とある超電磁砲の初夢
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「美琴、今晩一緒に食事しないか?」

 

それは、寮に帰る途中のこと。

美琴はほんの偶然出くわした想い人に、食事に誘われた。

 

「え!? な、何よ、いきなり」

 

彼の突然の誘いに美琴は動揺を隠せなかった。

確かに彼に誘われてうれしくないはずがないが、その誘ってくれている当の彼は、周知の事実となりつつあるほどのフラグメイカーでありながら、何かの漫画の主人公のように超絶鈍感男だ。

彼が美琴の思いに気付いているなどとは美琴自身思っておらず、こいつの事だから今回のことだって偶然会ったからただ誘っただけという可能性もありえる。

今まで何度も期待させるような行動や言動をしていながら、あとで勘違いだとわかり恥ずかしさのあまりテンパってしまうことも多々あったため、この男相手に下手な期待はしてはいけないと美琴は自制する。

そんな美琴の内心とは裏腹に当の彼はというと

 

「そ、そうだよな、いきなりじゃ無理だよな。お前にも用事があるだろうし」

 

美琴の想い人、上条当麻は残念そうな表情を浮かべていた。

そんな当麻の表情に先ほど自制したばかりの心がグッと揺らいでしまう。

しかし、ここで下手に動いては今までの二の舞、ここは情報を集めてからでも遅くはない。

 

「べ、別に用事があるとかそんなんじゃなくて……ど、どうして私を誘ったのかなって、思っただけで」

 

そう言うと当麻は照れたように視線をそらす。

 

「……が…から」

 

「は? 今、何ていったの?」

 

当麻の言ったことが小さくて聞き取れなかったため聞き返す。

いつもの当麻とはまるで違う態度に違和感を覚える。

確かに彼は優柔不断な所もありはっきりしない言動をすることもあるが、流石にここまでではない。

一体どうしたのだろうか、そう思い当麻の言葉を更にしっかりと聞く為少し近づいてみる。

その時

 

「だ、だから……お、お前のことが好きだからって言ってんだ!」

 

「……え……えぇ!?」

 

ムードもへったくれもなく、物事の展開という物も一切考えていないただただまっすぐな彼の告白に一瞬呆けてしまった。

いや、嬉しくないはずがない、嬉しくないはずがないのだ彼の告白は。

元々当麻に好意を持っていたこともあるが、こうも一直線な告白をしてくれる彼に心臓の音がひときわ高くなる。

だが、それでも当麻は当麻、鈍感で唐変木な彼の事だからまた何か別の意味があるのではないかと一瞬勘ぐってしまったが、先ほどの言葉、その言葉を言ったタイミング、今の彼の態度、その他諸々を学園都市第3位を誇る優秀な頭脳をフル活用して考えてみたものの、他の意味合いでとれる確立は確かにあるが限りなく0%に近い確率であり、逆にそのままの言葉の意味である確率が100%に近いという結論が出てしまった。

……つまり、そういうことなのだろう。

いつも好きという言葉をLoveではなくLikeの意味として使うことが多い彼が今この時、美琴に対して好きという言葉をLikeではなくLoveの意味として使っている。

 

「み、美琴は、ど、どうなんだよ」

 

ならば、美琴の返答など決まっている。

 

「え、えーと……わ、私も、あんたのこと……そ、その……好きよ」

 

(うぅ、なんかすごく恥ずかしい)

 

「美琴」

 

その言葉を聞くと、当麻は美琴の頬に手をやりゆっくりと顔を近づけてくる。

何をしようとしているか気づくと目を閉じそのときがくるのをじっと待った。

食事の話はどうしたのかとか、いきなりキスとは早すぎではないだろうかとか、いつも以上に積極的過ぎやしないだろうかとか、いろんな考えが美琴の脳裏に過ぎたが、彼の顔が近づくにつれてそんなもの全てどうでもよくなってしまった。

当麻の顔がさらに近づいてくる。

 

……3p……2p……

 

後少しで完全に一つになる。

待っている時間が長く感じられる。

 

『…ぇ……』

 

(……ん?)

 

何かが聞こえた気がしたが空耳と思い無視した。

なんせ今は、待ちに待ったその時なのだから。

そんな空耳など気にしてはいられない。

 

『ぉ……ぇ……さま……』

 

……また、聞こえた。

今度の声は先程より鮮明に聞こえた。

それと同時に体がグラグラと揺れはじめる。

その時、先ほどまで感じていた彼のぬくもりがどこか遠くに行ってしまうような感覚に襲われた。

 

「お姉さま! 起きてくださいまし!」

 

ハッ! と、目を開けるとそこに当麻はおらず、代わりにルームメイトであり親友の黒子がいて美琴の体を揺らしていた。

 

「く、黒子?」

 

「あぁ、やっと起きてくださいましたか。今日は黒子とお出かけをしてくださるとおっしゃいましたのに、一向に起きてくださらないんですもの!」

 

黒子はそう言うとかわいらしく頬を膨らませる。

そこら辺にいる女の子だったらそんな表情をしてもかわいいとは思えない美琴ではあるが、黒子がするとどこか様になっていてかわいらしく思えてしまう。

……そう、いつもなら。

 

(ゆ、夢? ……だったん、だ)

 

美琴はため息をつきガクッと肩を落とした。

 

「お姉さま? どうかなさったのですか?」

 

「は、ははは……な、何でもない」

 

「もう少しで彼とキスすることができたのに」と夢の話であるのにそんなものを持ち出して黒子にあたるわけにもいかない。

というか、そんな話を持ち出したら持ち出したで自分を信奉する彼女が騒ぎ立てることは明白であるためそんなことは元から言えるはずもなく、美琴は苦笑を浮かべるしかなかった。

これが、1月1日に美琴が見た初夢だった。

 

「お姉さま! 早く支度してくださいませ!」

 

黒子は小さな子供のようにせわしなく足をバタつかせていた。

 

「あぁ、ハイハイ。分かったからそんなに急かさないの」

 

黒子の急かす声を軽く流しながら身支度を進める。

とはいえ、常盤台は基本的に外出時でも制服着用が義務付けられていることもあり、ただ制服を着るだけのため、身支度といっても2、3分ぐらいしか時間は掛からない。

黒子もそんなことはわかっているだろうに、よほど出かけるのが楽しみなのだろうか。

そう思うと、やはりまだまだ子供らしいと微笑ましく思う美琴である……そう歳は変わらない自分を差し置いて。

黒子にせかされながら支度を終えて時計を見ると11時くらいになっていた。

 

(ハァ、黒子には悪いけど折角の元日なんだからベッドでゆっくり過ごすか、あいつといっしょに……って、な、なに考えてんのよ私ってば!?)

 

寮を出て歩きながらそんなこと考えて顔を赤くしていると黒子が目の前に顔を出してくる。

 

「どうかなさったのですかお姉さま? 顔をうっすらと赤く……って、も、もしかして私との今後のことについて妄想なさって!?」

 

「ハイハイ、そんなこと全く考えてないから……って、お〜い、早くそっちの世界から帰ってこ〜い」

 

一度は妄想し始めたら急には止まらない黒子。

そんな彼女に溜息を一つもらし、いつまでも付き合ってられないと『ピリッ』と、最弱に調整した電気ショックをぶつけてやると、妄想に耽っていた黒子が一瞬ビクッと反応する。

カミングアウトしていた黒子を何とか呼び戻すことに成功したようだ。

 

「……はっ!? い、今お姉さまと野原で追いかけっこをしていたはずですのに!」

 

「……いいから、とっとと行くわよ。折角付き合ってあげてるんだから、勝手に妄想に入り込むんじゃないの」

 

「あ、お姉さま。すみません、黒子ったらまたやっちゃいましたわ」

 

「……はぁ、別にあんたのはいつもの事だし気にしてないわよ」

 

「ほんとにすみません。そ、それでは、さっそく出発……?」

 

出発しよう、そう言いかけた黒子はスカートのポケットで振動していた携帯に気づき取り出して相手を確認する

 

「あら、先輩ですの。すみません、お姉さま。少し失礼します……ハイ、黒子です。どうかなさったのですか? ……ええ!? い、今からですの!? そ、そんなぁ……ええ……ええ……わ、分かりましたわ。今から向かいます」

 

ピポっとボタンを押して通話を終えて、美琴のほうを向いた黒子は滝のように大量の涙を流していた。

思わず「うわぁ」と引いてしまったが、流石にこれは美琴でなくとも引いていただろう。

 

「お、お姉さまぁ、本当にすみません。今、急に風紀委員(ジャッジメント)の仕事が入ってしまいまして」

 

「……あぁ、仕事じゃしょうがないじゃない。行ってらっしゃ〜い♪」

 

笑顔とともにパタパタと手を振って見送ってやる。

 

「……お姉さま……心なしか嬉しそうに見えるのはなぜでしょうか?」

 

黒子はジトッと美琴を見る。

 

(ちぇ、さすが黒子、なかなかに鋭いじゃない)

 

別に黒子でなくともここまで露骨だと気付きそうではあるが……。

実際、美琴としては黒子に文句を言うのは御門違いだとは分かってはいるが、初夢で彼といい雰囲気を作っていたのに邪魔をされ、折角の元旦にたたき起こされたわけだしこれくらいは許してもらいたいと内心愚痴る。

 

「さぁ、気のせいじゃないの? ほら、サッサと行かないと怒られちゃうわよ」

 

そう言い美琴は黒子に早く行くように促した。

黒子はしぶしぶといったように自分の能力を使いテレポートして消えていった。

 

「ふぅ、じゃあ私はどうしようかなぁ。せっかく出てきたんだからどっか行って見るのもいいかもね」

 

(そういえば、今昼くらいかぁ。なら、はじめは昼食かな)

 

そう決めると美琴は歩き出した。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

「ふぅ、やっぱり一人じゃつまんないなぁ」

 

黒子とわかれて昼食をとった後、適当にブラブラして時計を見てみると4時をちょっと過ぎたところだった。

 

(何だかつまんない……と言うよりむしろ寂しい、かな)

 

そろそろ帰ろうかと思い寮に向かって歩き出す。

すると

 

「あれ、美琴か?」

 

その声に振り向くとそこにいたのは美琴の想い人、上条当麻だった。

 

「え? あ、あんた、どうしたのよこんなところで!?」

 

いきなりの出会いに内心嬉しく思うも、今朝見た夢を思い出し顔を赤くする。

 

「ん、いや、ちょっと用があっただけなんだが……って、お前なんか顔少し赤くないか」

 

そう言い当麻が顔を覗き込むと美琴はいっそう顔を赤くしサッと1Mほど後ろに跳んだ。

 

「な、何でもないわよ!」

 

当麻は幾分不思議そうだったがそれ以上追求するつもりは無いようだ。

 

「まぁいいけど。あ、そうだ。美琴、今晩一緒に食事しないか?」

 

「……え?」

 

聞き間違いだろうか、彼が食事に誘ってくれたように聞こえた。

 

「だ・か・ら、今晩一緒に食事しないかって言ったんだ」

 

……どうやら聞き間違いではないようだ。

 

(ま、まさか本当に夢の通りの展開になるとは)

 

「え、えっと、食事って、いきなりどうして?」

 

「あぁ、知り合いがさ、デパートのくじ引きで高級料理店の食事券2枚当てたんだけど、そいつが熱だして行けなくなっちまってな。

期限も今日までらしいし、使わないっていうのももったいないから俺にくれたってわけだ。

今からそこに行くつもりだったんだけど、偶然美琴見つけたからそれでな」

 

「そ、そうだったんだ」

 

途中から夢と違ってしまったがなんにしても好きな人と二人で食事ができるのだ、断る理由はない。

答えようとしたその時

 

「お姉さま!」

 

と黒子に後ろから抱きつかれた。

 

「お姉さま! 今仕事をおわらせてきましたの。さぁ今からお出かけしましょう」

 

「えっ? い、いや、今は」

 

「何だ、おまえも用事あったのか。じゃあ、仕方ないよな」

 

「えっ!? ち、ちょっと」

 

美琴が困惑していると今度はまた違う方向から

 

「それでは私がご一緒してもいいでしょうか、とミサカはタイミングを見計らったかのように登場し話しかけます」

 

御坂妹がいつの間にかそこにいた。

 

「あれ、御坂妹? いつの間に……って、そういえばそんなに時間なかったんだった。

あぁ、じゃあ御坂妹でいいか。よし、急ぐぞ」

 

「はい、とミサカは手を握られたことにポッと頬を赤くしながら答えます」

 

そんなことを言いながら当麻と御坂妹は二人で手を繋ぎ走り去ってしまった。

 

「あっ! ……そ、そんなぁ」

 

美琴はその場に座りこんでしまった。

 

「まったく、お姉さまに手を出そうなんて100億年早いんですわよこの類人猿が、ですわ!」

 

黒子は当麻が去っていった方を見て不適な笑みを浮かべていた。

 

「さぁ、お姉さま! 邪魔者はいなくなりました。これで……お姉さま?」

 

黒子はやっと美琴の異変に気づいた。

美琴はうずくまり、体中から電気がバチバチと出ていた。

 

「……して?」

 

「お、お姉、さま?」

 

「……どうして? どうしてみんな私の邪魔ばっかりするの? せっかくあいつが誘ってくれたのに。私はただ好きな人と一緒にいたかっただけなのに」

 

「お、お姉さま!? し、少々落ち着いてくださいまし!」

 

美琴の様子に黒子はジリッと下がる。

 

「う、ううっ、うわぁぁぁぁぁん!!!」

 

その瞬間、美琴の体から10億ボルトの電撃が放たれ、周りの建物を破壊した。

誰かが知らせたのか、しばらくして到着した警備員(アンチスキル)と風紀委員(ジャッジメント)が見たものは泣き叫ぶ超能力者(レベル5)と、巻き添えにあったのか服がちょっと焦げていて超能力者(レベル5)の近くで気を失っている一人の風紀委員(ジャッジメント)と、半壊した周囲の建物だった。

ちなみに、これだけの惨事にもかかわらず死者0名だったことが、不幸中の幸いとでも言うのだろう。

その後、美琴は精神不安定により病院に搬送された。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 

「……う、うぅ、グスッ、うぅ」

 

病院に連れてこられてしばらく経ってはいるが、今だに泣きやむ気配がない。

その体からはまだ電気がパチパチと音を立てている。

病室の外からその様子を見ていた白衣を着た男。

 

ピッピッピピ

 

その男がポケットから携帯を取り出し、ボタンを押す。

しばらくすると、携帯から相手の声が聞こえてきた。

 

「あぁ、私だけど。今からこっちに来てくれない?

……うん、キミもこの病院が無くなるのは困るだろう? ……うん、それじゃ」

 

(ふぅ、それにしても今更ながらここは訳ありな患者の溜まり場なのかねぇ)

 

白衣を着た男はそんなことを考え苦笑を浮かべた。

白衣を着たその男、どことなくカエルのような形に見えなくもない顔をした医者は冥土返し(ヘブンキャンセラー)という二つ名をつけられるほどの名医である。それこそ、患者が生きているならばどれほど重症であっても救うことができるという。

その彼が、今病室で泣き伏せっている彼女に対して自分がすることは何もないと判断した。

彼女に必要なのは精神を安定させる薬でも、世界一の腕を持つ医者でもない。

そんなものよりも、もっと効き目のある薬がある。

 

「……うぅん、彼もいろいろと苦労しているようだね」

 

これから来るだろう一人の重要人物を思いながら、彼はその場を後にした。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

「……う、うぅ、グスッ、うぅ」

 

今だに泣き続けている美琴、その頭にポンと優しく誰かの“右手”が置かれた。

その途端、パチパチと誰も寄せつけようとしなかった電気は止まってしまった。

そして

 

「なに泣いてんだよ、おまえらしくねぇな」

 

その声のほうを見ると当麻が呆れたような、でも優しい表情を浮かべて立っていた。

それを見た時、美琴の心の中にあった寒くて、寂しくて、悲しい気持ちが、氷が解けるようにゆっくりと消えていき、そして当麻が近くにいてくれることが嬉しくて先ほどまでとは違った意味で自然と涙が零れ落ちてきた。

しかし、嬉しい気持ちと同時にこんな泣いている自分を見られた恥ずかしさも浮かんできて、そっぽを向き急いで涙をふく。

 

「う、うるさい! 私だってこんな顔する時あるんだから!」

 

「ハイハイ、分かりました……じゃ、帰ろうぜ。先生には許可取ってあるから」

 

当麻は手を差し出す。

しばらく美琴はその手と当麻の顔を交互に見ていたが

 

「……うん」

 

美琴は恥じらいながらも差し出されたその手を取り立ち上がった。

今まで泣いて悲しんでいたのに当麻が来たらこれとは、案外自分も単純なんだなと思ってしまう。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

病院から出てからの帰り道、美琴は恥ずかしがりながらも当麻とつないだ手を離さないでいた。

 

「白井も心配してたぞ。なんか、おまえが帰ったら謝りたいとかいってたけど」

 

「……そう」

 

(黒子のこと傷つけちゃったな……私も謝らないと)

 

美琴は当麻の手を少しだけ強く握り、そして少しだけ二人の距離を近付けた。

当麻はそれに答えるように少しだけ強く握り返してきた。

 

(今はこれだけで我慢しよう。まだたくさん時間はあるんだし)

 

「……ん?」

 

と、当麻の声を聞き上を向いてみると

 

「……雪?」

 

すでに真暗になった空から、雪がしんしんと降りだしていた。

美琴たちは少しの間その場で立ち止まり、降ってくる雪をただ見続けた。

 

「ねえ、あんた、初詣とかでなんか願ってきた?」

 

唐突に聞いてきた美琴に当麻は首をかしげるが

 

「……まぁ、一応な」

 

一応答える。

 

「家内安全、無病息災……あと、不幸が減ってくれるように……ってところかな?」

 

「……そっか」

 

当麻の願いをきき、美琴は雪の降る空を見上げる。

 

(……なら私は、あの初夢をいつか絶対正夢にする! ……って、これじゃ、願いじゃなくて決心か)

 

そう苦笑しながらもその決心を変えることはなかった。

そして、少しでも長く当麻の手の温もりを感じていられるように、歩くペースを少し落として帰路を歩く。

 

 

 

 

 

 

説明
新年あけましておめでとうございます。
今年も遅い投稿が続くと思いますが、どうぞ温かい目で見守っていただけると幸いです。
さて、この話ですが、これは以前かいたものシリーズの一つです。
時期的にあっていると思えるので、投稿することにします。
それでは、どうぞよろしくお願いします。
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とある魔術の禁書目録 とある科学の超電磁砲 上条当麻 御坂美琴(この作品の主役) 

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