魔法先生ネギま?なんか勘違いされてね?気のせい??
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〜エヴァンジェリンside〜

 

 

あのあと私達は、暴走した茶々丸を抑えハカセのラボに預けた。

そして修理が終わったとの事で、私達は近くの喫茶店で待ち合わせをした。

…危うく私の家が無くなるところだった…

 

「……それで?茶々丸の調子はどうだった?ハカセ」

 

「どうやら熱暴走したみたいだね。

ちょうど新しい冷却装置が有るからそれに変えたよ〜」

 

「そうか…茶々丸、調子はどうだ?」

 

「はい、新しい冷却装置の適合も問題ありません。

……すみませんマスター…ご迷惑を掛けました…」

 

「いい、気にするな」

 

「それでなんだけど?

……実は茶々丸に冷却装置を着ける時に頭のメモリーを一時的に移したんだぁ?

…ついでに熱暴走の原因が分かるかな〜っと思ってデータを見たんだよね」

 

「ハ、ハカセ!それは…」

 

茶々丸がオロオロしだした。

…ほぅ、何か面白そうな物が映っていそうだな…

 

「…それでハカセ?なにが映っていた?」

 

「それがコレなんだけどね」

 

ハカセはパソコンを取り出した。

そこに映っていたのは、オレンジ色の炎を灯した男が映っていた。

 

…なかなかカッコいいな…

 

「なんかハイビジョン高画質で動画と写真があったんだけど?

…何故か動画だけはプロテクトが掛かっていてねぇ〜〜

コレは写真なんだけど…」

 

…グローブに炎という事は火炎系の魔法使いか?…しかし何故額まで炎を?

 

「…茶々丸、こいつは誰だ?」

 

「あ、あの…この方は…」オロオロ

 

私がじ〜〜っと見てると、やがて観念したのか茶々丸が話した。

 

….なんでも昨日、私と別れた後ボーヤに襲われた時、この男が助けてくれたとの事

この男の名前が"枢木 スザク"である事を話した。

 

「…ほう、ボーヤの攻撃を軽くあしらう事が出来るとは……

ククク…ぬらりひょんの孫といい、なかなか実力のある者が居るものだな…」

 

「凄いですね〜。この人

やっぱり魔法使いなのでしょうかね?」

 

「さぁな…だが助けてもらったならお礼をしないとな茶々丸?

…コーヒー貰うぞ」

 

「はいどうぞ。

…ですがマスター、枢木スザクという方は、この学園のデータベースにはありませんでした。

…恐らく偽名かと」

 

「…偽名?たとえ偽名でも顔がわかっているんだ、調べられるだろ?」

 

「…はい…ただ一致する顔がなかったので恐らく普段は変装していると思います。」

 

「…ほう、そこまでして正体を隠しているのか…

気になるな…それも含めて検索は出来ないのか?」

 

「変装している可能性も考えて骨格や目や口の位置など一致する人物を探した結果…1人該当しました。画像を出します。」

 

茶々丸がハカセのパソコンで画像を出した。そこには、メガネを掛けた地味な男が映し出されていた。

 

「…おい茶々丸…本当にこの男なのか?」

 

「…はい。75%以上一致しています。

名前は"シヴァ・アマティラス・ロキミューズ"

麻帆良高校2年生です。

先週転校して来たばかりの様です。」

 

「…先週…か」

 

先週というと…ぬらりひょんの孫と会った頃か…

……まさか…な…

 

しかし…本当にこの男なのか?

雰囲気が違いすぎる。

…炎を出してる男は美形だが、この男は………うん

 

「…会ってみるか」

 

会ってみれば、わかるかもしれないしな

 

「お会いになるのですか?」

 

茶々丸がソワソワしだした。

 

「まぁ、力が戻ってからだがな…」

 

「…そうですか」

 

心なしか茶々丸がシュンとした様な……

 

「2人共なんの話をしているんですかぁ??」

 

「ハカセには関係ない話だよ」

 

「ふ??ん…あ、茶々丸泥が詰まってる。ついでに洗浄しとけば良かったね?」

 

「いえ…すみません」

 

しかし、こんな短期間に正体不明の奴が3人か……

まぁ…誰であろうと私の計画を邪魔はさせないがな…

 

 

?エヴァンジェリンside end?

 

 

 

?シヴァside?

 

うーーーっす、シヴァだす。

今日は待ちに待った休日?

わかるか?あの世紀末のクラスメートと合わなくていいんだぞ?

もうね…アキラの所為で居心地が悪くて悪くて(´o`;

でも今日は休日だもんね?気分転換に買い物でも行こ??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…と思っていた1時間前の自分を殴りたい。

 

…なぜなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ。次はこの店に入るか

…どうしたスザク?妾の服を選べるなんて名誉な事だぞ?さっさと来ないか///」

 

「………スザクこれ食べる?///」

 

「はうぅぅ…スザクさん、荷物重くないですか?///」

 

「ヘスティア様、彼は男ですからこれぐらいは

……そうだろ?スザク」チャキッ

 

「……やっぱりどこかで見た事あるような…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…何故こうなった

 

 

 

?回想?

 

 

さてと、今日は休日だし冷蔵庫の中何も無かったから買い物でも行くかな。

 

ー移動中ー

 

 

いや?ここの八百屋さん、相変わらずいい品揃えだな?

しかも店主が美人でいい人なんだよな?

……おっ!新鮮な野菜だな?

この人参は無農薬か?

コレとコレと?

 

ん?

……へ?

………ナニアレ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おぉ?、相変わらずの品揃えでこざるな?

このキュウリも新鮮で美味しそうでござる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか…明らかに忍者っぽい背の高い糸目の女の子がいた。

まぁ、忍者っぽいのはいいとしよう。

だが……なんだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの背負っている馬鹿でかいリュックは………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……山籠りでも………する気……か…?」

 

「そうでござるよ」

 

うぉっ?ビックリした??

なに?口に出してた?

…あれ?よく見ると結構可愛いような?

しかも胸でかいな?

……あれ?どっかで見たような?

 

じぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ

 

「な、なんでござるか?」

 

おっとっと、ちょっと見過ぎたか

 

「……すまない……少し……君の顔を見ていた…」

 

「なんとっ?///」

 

忍者っぽい女の子の顔が赤くなる。

…なんで?

う??ん…どっかで見た事あるような…

 

「…どこかで…会った事……ないか…?」

 

「え?いや?そのでござるな……(こ、これはナンパというやつでござるか?拙者生まれて初めてナンパされているのでござるか?しかし拙者は、これから山籠りに行かなくてはならないのに…しかし今のうちに婚約者を見つけるのも……それにこの方…かなりの美形でござるな///…はっ!ダッダメでござるよ!拙者はまだ修行の身?ここは惜しいが断らなくては……いや、惜しいとかそういう問題ではなく…しかし修行ばかりでは恋人が出来ない気が……やはり今のうちに…///)」

 

この反応…やっぱり気のせいか?

 

「す、済まぬ…拙者これから山籠りの修行に行かなくてはならないのでござるよ///」

 

あら、引き止めちゃったかね?

それは申し訳ない事をしたな?

そだ!お詫びに………

 

「…そうか……なら…これを…」

 

「これは…」

 

「山籠りなら……野菜をちゃんと…取らないと……な

…なかなか……いい野菜…だろ?」

 

「そうでござるな。拙者が見た中でもかなりいい野菜でござる。」

 

「……体を…壊さないか…心配だからな…

引き止めたお詫びに……あげよう…」

 

「ッ?そ、そうでござるか///

……気をつけるでござる///」

 

「……じゃあ…な」

 

「ま、待つでござる?///」

 

「…?」

 

「拙者、"長瀬 楓"でこざる!

……名前を教えて欲しいでござる。」

 

「……枢木…スザク」

 

「枢木殿でござるか…

拙者、今はまだ返事は出来ないでござるが、必ず修行をやり遂げて返事するでござるよーーー///」

 

ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーー?

 

そう言うと楓は走り去った………返事ってなに?

 

しかし…長瀬 楓か??

 

…………………………………………………………

 

………………………………………

 

…………………………

 

…………………

 

……長瀬 楓?

…あり?

ひょっとして…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………原作メンバーって訳じゃないよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……まぁ、朝からそんなイベント?が会ったような気がしないでもない……

 

と、とりあえず街に出る事にした。

 

いや?駅近だから街中までラクラク?♪

 

……しかし…周りから視線が感じられるような……

 

(ねぇ、あの人カッコ良くない?)

 

(はぁ?なに言っているの?

確かにカッコいいけど、目つき怖いじゃん?)

 

(だけどそこがいい??

まるで「俺に近づくと火傷するぜ?」みたいな?)

 

(あ、あんた…………)

 

…うん、賛否両論みたい…

まぁいいけど……

 

さて、洋服屋は…………うん?

 

「ふえぇぇぇ?…アテナ姉様?、ビアンカ姉様?、玲那?、アキラ?、…何処ですか??」

 

銀髪の∞形の髪型の女の子が泣きそうな顔をしながらオロオロしてた。

……迷い子か?

迷い子だな?

 

「…どうか……したか?」

 

「はうっ?」びくっ

 

女の子が後ろ越しにビクッと反応した。

…驚かしたかな?

 

「……迷い子…か?……なら……一緒に……探すか?」

 

「はうぅぅ……ごめんなさい?。おねが…………………」

 

女の子がそういいながら、こちらを向くと動きが止まる。

……なんだ?

 

「……どうか…したか…?」

 

「……………………」パクパクパク

 

声が出ないのか、口をパクパクさせてる。

 

「……大丈…夫…か?」

 

「は、はい!大丈夫でしゅ?…はぅ///」

 

女の子が元気よく返事したと思ったら、元気よく噛んだ。

お?お?、顔真っ赤にして?

 

「…そう…か……迷い子なら…一緒に…探そう…か?」

 

「はい!お願いしましゅっ?……はぅあっ?……また噛んでしまいました……」

 

……なんだろう?このカワイイ生き物…

 

さて…どこか「あ、あのっ?」ら?

 

呼ばれたから女の子の方を見ると、何かを決意した様な顔でこちらを見ている。

……なんだ?

 

「そ、その……わ、わたしゅのきしゅになってくだしゃい!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………うん、何を言っているかわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……と、取り敢えず「わたしゅのきしゅになってください」だったな。

 

「わたしゅ」は恐らく「私」だと思うが…

「きしゅ」は「機種」か?

それとも「騎手」?「奇襲」?

 

…………わからん。何を言っているのかわからん!

 

 

 

 

 

 

 

取り敢えず……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………………」ウルウルウルウル

 

じぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

期待と不安を混ぜた表情をしてコチラを見つめてる女の子をどうするかだな??

 

 

 

 

 

 

ー続くー

 

続くの?

 

 

説明
いきなりの不運により死んでしまった哀れな男?
だがそんな男に神は手を差し伸べた?
転生という幸運に?男は?新たな世界でなにを望むのか!!!!!!




……いや、天寿を全うしたいだけだよ?のらりくらりと
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