ダイオードの空を見上げた

それはとても明るい夜だ

色とりどりの星が光って

それはキレイな夜だった

でも僕の求めた色は

一つも見つからないようだ

ドアを蹴って走り出す

人込みの中に走り出す

欲しい色は何処にあるのか

判らないまま走り出す

明るい街に僕は叫んだ

僕の色は何処にあるのか

すると一人がこちらを向いた

どちらが好きな色ですか？

赤を取って笑い出す

青を持って涙した

欲しい色は何色なのか

判らないから泣き笑い

君の心に聞いてみなさい

答えは意外と簡単さ

言われて僕は気がついた

答えは近くにあったんだ

手を取り合って笑いあう

赤青持って走り出す

欲しい色がやっと判った

君のその手にあったんだ