神次元ゲイムネプテューヌV 〜The Blue Myth〜(~start of the GAME…!~)
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「全く……あなたって人はいきなり人をペシャンコにしようとするなんて……(; ・`д・´)」

 

あれから何故かちっちゃいいーすんのお説教タイムに突入しちゃって私は草むらにちょこんと正座して説教を受けていた。結構時間たったけど、いつまで説教されるんだろ……

 

「い、いーすんてば抑えて抑えてー!せっかく久しぶりに会えたんだしそんなに怒らなくてもー……――」

「だ……誰のせいでこうなったと思ってるんですかー!?(o≧口≦)o」

 

あちゃー、『いーすん宥め作戦』あえなく失敗。

え?ソニックはどこ行ったのかって?実は……さっきまで居たんだけど説教タイムに突入する前に「俺はめんどくさいからパスするぜ!」っていってどっか行っちゃったんだよね……むー!ソニックの白状者―!

 

「……はぁ……怒り疲れてきました……(; ̄д ̄)」

 

おぉ?いーすんのスタミナが減ってきてるー?いーすんのご機嫌捕獲チャーンス!ネプ子さんの一撃必殺技受けてみよー!

 

「むぅ…………ごめんなさい……(うるうる)」

「ふぇ……!?Σ(°д°)」

 

決まったー!ネプ子さんの『必殺うるうるアイアイお詫びアタック』!

潤目で上目使いしつつ相手に『ごめんね』を言うこの必殺技で幾つもの修羅場(主にノワールにいたずらした時の説教中だけど)を乗り越えてきた私のこの必殺技をくらってまともに立っていた者はいなーい!さーあどうだいーすん!

 

「む……まぁ……このくらいで許してあげましょう……(*´д`;)」

 

戦いに勝利した!

クエストを達成しました!

あと一分で村に戻りま―――って戻っちゃダメだよ!

 

「ありがとー!いーす――」

 

いーすんの胸へと飛び込もうとした私はいーすんの次の言葉に動きを止めた。

 

「ところで……どうして私のことをご存知なんですか?(´・ω・`)」

「……え?」

 

まるで一時停止ボタンを押されたビデオの映像のように私の体がピタリと止まっていた。

あれ?今私の目の前にいるのはいーすん……だよね?ちょっとちっちゃいけど。

う〜ん……今日はエイプリルフールじゃないし……あ、分かった!

 

「もー、いーすんてば私のことからかってるねー?」

「え、え?Σ(゚д゚)」

「もー、いーすんてば意地悪だなぁー!ほらほら、私の名前言ってみてー?」

 

ね……ね……これ以上のヒントはあげないよー!まぁ、あげるまでもないけどねー!いーすんならプラネテューヌの女神である私の名前を言えてとーぜ――

 

「……申し訳ありませんが、あなたの名前を知らないです。(´・ω・`)」

 

………………え?

 

「も、もー!いーすんてばジョーダンキツ―――」

「冗談ではなく本気です!(`・ω・´)」

「な、何言ってるのいーすん!私だよ?ほら、いっつもいーすんの面倒見てる私だよー!?」

「……絶対何か違うと思いますが、私は本当にあなたのことが分かりません。(; ・`д・´)」

 

え?え…………ねぷー!?

 

「い、いーすんてば…………あ!」

「どうしました?(・ω・ )」

「分かった!いーすん悪い奴に記憶を奪われたとかそんな感じだよね!誰々、その悪い奴!私がやっつけてくるよ!」

「ど、どうしてそーなるんですかー!?(((゜Д゜;)))」

「黒ずくめの二人組に変な薬でも飲まされたの!?それともあれかなぁ?いーすん頭のネジが一本取れちゃったの!?こうなったら頭を分解して―――」

「わ、わ、わーーーー!?三 (lll´Д`)」

「あ、まてー!!」

 

私はそのままドライバーを片手に逃げるいーすんを追いかけた。(どっから取り出したかは内緒)

けどその時――

 

ドッ!

 

「ねぷぅっ!?」

 

私は何か若干柔らかいものにぶつかってそのまま尻もちついちゃった。もしかしていーすんの記憶を奪った悪い奴!?

 

「お、おいどうしたんだネプテューヌ?」

「あ、ソニック!」

 

ソニックだった。ソニックは頬に汗を流して私を見下ろしている。

 

「とりあえず終わったみたいだな……つか、どうして俺の後ろでイストワールが震えてるんだ?」

「あ、そうだ!いーすんてば私のこと忘れちゃったみたいなんだよー!だから頭のネジを締め直してあげようって思ってたのに逃げ出しちゃって―――」

「だからそんなんじゃないって言ってるじゃないですかー!(≧口≦)」

「Huh……とりあえず、何があったのかを話してくれないか?」

 

そのまま私はこれまでの一部始終を話し始めた。

ちょっとロード入るよー!

 

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「ほぉ……よーするに、イストワールは俺達のことを全く知らないってことだな?」

「はい。絶対全く知りません(`・ω・´)」

 

途中まで私が説明してたんだけどいーすんが「話盛りすぎですよー!ヽ(`Д´)ノ」って怒り出しちゃって途中からはいーすんが説明しだしちゃった……むぅ、私の渾身の説明だったのにー!

 

「んで、それに憤慨したネプテューヌがやけくそになってイストワールにあんなことやこんなことをしでかそうってしてた時に俺が戻ってきたってとこだな。」

「そ、そっちだって話盛ってるじゃん!」

「けど、間違ってはいません!(`・ω・´)」

 

むぅー!なんか釈然としないなぁー!

 

「まぁ、確かに今俺達の目の前にいるイストワールも俺の知ってるイストワールとはちょっと違う気がするけどな。大きさとか服装とか……」

「ねぷ?あー、確かにー!」

「いやお前さっきまでさんざん話してたのに今更気づいたのかよ」

「具体的にどう違いますか?(´・ω・`)?」

「んっとだなー……まず大きさは今の掌サイズじゃなくてもっとデカかったな?俺とおんなじくらいで服の色も今の青っぽい感じじゃなくてもっと明るい色だった気がするぜ。」

「大分違いますね(; ・`д・´)別人じゃないですか?」

「いや、でも間違いなくイストワールなんだよな……お前、黒ずくめの男に変な薬でも飲まされたのか?」

「違います!あなたまで変なこと言い出す気ですかー!?(; ̄Д ̄)」

 

あ、といーすんが素の表情に戻る。

 

「でも確かに、私もその……お名前何でしたっけ?(´・ω・`)」

「俺はソニック。こっちはネプテューヌさ。」

「でも、私もネプテューヌさんからは不思議な気持ちが伝わってきます。その……なんとなく懐かしい感じでしょうか?(´・ω・)」

「ホント!?いーすん思い出したのー!?」

「とりあえず話聞け」

「あぅっ」

 

ソニックにチョップくらって私はちょこんと座った。

 

「実は……ネプテューヌさんに私の名前を呼ばれる度にちょっと不思議な気持ちになるんです。ずっと一緒にいたような気分ですね(´・ω・)」

「やっぱり、俺たちの知ってるイストワールなのか……?」

「ここだと判断し難いです。プラネテューヌまでご一緒願えますか?(>人<;)」

「All right!ネプテューヌ、行くぜ!」

「は〜い……」

 

はぁ〜……なんかテンション下がってきちゃったなぁ……なんでだろ〜……

 

 

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私がなんとなくテンション下がってきた理由がハッキリしたのはプラネテューヌの教会みたいな建物に着いた時だった。

 

「……………………………」

 

建物内で私は曲がり角から少しだけ顔を出す。通路に誰もいないことを確認して後ろにいるソニックに『OK!』の合図を送る。

 

「……何してんだお前?」

「何って……スニーキングだよー?」

 

私は極力音量を抑えてソニックに返答する。

 

「いや……普通に行けばいいのになんでスニーキングしてるん――」

「ソニック!静かにしないとどSぷるるんに見つかって犯されるよ!」

「……huh?」

 

どSぷるるんに見つかったら何されるかわかんないからねー……ここは慎重にいかないと……

 

「……これ、逆に怪しいと思うんだが――」

「だいじょーぶ!私メ●ギア4でBIG・B●SSの称号とってるからスニーキングには慣れっこだよー!」

「そーゆー問題か!?てゆーかさー……」

 

ソニックが私の手に握られているものを指さして口を開き始めた。

 

「……なんでバナナ持ってんだよ……」

「ねぷ?」

 

私の手に握られているのは……『THE・ベネーネェー』(攻撃力ゼロ)

 

「ソニック知らないの?バナナは敵を無力化するのにすっごい有力なんだよー?後ろから構えれば敵は銃突きつけられてると勘違いしてー、勝手にホールドアップしてくれるんだよー?ピー●ウォーカーの『完全ステルスミッション』で何度助けられたことだかー……」

「いや、ここメタギ●の世界じゃねーし。つかまず民兵いねぇし。」

「違うよー、これはあくまで護身用だよー?」

「いや、絶対役に立たねぇからそれ!せいぜい皮で転ばせるくらいしかできねーよ!」

「でもでもー、HP回復はできるよー?」

「あぁ、もういいや……じゃあネプテューヌ?」

「なぁにー?」

 

「―――なんでお前の胸元でイストワールがジタバタしてんだ?」

 

そっとソニックが私の胸元を指さす。私の胸元では私の片手で口を塞がれたいーすんが「むー!むー!」ってジタバタしていた。

 

「だってー、騒がれたら場所見つかっちゃうじゃん。」

「……なんか段々お前が誘拐犯に見えてきたんだけど。」

「むぅ、失敬な。私はいーすんを守るために―――」

 

「あぁ〜!ねぷちゃんにソニちゃん〜♪」

 

メタ●アの世界だったら間違いなくこの瞬間にあの音がなるよね。

 

「ねぷぅーっ!?」

 

どきーん、と心臓が大きく鳴って飛び上がった拍子にいーすんを解放しちゃった。

 

「ぷはッ……はぁ……ようやく解放されました……ヽ(;´Д`)ノ」

「あぁ〜、いーすん帰ってたんだねぇ〜。おかえり〜。」

「は……はい、ただいま帰りました……( ̄◇ ̄;)」

 

あれ?ぷるるんいーすんのこと知って――ってそうだよね。ぷるるんはプラネテューヌの女神らしいからそうだとしたら教祖のいーすんがぷるるんのこと知っててもおかしくないよね。

 

「それに〜、ねぷちゃんにそにちゃんも〜おかえり〜。」

「う、うん!ただいま!」

 

と、とりあえず怒らせたりしなければどS化しないよね?ここは慎重に……

 

「よ、ぷるるん!I’m back!」

「あいむばっく〜?」

「ただいまってことさ!」

「えへへ〜、そっかぁ〜。」

 

ねぷぅー!?

 

「そ、ソニック!」

「な、なんだ?」

「ぷ、ぷるるんの頭を気安くなでたりしちゃダメだよー!」

 

ソニックてば普通にぷるるんの頭をなでなでしてるけど、そんなことしたら私達犯されるよー!?

 

「why?」

「ぷ、ぷるるんの頭を撫でたらスーパー●イヤ人みたいに金色に光って戦闘力が―――」

「なるか。」

「あぅっ。」

 

ソニックにチョップ食らった。

 

「さて、それでは改めてお二人共にお話を伺ってもよろしいでしょうか……?(>_<)」

「All right!答えられる範囲なら答えるぜ?」

「では、まずソニックさんのことを伺ってもよろしいでしょうか?(`・ω・´)」

「俺のこと?」

「はい。ソニックさんの姿を過去にプラネテューヌで見かけたことがないので……ひょっとして、別の国からおいでになったんですか?(゜д゜)」

「…………半分正解で、半分違うかな。」

「と言うと……?(´・ω・`)」

「信じてもらえるかは分からないが……そもそも、俺はこの世界の住民じゃないぜ。訳あって、別の世界からこの世界に飛ばされてきたのさ。」

「え……!?Σ(゚д゚;)」

「俺は元居た世界でエッグマンていうまんまるのヒゲオヤジの世界征服の計画を潰すために奴の基地内にいたのさ。けど、それはエッグマンの罠だった。俺は奴の罠にはまり、『カオスエメラルド』と言う七つ集めると奇跡を起こすって言われてる宝石の力で別世界へとワープさせられてしまったのさ。そこで俺はネプテューヌを初めとする仲間達と冒険してカオスエメラルドを集め元の世界に戻ろうとしていた。だが、時空の狭間を移動中に何者かに襲撃されワープアウトしこの世界へと落っこちてきたのさ。」

「では、そのカオスエメラルドっていう物はどうなったのですか?(゚д゚lll)」

「気づいた時にはなくなってたぜ。多分襲撃された際誰かに奪われたのかもな。」

「では、この世界にカオスエメラルドが散らばってるという可能性も……?(; ・`д・´)」

「さあな。今回奪われたのが時空間ってなると別世界に散らばったって可能性も高いな。ま、どの道俺は当分元の世界に帰れそうにないってことだな。てなとこで俺の紹介はこんぐらいだな。」

「では、次はネプテューヌさん( *`ω´)」

「待ってましたー!何々?何が聞きたいのー?」

「な、なんでそんなテンション上がってるんですかー!?(≧口≦)」

「だってだって、主人公の出番なんだよー?若干忘れられがちだけど、私この小説の主人公なんだよー?」

「…………理由がよくわかりませんが、ネプテューヌさんもこの世界の方ではないということになりますか?(?_?)」

「う〜ん……やっぱりそこがイマイチはっきりしないかなーって言うのが本音なんだよねー。確かに私の知ってるゲイムギョウ界には雰囲気が似てるけど、なんかこー……1と2の違いくらいの微妙な違いがあるんだよねー。」

「……後半がよく分かりません。(; ・`д・´)」

「まぁ……ハッキリ言って俺もネプテューヌとほぼ同意見なんだよな。俺が少し前まで居たゲイムギョウ界とは確かにどこかが違う。」

「…………う〜ん…………(;´д`)」

 

あれ……なんかいーすん頭から煙が……?

 

 

「…………ビポッ……!;y=-( ゚д゚)・∵. ターン」

 

 

え……えぇー!?し、死んじゃったー!?

 

「い、いーすん!?」

 

私が駆け寄っていーすんを抱きかかえるといーすんは泡を吹いて痙攣を起こし始めた。

 

【…………警告、バッテリー残り……10%………】

「ねぷ?」

 

いーすんの目にそう記してあった。

 

「あ〜、いーすん〜またお腹減ったのぉ〜?」

「ぷ、ぷるるん直せるの!?」

「直す〜?何を〜?」

「い、いーすんだよ?いーすんてば一応人口生命体だし……」

「う〜ん……よく分かんないけどぉ〜……いーすんはねぇ〜、お腹が空くと〜こうなるんだぁ〜。」

「お、おいおいそう言ってる間にバッテリー残量3%まで落ちてるぜ?どうやったら元のイストワールに戻るんだ?」

「えっとねぇ〜、単三電池を〜」

「単三電池をどうするの!?」

 

「いーすんの目に〜刺すんだよぉ〜。」

 

「……what!?」

「…………えぇぇぇーーーー!?」

 

え、こっちのいーすんどうなってるの!?今までそうやってさっきまでのいーすん保ってたの!?わ、私のゲームはこんなグロ方面のR‐18要素無いはずだよね!?この小説いつの間に別ゲーていうかう●ねこみたいな要素入っちゃったの!?

 

「あー、違ったぁ〜……それは別の話だったぁ〜。えへへ〜。」

「違うの?あ〜よかっ……てその別の話が気になるよ!?」

「お、おい今そんなtalkやってる場合じゃないぜ!?残り1%になってるぜ!?」

「えっとね〜、いーすんの口に〜電池を一個入れればいいんだよぉ〜。」

「わ、分かった!えいッ!」

 

私は近くの机に置いてあった単三電池を手に取るといーすんの口を開けさせて放り込んだ。

 

【―――再起動開始―――】

 

いーすんの目にそう表示されるといーすんが浮かび上がって光を放ち始める。

う〜ん……わかりにくい人はドラ●エで死んだ仲間にザオ●クかけたところを想像して。

 

「………ふぅ……危うく強制的にシャットダウンされるところでしたヽ(`〜´)ノ アブナイ!!」

 

まるで寝起きのような表情をしたいーすんが『ん〜……』と大きく伸びをする。

 

「お……お前携帯電話かよ……」

「違います!れっきとした人口生命体です!けど、話をするときは沢山のエネルギーが必要なので普段は背中にコードを刺してるんです。(`・ω・´)」

 

話しながらいーすんが後ろの配電盤みたいな箱から黒いコードを取り出して自分の背中に刺した。そしたらいーすんの目がピカーッて蛍光灯みたいに光りだした。

 

「なので、充電しながら話すようにしてます(´▽`)」

「――なんで最初から刺さないんだよ……」

 

う〜ん…………何か最初からトラブル多いなぁ……

 

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(数分後)

 

「―――大体お二人の言い分は分かりました。(・ω・)」

 

あれから私はいーすんに分かる限りのことを話したんだ。

若干自分でもよく分かんなくなったんだけどソニックが翻訳していーすんに説明した。

 

「俺はカオスエメラルドを集めないと帰れないとして……ネプテューヌだけでも元の世界に戻る方法はないのか?」

「ネプテューヌさんの言うことが確かなら、そっちのゲイムギョウ界にもイストワールがいるということになりますね?なら、そのイストワールに私が連絡を取ることも可能だと思われます。O(・`∀´・)」

「疑わないのか?」

「確かに私自身まだ半信半疑ではありますが……(;・∀・)」

 

いーすんが一瞬私をチラッて見た。

 

「事実、その世界からやって来たというネプテューヌさんがここにいますし先程言った私の『不思議な気持ち』の合点がいきません。ここは騙された気になって一つやってみましょう。(´・ω・)」

「Thanks!」

「ただし、通信中の私には話しかけても返答することはできません。そこに気をつけてください。(>人<;)」

「りょーかいッ!」

 

いーすんが言い終わって目を瞑って通信を始める時に――

 

「ねぇ〜、一つ気になっちゃったんだけどぉ〜。」

 

静聴してたぷるるんが口を開いたんだよね。

 

「ねぷちゃん〜、元の世界だと〜女神様だったんだよねぇ〜?じゃあ〜、女神化できるのぉ〜?」

「……あ……」

 

んっと、何て言えばいいかなぁ……

 

「確かに、考えられますね。(`・ω・´)」

「えへへ〜、ねぷちゃんの女神様の姿〜気になっちゃうよぉ〜。」

 

ぷるるん!そんなキラキラした目でこっち見ないで!返答にすっごく困るから!

う〜……なんだか子供の夢を壊すようですっごく申し訳ないんだけど、ここは正直に言っとこ。

 

「えっとね〜……さっき女神化しようとしたら出来なかったんだぁ。私もビックリ仰天したんだけどね〜……」

 

あ〜、なんかぷるるんの表情見るのに気が引けるなぁ……

――ん?ちょっとまって……

 

「あらぁ?ねぷちゃん……私がお願いしてるのに出来ないって言うのぉ……?」

 

――てな感じでぷるるん怒らしたら……

 

それを思った私は急に焦り出していた。

 

私ってば思わず失言!?これでどSぷるるんになったらもう犯されるどころじゃなくなるー!?骨と皮だけにされちゃうよー!?にゃーーーー!?

なんてめちゃくちゃ焦っていた私に対して、ぷるるんの返事は随分と軽かった。

 

「そっかぁ〜、ねぷちゃん〜女神メモリー持ってないからね〜。」

「……ねぷ?」

 

え?女神メモリー?何それ美味しいの?

 

「何だそれ?」

「このゲイムギョウ界に数百年にたった一度の時にしか入手することのできない極めて希少なアイテムです。何時何処に現れるかわからないため、発見はかなり困難です。この世界では、女神になるためには女神メモリーを必要とします。ヽ(・∀・)ノ」

「てことはプルルートは女神メモリーを持ってるのか?」

「うん〜。散布中に〜食べ物と勘違いして食べちゃったんだぁ〜。」

「食べたのッ!?」

「うん〜。」

 

……女神になるためのアイテムって、少なからず絶対固体だよね?別のゲームで言えば多分『かみな●の石』とか『ほ●おの石』とかあんな感じだよねきっと。それをまるまる飲み込んで無事だったって……ぷるるん一体どんな体してるんだろ……

 

「女神メモリーを手にした者には、此処ゲイムギョウ界に国を建てるという重役に加えてその国を永久に守護するために歳をとらなくなるというメリットがあります。(`・ω・´)」

「へぇ〜、国を作ったり歳をとらな――」

 

……ん?ちょっとまって、歳を取らな……――

 

「ちょっとまったぁぁぁーーーーーーーー!!!!!!!!」

 

「ひぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!??????Σ(゚д゚lll)」

 

気づいたらいーすんの胸ぐら掴んでたけどもうどうでもいいや。

 

「てことは、その女神マモルーてのがないと歳をとるってこと!?」

「め、メモリーです……!そういうことになります……(゜´Д`゜)」

「マルマルモリモリ」

「ふ、古いです……!とにかく離してください……(´Д`;)」

「…………」

 

いーすんを離し、私は考え込んだ。

……歳を取る!?それはいけないよ!だって、もしも私がお婆ちゃんとかになったらこの作品終わっちゃうよ!?それ以前にこの小説内でそーゆー状況になったら作者が二度と私の小説かけなくなっちゃうよ!?いくらフリーダムに書いてるからってそんなことになったら2ち●んとかで『あの作者前から目瞑ってたけどいい加減好き放題しすぎだからそろそろぼころうぜ』みたいなことに……いや、そこまで知名度高くないけど――て、流石にリアルすぎるからここで中断!

 

「いーすんッ!そのアイテムはいつどこ手に入るのッ!?」

「で、ですから……何時何処に現れるかわからないんです……(;´Д`)」

「は……早くそのアイテム見つけなきゃ……!」

 

まずはそれからだね。元の世界に帰る方法を探す前にまずはそれを見つけなきゃ……!

 

「はぁ……はぁ……それにしても、あのアイテムを入手しようと思うなんてネプテューヌさんは度胸があるというか……無鉄砲というか……(;´Д`)」

「what?どういうことなんだ?」

 

ソニックの問いにいーすんがちょっとだけ言いにくそうに口籠る。

 

「確かに、女神メモリーを入手すれば先程申し上げた効果を得る可能性はあります。(._.)」

「possibility?絶対じゃないのか?」

「はい、入手した方に『女神になるための資質があれば』の場合です。(。_。)」

「資質?よく分かんないけどそれがないとなれないのか?」

「……『なれない』だけならマシなんですが……{{(>_<)}}」

 

え?いーすんてば俯いちゃってどうしたんだろー?

 

「――もし、『女神になるための資質を持つ者』以外の者が女神メモリーを手にすると、その者の肉体を醜い姿へと変えてしまいます。(-_-)」

 

ソニックが眉間に皺を寄せた。

 

「要は、ブサイクになるってことか?」

「簡単に尚且つ可愛く言えばそういうことになります。その姿で一生を終えることになってしまいますね。(・・;)」

「ほぉ……こっちの世界だと女神になるのにも、随分と命懸けだねぇ。」

「だから、私はあまりネプテューヌさんには女神メモリーを探すことをお勧めできないんですが……(;´Д`)」

「大丈夫!私元の世界だと真面目に女神やってるから!」

「普段は怠けてるけど「まぁとにかくだいじょーぶだよー!」」

 

ソニックが何か言いかけてたけどまぁおっけー!

 

「……そうですか。なら心配なさそうですね。( *`ω´)」

 

いーすんがぷるるんに向き直った。

 

「プルルートさん、この際ノワールさんと一緒にネプテューヌさんの女神メモリーを探すお手伝いをしたらどうでしょう?(・ω・ )」

 

あ、そう言えばノワールのことすっかり忘れてた……って!?

 

「ぷ、ぷるるん!ノワールは!?」

「わぁ〜〜〜!?ねぷちゃん〜、そんなにおっきな声出されると〜びっくりしちゃうよ〜。」

「あ、ごめんね……」

 

私は落ち着くためにふぅ、と小さく息を吐いた。

……確か、ノワールが犯されかけてる隙に私達は逃げたんだよね。あの後ノワールどうなったんだろう……もしかして、地下牢で鎖に繋がれてるとか……!?

 

「えっとぉ〜、ノワールちゃんはね〜どっか行っちゃったんだ〜。」

「…………え?」

 

え?もしかして逃げたの?て言うか逃げれたの!?

 

「私が〜遊ぼうと思ってたのに〜、ノワールちゃんが〜走ってどっか行っちゃったんだ〜。」

 

ぷるるんが言うとなんか怖いけどそこは置いといて……

 

「その、ネプテューヌさんとソニックさんはノワールさんをご存知なのですか?(・∀・)?」

「うん!私達はノワールの数少ない友達だよ〜!」

「それは言い過ぎだ。」

「ほぅほぅ、では向こうの世界のノワールさんはどのような方なのですか?(`・ω・´)」

「えっとねー、まず友達がいなくて」

「だから言いすぎだっての」

「ラステイションの女神!」

「ほぇ〜?らすていしょん〜?」

「ラステイション……ですか?(; ・`д・´)」

「え?ノワールの国だよー?知らないのー?」

「……そんな国は存在しませんが……(; ・`д・´)」

「ねぷっ!?」

 

……て、よく考えたらさっきソニックと一緒に回った時にないことに気づいたんだっけ?とんだ早とちりだった〜♪(*´ω`*)てへぺろ

 

「あ、ごめんなんでもないや〜!私の勘違いだったよー!」

「……ということは、ネプテューヌさん達はノワールさんをご存知ではないのですか?(;・∀・)」

「いや、知ってる……と思うぜ。多分。」

「どっちですか!ヽ(´Д`;)ノ」

「まぁ、口で言うよりもこっちのノワールに会うのが一番早いと思うぜ!ノワールがどこへ行ったか宛てはないのかい?」

「えっとぉ〜……ノワールちゃんはね〜、よく私に内緒で〜女神メモリーを探しに行ってるんだぁ〜。」

「ねぷぅっ!?」

 

な、なんですとーーーー!?

 

「プルルートさんはどうしてノワールさんが女神メモリーを探しに行ってるということが分かるんですか?(´・ω・)」

「えへへ〜、なんとなくぅ〜。」

 

……ノワールに先を越されたら、私は……私は…………ッ!?

 

「ソニックッ!」

「うわぁぉッ!?な、なんだよ!いきなり腕掴むなって!」

「こうしちゃいられないよ!一刻も早くノワールを探さなきゃ!」

「だ、だから!離せって!」

 

ソニックの声にお構いなしに私は強引に部屋を走り出ていった。

 

「待ってぇ〜。私も行くぅ〜!」

 

何でか知らないけど、ぷるるんも追っかけてきた。

 

――――ここから、私の新しい冒険(ゲイム)が始まったんだ……!

 

 

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☆ネプステーションコーナー☆

 

ハイク「さて、ネプステーション始まるぜ!」

ネプ「わ〜〜〜〜!(ぱちぱちぱちぱち」

ぷる「わぁ〜〜〜〜〜〜。」

ハイク「あれソニックは?」

ネプ「今日はいないみたいだよー?

ぷる「私にぃ〜、『代わりに出てくれ』って言われたからぁ〜、代わりに私だよぉ〜。」

ハイク「ほぉ……まぁいいか。さて、早速今回のキャラを振り返っていくぜ。

 

―――つっても、今回初出場の奴いないんだよな。」

 

ねぷ「じゃあじゃあ、早速雑談たーいむ!」

ぷる「れっつ〜雑談〜♪」

ハイク「お、おい!完全に雑談コーナーじゃねえかよ!」

ねぷ「むぅ、別にいーじゃん。普段はただひたすら文章書いて話進めてるだけなんだからたまには雑談したって悪くないと思うなぁー!」

ぷる「そうだそうだぁ〜♪」

ハイク「うぐ……わ、分かったよ……んで、何を話すんだ?」

ぷる「えっとねぇ〜、何がいいかなぁ〜?」

ハイク「じゃあ、好きなゲームはなんだ?」

ぷる「えっとぉ〜、私は特にないよぉ〜。ぬいぐるみ作る方が〜好きぃ〜。」

ハイク「じゃあネプテューヌはどうなんだ?」

ねぷ「ふっふーん、ハイクってば私が大のゲーム好きだってことを知ってそれを聞いたんだね〜?」

ハイク「いや、別に……――」

ねぷ「えーとえーと、私が好きなのは(長いのでカット)」

ハイク「はい、本日はここま――――」

ねぷ「ちょっと待ってぇぇーーーーーー!!」

ハイク「おわぁっ!?」

ねぷ「いくらなんでも早すぎるよ!?これじゃあこのコーナー意味なくなっちゃうじゃん!」

ハイク「だ、だって他にやることねーじゃん!こうやってgdgdな雑談してるよりはさっさと話進めたほうがいいだろ!?」

ねぷ「それじゃあダメなんだよー!私だって雑談コーナーくらい設けたいんだよー!」

ハイク「だったら今無理にやんなくても次回に回せばいーじゃねーか!それまでにネタ考えてくればいいだろ!?」

ぷる「そうだそうだぁ〜♪」

ハイク「お前はお前でどっちの味方してんだよ!?」

ねぷ「むぅ………じゃあ、次回は何が何でも絶対雑談するからねー?いつ投稿するか分かんないけど絶対雑談コーナー設けるからねー!」

ハイク「はいはい……あ、そうだ。ネプテューヌ、作者からお前宛に連絡来てるぜ?」

ねぷ「え?何々―?」

ハイク「えっとだなー…………

 

『地の文をネプテューヌがひたすら読んでいくとgdgd感が半端ないから次回からは〜Blue wind〜同様普通の文に戻す』

 

ってさ。」

ねぷ「ねぷぅーーーーーーーーッ!?」

ハイク「まぁ……確かにあのgdgd感満載の文章をひたすら綴ってたらいつもの倍以上のエネルギー使うからな。作者もここ最近クソ忙しいらしいから無理もないぜ……」

ねぷ「それにしてもいきなり過ぎるよー!?」

ハイク「まぁ、でも暇が出来たら時々地の文をネプテューヌに読ませることがまたあるかもしんないぜ?作者が生きてれば(意味深)」

ぷる「じゃあ〜、間をとって私がぁ〜♪」

ハイク「うん、軽くいつもの五倍はエネルギー使うから止めとけ。」

ねぷ「てなわけでー、次回からはもっともっと雑談しちゃうから期待しててよねー!ばいばーい♪」

ぷる「ばいばぁ〜い♪」

ハイク「……まぁ、次回いつになるかは分からry」

 

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