貴方の意志を受け継いで 本編8
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夏口

 

王座の間

 

皆刀「皆が集まるのは久し振りだね。」

 

白蓮「そうだな、各地で大変だったしな。」

 

音々「左慈殿は向こうに残るそうです。」

 

雨林「兄様!浮気はしてませんよね?」

 

皆刀「それはだな・・・」

 

愛乃「明理、泊がお手付きなりました。」

 

雨林「・・・はぁ〜あの人の血が流れてるので、

 

責めれません・・・私もですが・・・」

 

皆刀「俺は平等に愛するよ。」

 

暦「似ているな。」

 

京「似てるな。」

 

桂花「似てるわね。」

 

月音「だね〜」

 

皆刀「そう?・・・まあ、軍議を進めよう。

 

呉の主力が長沙に集まってるんだよね?」

 

千里「はい、おそらく、全軍をぶつけて来るでしょう。」

 

皆刀「呉との最終決戦か・・・」

 

愛美「蜀、徐進軍も入城してきてるわ。水上戦になるから、

 

元呉のメンバーは水上戦の主力として動いてもらうわ。」

 

明理「分かりました。」

 

泊「任せよ。」

 

芽衣「御意っ」

 

千里「古参の将の人も水上戦に参戦して下さい。

 

では、地上組から言います。

 

達也さん

 

瑠梨さん

 

桂花さん

 

愛乃さん

 

渚さん

 

百里

 

黒蓮様

 

青蓮様

 

白蓮様

 

涼美さん

 

救護・本陣組

 

皆刀様(総大将)

 

雨林(補佐)

 

輪花(救護・護衛)

 

英花(救護)

 

優蘭(護衛)

 

暦(護衛)

 

私になります。」

 

愛美「水上戦組は私から、

 

月音

 

亞莎

 

明命

 

小蓮

 

 

音々

 

明理

 

 

 

威瑠亜

 

季衣

 

私で行くわ。」

 

皆刀「出発は2日後とする!各隊にも通達とい準備を!」

 

一同『御意(ん)』

 

愛美「それと、この書簡を洛陽の白虎亭に送って頂戴。」

 

皆刀「何?それ」

 

愛美「新しいレシピって所かな。(徐進軍の足止めはOKね)」

 

そして、呉、蜀、徐進軍 VS 北郷軍の戦いが幕を開ける。

 

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徐進「ふむっ、赤壁か・・・適当に回してやれ。

 

どの道負けるのは目に見えている、呉にはそろそろ退場願おう。」

 

???「御意」

 

スッ

 

???「徐進様〜私も出ていい?」

 

???「俺もそろそろ暴れたいのだが?」

 

徐進「ふむ・・・良いだろう、軽く遊んでやれ。

 

北郷一刀は間違いなく、この外史に来ている。探し出せ!

 

次いでに、奴の息子達も始末してこい。」

 

???「まっかせて〜」

 

???「仰せの侭に」

 

スッ

 

徐進「居るとすれば、洛陽方面か・・・それとも五胡か・・・

 

まあ、良い・・・待っていろ、北郷一刀!」

 

 

 

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赤壁

 

現在北郷軍は赤壁に集まっていた。

 

皆刀「すごい船の数だな。」

 

月音「おっとうが居た外史では、これより2割程度しか無かったよ。

 

時代の進歩って言えば良いのかな〜大砲付いてるしね〜」

 

瑠梨「確か中国が技術進歩が早かったんですよね?」

 

月音「まあ、そうなんだけどね。結局はアメリカが先行っちゃうんだけどね。

 

(まあ、歴史が改善されたのは黙っておいた方が良いかな)」

 

達也「なるほどな〜」

 

暦「皆刀、全兵士が集まったぞ。後はお前の一言だ。」

 

皆刀「ありがとう。」

 

そして、皆刀は一歩前へ出た。

 

皆刀「皆、聞いてくれ!俺は難しい言葉は言えないけど、

 

隣の人と手を繋いでくれ!」

 

兵士達は次々と手を繋ぐ。

 

皆刀「皆にも、恋人や家族や大切な人が居ると思う!

 

無駄死にはダメだ!生きると言う強い思いこそが一番強いんだ!

 

倒そう!平和な世界が来るまで!そして!生きよう!

 

友を仲間を守ろう!全員出陣!」

 

兵士達『おおおおお!』

 

皆刀「こんな感じでどうかな?」

 

暦「良いと思うぞ、お前の好きにするが良いさ、

 

私達はお前に付いていく。」

 

皆刀「ありがとうございます。」

 

亞莎「では、行きましょう。」

 

皆刀「ああ。必ず勝つ!」

 

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連合陣営

 

孫登「徐進軍の大将はどうしたのだ?」

 

玲々「わったしが代理です〜兵や武将はアンタらよりは連れて来てるよ〜」

 

孫登「まあ良い、そこまで言うからには前線に立ってもらうぞ。」

 

玲々「まっかせて〜」

 

劉弾「私は劉弾です。成都から来ました。」

 

孫登「では、軍議を始め・・・」

 

兵士「失礼します!てっ敵が突撃してきました!」

 

孫登「何!総員戦闘準備だ!」

 

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海上

 

月音「先手必勝作戦良いね〜・・・海○王に私はなる!」

 

ボコッ

 

愛美「ネタをパクるな!」

 

月音「いや・・・言わなきゃいけない気がして・・・」

 

亞莎「天の言葉ですか?」

 

月音「そそw天にはね、マンガと言う物があるんだよ。」

 

明命「マンガとは何ですか?」

 

月音「マンガってね、こっちで言う絵師が絵が・・・これ」

 

ひょいっ

 

愛美「没収したはず!何で持ってきてるのよ!」

 

亞莎「これですか?」

 

ペラッペラッ

 

亞莎「絵集みたいなもんですね。」

 

月音「そそ。読める?」

 

亞莎「はいっ一刀様が残してくれた天の字と言う物を

 

特定の暗号文として使ってるんです。」

 

月音「なるほどね。じゃあ、この戦いが終わったら貸してあげるよ。」

 

愛美「ちょっと待ちなさい・・・あれで全部じゃなかったの?」

 

月音「馬鹿だな〜ソンナモノイチブだって・・・やべっ!」

 

愛美「あんたね!」

 

月音「でもさ、向こうに言った時にさ字が読めないとダメなんじゃない?

 

マンガってさ、結構字の勉強になるでしょ?」

 

愛美「グッ・・・正論ね・・・」

 

月音「先生ですから!」えっへんっ!

 

愛美「はぁ〜」

 

音々「前方より、敵本陣が見えてきましたです!」

 

月音「総員!これより、本陣奇襲作戦を開始する!奴らが準備出来たとしても、

 

もう遅い!総員砲撃用意!」

 

小蓮「皆!撃って!」

 

ドンドンドンドンッ

 

明命「明理!私達は本陣強襲します!」

 

明理「はい!」

 

京「季衣と威瑠亜は蜀軍の方に行くよ!」

 

季衣「うんっ」

 

威瑠亜「任せて。季衣の鉄球って前のと違うね。」

 

季衣「鉄球の逆側には、鎌が付いててねこの鉄球に刃が付いてるんだ。」

 

威瑠亜「私は大剣だしちょっと似てるね。」

 

季衣「威力でかいしね〜」

 

威瑠亜「だね。」

 

京「無駄口叩いてないで行くよ!」

 

心「・・・音々・・・徐進潰す」

 

音々「御意ですぞ!泊も来るのです!」

 

泊「うむっ英雄と一緒に戦えるとは光栄じゃな。」

 

月音「じゃあ、私達は呉を潰すよ!愛美!出陣するね!

 

小蓮は近くの船から落として!愛美は本隊の指揮を!

 

私はこのまま突撃する!亞莎は小蓮と一緒に援護をお願い!」

 

亞莎「御意っ!」

 

愛美「気お付けなさい!」

 

月音「OK!ミッション開始!」

 

ひょいっ

 

亞莎「あそこまで飛んでくんですね。流石です・・・」

 

愛美「と言うか、人外って言うのよ。」

 

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海上蜀軍方面

 

季衣「見えたよ!蜀軍だ!」

 

京「わっちらは突撃するぞ!威瑠亜と季衣は船を落として!」

 

季衣「分かった!」

 

威瑠亜「久々に大剣が火を噴くぜ!」

 

京「人格変わるんだな・・・船を付けろ!乗り込む!」

 

蜀兵士「敵が乗り込んできたぞ!」

 

京「遅い!」

 

シュッ

 

バタンッ

 

京「ん?」

 

カキンッ

 

趙統「私の名は趙統と言う者だ。

 

悪いが、ここで死んでもらう。」

 

シュッ

 

カキンッ

 

京「そうか、お前が星の娘とほざいている奴か。」

 

趙統「ふふっ私も母とは思ってはおらんよ」

 

シュシュシュッ

 

カキンカキンカキンッ

 

京「はぁぁぁぁ!」

 

カキンッ

 

趙統「クッ!重いな!」

 

京「まだまだ!」

 

カキンッ

 

趙広「姉さん!先攻しすぎ!」

 

趙統「ええい!邪魔をするな!」

 

趙広「法正さんの作戦を忘れたのですか?」

 

趙統「っち!二人でやるぞ!」

 

威瑠亜「なら、私も参戦させてもらうよ。」

 

京「威瑠亜!向こうはどうした?」

 

威瑠亜「季衣が一人で大丈夫みたいだからこっちに来たのよ。」

 

京「助かるよ。じゃあ、行くよ!片方は任せた!」

 

威瑠亜「ああ!任せて。先手必勝!爆来斬!」

 

ドゴーンッ

 

趙広「何だ!真っ二つに割れたぞ!」

 

威瑠亜「っち、外したか。」

 

趙広「だが、振りは遅いはず!」

 

シュシュシュッ

 

威瑠亜「甘いね。」

 

カキンカキンカキンッ

 

ザシュッ

 

趙広「クッ!早い!」

 

威瑠亜「それそれそれ!」

 

カキンカキンカキンッ

 

趙広「(受けきれない!)」

 

威瑠亜「足がお留守だよ。」

 

威瑠亜はとっさに足払いを食らわす。

 

趙広「しまった!」

 

体制を立て直すが

 

威瑠亜「しまった!」

 

シュッ

 

スパーンッ

 

趙広の首が飛び跳ねた。

 

威瑠亜「殺すつもりは無かったのに・・・っち」

 

趙統「嵩!貴様!」

 

京「どっちを見ている!」

 

シュシュシュブォンッ

 

カキンカキンッ

 

カランッ

 

趙統「っち!」

 

京「勝負ありだな。」

 

シュッ

 

カキンッ

 

京「誰だ!」

 

姜維「今だ!」

 

趙統「嵩・・・すまん!」

 

タタタタタッ

 

京「逃がすか!・・・って言いたい所だが、このまま突撃するぞ!

 

季衣にも連絡だ!」

 

兵士「御意!」

 

威瑠亜「・・・今は乱世・・・許せ。

 

我々も続くぞ!このまま蜀陣営を叩く!」

 

兵士達『おお!』

 

兵士「許?様!徐晃様、威瑠亜様はこのまま蜀陣営に突撃するそうです!」

 

季衣「分かった!ボク達もこのまま蜀陣に突撃するよ!」

 

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海上徐進軍方面

 

音々「泊!徐進軍には手加減する必要ないのです!

 

武将も血祭りにして良いですぞ!」

 

心「心は容赦しない・・・徐進殺す。」

 

泊「うむっ手加減無用で行こうではないか。

 

(すごい殺気じゃの、これが強者と言う者じゃな)」

 

心「行く」

 

音々「音々は大砲で船を落とすです!」

 

心「先に行く」

 

ぴょんっ

 

泊「飛ぶのか!・・・船を付けろ!」

 

兵士「はっ!」

 

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徐進軍陣営

 

兵士「伊籍様!敵が飛んできました!」

 

伊籍「何!」

 

王双「伊籍!応戦するぞ!」

 

心「見つけた・・・お前を殺せば良い」

 

伊籍「王双!こいつは二人でやるぞ!」

 

王双「おう!」

 

心「まとめて掛かって来い」

 

伊籍「舐められたもんだな!」

 

シュッ

 

カキンッ

 

王双「そんな長刀じゃ後ろに反応できまい!」

 

心「無駄」

 

カキンッ

 

王双「何!」

 

心はとっさに真ん中に持ち替え、取手の方で受け止めた。

 

王双「折れないだと!くそっ!」

 

心「気を流せば硬い」

 

パシンッ

 

王双「ぬおっ!」

 

ボコッ

 

王双「かはっ」

 

伊籍「頭上なら!」

 

スッ

 

心「終わり」

 

ザクッ

 

心は直ぐに刃を王双の方へ向け、刺した。

 

王双「強いっ!」

 

スパーンッ

 

2人の首が胴から離れた。

 

ボトボトッ

 

心「このまま突撃すると音々に」

 

心兵「はっ!お見事です!」

 

心「V」

 

泊「弓兵は火薬矢を撃ち込んでやれ!」

 

音々「大砲隊は右の船を落としますぞ!」

 

心兵「音々様!心様が王双、伊籍を討ち取り、

 

そのまま突撃するとの事です!」

 

音々「許すのです!心殿には好きなだけ暴れてくださいと伝えて欲しいのです!」

 

心兵「御意!」

 

シュッ

 

泊「音々!頭を下げろ!」

 

シュッ

 

カキンッ

 

音々「何者です!?」

 

曹純「外したか、良い腕だな。」

 

泊「ワシの名は黄柄じゃ。」

 

曹純「ほほう、売女の黄柄か。呉の弓の名手と手合わせが出来るとはな。」

 

泊「売女か、はっはっは!売女もなかなか良い物だぞ?お主じゃ無理じゃがな。」

 

曹純「売女になる気はないんでな。少し相手をしてもらおう。」

 

泊「音々よ、お主はそのまま船を沈めてくれ、こ奴はワシがやる。」

 

音々「分かったのです!ご武運を!」

 

曹純「兵士達を行かせて良かったのか?私は強いぞ?」

 

泊「はっはっはっは!ワシはお主より数倍強い。」

 

曹純「・・・純情に!」

 

泊「勝負!」

 

タタタタタタッ

 

ヒュヒュヒュヒュッ

 

カキンスッカキンカキンッ

 

泊「防ぎきれるかの!」

 

泊は10本の弓を同時に放った。

 

曹純「容易い!」

 

曹純も10本の矢で撃ち落とした。

 

泊「ほほう、嘘じゃないって事か。」

 

曹純「お前もな!」

 

ヒュヒュヒュッ

 

泊「何の!」

 

カキンッ

 

曹純「それそれそれ!」

 

泊「(ラチがあかんの・・・こうなれば)」

 

ヒュッ

 

曹純「何処を狙っている!」

 

泊「狙い通りじゃ。」

 

ザクッ

 

曹純「何!クッ」

 

泊「いかに人間とは言え、頭上はガラ空きじゃ。」

 

曹純「っち!さすがだな。」

 

泊「終わりじゃ!」

 

ヒュッ

 

カキンッ

 

簡雍「曹純!今は引け!」

 

曹純「っち!・・・この決着はいずれ着けるぞ!」

 

泊「望む所じゃ!(弓が尽きる寸前じゃったわ)」

 

一方心は

 

心「邪魔」

 

ザクッ

 

徐進兵「ぐわっ」

 

ブォンッ

 

ドゴーンッ

 

???「へぇ〜アンタが北郷心か・・・弱いね〜。」

 

シュッ

 

心「!」

 

カキンッ

 

心「お前誰」

 

平俊「私は平俊・・・管理者だよ〜」

 

カキンッ

 

心「(重い)」

 

平俊「あはは、よく止めたね。」

 

ボコッ

 

心「クッ」

 

平俊「武器が刃物だけじゃないって分かってる?」

 

シュッ

 

カキンッ

 

平俊「無駄無駄!」

 

ボコッ

 

平俊「かはっ・・・避けたはず!」

 

心「武器が刃物だけじゃない」

 

平俊「これは一本取られたね・・・じゃあ、死合おうか!」

 

ぽつっぽつっ・・・ザーッ

 

音々「雨ですか・・・嫌な雨ですな・・・火薬に水を付けない様に

 

ビニールを被せるのです!流れも荒くなるので気お付けて欲しいのです!」

 

(現在ビニールは市販で売られている。)

 

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海上 呉軍 総本陣方面

 

月音「そらそらそら!」

 

シュシュシュシュッ

 

バタンバタンバタンッ

 

亞莎「そのまま右の船を沈めます!てーーー!」

 

ドンドンドンドンッ

 

ドゴーンドゴーンドゴーンッ

 

愛美「亞莎!左からも来てるわ!私が乗り込むから、全指揮をお願いね!」

 

亞莎「はっはひっ!がっ頑張ります!皆さんは愛美さんを援護します!」

 

兵士達『おお!』

 

 

月音「次はここだね。」

 

シュッ

 

カキンッ

 

月音「ちょっ!不意打ちって卑怯じゃんか!」

 

シュシュッ

 

カキンカキンッ

 

甘述「ふっ戦に不意打ちは付き物だ。」

 

月音「悪いけど、雑魚と遊んでる暇は無いの。」

 

甘述「ならば、雑魚かどうか調べてみよ!」

 

カキンカキンカキンカキンカキンカキンッ

 

月音「へ〜早いね〜」

 

パシッ

 

甘述「何っ!」

 

月音は片手で甘述の獲物を掴んだ。

 

甘述「(何て言う握力だ!私の獲物がビクとも動かん!)」

 

甘述はそのまま格闘術に持ち込もうとするが

 

月音「それが普通だね〜」

 

パシッ

 

ボキッ

 

甘述「クッ!」

 

月音「悪いけど構ってらんないの!」

 

ボキッボキッボキッ

 

月音「もう動けないでしょ?関節を外したから動かせないと思うよ。」

 

甘述「くそ!」

 

月音「こいつを本陣まで、関節外れてるから慎重にね。」

 

月音兵士「はっ!」

 

月音兵長「関節外すとは見事ですね。」ちなみに、こいつは月音兵士A

 

月音「まだ、終わってないよ!このまま本陣をいただく!」

 

月音兵長「はっ!」

 

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愛美「おっとと、さてと・・・やっちゃいますか。

 

月音ばかりに良い格好させたくないしね。」

 

シュシュッ

 

呉兵「がはっ」

 

愛美は踊る様に、兵士を切って行く。

 

呂睦「待て!これ以上の狼藉は許さん!」

 

愛美「へ〜少しは骨がありそうね。貴方軍師でしょ」

 

呂睦「武も少々嗜むのでね。徐庶さん、アンタも軍師でしょ?

 

五分って所じゃない?」

 

愛美「五分・・・ね・・・なら、掛かってらっしゃい。」

 

クイクイッ

 

愛美は手で挑発する。

 

呂睦「良いでしょう・・・行きます!」

 

カキンッ

 

シュッ

 

カキンッ

 

シュッ

 

スッ

 

愛美「所詮はこんな物ね。」

 

呂睦「何!」

 

シュッ

 

カキンッ

 

愛美「貴方とは、潜って来た修羅場が違うのよ!はぁぁぁぁ!」

 

愛美は光を放った。

 

呂睦「眩しい!・・・くそっ!」

 

カキンッ

 

呂睦「攻撃が弾かれるだと!」

 

愛美「私ね、ある世界である子に習ったの・・・見せてあげる・・・

 

魔術をね!愛美式!エンシェントカタストロフィー!」

 

ドーンッ

 

呂睦「かはっ・・・そんな・・・」

 

バタンッ

 

愛美「・・・ごめんなさ、手加減できなかったの。天幕に連れてくわ。」

 

呂睦「もう・・・無理だ・・・肺が潰れてるんだ・・・」

 

愛美「そう・・・安らかに眠りなさい。」

 

呂睦「良い戦いでし・・・た」

 

愛美「呉の兵達は投降してください!呂蒙に連絡を!」

 

徐庶兵「はっ!」

 

愛美「このまま本陣に行くわよ!」

 

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時は遡り

 

陸部隊

 

達也「多いですね。」

 

渚「海上の方がおそらく何十倍も居ると思う。」

 

百里「渚さん、愛乃さんは先攻して敵をかく乱して下さい。

 

達也さん、瑠梨さん、桂花さん、涼美さんは周りの兵士と援護をお願いします。」

 

瑠梨「分かりました。」

 

桂花「おそらく、伏兵が居るわ。」

 

白蓮「居るな・・・」

 

百里「白蓮さん、黒蓮さん、青蓮さんは本陣目掛けて騎馬隊で強襲して下さい!」

 

白蓮「分かった!白馬隊は本陣を叩く!」

 

黒蓮「姉様に続け!」

 

渚「愛乃!私達は李仁、韓綜、凌操隊を叩くよ!」

 

愛乃「はいっ!」

 

そして、陸部隊の戦いが始まろうとしていた。

 

愛乃「私の部隊は凌操隊を叩くぞ!」

 

凌操「へぇ〜私の隊を叩くって・・・無理だね。」

 

愛乃「お前が凌操か?」

 

凌操「いかにも。お前は?」

 

愛乃「私の名は三中愛乃だ!貴様の命、頂戴する。」

 

凌操「来な。」

 

愛乃「はぁぁぁ!炎豪迫撃!」

 

愛乃の拳に赤い気が集まりだした。

 

愛乃「喰らえ!」

 

ドゴーンッ

 

凌操「おっと、危ないな!」

 

愛乃「もう一発!」

 

ドゴーンッ

 

凌操「だが!・・・居ない!」

 

愛乃「下だ!・・・北郷八式!爆撃連弾!」

 

ボコボコボコボコッ

 

凌操「かはっ」

 

愛乃「爆!」

 

ドゴーンッ

 

凌操「デタラメな・・・」

 

バタンッ

 

愛乃「ハァハァハァ(気を使い過ぎたかな・・・)

 

白蓮殿!今の内に本陣へ!」

 

白蓮「分かった!黒、青、続け!」

 

黒、青「御意!」

 

李仁「通さん!」

 

韓綜「公孫賛隊を先に潰すぞ!」

 

シュシュッ

 

カキンカキンッ

 

韓綜「っち!邪魔するな!」

 

渚「邪魔するさ、白蓮殿!今の内に!」

 

李仁「通さんと言ってるだろ!」

 

カキンッ

 

李仁「クッ!」

 

愛乃「白蓮殿!早く!」

 

白蓮「急げ!止まるな!」

 

ダダダダダダダダダダッ

 

黒蓮「黒馬隊も続くぞ!」

 

青蓮「私達も行くぞ!」

 

ダダダダダダダダダダダッ

 

渚「少し・・・」

 

愛乃「私達に付き合って貰うぞ。」

 

 

桂花「・・・おかしいわね・・・伏兵が居ると思ったんだけど、

 

気配が無いわ。」

 

涼美「ですね。ですが、好機です!我々もこのまま本陣に向かいます!」

 

百里「はいっ!」

 

 

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北郷本陣

 

皆刀「状況はどう?」

 

千里「はい、海上は蜀軍は撤退し、徐進軍は現在謎の武将と心殿が交戦中です。」

 

雨林「陸はどうなの?」

 

千里「陸の方は現在、愛乃さんは李仁と、渚さんは韓綜と交戦中です。

 

ですが、白蓮様、黒蓮様、青蓮様は敵本陣へ向けて強襲しております。」

 

暦「これで決まりだな。」

 

輪花「ご主人様、お茶です。」

 

皆刀「ありがとう。これで、赤壁も終わるね。」

 

英花「ですが、引っかかる部分はありますね・・・」

 

優蘭「伏兵が全滅していたと言うあれか?」

 

皆刀「何者かが俺達の手助けをしてくれてるって事?」

 

雨林「可能性はあるわね。おそらく、

 

業からの徐進軍進軍を防いでくれてる人だと思うわ。」

 

千里「情報が不足していますね・・・調べさせますか?」

 

皆刀「いや、それはダメだろうね・・・味方ならさ、いつか逢えると思うしさ。」

 

暦「では、吉報を待つか。」

 

皆刀「だね。」

 

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連合本陣

 

ドゴーンッ

 

平俊「うわっ」

 

孫登「何だ!」

 

心「見つけた」

 

孫登「何故ここに!兵士達は!」

 

スッ

 

明命「私達が倒しました。」

 

明理「孫登様、大人しく投降してもらいます。」

 

チャキッ

 

孫登「我々の負けね・・・北郷皆刀の所へ案内して頂戴。

 

伊奈、呉軍は北郷軍に下ると通達しなさい。」

 

伊奈「御意」

 

平俊「なら死ね。」

 

シュッ

 

孫登「きゃっ!」

 

カキンッ

 

明理「何をするのですか!」

 

平俊「っち!」

 

スッ

 

心「!」

 

孫登「追う必要は無いわ。」

 

心「コクッ」

 

孫登「明理・・・助かった。」

 

明理「いえ。」

 

伊奈「蜀軍は既に撤退をしています。」

 

孫登「そう・・・負けるべきして負けたのね。」

 

そこへ

 

白蓮「陸の方も制圧完了したぞ。」

 

明命「お疲れ様です。」

 

黒蓮「終わった〜!」

 

青蓮「投降した兵士達をまとめるよ姉さん!」

 

白蓮「怪我をした兵士を最優先にな。」

 

青・黒「はっ!」

 

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北郷本陣

 

千里「皆刀様、呉軍は投降するとの事です。」

 

皆刀「孫登さんは?」

 

千里「はいっ、こちらに向かっているとの事です。」

 

暦「雨もすごいし、波もかなり荒い・・・

 

水の中に落ちた兵士は助からないだろうな。」

 

皆刀「終わったね・・・ちょっと風に当たって来るよ。」

 

優蘭「なら、お供します。」

 

皆刀「ありがとう。」

 

暦「決して落ちるなよ。結構波が荒いからな。

 

落ちたら助かるかどうか分からないしな。」

 

皆刀「ありがとう。」

 

 

本陣船 海上

 

皆刀「これで徐進軍と蜀のみだね。」

 

優蘭「もうすぐ天下統一ですね!心踊ります!」

 

皆刀「ははっ喜ぶのは早いって。」

 

シュッ

 

カキンッ

 

優蘭「何者だ!皆刀様!お下がり下さい!」

 

皆刀「分かった!」

 

呉兵「隙有り!」

 

ブスッ

 

皆刀「しま・・・」

 

バシャーンッ

 

優蘭「皆刀様ーーー!・・・貴様!」

 

ザシュッ

 

呉兵「がはっ」

 

バタンッ

 

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北郷本陣

 

暦「何!お前が居て何故!」

 

優蘭「すいません!」

 

輪花「そんな・・・」

 

バタンッ

 

千里「その兵士は捕らえてきていますね?」

 

優蘭「はいっ!こいつです!」

 

呉兵「・・・」

 

孫登「どうしたんだ?」

 

千里「今すぐ捕らえなさい!」

 

孫登「何をする!」

 

暦「我が主がお前の兵士に刺された!

 

悪いが貴様を生かしておく訳にはいかない。

 

(すまん・・・一刀・・・守れなかった。)」

 

伊奈「・・・おかしいですね、それは旧鎧ではないですか?」

 

孫登「そう言えば・・・貴様!何者だ!」

 

呉兵「くそっ」

 

暦「徐進軍の者だろ?」

 

呉兵「ちっ違う。」

 

千里「そうみたいですね・・・これで分かりました。

 

こいつの首を跳ねて下さい。」

 

優蘭「任せて下さい!」

 

スパーンッ

 

ボトッ

 

優蘭「直ぐ、探しに行きます!」

 

暦「待て!今は波が荒い!・・・生きてる事を願うしかない・・・」

 

そこへ

 

一刀「皆刀は生きてるぞ。」

 

優蘭「誰だ!貴様は!」

 

愛美「優蘭!頭が高いわよ・・・」

 

暦「一刀!」

 

一刀「遅くなってすまんな。」

 

千里「一刀・・・先代の王!」

 

その場に居た全員が臣下の礼を取った。

 

暦「すまない・・・守れなかった・・・」

 

一刀「皆、楽にしてくれ。皆刀は生きてるよ。」

 

暦「どう言う事だ?」

 

一刀「鬼の血を引く者はそう簡単には死なないんだよ。

 

俺も撃たれて7日くらい海の中を漂ってたからな。」

 

暦「だが、一刀と違って・・・弱いぞ?」

 

一刀「鬼の血はね、通常の人と違って、血液の作りが早いんだよ。

 

それに、体の温度も下がり難い。川伝いを探せば見つかると思うよ。」

 

孫登「お父様!」

 

一刀「んにゅ?・・・孫登か?」

 

千里「どう言う事ですか?」

 

一刀「ん〜話すと難しくなるけど、

 

他の外史の記憶が流れてきてるって事か・・・」

 

孫登「お父様、どう言う事です?」

 

説明中・・・・

 

孫登「なるほど・・・じゃあ、私のお父様で間違いないですね。」

 

一刀「そうなるな。お前のお母さんも向こうに居るぞ。」

 

孫登「お父様・・・今までの非礼お詫びしたいです・・・

 

ごめんなさい!お父様と会って、記憶がはっきりと思い出しました。」

 

一刀「間違った事は正せば良いのさ・・・これからは北郷軍として、

 

協力してくれる?」

 

孫登「はいっ!」

 

一刀「それと・・・」

 

一刀は短剣をい投げつけた。

 

シュッ

 

ザクッ

 

バタンッ

 

一刀「敵の斥候だ。」

 

璃々「ご主人様〜捕まえたよ〜」

 

一刀「じゃあ、こいつらは俺達がもらってくな。」

 

明命「あの・・・一刀様?」

 

一刀「明命か?」

 

明命「みんめ・・・ああ!」

 

暦「どうしたのだ!」

 

明命「思い・・・出しました・・・一刀様!」

 

ぎゅっ

 

亞莎「私も呼んでもらって良いですか!」

 

一刀「亞莎・・・ただいま。」

 

亞莎「・・・・・・ふふっ、お帰りなさいませ・・・

 

ますます眩しくなりました・・・///」

 

ぎゅっ

 

小蓮「一刀〜?」

 

ぎゅっ

 

京「ずり〜!わっちも!」

 

ぎゅっ

 

一刀「ぐっぐるじい〜」

 

桂花「・・・アンタ・・・遅かったじゃない・・・

 

なんてね・・・お帰りなさい。」

 

一刀「何とも新鮮な桂花・・・ただいま。」

 

明理「この人が初代様ですか・・・」

 

泊「確かにすごい人じゃの・・・」

 

月音「愛美は行かないの〜?」

 

愛美「アンタこそ・・・」

 

渚「一刀様!ご指南をしていただけないでしょうか!」

 

一刀「すまんな・・・もう行くからさ、ちなみに伏兵は始末しといたからな。

 

雨林、しばらくはお前が代行してくれ。俺は帰り際に皆刀を探しておくよ。」

 

明命「それなら私もお供させてください!」

 

一刀「でもな・・・」

 

亞莎「一刀様、明命は貴方には必要になると思います・・・

 

私は北郷軍を守ります。」

 

一刀「分かった・・・暦、亞莎、桂花・・・後は頼む。」

 

暦「任せろ」

 

桂花「早く帰って来なさいよ。」

 

亞莎「ご武運を」

 

一刀「じゃあ、帰るぞ。璃々〜」

 

璃々「うんっ!」

 

ぎゅっ

 

明命「明理、貴方は私の娘です!後の事はよろしくお願いしますね。」

 

明理「はいっ!///」

 

一刀「ちゃんと付いてこいよ〜。」

 

スッ

 

明命「待って下さい!」

 

スッ

 

暦「雨林!」

 

雨林「ええ!明日!帰還と共に皆刀様を探します!

 

白帝城にも武将を回すわよ。」

 

一同『おお!』

 

数日が経つが、皆刀は見つからなかった。

 

 

 

 

???

 

???「あれは・・・いけない!早く手当しなくちゃ!」

 

説明
人生最終章も取り敢えず五胡編は完成寸前かな?受け継いでを一時期切っ

て人生最終章に突入させる予定です。
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