真・恋姫†無双〜2人目の天の御使い〜 第23話 戦いの始まり
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俺が賊討伐から帰ってきて2週間

 最近諸国の動きが活発になってきている

袁紹を筆頭に反董卓連合が組まれると言う話をよく耳にする。詠が言うにはまだ回避出来る道はあると言う

 だけど、この戦いは避けては通れない道と言うのを俺は知ってる

 

たぶん真琴もそれは知っているはずだ。月たちにとっては辛い戦いになるだろう

 

 

俺はいつも通りの特訓が終わったが、真琴と一緒にまだ鍛錬場に居た

 俺は于吉から貰った豆を食べる決意をしていた。

英次「よし、食べるぞ」

真琴「う、うん」

 緊張する、痛みってどれくらい痛いんだろう、怖くなってきた

ごちゃごちゃ考えても仕方ない。豆を口に入れ、噛み砕く。

真琴「ど、どう?」

 真琴が心配そうに聞いてくる

英次「あ・・・ぐっ・・・な・・・何だこれ?」

 力が体の内側から湧き出てくる。

真琴「英次!?大丈夫!?」

英次「う・・うぐ・・・うわぁぁぁ!」

 その力が体を引きちぎろうとしている感じがした。

真琴「英次〜」

 俺はそのまま気を失った。

 

俺が目を覚ましたときには自分の部屋で寝ていた。

英次「ここは俺の部屋か・・・うぐ・・・」

 体が言う事聞かない、これが于吉の言っていた痛みか、想像以上だ

英次「くぅ・・動かないならこのまま寝よう」

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そして朝・・・目が覚めると、俺の目の前に真琴が居た

 

真琴「英次?目が覚めたの?」

英次「あぁ昨日も夜に目が覚めたんだ」

 真琴は安心した表情をして

真琴「どう?体の調子は?」

英次「あぁ」

 俺は少し動かしてみた、痛みがあるがまったく動けないほどではない

英次「何とか動けそうだ」

真琴「特訓は無理だね」

英次「そうだな、動くだけで精一杯だ」

 結局俺はそれから4日間痛みと戦いながらの生活をした。

 

5日目、俺はようやく痛みもなくなり普段通りに動けるようになる

 

英次「・・・・・」

 俺は違和感を感じていた。

英次「この感覚なんだろう?・・・うーん・・・」

この感覚が何なのかわからずに、考え込む

英次(うーん・・・)

 

 すると俺の部屋の扉が慌しく開けられる

霞「大変や!」

英次「霞?どうしたんだ?」

霞「袁紹の奴連合軍を組んでこっちに攻め込んで来たで!」

英次「なんだって!?」

 とうとう来たのか、この戦いが、

俺と霞は急いで玉座へと急ぐ

 玉座に入ると

詠「くっこんな事になるなんて・・・もっと早くに手を打てばこんな事には」

 詠があんな事言うなんて

英次「詠!今はそんな事言っている場合じゃないぞ」

詠「わかってるわよ!」

 詠が大きな声で怒鳴る

英次「お、おうそれないいんだけど(こえー)」

 詠は少し考え込む。

英次(連合軍か、当然一刀も居るんだよな)

詠「華雄、霞、英次は水関へ言って、恋と真琴は虎牢関へ」

 

真琴「ちょっと何で英次と離れるのよ、私も英次の所がいい」

詠「わがまま言わないで、虎牢関は最後の砦なの、撤退してきた時に最後の砦に一番強い人を置いておきたいの」

英次「真琴、詠の言う事を聞いてくれ」

真琴「英次がそう言うなら・・・」

 

詠「相手は遠征してきている。兵糧がなくなれば撤退していくわ、なるべく守りを固めて」

 詠の指示を聞いて俺たち水関へと行く

 

 

これから大きな戦いだ。俺がこの世界に来たことでどんな結果が生まれるかわからないけど、

大切な人たちを絶対に守ってみせる。俺が強さを求めた理由なのだから

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〜そして一方、連合軍〜

一刀:視点

 俺たちは連合軍の拠点に着いた。

一刀「すごい人だな」

あまりにも人多くてビックリだ。ここまでの人が集まるなんて

春蘭「北郷、何をしている置いてくぞ」

一刀「おう、待ってくれ」

 慌てて春蘭を追う

 

その時考えていた。董卓が悪政?本当なんだろうか?確かに帝を保護しているけど

帝を使って権力を使っているなんて信じられない。英次だって居るんだろうし

そんな悪人の所に英次が居るなんて思えない。

華琳に連合軍への参加をやめるように言ったけど、華琳は他の国の戦力を見たいとかで

連合軍へ参加した。

 

一刀「結局とめられなかったな」

 ボソっと言った言葉に反応したのが桂花だった

桂花「まだ言ってるの?あんたの言ってた奴が信頼出来るって言うけど、確証がないでしょ

それに華琳様だって言ってたでしょ、他の国の戦力を直接見れるんだから」

一刀「そりゃそうだけど」

 

英次と戦うことになるんだな。英次は今どんな気持ちなんだろう

 

〜その頃、水関にて〜

 

霞「さてさて、敵はどれだけおるんやろか?」

華雄「ふん、全部倒せばいいだけだ」

英次「・・・・・」

霞「どないしたん?」

 俺が何かを考え事してたのがばれたのか、霞が声をかける

英次「あっ・・・いや何でもない」

 一刀の事考えたなんて言えないよ。

ここで一刀と敵対するんだな。本来なら一刀の味方で居たいけど

ここに居るのは仲間なんだ。何とか守りたいよ、それで一刀と味方になればいいなぁ・・・

 

英次「何てそんな都合よくいかないか・・・」

 自分に言い聞かせるように小さな声で言う

 

そして1人の兵士が報告に来る

兵士「申し上げます。敵は4里先に居ます。数はおよそ10万」

霞「ほぅ〜10万か、えらい数やな」

英次「10万!?こっちの倍以上だな」

霞「ご苦労さん、下がってええで」

 兵士は霞の言葉を聞いて下がった

華雄「10万か、面白い私が出て討ち取ってやる」

霞「アホか詠の指示忘れたんか、ここで篭城して、敵の兵糧切れを待つんや」

 華雄さんは悔しいそうな顔をしてる。

英次「これだけの人が居たら兵糧もなくなるのは早いかな、それなりの量を持ってきてはいると思うけど」

霞「まぁ向こうは遠征してきてるんや、士気だって長引けば下がるしな」

 

 兵糧切れと士気低下が狙いか、確かに追い返せば再び連合軍を組むのは難しくなるな

 

英次(俺は能力を上げてから能力の把握が出来てない、時間がどれくらい多くなったのか

何も確認出来てない、いざという時まで100%は出さないほうがいいな)

 

 

 

 もうすぐ連合軍VS董卓軍の戦いが始まる。

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あとがき

 キャラ紹介をします、あまり詳しく載せないほうがいいって

名前:新堂英次 年齢:19歳

 

身長:170cm 体重68キロ(筋肉がついて体重増加した)

 

容姿:髪の毛の色が暗い茶色

   髪の毛が細くストレートでサラサラヘヤー、長さは一刀と同じくらい

 顔は奥二重の幼い顔、16歳ぐらいに間違えれる。

 

性格:基本的にはお調子者。決めた事はとことんやり通す。だが心が折れやすく喜怒哀楽が激しい部分がある

 

名前:本城真琴 年齢:19歳

 

身長:162cm 体重:国家機密並みに秘密らしい(最近の悩みはダイエットすると胸からなくなる事らしい)

 

スリーサイズ:B87 W59 H88 

 

容姿:黒髪ポニーテール。髪の毛の長さは、背中の真ん中辺りまである(ポニーテールを解いた状態)

 顔は二重の大きな目が特徴で、大人っぽい。

 

性格:何でもそつなくこなせる器用な人。英次と常に一緒に居たいと思うが

英次に迷惑をかけない、英次の決めたことを応援する、これを一番に考えている

 

これがキャラ紹介ですが、後付け設定もあるのでちょっとおかしい部分もありますが

そこは目をつぶって下さい。詳しすぎかな?もっと設定あったんですけど

あまり詳しいないほうがいいってコメントあったのでこれぐらいで

説明
23話です
 やっと董卓VS連合軍まで書けました
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コメント
おおついに対決!英次と一刀は仲間になれるのか!? 人物紹介はこれぐらいが丁度良いですね。あまりに詳しく書きすぎるとどうしてもネタバレになったり、中二っぽく感じてしまいますね〜(スターダスト)
タグ
真・恋姫†無双  本城真琴 新堂英次  

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