御貢アペンドの挑戦状! 再び見参!・初音ミク 第1話 怪盗・御貢アペンドと雑誌記者ミク
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(雑誌“ゆけむり”編集部・編集長デスク)

 

 カタカタカタ・・・

 

 今日も雑誌編集部全員が、忙しそうに記事を作っていた。特に忙しそうに記事の校正を行っていた編集長の元へ、1本の電話が入った。

 

 トゥルルルル トゥルルルル ガチャ

 

編集長:はい、こちら“ゆけむり編集部”です・・・・あ! “きのこ温泉郷”の女威子(以下、メイコ)さんですか! その節はお世話になりました。はい、ミクならおります。すぐに代わりますので

 

 ポチッ・・・・・ガチャ

 

 編集長は内線・39、つまり、ミクの内線に繋いだ。

 

雑誌記者初音ミク(以下、ミク):はい、ミクです

電話の編集長の声:“きのこ温泉郷”のメイコさんからお電話よ

 

 ピッ

 

 編集長はメイコの外線ボタンを押し、メイコの電話をミクに繋いだ。

 

ミク:はい! ミクです!

メイコ:“巡咲庵”(じゅんしょうあん)のメイコです。お久しぶりね

ミク:お久ミク〜、あれからそちらはどうミクか?

メイコ:あの事件の後、ちゃんと例のお金は分配して、適切に使ったわ。温泉街も活気付いて、イイ感じになっているわ・・・・1つを除いては、だけどね・・・

ミク:ミクミク! またなんか問題が起きたミクか!?

メイコ:ええ。今度は前の“遺産相続問題”とかそういうのじゃないのよ・・・「怪盗」よ

ミク:ミク?? 「怪盗」??

メイコ:そーなの。今回は警察にも出動してもらっているの。なにせ“事後”だからね

ミク:ええ!! もう何か盗まれちゃったミクか!?

メイコ:残念ながらそうなのよね。詳しい事はこっちに来て貰って話すから、急で悪いんだけど、きのこ温泉郷の“巡咲庵”まで来てくれる? 全額コッチ持ちでいいから

ミク:え? いいミクけど、警察の人が入っているミクよね。雑誌記者のミクが行かなくても??

メイコ:あの人達じゃ、話にならないから、記者探偵のミクさんに頼ることにしたのよ

ミク:探偵になった覚えはないミクけど、ミク! わかったミク! 取材って事でいいミクね?

メイコ:有り難う! じゃあ、待っているからね

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 ガチャ。

 

 電話を切った後、ミクは編集長に先ほどの内容を、かいつまんで話した。編集長は今回こそは美味しい取材になりそうな予感がしたのか、全額向こう持ちの取材になったことが嬉しかったのか、即、OKを出した。

 

編集長:いいわ、今回は期日を設けないから、向こうの案件を解決するまで、取材に行ってきなさい。しかし・・・ミクさんはよほどあの温泉郷に縁があるのね

ミク:ミクミクミク・・・、そうみたいミクです

編集長:じゃあ、仕度して、すぐに向かって頂戴。あ! 全額向こう持ちだから、必ず領収書は切って貰ってね

ミク:はいミク

 

 ドタドタドタ・・・

 

 ゴーグルをかけた女性記者:へっっっんっしゅーちょーさっまー! ミックッせーーーーんぱーーい!

編集長:めぐみさん!

ミク:ミク! めぐみちゃん! どうしたミクか!?

 

 めぐみはミクの横に立って、体をクネクネさせていた。

 

めぐみ:ミク先輩〜、あの温泉郷の取材なら〜、一緒に連れていって下さいよ〜。お話、隣で〜、全部聞いちゃったんです〜

編集長:あっちゃー、めぐみのデスク、ミクの隣だったわ・・・・

ミク:ミク!? え、でも、今回のは事件取材で、呼ばれているの、ミクだけミクよ?

めぐみ:お願いしますよ〜。お役に立ちますから〜

編集長:はぁ・・・・いいわ、ミクのお手伝いしてきなさい。事件取材の経験もいいでしょうから

めぐみ:やったー☆!!!!

 

編集長:でも、向こう持ちなのは、ミクさんだけ。あなたはコッチ持ちにするから、ミクさんとは別の領収書を切って貰いなさいよ!

めぐみ:はーい☆

編集長:そういうわけだから、ミクさん、めぐみの事、宜しく頼むわね

ミク:わかりましたミク

めぐみ:行ってきまーす!!

 

 こうして、二人は取材用の仕度を済ませ、午後一の列車に乗って、きのこ温泉郷を目指したのだった。

 

 (車中)

 

めぐみ:わくわく! ミクさん、おやつ食べますか?

ミク:え? あ、うん。頂くミク

めぐみ:ミクさんは大好物の“ネギ味ポテチ”で、私は“キャロット味の煎餅!

 

 パリパリ

 

めぐみ:あー、美味しいです! ひっさびさの長期取材ですからね! 頑張りますデス!

ミク:うん、頑張ってミク

 

 パリ・・・・

 

めぐみ:・・・・気がかりなんですか?

ミク:ミクミク。前の案件でイロイロあった場所だし、あのメイコさんや、現職の刑事さんでも手を焼く事件ミクよ? 私で大丈夫ミクかな・・・・って、思ったミク

めぐみ:大丈夫ですよ! めぐみがついてます! 泥船に乗ったつもりで、ドーーーンと任せて下さい!

ミク:泥船じゃ、すぐ沈むんじゃ・・・・

めぐみ:細かいことは気にしないデス! やっほー! いざゆかん、温泉郷へ!

ミク:はぁ〜、本当に大丈夫ミクかな〜

 

***

 

 こうして、新幹線から、在来線に乗り継ぎ、夜になって、ようやっときのこ温泉郷駅に到着した。二人はすぐに1台だけ止まっていたタクシーに乗った。

 

タクシー運転手の升太(以下、升太):はーい、どちらまで?

ミク:“巡咲庵”までお願いしますミク

升太:はーい、わかりまし・・・・ん? ミク? もしかして、あなた、あの“ミク”さん?

ミク:そう、ミクけど?

升太:うっわ、凄い! あの“記者探偵ミクさん”を乗せちゃったよ!。ということは、あの事件の事でいらっしゃったんですか?

ミク:そうミク。でも、取材費は私の分だけ、メイコさんが全額持ってくれるミク

升太:よっし! これで安心だ! あ、私、タクシー運転手の“墓火炉 升太”(ぼかろ ますた)って言います!。その件でタクシーをお使いでしたら、この名刺の電話に繋いで下さい。話は通っているので、全額無料にしますよ! メイコさん経由で頂きますので

 

 ミクは升太から名刺を貰った。確かに所属タクシー会社と本人の名前、そして電話番号が記載されていた。

 

升太:では、巡咲庵に向かいますね

 

 ブロロロロ

 

 タクシーは軽快に走っていき、10分程度で巡咲庵までたどり着いたのだった。

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(温泉宿・巡咲庵・玄関)

 

ミク:あの〜、雑誌“ゆけむり”の記者のミクですが〜

 

 声に反応したのか、奥からスタスタと3人の女性が玄関にやってきたのだった。

 

女将の巡音 瑠香(以下、ルカ):ようこそ、いらっしゃいませ

若女将の鏡音 鈴(以下、リン):お久しぶりです!

メイコ:ミクさん! わざわざ来てくれて有り難う!・・・・って、そちらは?

めぐみ:宜しくお願いしますデス!

ミク:あはは、ミクの助手の“勇気めぐみ”さんミク。彼女の分は当然こちらで持つから安心してミク

メイコ:名探偵に助手ですか・・・ホームズにワトソン君・・・・うん! OK! 彼女の分も持ってあげるわ!

めぐみ:ラッキー☆!!!!

ミク:いいミクか?

メイコ:今回の事件は、人手があった方がいいと思ったので。刑事さん達、アテにならないし・・・・

 

ルカ:メイコさん、玄関ではナンですから、お部屋にご案内されたほうが・・・

メイコ:は! す、すいませんでした。部屋の準備は出来てます。食事も出来てますから、とりあえずくつろいで下さい

 

ミク:では、お世話になるミクです

めぐみ:おっ食事! おっ食事!

 

 こうして、二人と女将3人は、ミク達の部屋まで案内されたのだった。

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(宿泊部屋)

 

ミク:懐かしいミクね

めぐみ:うっわー、ここでミク先輩は謎を解いたんですね!

 

板前の神威学歩(以下、学歩):お食事は、山の幸の天ぷらときのこ鍋です

パティシエの海斗(以下、海斗):デザートには、バニラアイスを用意してますよ

メイコ:とりあえず事件の事は明日の午前中に刑事さんを交えて、じっくりお話します。今日はお風呂に入られて、じっくりお休み下さい

ミク:あ、でも、夜にネットで調べられるかもしれないから、ざっくりでいいですから、お話いただけるミクか?

メイコ:ざっくりね〜、うーん、じゃあ“アレ”だけ渡しておこうかな

 

 ピポポ

 

 メイコは部屋の内線を使って、経理担当の鏡音 蓮(以下、レン)に電話し、“アレ”を持ってきて貰うよう連絡した。

 

 2分後

 

 ガラッ

 

レン:メイコさん! これですね!

メイコ:あ、そうそう! 有り難うね

 

 メイコはレンから、2枚の“紙”を受け取った。

 

レン:あ、ミクさん、お久しぶりです!

ミク:レンさん、お久ミクね!

レン:着いて早々、“アレ”に挑むのはちょっと無理だと思うんですが、まぁ今回はじっくり考えられると思うので

ミク:“アレ”ミクか・・・・

 

メイコ:えっと、とにかく、簡単に言うと“御貢(みく)アペンド”って名乗る“怪盗”が、この山の上にある、“古河ミキ”さんが女将をやっている温泉宿“幹清館”(かんせいかん)に飾ってあった大事な絵画を盗んでいったんです

ミク:え!? なんで“怪盗”の名前を知っているミクか?

めぐみ:そうですね。盗みに入る前の予告状で名前を知るとかなら、わかりますが、盗まれてから自分の足跡を残す泥棒さんはいませんよね

 

メイコ:それが、今回は予告状無しに盗まれて、盗まれた後の額縁に、こんな事が書かれた用紙が挟まっていたんです。あ、これは当然コピーですよ

 

 メイコがミク達に見せたものは、“普通の文面の置き手紙”らしきモノだった。

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<2010年度の生徒紹介、町の話題、行事まとめ>

 

○1丁目に住んでいる、親子の仲がいいので有名なムツ君の机はクラスで前から4つ目、左から4列目にあって、ほぼ中央にあるため、先生にさされる事が多いようです。彼とその友達の2人は飼育委員で、小屋の掃除の仕事は金曜日です。ちなみにムツ君の教室は、4Fの左から3つ目です。

 

○今年の冬に中国から留学してきた“ジョ”さんは、2丁目の冬月さんの家にステイさせてもらってます。彼女は、第3土曜日に冬月さんから日本語を教えて貰ってます。またお手伝いもしていて、第3木曜日には重い“危険物”をゴミ置き場まで運んでいて、第3日曜日には冬月さんの子供たちの世話をしており、また月初めの金曜日には、冬月さんへ中国料理をご馳走してます。

 

○3丁目に住んでいる桜ヤヨイさんはマンション住まいで、自宅は5Fの真ん中です。非常に頭の回転が速く、気が利く生徒で、第2月曜日のゴミ出し日にはちゃんと生ゴミをゴミ置き場に出しに行き、月初めには、食事の手伝いもしています。第3木曜日はカレーの日だそうで、彼女の作るカレーは非常に美味しいと家族にも評判です。また彼女の親戚が4丁目に住んでいて、そこの親父さんが飼っているウサギが子供達にとても人気です。月初めには子供達を囲んでウサギの餌やりをしたり、第1土曜日、第3火曜日の“掃除の日”には、子供達も手伝っているそうです。第1月曜日、第3日曜日は、ウサギのご褒美日で、いつもより美味しい餌を貰ってます。

 

○5丁目にある田んぼの稲は、第3土曜日に手入れをしましたが、その前に、第1木曜日から本格的な田植えを行いました。

 

○6丁目にある件の貯水池ですが、やはり昨年の地震で作られたヒビから漏れているらしく、水が無い状態が続いておりました。第2日曜日の調査(第2水曜日、第2金曜日の視察により決定した日)の結果、第3月曜日に本格工事を行いました。

 

○7丁目にある仕事部屋兼住宅に住んでいます“あや”さんが書かれている小説は、読者人気が高く、第1木曜日に発売された新作は、第3金曜日までの集計で、ベストセラーになってました。また同日の第3金曜日の話題ランキングでは、第1月曜日に編集さんと相談して決めた新作の発表を第2水曜日に発表しましたが、その話題がチャートを登っていったようで上位にランクインされてました。裏情報では、編集さんとの相談の前日である、第1日曜日に、既に編集さんの方から業界へ大体の動きが流れていた等という噂もありました。

 

○8丁目に植わっていた記念の大木は、元気よい葉っぱを付けており、第2月曜日の観察でも問題が指摘される事が無く、雨が降らなかった事で生育が懸念されたため、第3木曜日に再調査を行ったが、ここでも問題は無かった。

 

○4丁目5番地に住む長野さんは、今年も、第3日曜日に月見会を行いました。準備は第3水曜日(長野さん曰く、その前日の夜から個人的な準備は行われていたそうです)から行われていたらしく本格的でした。この告知は、第1火曜日から掲示板に張り出されていたそうです。

 

○5丁目5番地に住んでいる出雲町会長は、2010年度も第2火曜日〜第2金曜日まで島根に帰省してました。その間、用事のある方がいましたので、第4金曜日に集まって貰いました。また第1火曜日も忙しかったらしく、同日に集まって貰いました。

 

○5丁目6番地にある畑ですが、今年度も、第3金曜日に初霜を観測致しました。しかし観測地区以外の観察者からの情報では、第2日曜日に既に霜は降りていたとの報告もありました。報告者は6丁目6番地在住の散田さんです。教職についており、非常に多忙な方ですが、趣味で観測をしているそうです。他地区の情報では、隣町が第3水曜日であり、その隣が第4木曜日だったそうです。

 

 以上です。

 

P.S. Can you solve this mystery?

 

From 怪盗・御貢アペンド

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ミク:・・・・・・・・・学校とか役所の報告書みたいミクね。今回はいわゆる見て解るような“暗号文”じゃないミクね

めぐみ:あ、でも、最後に、“From 怪盗・御貢アペンド”って書かれてあるし、その上に、“Can you solve this mystery?”って書いてあるから、これ、立派な“怪盗からの挑戦状”ですよね!

 

メイコ:“御貢アペンド”を名乗る怪盗が残した挑戦状、“Can you solve this mystery?”、つまり、「君に謎が解けるかな?」、って事です

 

ミク:しっかし、今回はまた、変わった文面・・・というか暗号文章??ミクね〜

めぐみ:“普通に読める”から、またこれがやっかいですよね

 

メイコ:これが、ここの全員、私ですら、そして、警察まで解けなくて、事件の捜査が全く進まないんですよ

ミク:今回は“盗み”だから警察も動いたミクね

 

メイコ:ま、とにかく、このコピーは2枚用意しましたから、各自1枚ずつ持っていて下さい。それと夜遅くの到着ですし、とにかく謎解きは明日ということで

 

ミク:そうミクね。じゃあ、食事を頂いて、温泉に入って、ゆっくり休ませていただくミクよ

めぐみ:そうしますね!

 

 パクパクパクパク・・・・・・・・・・

 

メイコ:うふふ、ミクさんの食べっぷり、何度見ても清々しいです

ミク:ひょふ、ミヒュか? (そうミクか?)

めぐみ:わひゃひも、まひぇていみゃせんひょ?(私も負けていませんよ?)

 

 こうして、各自2人前の食事を完食し、一休みした後、二人で温泉風呂に向かったのでした。

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(夜・大浴場内の露天風呂)

 

 カポーーーン

 

 夜の景色はさすがに良かった。湯気の立つ温泉の湯船も最高だった。ミクはツインテールを持ち上げてタオルを乗っけており、めぐみは髪をタオルで巻き上げて、露天風呂に浸かっていた。

 

ミク:はぁ゛〜、しみるミク〜

めぐみ:素敵な温泉宿ですね〜

ミク:とりあえず、今日は疲れを癒して、明日事情を聞いて、現場検証してから、早速、暗号文の解読に移るミクよ

めぐみ:そうですね、全額向こう持ちですからね。事件解決は速い方がいいし

ミク:あ、そうそう、前回はこの近くのお店にもきっかけが隠れていたし、足でかせぐ事もやるかもミク

めぐみ:大丈夫です! 足には自信があります!

ミク:よっし! ほんじゃま、出てから、すぐに寝るミクね。事情を聞かないと解けない気がするミク

めぐみ:はい!

 

 ざざーーーー、ざぱっ!

 

 二人は湯船を出て、更衣室で浴衣に着替えて、自室に戻ったのだった。

 

***

 

(夜中・宿泊部屋)

 

ミク:ぐうーーーー

めぐみ:ぐぅーーー・・・・・・ねえ、先輩?

ミク:ぐぅ・・・・・ミクミク、やっぱり寝付けないミク?

めぐみ:あの暗号文、本当に暗号文なんですかね? どうみても“普通の連絡文”だと思うんですが?

ミク:うーん、前にここで起きた事でも、“一筋縄ではいかない”事件だったミク。こっちも“全力”でかからないと、ダメだと思うミク。とにかく寝ようミク。“寝不足でダメでした”は通じないミクよ?

めぐみ:はい・・・・・・・・・・・

ミク:・・・・・・今回は、なんか嫌な予感がするミクね・・・・・・・・・

 

 こうして、二人は疲れた体を休め、次の日に望んだのだった。

 

(続く)

 

CAST

 

雑誌記者・初音ミク:初音ミク

部下・勇気めぐみ:GUMI

 

きのこ温泉郷の温泉宿“巡咲庵”の大女将・咲音 女威子(メイコ):MEIKO

温泉宿“巡咲庵”の女将・巡音 瑠香(ルカ):巡音ルカ

温泉宿“巡咲庵”の若女将・鏡音 鈴(リン):鏡音リン

温泉宿“巡咲庵”の経理担当・鏡音 蓮(レン):鏡音レン

温泉宿“巡咲庵”のパティシエ・工藤海斗:KAITO

温泉宿“巡咲庵”の板長・神威学歩:神威がくぽ

 

タクシー運転手・升太:墓火炉 升太

 

幹清館”(かんせいかん)の女将・古河ミキ(ミキ):miki

 

編集長、その他:エキストラの皆さん

説明
○ボーカロイド小説シリーズ第10作目の”御貢アペンドの挑戦状! 再び見参!・初音ミク“シリーズの第1話です。
○食いしん坊雑誌記者の初音ミクさんが、またまた探偵となって、謎に挑みます。
○今回も例の温泉郷で事件があったようですが、ちと様子が違うようで…

☆今回は第3弾「ゆけむり旅情・きのこ温泉郷の謎」の続編です。
☆勿論事件が違う物なんですが、(ピアプロ投稿当時)“ミク・アペンド“、が発売された事もあるので、今回は彼女に出て貰いました。
☆さてさて、きのこ温泉郷に起こった、別の事件とは・・・。
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Vocaloid 初音ミク Append GUMI 年長組 鏡音リン 鏡音レン 巡音ルカ 神威がくぽ AHSボカロ 

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