乙女かしまし!? ぶっちゃけガールズトーク♪ 蜀の場合
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「ご主人様・・・消えてくれませんか?」

 

「・・・はい?」

 

 

朝一番

此処は、蜀の将兵たちが集まる屋敷の中

そんな中、この場を仕切る一人の少女

“朱里”の放った一言に、北郷一刀は目を丸くしていた

 

 

「あ、あれ?

やばい、なんか泣きそうだ・・・」

 

「あっ、すいません

少し、言い方が悪かったです」

 

 

そんな彼の様子に、朱里は申し訳なさそうに言った

それから、十人が十人見惚れるほどの美しい笑顔を浮かべこう言ったのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

「邪魔だから、消えてください」

 

「あれ?

これ、俺泣いてもいいところだよね?

ていうか、なんか前にもこんなことあったような・・・」

 

 

そのような言葉を、あんな良い笑顔で言われたら泣くしかない

そもそも、さっきよりも確実に酷くなっている

この言葉に、朱里は悪戯に成功した時の子供のような無邪気な笑顔を浮かべるのだった

 

 

「冗談です

実はご主人様以外の皆様に、大事なお話があるんです

ですから、御主人様は先に仕事に取り掛かっていただきたいのです」

 

「なんだ

それなら、そう言ってくれよ・・・心臓に悪い」

 

「ふふ、今のご主人様の顔・・・可愛かったですよ?」

 

「うっ・・・ていうかさ、俺以外の皆と大事な話っていったい何の話なんだ?

ていうか、俺が今日此処に来たのって朱里に呼ばれたからなんだけど・・・」

 

「すいません、すっかり忘れてしまっていて

これから、蜀国の皆で恒例の“女の子だけの秘密の会話”と洒落込もうというわけです」

 

「あ〜、だから男の俺は帰れと

けど“女の子”っていうのなら、紫苑や桔梗も対象外・・・」

 

「「オイ、イマナンツッタ?」」

 

「・・・さ〜て、邪魔者の僕は早く退散しますかねぇ〜」

 

 

そう言って、約二名からの殺意を背に、彼は出ていった

小さく、“なにこれ、ループする世界?”と呟きながら

その姿を見送った後、朱里は部屋に残った者達を見回すと深く息を吐き出した

 

 

「さて、皆さまに残ってもらったのには理由があります」

 

「理由?

何か今ご主人様に言ってた、“女の子だけの秘密の会話”ってやつ?」

 

 

朱里の言葉に、桃香は首を傾げ呟く

これに、朱里は静かに頷いた

 

 

「その前に、まずは愛紗さん

そこに立てかけてある紙がありますよね?

それを、皆様に見えるよう広げてもらえますか?」

 

「あの、これ見よがしに“広げてくださいという風に置かれている紙”だな」

 

 

“わかった”と、その紙を手にとる愛紗

彼女はそれから、その紙を持ち皆の中心に立つ

それから、勢いよく紙を広げる

 

瞬間、その紙に書かれていた文字に・・・皆が、驚愕したのだった

 

 

 

 

 

 

“乙女かしまし!? ぶっちゃけガールズトーク♪”

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「いや、なんか言えよっ!!!!???(全員)」

 

 

 

そして、唯一人・・・いきなりスイッチが“off”になってしまった朱里に、全員が一斉にツッコむのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪乙女かしまし!? ぶっちゃけガールズトーク♪〜蜀国の場合〜≫

 

 

 

 

 

 

 

 

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ーーー†ーーー

 

 

「申し訳ありません

少々、“中の人のテンションが出てきてしまったようです”」

 

「いや、テンションも何も

何も言わないで、黙ってただけじゃないか・・・」

 

 

“ビックリしたぞ”という翠の言葉に、皆が同意する中

主である桃香は、苦笑いを浮かべていた

そんな彼女の傍らで、愛紗が引きつった笑みを浮かべたまま口をひらく

 

 

「しかし、朱里よ

この“ガールズトーク”というのは、いったい何なのだ?」

 

「えっと・・・これは、“女の子同士で行われる会話”のことです」

 

「ほう、そうだったのか

しかし、いったい何を話すというのだ?」

 

 

星の質問

それに対し、朱里はフッと表情を緩ませる

 

 

「勿論、御主人様についてです

ご主人様のことなら、会話も弾みそうですし

だけど、まだ朝も早いですから・・・なるべく、健全な話題から始めましょう」

 

 

この言葉に、皆の反応は様々だ

頬を微かに赤く染める者から、面白そうだと笑みを浮かべる者までいる

しかし、皆が一様にこの話題に興味を示していることは確かだった

 

 

「それでは、まずは私からいきますね」

 

 

そんな中、満足げに頷きながら朱里が話始める

皆が、その言葉に耳を傾けた

 

 

 

 

 

 

「実は最近、御主人様と閨を過ごすことがめっきり無くなってしまったのですが・・・皆さんは、どうなんでしょうか?」

 

「ちょっと待って、朱里さん」

 

 

と、朱里の言葉に待ったをかけたのは蒲公英だ

 

 

「どうしました?」

 

「どうしましたも何も、“自分で言ったことを初っ端から破ってるじゃん”

初っ端から、健全が“どっかぶっ飛んでるじゃん”」

 

「ご主人様から“不健全”をとったら、いったい何が残るっていうんですか!!!!」

 

「っ、ご、ごめんなさいっ!!!??」

 

 

 

(逆ギレしたーーーーーーーーーーーーーーー!!!??)←全員

 

 

 

それはもう、理不尽かつ、素晴らしい逆ギレだった

蒲公英は普段とは全く違うテンションの朱里に驚きつつも、とりあえず大きく頭を下げていた

そんな彼女の心境など、知ってか知らずか

朱里のテンションは、さらに上がっていく

 

 

「そもそも、皆さんは・・・っ」

 

 

上がっていく・・・

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

上がって・・・

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ーーー間

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うふふ」

 

「いや、なんか言えよっ!!!???」

 

 

スイッチ切れである

そんな朱里に対し、思わず翠がツッコミを入れていた

 

 

「あ、ごめんなさい

つい、中の人が・・・」

 

「いや、そもそも中の人ってなんだよ!!?」

 

「それは、禁則事項です♪」

 

 

と、朱里は笑う

それから周りを見回し、意味深に笑うのだった

因みに、何故か雛里が“それ、私のでしゅ”とショックを受けている

 

 

 

「まぁ、お話の続きなんですが

此方から聞いておいてなんですが・・・実はもう、皆さんの答えを知っているんです」

 

「なんだとっ!!?」

 

 

そして、放たれる朱里の言葉

この一言に、皆の表情が一変する

 

 

「それはいったい、どういうことだ?」

 

 

と、言ったのは愛紗である

彼女のこの言葉に、朱里はニヤリと嗤い口を開いた

 

 

「そのままの意味ですよ・・・“一か月間ご無沙汰な愛紗さん”」

 

「ぶっ・・・!?」

 

 

朱里の言葉

愛紗は、絶句してしまった

というか、噴き出していた

 

 

「なっ、なななななな・・・ナニを言うのかね、キミはっ!!!!??」

 

「ちょっ、愛紗ちゃん落ち着いて!?

なんか今、凄く面白いことになっちゃってるから!!」

 

 

桃香が焦るほどに、慌てる愛紗

いや、まぁ、無理もない話である

いきなりそのようなことを言われ、ましてやそれが“事実”であった時の衝撃ときたらないだろう

 

さて、そんな中

朱里はというと、普段は見せないような“笑み”を浮かべていた

擬音で現すならば、“ニヤニヤ”である

愛紗はそんな朱里を見て、ぶっちゃけ殴りたくなった

 

 

「さて、今ので分かった方もいるでしょうが

私は、皆さんがどれくらい“ご無沙汰”か把握しています」

 

「なにそれ、こわい」

 

 

蒲公英の言葉

これには、皆が一様に同意していたに違いない

 

というか、だ・・・

 

 

 

「な、何故、朱里が全部知っているのだ・・・?」

 

 

 

愛紗は、そう言って冷や汗を流している

彼女の言うことはもっともだった

しかし、そんな質問もどこ吹く風

朱里は相変わらずニヤニヤしたままで言う

 

 

 

 

「私は、蜀の軍師ですよ?

蜀国の内情は、すべて把握しています」

 

「ちょ、だからってご主人様との“チョメチョメ”なんてわかるわけ・・・」

 

「わかるんですよ、“落とし穴を掘るフリをしてその穴の中で自分を慰めるのが最近の日課の蒲公英さん”」

 

「ぶはっ!!!??」

 

 

噴いた

蒲公英は、それはもう盛大に噴いた

そんな彼女の様子を見て、みなは一斉に彼女から一歩身を退いている

 

 

 

「た、蒲公英・・・さすがに、それはちょっと」

 

「ちょ、待って!

お願いだから、皆して“可哀想な生き物を見る目で見つめてこないでよっ!?”」

 

 

“ていうか、失禁馬超には言われたくない”と、蒲公英は割と本気で泣きながら叫んだ

瞬間、翠まで顔を真っ赤にして泣きそうになったのは言うまでもない

ともあれ、だ

 

 

「しゅ、朱里ちゃん・・・まさか、本当に?」

 

「サーセンww」

 

 

雛里の言葉

朱里は、ニヤニヤしながらサムズアップしていた

雛里は正直、本気で殴りたくなった

 

 

「まぁ、そういうわけで

皆さんが“ご主人様といつアクエリオンしたのか”という情報を

残念ながら、私は全て把握しているんですよ」

 

「そ、そんな・・・」

 

 

と、桃香は顔を真っ赤にしたままつぶやいた

それから、其の場にヨロヨロと膝をつく

 

 

「それってつまり、私が最近ご主人様とアクエリオン出来なくって・・・仕方なく、“書簡をご主人様だと思って一人でエクソダスしていたことも知ってるのっ!?”」

 

「あ、それは初耳です」

 

「あっはっは、藪蛇だったwwwww」

 

「と、桃香様ーーーーーーーーーーーー!!?」

 

 

泣きながら笑い、桃香は其の場に倒れ込んだ

なんとも器用なことである

そんな主君の姿を見つめ、皆は密かに息を呑んでいた

 

“これは・・・ガチだ”と

 

 

・・・いや、桃香のは完全に自滅だが

 

ともあれ、朱里の言葉

蜀の皆にとっては、かなりの“恐怖”であった

 

 

 

「て、ていうか何時の間にそんなこと調べてたんだよっ!?」

 

 

と、顔を真っ赤にして言うのは翠だ

朱里はそんな彼女に対し、ニヤニヤしたままサムズアップだ

 

 

 

 

「お仕事サボって、ネトウヨして(密偵放って)調べましたwwww」

 

「おま、ちょ・・・wwww」

 

 

 

 

“ふざけんな”と、翠はガツンと朱里の頭を殴っていた

もう我慢の限界だったのだ

殴られた朱里はというと、頭をおさえながら・・・笑う

 

 

「あれあれ〜?

いいんですかね〜、私にこんなことしちゃって〜?」

 

「あ、しまったww

ごめん、今の無し、やっぱなし、朱里さん、おなしゃすwww」

 

「だが、断るっ!!」

 

「ひぃんっ!?」

 

 

翠の言葉を真っ二つに拒否し、朱里は(寂しい)胸元から一枚の紙を取り出す

それからそれを見つめ笑った

 

 

「翠さんの驚くべき痴態は・・・」

 

「わ、ちょ、やめっ・・・」

 

「あ、お漏らしネタ以外になかったですwwwwww」

 

「だよな、ちくしょうっ!!」

 

 

“ダン”と地団太をし、翠は泣いていた

“そりゃ、原作とアンソロであれだけやられればネタも尽きるよ”と

他の皆も、まったく違う意味で泣いていた

 

しかし、愛紗はふと気づく

 

 

 

「そうだっ!

もう殆ど“自分の痴態を皆にばれている翠ならば、いまさら幾らばらされようが恐くはない”!!」

 

「なっ・・・!?」

 

 

愛紗の叫び

翠は“驚きのあまり失禁しそうになった”

だが他の者も愛紗の言いたいことに気付き一斉に声をあげる

 

 

「そうよ

“お漏らしネタが出尽くしてる翠ちゃんなら、もはや残る痴態はゼロに等しいはず!!”」

 

「“失禁馬超の腕の見せ所ってやつ”だな・・・」

 

「頑張るのだ、“漏れっ娘翠”!!」

 

「おい、泣くぞ?

マジで泣くぞ、アタシ本気で泣くぞ?」

 

 

というか、泣いていた

しかし、皆の言うことも一理ある(と思わないと、やっていられない)

今の自分なら、朱里を止めることが出来る

 

翠は、泣きながら覚悟を決めた

 

 

 

 

 

「う、っらぁぁぁあああああああああああ!!!!!」

 

「きゃぁぁあああああああああああああああ!!!?」

 

 

そして、翠は朱里の持つ紙を奪うべく襲い掛かった

だが朱里も、すぐに持っていた紙を自身の“まな板”に仕舞いこむ

仕方なく、翠は朱里の両腕をおさえた

 

 

「くっ・・・この紙は、絶対に渡しませんっ!!」

 

「往生際の悪い・・・さっさとその“断崖絶壁”に隠した紙を渡せっ!!」

 

「ちょ、言い過ぎww」

 

「うるさいっ!

こちとら、“ライフがゼロになってもまだ相手のターンだったんだよ!”

もう“余裕でオーバーキルされてんだよ!!”」

 

 

と、そんな“醜い争い”が繰り広げられること数分間

やっぱり力技できた翠に朱里が勝てるはずもなく、翠は朱里の胸元に隠されていた“皆の痴態が書かれている紙”と、ついでに“御遣い手苦二苦”を奪い取った

・・・後者は、そっと自身の懐に仕舞いこんでいたが

 

ともあれ、これで安心だ

そう思い皆は、一斉に安堵の息をつく

 

だが・・・

 

 

 

 

「そういや、アタシ・・・皆に、散々酷いこと言われてたよなぁ」

 

「っ!!!!??(皆)」

 

 

悲劇は、まだ終わってはいなかった

 

 

「あんな言われたんだし・・・ちぃっと仕返ししても罰は当たんないよなぁ?」

 

「え、ちょ、翠・・・?」

 

 

翠はニンマリと笑うと、たった今奪い取った紙を見つめた

それから、声高々に読み上げる

 

 

「えっと・・・まずは紫苑っ!」

 

「え、まっ・・・」

 

「“紫苑は最近寝る前に胡瓜を・・・”」

 

「らめぇぇええええええええ!!!!」

 

「うごぉぉぉおおおっ!!!!??」

 

 

“瞬歩”+“ボディーブロー”

紫苑の素晴らしい一撃がはいり、翠は其の場に倒れ込んでしまった

あまりの光景に、皆は言葉が出てこない

そんな中、紫苑はソッと紙を拾い上げる

 

 

「さて、これで解決ですわね」

 

「紫苑様、胡瓜でいったい何を・・・」

 

 

“スコンッ”と小気味の良い音をたて、焔耶の頬のすぐ真横に矢が刺さった

焔耶は横目でその矢を見ると、黙ったまま頷いていた

 

 

「そもそも、こんな紙があるからいけないのよ」

 

「いいながら、じっくりと紙を見るのはちょっと・・・」

 

 

桃香の言うとおり、紫苑は何故か頬を赤く染めながらも紙をガン見していた

 

 

「あらあら、星ちゃんったら・・・メンマで“あんなことを”」

 

「ぶっ!!」

 

 

星が噴いた

それはもう、勢いよく

それから“何故か蒲公英の頭を叩いた後”、勢いよく紫苑から紙を奪い取った

 

 

「ええい、勝手に読むなっ!!」

 

「え、ちょっと待って、なんで今蒲公英叩かれたの?」

 

「あらあら、ごめんなさいね」

 

「まったく、油断も隙もない」

 

「あ、これスルーされるパターンだ

確実に流されるタイプのやつだ」

 

 

言いながら、ひっそりと蒲公英は泣いた

そんな蒲公英をやはりスルーしつつ、星は紙を見つめた

 

そして・・・気付く

 

 

 

「これは・・・」

 

「どうしたのだ、星?」

 

 

“そんな、まさか・・・”と、星は紙を持ったまま固まっている

その様子は、尋常ではない

“いったい、なにが・・・”と、皆が息を呑む中

星は、ようやく口を開く

 

 

「焔耶よ・・・」

 

「え・・・?」

 

 

ふと、呼ばれたのは焔耶だ

“どうしたのだろう?”と、彼女は恐る恐る近づいていく

そんな彼女の肩を掴み、星はユラリと焔耶を見つめるのだった

その瞳は、どこか不気味だ

 

 

 

「“これ”は・・・どういうことだ?」

 

 

 

そうして発せられた声

同時に、見せつけられた紙

 

焔耶は・・・言葉を失った

 

 

 

 

 

≪閨当番

昨晩:魏延 二日前:荀ケ 三日前:甘寧 四日前:魏延 五日前:魏延・荀ケ・甘寧(ツンデレ三色丼)・・・etc≫

 

 

 

 

 

 

「こ、これは・・・」

 

 

それは、朱里が調べたであろう記録だった

それも、ただの記録ではない

 

それはまさに・・・彼女達にとって、非常に重大な“事実”であった

 

 

 

「焔耶・・・?」

 

「い、いや、これは・・・その」

 

 

星の言葉

そのあまりの迫力に、焔耶は思わず後ずさってしまう

そのまま、じりじりと後ろに下がっていく焔耶

 

が、しかし

 

 

 

「焔耶よ・・・儂も、詳しく聞きたいのう」

 

「き、桔梗様・・・?」

 

 

彼女のすぐ、背後

そこには、なんと桔梗が立っていたのだ

いや、桔梗だけではない

彼女の周りには、いつの間にか蜀の名だたる面々が立ち並んでいたのである

 

皆の雰囲気は、星と同じ

恐ろしいオーラを纏っているようにも見えた

 

 

 

「ちょ、あの、桔梗様・・・私には、いったい何のことかサッパリ・・・・・・」

 

「ほぅ・・・なるほどな」

 

 

言いながら、彼女が取り出した紙

ソレは今しがた、星が見ていたものと全く同じ

 

いったい何故?

そう思った彼女だったが、その答えはすぐに出ることになる

 

彼女の視線の先

其処には・・・何枚もの紙を抱え、ニヤニヤと笑う朱里の姿があった

 

 

 

 

“我が策、成れり”

 

 

 

 

その口が、そう言っている気がした

瞬間、彼女は気づく

 

 

 

「ま、まさか、最初から・・・“私を狙って”」

 

「焔耶よ・・・さぁ、洗いざらい話してもらおうか?」

 

「ちょ、皆・・・待て、待つんだ!!

桔梗様も、その“魔闘気”をおさえてくださいっ!!

これは、これは・・・」

 

 

 

 

 

 

 

“孔明の罠なんだーーーーーーーーー!!!!!”

 

 

 

 

 

 

 

彼女の叫び

しかしそれは、空しく響くだけだった・・・

 

 

 

 

 

 

 

・・・終わり(色んな意味で)

-3ページ-

★あとがき★

 

皆さん、こんにちわ

月千一夜です

 

遅れてしまい、申し訳ありません

ちょっと、体を病んでしまい伏せっていました

 

臥龍です・・・すいません、ただのヒッキーです

 

 

さて、しかし年明け一発目がコレっていうね

なんかもう、色々とすいません

次は、真面目にいきますからww

真面目にカオス・・・ゲフンゲフン

 

では、またお会いする日までwwwww

説明
どうもみなさん
あけましておめでとうございます

遅くなってしまいましたが、年明け一発目

いっくよ〜〜〜
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コメント
何気に遊戯王ネタがwwwww(PROPHECY)
T.K69さん<なんすか、その資格wwww (月千一夜)
こんな”ドス黒朱里”初めて見たwwwさすがは一級カオス建築士ですなwww(T.K69)
暇神(ヒマジン)さん<あざっすww(月千一夜)
雛里もしれっと”中の人”ネタを・・・・・・だがこのカオスさが良いっ!!!(暇神(ヒマジン))
summonさん<よかったのかい?ホイホイいっちまって・・・ (月千一夜)
これが孔明の罠か!wいいですね、もっとです!(summon)
月光鳥〜ティマイ〜さん<定評、あるんすか?(驚愕)(月千一夜)
えんやー!いやーうぃるおーるうぇいずぅ〜、らぶゆーあーうぃー、うぃるおーるうぇいずらーぶゆー?  まっ、コレは置いといて一発目はぶる夜殿作品ktkr さすがカオスに定評がありますなぁ(mighty)
叡渡さん<ついに、事実が明らかに・・・ww (月千一夜)
アーバックスさん<続くかどうかすら怪しいんですが・・・ww (月千一夜)
次のガールズトークは何処だろう・・・?今回出番の無かった董卓軍の皆さんでしょうか…。(アーバックス)
呂兵衛さん<今年も、良い年であるように祈りを込めて描きましたww (月千一夜)
あけましておめでとうございます 待ってましたガールズトーク!!このはっちゃけっぷりがいいですよねー(呂兵衛)
メガネオオカミさん<やっちゃいますww (月千一夜)
悠なるかなさん<勝てますねww (月千一夜)
Jokerさん<ちゃっかり、史実通りですww (月千一夜)
一丸さん<頑張りますよ〜 (月千一夜)
ルサナさん<褒め言葉ですね、わかりますww (月千一夜)
よーぜふさん<あっはっは・・・さて、なんのことやらww (月千一夜)
不知火 観珪さん<真っ黒ですw(月千一夜)
アサシンさん<そりゃ、司馬懿も勝てないよww (月千一夜)
mokiti1976-2010さん<いいえ、朱里さんですww (月千一夜)
牛乳魔人さん<誤字報告、ありがとうです (月千一夜)
ちくしょう、なんなんだよこの外史は! いいぞ、もっとやれ!www(メガネオオカミ)
劉邦柾棟さん<紫苑にボディーブロー喰らいましたか?ww (月千一夜)
TAPEtさん<執筆中に、からだやっちゃってww (月千一夜)
ついに蜀編キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!よっしゃコレでカツル!!!!(悠なるかな)
笑うしかないわーwww 諸葛亮だけに、魏延には厳しいんだな・・・。(孔明)
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。・・・・さて、朱里ちゃんがカオスってるwwでも、楽しい!!ww・・・ではでは、次の作品を楽しみに待ってます。お体に気をつけて、無理せずにがんばってください。(矛盾?ww)(一丸)
初見です。とてつもなくヒドイ、ヒドすぎるwww(ルサナ@母艦がぼっかーん!)
あいかわらずのWorldですなぁ・・・はっはっ で、次はいつですかな?(よーぜふ)
あけましておめでとうです! 黒い朱里たんですね……こんな朱里たんもありだ! そういえば、アニメだと星さんが孔明の縄だ!とか言ってましたねww(神余 雛)
これが本当の孔明の罠なのか!?(アサシン)
こんなの…朱里じゃない!!と、とりあえず言ってみる。そして、焔耶哀れ。(mokiti1976-2010)
やったー!蜀編キターー!!待ってましたー!!!それはそうとお体を大切にしてください。あと誤字報告を「“ご主人様といつアクリオンしたのか”」アクエリオンの”エ”が抜けてる?(牛乳魔人)
ヤベwwwwwww!  腹が痛いwwwwwwwwwwwwww!? (笑)(劉邦柾棟)
めっちゃ久しぶりだwwwでも前よりネタ少なかった(TAPEt)
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