「うう……ねぇ、もう脱いでもいいでしょ?」

 

「「それはダメ!!」」

 

「そんな〜…」

 

その後もバルダの着せ替え大会は続いたのだった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで翌日…

 

 

 

 

 

「え〜と、色々楽しめたということで…これより私ら前線メンバー…機動六課に再出向します。明後日は決戦の日やから、皆体調は崩さないように」

 

「「「はい!!」」」

 

「はい…」

 

『にしてもバルダ、やけにやつれてないか?』

 

バルダの様子に気づいたはやてが皆に念話をする。

 

『あっ、気づいてた?はやてちゃん』

 

シャマルが話に賛同する。

 

『うん、シャマルも?』

 

『私は医者ですもの。当然です!』

 

『バルダはどうもなのはとヴィヴィオに着せ替え人形にされてたらしいよ。そしていろんな衣装を着せられたって』

 

念話中、ヴィータが新たな情報を言った。

 

『なんやて!?そんな面白いもんがあったんか!なのはちゃんも罪な子や!なんで私も誘ってくれなかったんやーーー!!』

 

はやては念話で叫んだ。

 

『はやてちゃん』

 

『ふえ!?なのはちゃん!?なんで…って念話してたんバレてた?』

 

いきなりなのはからの念話に驚くはやて。

 

『うん。あ、そうそうはやてちゃん。バルダの着せ替えについての話なんだけど……実はその時の写真を撮ってあるんだ』

 

『え!?ホンマに!?』

 

『ほんとほんと。また後で見せてあげる。可愛かったよ〜バルダ。ヴィヴィオも可愛かったけどね。そうだ!またバルダにいろんな衣装を着せてみようよ!!』

 

『わ〜〜楽しみにしとるわ、なのはちゃん!』

 

『うん!』

 

こうしてどんどんバルダの貞操が危なくなっていくのであった…

 

 

 

 

「っ!?な、何だか酷い悪寒が……」

 

 

バルダよ…強く生きろ。

 

説明
三十二話目です。
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コメント
これ遠回しの虐待じゃないの?(カイ)
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