NOVEL大戦 FIRST 出会い
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IS学園、屋上…

 

そこではジンヤがのんびりしていた。

 

「相変わらずの良い天気だ…今日は曇りなしだからな…」

 

すると、空からキラーンと何かが光った。

 

「うわぁぁぁぁぁぁ?!」

 

「へっ?!」

 

空から何かが落ちてきた。

 

思わずジンヤは右の方へ回避した。

 

ビターン!!

 

そして、何かが屋上に激突した。

 

「人、だよな…」

 

落ちてきたのは人で5人の女性だった。

 

そのうちの4人は赤のドレスにツインテールをしていてたり、黒を基調としたラフな格好で茶髪をショートにしていたり、男装すれば物凄く似合いそうな女性に肩まで伸びる黒髪をサイドテールにしていて、目が赤く、おっとりとした雰囲気の女性だった。

 

だが、そのうちの1人の女性の顔を見るとジンヤは驚愕した。

 

「シャル?!」

 

そう、その1人はシャルロット・デュノアだった。

 

「おかしいな…シャルは一時帰国しているのに…」

 

シャルはBSAAから提供された忍・灰狐のデータを持ってフランスに一時的に帰国している。

 

「とりあえず、僕の部屋に運ぶか…」

 

ジンヤは彼女達を自分の部屋に運んだ。

 

そして、ジンヤの部屋に運ばれて数分後…

 

「ん?ここは…」

 

赤のドレスをした女性が目を覚ました。

 

「あ、芽衣。起きた?」

 

芽衣という女性より少し早く起きたシャルは芽衣に声を描けた。

 

「シャル、ココは一体…」

 

「IS学園さ、もっとも別世界のな…」

 

シャルが芽衣の質問に答えようとすると部屋に戻って来たジンヤが答えた。

 

「君は…」

 

「それより、他の3人は起こさないのか?」

 

ジンヤにそう言われて、芽衣とシャルは他の3人を起こし出した。

 

「ん、シャル?」

 

「あ、天海くん…」

 

「ここは何所なんだろう?」

 

他の3人が起きた所でジンヤは自己紹介をした。

 

「僕は神崎(ジンザキ)ジンヤ。BSAA極東支部所属で、言っておくけど国籍はアメリカだからね」

 

ジンヤは自己紹介をすると、芽衣も自己紹介をした。

 

「親切にどうも、僕は天海芽衣。元の世界ではBSAA日本支部所属しているよ。あ、後…」

 

すると、芽衣は赤のドレスを脱いだ。

 

「え、まさか…」

 

「うん、僕…男の子なんだ…」

 

「………」

 

実は芽衣は男性だと知ったジンヤはフリーズした。

 

「じ、自己紹介するからな!俺はアリス・ミストライン。BSAA北欧支部所属でよろしくな♪」

 

「僕はシャリーニ・リティア。気軽にシャナと呼んでくれ♪」

 

「私は久方莉乃。BSAAの訓練生でよろしくね」

 

「僕はシャルロット・デュノア、その…芽衣とはその…恋人なんだ///」

 

ミストライン達は自己紹介しつつシャルは顔を赤らめて芽衣との関係を言った。

 

そこにラウとアリスが入ってきた。

 

「ジンヤ、訪問者は起きたか?」

 

「ああ、紹介するね。兄の神崎ラウと妹分のアリスだよ」

 

「BSAA極東支部所属の神崎ラウだ。気軽にラウと呼んでくれ」

 

「私は神崎アリス♪よろしくね♪」

 

アリスが自己紹介をすると、ミストラインが反応した。

 

「お前もアリスなのか?奇遇だな、俺もアリスだ♪」

 

「お姉ちゃんもアリス?仲良くなろ♪」

 

アリスとミストラインが仲良くなっていると、ラウは芽衣達に言った。

 

「なあ、元の世界でIS学園に居たんだよな?」

 

「はい、そうですけど…」

 

「こっちの世界に居る間は授業に出たらどうだ?」

 

ラウがそう提案すると、芽衣は僅かだが顔をしかめた。

 

それをラウは気付いた。

 

「…織斑千冬と会うのは嫌なのか?」

 

「…何故分かったんですか?」

 

「27年も生きればカンが冴え渡るからな…アイツはしばらく停職くらっているから大丈夫だ」

 

ラウの言葉に芽衣達は驚いた。

 

「停職?!一体、何でそうなったんですか!?」

 

「あ?なんでも、理事長にキン肉バスターならぬ千冬バスターをくらわして半殺しにしたらしい…」

 

ラウは芽衣達の質問にはぐらかした。

 

「………嘘だよな」

 

「…ああ、本当はアメリカ大統領のマイケル・ウィルソンJrに喧嘩を売ったんだよ。その前にはアリスを悪党に引き渡そうとして、キレたジンヤにボコされたんだ」

 

ラウがそこまで言うと、アリスはA(アリス)パッドを起動させて、芽衣達にある映像を見せた。

 

それは学園祭でのジンヤVS千冬の映像だった。

 

死闘の果てにジンヤが村正ブレードで千冬のIS、暮桜を一刀両断にして倒した。

 

「…それでアイツはしばらく停職になった。アイツと鉢合わせにならないからな」

 

すると、ジンヤは自身の愛銃らS&W M29をカスタムしたウルフをガンスピンしながら芽衣に言った。

 

「まあ、とりあえずよろしくな、芽衣」

 

「そうだね、ジンヤ」

 

そして、2人は握手をした。

 

一方、とある深海…

 

そこには機械禦鏖帝国マトリンティスの本拠地、機械要塞ターミネルがあった。

 

そこであるマトロイドが首だけになったロボゴーグから指示を受けていた。

 

『しばらく私は自身を修復する。それまでは貴様に全てを一任する、マトリックスのロトN!』

 

ロボゴーグがそう言うと、ロボゴーグの新たな秘書であるマトリックスのロトNが言った。

 

『分かりました、閣下。このロトN、閣下の御期待を裏切らないようにします』

 

新たな幹部マトロイド、マトリックスのロトN。

 

彼女の登場に芽衣達とどのようにかかわってくるのか…

 

 

それはいずれ分かるだろう…

 

 

説明
今回からコラボことNOVEL大戦開始です!

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IS インフィニット・ストラトス NOVEL大戦 空から降ってきた 男の娘 

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