真・恋姫無双 三人の天の御遣い 第二章『三??†無双』其の二十三
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第二章  『三??†無双』 其の二十三

 

 

本城 孫呉館前庭      (時報:桂花四人目 妊娠三ヶ月)

【流琉turn】

 私と季衣、そして鈴々の三人は、昨日一緒に検診を受けました。

 結果は・・・・・・・先月と同じ・・・・・。

 いつもなら三人揃って落ち込むのに、昨日の季衣は普段通り・・・・・いえ、むしろ、前向きでした。

 その理由は春蘭さまから、

 

「妊娠とはいつ来るか分からぬ奇襲と同じ!常に備え、いつ攻め込まれても慌てぬ心構えと鍛錬さえしていれば恐れるに足らず!!」

 

 と、教わっていたからでした。

 私と同じ様に落ち込んでいた鈴々も、春蘭さまからその言葉を聞いて吹っ切れたみたい。

 私は納得できなかったけど・・・・・・。

 でも、その後で秋蘭さまの仰った言葉。

 

「流琉、一刀たち三人は天の遣いだ。時期が来れば必ず子を授かる。戦乱の頃には誰も妊娠しなかっただろう?特別なのだよ、一刀たちは♪」

 

 この言葉には納得できました。

 兄様たちは・・・・・・そばに居るだけで心が温かくなる人だから・・・。

 

 そしてこの事を、今日は小蓮さんとねねさんと美羽さんに話しています。

 三人は先程診察を受け終わったばかり。

 結果の方は・・・・・・・まぁ、こうして孫呉館の前庭に集まって話をしているのですから・・・・・・。

 

「ふ〜ん、言いたい事はわかるけど・・・・・。」

「それでもねねは早く恋殿と一緒に子育てがしたいのです・・・・・」

「うむ・・・妾も早く主さまのお子を授かりたいのじゃ。桂花なぞ四人目を授かっておるしの・・・・・先日は思わず桂花を拝んでしもうた。」

 その気持ちは解るなぁ・・・お供えもした方がいいのかな?

 眞琳さまがもうすぐ四歳になられるのに、未だに懐妊していないのは私、季衣、鈴々、小蓮さん、美羽さん、ねねさんの六人・・・。

 あと璃々ちゃんもいるけど流石にまだ早いよね。

「あ〜あ、シャオ達、背も伸びたし、おっぱいも大きくなったのになぁ・・・朱里と雛里なんか見た目変わんないのに((龍里|るり))と((藍里|あいり))がもうすぐ二歳よ!」

「小蓮は貧乳党幹部だったのに容赦がないですな・・・・・」

 私とねねさんはまだちょっと控えめだけど、小蓮さんに美羽さん、季衣と鈴々も大きくなってます・・・・・・璃々ちゃんにも追い抜かれそう・・・・・。

「私達体も大人になったし、歳だって・・・・・市井の女の子達も結婚して子供が居る歳なのに・・・」

「そう言えば去年婿を迎えた一報亭の娘も懐妊したと聞いたのじゃ。」

「メイド隊や後宮警備隊の子で結婚して辞めた子達も懐妊したって聞いたわ・・・・・あ〜あ、早く((蓮紅|れんほん))と((冰蓮|ぴんれん))にシャオ媽媽って呼ばせたいなぁ・・・」

「小蓮はあの二人からも『シャオおねえさま』と呼ばれておるから、まだ良い方じゃ。妾なんか揚羽から『みうおばちゃん』と呼ばれておるのじゃぞ!」

「この歳でおばちゃんと呼ばれるのはキツイですな・・・・・そうなると璃々が懐妊したら紫苑は・・・」

 

「それは言っちゃダメ!」

「それを言うてはいかんのじゃ!」

「それ言っちゃダメですよ!」

 

「わ、解っているのです!ねねだって狙撃されたくは無いのです!」

 ふぅ・・・危なかった。焔耶さんが懐妊した時に季衣と鈴々が考えなしに口にして、桔梗さんに狙撃されてたのに・・・・・でも、紫苑さんか・・・今度相談してみようかな・・・。

 

 

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二ヶ月後

本城 曹魏館 華琳専用厨房      (時報:桂花四人目 妊娠五ヶ月)

【流琉turn】

 今日は眞琳さま、香斗さま、蓮紅さま、烈夏ちゃんの四歳になるお誕生祝賀会です。

 その為のお料理とお菓子を華琳さまの厨房で作っています。

 料理担当は私、華琳さま、秋蘭さま、紫苑さん、月さん。

 お菓子担当は朱里さん、雛里さん、小喬さん、大喬さん、亞莎さん、璃々ちゃん。

 今、私は紫苑さんと一緒に変わり餃子を包んでいます。

 丁度良い機会だから相談してみようかな・・・。

 

「あの・・・紫苑さん。」

 

「はい、流琉ちゃん。」

 はぁ・・・いつも思うけど優しい笑顔だなぁ・・・・・。

「実はその・・・・・ご相談が・・・」

 

「それはご主人様のお子を授かりたいと云う話ねっ!!」

 

「は、はいっ!」

 び、びっくりした・・・・・紫苑さん、身を乗り出して来るんだもん・・・。

「華琳さん!ついに流琉ちゃんからこの話が出ましたわ!」

 え?え?え?

「待っていたわよ、流琉。貴女が紫苑か私にその相談をするのを。」

 か、華琳さま!?

「これで貴女に秘伝を教える事ができるわ。」

「ひ、秘伝・・・・・ですか?」

「ええ、これよ。」

 華琳さまがそう言って手渡してくれた書簡。

 そこには『陽強薬膳 天之巻』と云う題が書いてありました。

「お陽さまの光で薬膳の効果を強くする方法でしょうか?」

「・・・・・・勉強に使った教科書の内容が硬すぎたかしら・・・・・取り敢えず中を見てごらんなさい。」

 紐をほどいて書いてある文字を見ると、そこには薬膳の作り方が書いてありました・・・・・けど・・・。

「あの・・・・・これって・・・・・」

「流琉ならその材料が何か分るわよね。これは以前に翠とたんぽぽ、更に麗羽を懐妊させた薬膳粥を始め、それ以外にも数十種類の精力増強薬膳料理の調理法と効果を細かく記した物よ。」

「・・・これがどうして秘伝なんですか?」

 兄様を元気にする薬膳なら別に秘密にする必要は無いと思うけど・・・・・。

「・・・・・実験と改良を繰り返していく内に強力になり過ぎて、一刀たちから止められたのよ。」

「兄様たちから?」

「でも大丈夫!今の貴女達の様な状況になって、流琉が私か紫苑に相談に来た時のみ使用してもいいと譲歩させたから。」

「あ、それでさっき紫苑さんが!」

「そういう事。で、この薬膳を作るのは流琉だけと限定もされたから、貴女が他の五人の分も作ってあげて頂戴。」

「は、はい!分かりました!」

 これで私達も念願の赤ちゃんを授かれる!

「あと、その薬膳を作る時は必ずこちらの薬膳も作りなさい。」

 そう言って、また書簡を渡されました。

「・・・・・『陰強薬膳 地之巻』?」

「これは女性用よ。美羽とねねは絶対に食べさせる事!貴女や季衣でも陽強薬膳を食べた一刀に体力負けする可能性が高いわ。」

「ふええぇ!?兄様たちにこの薬膳を食べさせて、本当に大丈夫なんですか!?」

 

 なんだか不安になってきたなぁ・・・・・。

 

 

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五ヶ月後

本城 皇帝執務室      (時報:桂花四人目連翹 生後十日)

【紫一刀turn】

 

「「「流琉、ありがとう!元気な赤ちゃんを産んでくれよ。」」」

 

「はい!兄様♪」

 顔を赤らめながらも、昔と変わらない元気な笑顔で応えてくれた。

「でも、ちょっと待たせたかな?鈴々が懐妊してからもう四ヶ月だもんな。」

「以前は毎月、懐妊の報告が有ったのにな。」

「桂花だけが四回も出産してるのも不思議だけど・・・」

「あ、赤ちゃんは授かり物ですからしょうがないですよ、兄様!」

 流琉が口ではそう言ってるけど、子供を欲しがっていた事は判っている。

 それにまだ妊娠を経験していない四人。

 季衣、ねね、シャオ、美羽もだ。

「「「まあ・・・・・確かにそうなんだけどね・・・・・」」」

 華佗からはみんなが不妊では無いと聞いている。

 そうなると問題が有るのは俺たちと云う事になってくる・・・・・・まさか薄くなってきてるのか!?

 これは華琳に頼んであの薬膳を解禁してもらった方がいいのか・・・・・あの時は俺たち三人で土下座して、ようやく封印してもらったけど。

 あれ?待てよ、あの封印を解く条件って確か・・・・・。

「なあ、流琉。華琳から、その・・・特別な薬膳を教わってないか?」

「え!?そ、その!・・・・・・・教わりました・・・」

 流琉が真っ赤になってモジモジしてる。

 これは・・・・・・。

「(なあ、流琉はあの薬膳を教えてもらったけど、その効果を聞いて作らなかったんじゃないか?)」

「(うん、アレを食べてたらスゴイ事になる筈なのに、特にそんな事なかったもんな。)」

「(という事は、俺たちの心配は杞憂だったって事だ♪)」

 俺たちは小さくガッツポーズをする。

「あ、あの・・・兄様・・・・・」

「いやあ!教えてもらっているならそれでいいんだ♪」

「いつか流琉にも作ってもらう事になると思うけど♪」

「その時はよろしく頼むな♪」

「え、あの、その・・・」

 この話題は流琉が恥ずかしそうだから変えた方が良さそうだな。

「所で流琉。その服なんだけどさ・・・」

 流琉が着ているのは俺が初めて会った時に着ていた物と同じデザイン。

 あの当時は活発な女の子のイメージを与えていたが、成長した今はセクシーすぎる!

「赤ちゃんも居ることだし、お腹を冷やさない様な服にした方がいいと思うんだ。」

 本音は他の男どもに流琉がいやらしい目で見られるのが嫌だという独占欲だ。

 それを抜きにしても、最近は髪も伸ばしているから白のワンピースなんか似合うと思うんだよなあ。

 それにもう晩秋・・・と云うか初冬だよ!

 毎年思うけど、いくら鍛えてる武将だって言っても、目の前の流琉を始め、みんなよくあんな薄着でいられるな。

 

「それじゃあ兄様!あ、明日は服を一緒に買いに行って貰えますかっ!?」

 

 そんな必死になって・・・・・でも、考えてみたら流琉と服を見に行くのって初めてだ。

 いつも流琉と買い物に行くと、食材を扱ってる店を中心に見て回ってたもんな。

「「「ああ、任せてくれ!明日は買い物デートだ♪」」」

「デ、デート・・・・・そういえば秋蘭さまの時も買い物デートでしたよね、兄様たち。」

「秋蘭の時か・・・・・もう、三年半も前なのに・・・流琉が覚えてたのは、やっぱり秋蘭の事だからだろ。」

「え、えへへ・・・秋蘭さまは私の憧れですから♪」

「母親としても秋蘭は完璧に近いからな、色々教えてもらえるな。」

「はい!」

 流琉は元々女子力が高いから安心だな。

 

 

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二日後

本城 後宮鈴々私室

【流琉turn】

「それでお兄ちゃんに買ってもらったのがその服なのか?」

「うん♪ちょっと可愛いすぎるかなとも思うんだけど・・・」

 鈴々が見たいと言うので、昨日兄様が選んでくれた白い服を着てきた。

「そんな事ないよ、似合ってて可愛いのだ。」

 鈴々はお世辞が下手だから、本心から言ってくれてるって良く解る。

 そんな鈴々のお腹も大きく目立つ様になってきた。

「いいなぁ、流琉は。ボクも早く妊娠して兄ちゃんに可愛い服を買ってもらいたい・・・」

「何言ってるの。季衣だったら服屋さんに着く前に、屋台や飯店で止まって終わっちゃうわよ。」

「流琉・・・・・それは鈴々の事なのだ?」

「確かに流琉の言う通り、ボクも鈴々と同じ道をたどると思うや♪」

「「・・・・・・・・・・」」

 三人で見つめ合った後、声を出して大笑いした。

 私達三人は幾つもの戦場で背中を預けて戦った戦友。

 同じ人を好きになり、その人の為に戦うと誓い合った仲間。

 私は鈴々の事を、季衣と同じ位親友だと思っている。

 私が呼び捨てで呼んでいるのはこの二人だけ。

 季衣には兄様たちの外史の事をまだ言えないけど・・・季衣ならその意味を、絶対分かってくれる。

 

「鈴々!妊婦帯持ってきたわよ!」

「これでもっと楽になれるよ。」

 

 部屋にやって来たのは小喬さんと大喬さん。

 今日は鈴々の妊娠五ヶ月目の戌の日。

 妊婦帯をして安産を願う日です。

「ほらほら、鈴々!さっさと服脱いで!おお!あんたまたおっぱい大きくなったわね。おっぱいマッサージはちゃんとしてる?なんだったらあたしが手伝ってあげるわよ♪うっしっしっ♪」

「小喬ちゃん・・・・・何だか一刀さまみたいだよ。」

「あ、あの・・・兄様はそんな言い方しないと思うけど・・・・・」

「でも兄ちゃんの雰囲気は出てたね。」

「鈴々、この間お兄ちゃんに手伝ってもらったのだ。」

 

「「「「え!?」」」」

 

「なんか代る代るやって来て・・・」

「そんな時は季衣とねねと美羽と小蓮さまを呼びなさいよ!あたしだって我慢してるんだからっ!!って言うかあたしも呼べっ!!」

「小喬ちゃん・・・本音が漏れてるよ・・・・・」

「あーもう!季衣!早くあんたら懐妊しなさい!!あんたら優先で、あたしたちの順番がなかなか回って来ないんだからねっ!!」

 小喬さんはワザとこう言って季衣を奮起させようとしてるのが、私には分かりました。

「そんなぁ・・・ボクだって早く赤ちゃん欲しいのに・・・・・」

「流琉!華琳さまから『陽強薬膳』を受け取ってるんでしょ!使いなさいよっ!!」

 

「え、ええと・・・・・使ってるんだけど・・・・・・」

 

 そう・・・華琳さまから受け取ってすぐに薬膳を作りました・・・。

「ちょ、ちょっと・・・・・それならなんで・・・・・」

「華琳さまや紫苑さんから聞いた話では兄様がスゴイ事になるって・・・・・でも、兄様たちは別にそんな事無くて・・・・・」

「ま、まさか・・・・・・・一刀さまたち・・・・・赤玉が近いんじゃ・・・・・」

「「赤玉って何?」なのだ?」

 あ、赤玉って、前に星さんから聞いた・・・・・。

「ねえ、小喬ちゃん。もしかしたら一刀さまたち、薬膳に慣れてしまったのかも・・・」

「それってアレですか?凪さんみたいに、辛い料理を食べていると慣れてしまってより辛いものを求めるみたいな・・・・・」

「例えがいかにも流琉らしいけど・・・考えられるわ。華佗や華琳さまから薬学を教わった時に聞いた覚えがあるもの・・・」

「ボクどうしたらいいの?」

 季衣の困った顔を見て、小喬さんが腕を組んで考え始めた。

「取り敢えず流琉は薬材の分量を増やして!ねねが房中術を独学で研究してたから、祭さまや桔梗さまから本格的な指導を受けさせ・・・逸そのこと全員で房中術の鍛錬をした方がいいかな・・・・・あたし、華琳さまにこの事を報告してくるわっ!!」

 そう言って小喬さんは部屋から走って行ってしまった。

「大丈夫かな・・・・・兄様たち・・・」

「ねえ、流琉さん。それから鈴々さんと季衣さんも。」

「はい?」

「どうしたのだ?」

「なに、大喬?」

「三人とも・・・一刀さまの事の呼び方なんだけど、今の内に変えたほうがいいよ。」

 あ、確かに子供の前で兄様は変だよね。

「ボクは父ちゃんって呼ぶから大丈夫だよ。」

「季衣がそうなら、鈴々もお父ちゃんって呼ぶのだ。」

「わ、私は・・・・・」

 父様じゃ何か自分の父親みたいだし・・・・・大喬さんみたいに一刀さま・・・なんかちょっと違うなぁ・・・・・??とかあなたかな・・・・・あなた・・・うわあああ!スゴイ恥ずかしい!!

「流琉、そんな赤い顔してどうしたの?」

 季衣ったら気楽に言ってくれて!

 

 はぁ・・・・・私、考えすぎなのかなぁ・・・・・・。

 

 

 

 後日、華琳さま達が兄様たちへの対策を実行されて、さっそく効果が有りました。

 

 ただ・・・・・・・・対策後最初に懐妊したのは桂花さんでしたけど・・・・・。

 

 

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十ヶ月後

本城 後宮談話室     (時報:桂花五人目 妊娠九ヶ月)

【紫一刀turn】

「((枦炉|ろろ))〜、ほうら。よしよしよし〜♪」

 俺は流琉の娘の枦炉を抱いてあやしている。

 まだまだ残暑が厳しいけど、後宮内は窓や扉を開け放って風通しを良くする事で暑気を払っていた。

「枦炉を抱いていると暑いでしょう?代わりますよ。」

「枦炉が暑がってないから大丈夫だよ。こうして抱っこしてあげられる時間が中々無いからさ、少しでもこうして居たいんだ♪」

 俺たちの仕事が忙しいと云うのもある。子供の数も多い。

 赤ん坊に俺の事を覚えてもらうと言うより、俺がこの子の存在を魂に刻み付ける為に。

 俺たちは出来るだけ子供達を抱っこしてあげたい。

「ん?どうした流琉?」

 何故か流琉が惚けた様な顔で俺と枦炉を見ていた。

「あ、いえ・・・・・その・・・今、この時が不思議だなって思えて・・・」

「不思議?」

「初めて兄様に陳留の飯店で出会って、お城で一緒に暮らす様になって、軍で一緒に戦って・・・・・・初めて会った時から兄様は素敵な人だなって思っていたけど・・・あの頃は自分が子供を産むなんて考えもしなかったのに・・・・・こうして兄様の子供を産んだんだって・・・兄様が枦炉を抱いているのを見て改めて実感して・・・・・それで・・ええと・・・・・・・」

 流琉は自分の考えを上手くまとめられないみたいだった。

「流琉も外史の話しを聞いているからだろ。そんな風に不思議だと感じるのは。」

「は、はい・・・・・外史の話しを聞いた時、華琳さまは自分が兄様を殺してしまう外史も有るかもって言ってました・・・・・もし、兄様がこの外史に一人しか居なくて、それが曹魏じゃ無かったらって考えたら・・・・・」

「天命・・・なんだよ。」

「え?」

「今、こうして俺と流琉と枦炉がこの部屋にいる。それは俺がこの外史に存在して、更に流琉が存在して、生きるために努力して、みんなの為に戦って、幾千幾万とある未来から選び取った。俺と流琉が居なけりゃ、そもそも存在しない結果。俺は自分が居るからこそ選び取れる結果を天命とか運命って呼ぶんだと思う。」

「天命を・・・選び取る・・・」

「なんか難しい話になっちゃったけど、俺と流琉が初めて出会った時から、こうして俺が枦炉を抱っこする未来は用意されてたって事。」

「用意はされていても、努力を怠っていたらたどり着けなかった・・・・・そういう事ですね!」

 流琉が明るい笑顔でそう応えた。

「うん♪・・・さて、ここで一つ、流琉が努力を怠っている事が有るのを指摘しておこう。」

「え?私が?」

「さっきから俺の呼び方が『兄様』に戻ってたぞ。」

 俺に言われて、流琉がハッとした顔になり、続いて顔が赤くなる。

「ご、ごめんなさい・・・・・・・あ、あなた・・・・・・」

 華琳も『あなた』と呼ぶことがあるけど、明らかにニュアンスが違う。

 正直照れくさいけど、流琉が言い出した事。

 みんなが居るときは??って呼ぶけど、こうして俺しか居ない時、当然赤と緑も含むけど、その時はこう呼ぶと決めたのだ。

 俺も慣れるまで時間が掛かりそうだが、しばらくはこうして照れる流琉を堪能させてもらおう♪

 

 

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幕間

房都 繁華街路地裏

【エクストラturn】

 眞琳、香斗、蓮紅が六歳の誕生日を迎え、房都の街は祝賀の祭りで華やいでいた。

 先日蓮華が交州から届けさせた象の包包と花花を先頭に、パレードの行列が街の中を進んで行く。

 表通りの賑わいとは反対に路地裏には人気(ひとけ)がすっかり無くなっていた。

 パレードを見物する人達の喧騒が何処か別の世界から届いてくる様に聞こえる路地裏で、炙叉と貂蝉と卑弥呼が一人の女性と対峙していた。

 

「お久しぶりね、迷姚ちゃん、貂蝉ちゃん、卑弥呼ちゃん。」

 

 黒いフードを目深に被っている為、表情は分かり辛いが紅い唇は微笑んでいた。

 

「ホント、久しぶり。敦煌以来、十年ぶりくらいかしら・・・・・((菅輅|かんろ))。」

 

 炙叉の目の前に居る女は、全身黒尽くめの上肌の露出が殆ど無い服を着ている。

 初夏とは云え風通しが悪く熱気が篭る路地裏で、彼女は汗一つ掻いていなかった。

 

 ((菅輅|かんろ))。

 

 かつて天の御遣いの降臨を予言した占い師。

「あら?迷姚ちゃん、敦煌訛りが無いのね。」

「士別れて三日なれば刮目して相待すべし。」

 炙叉は憮然と言い放った。

「それは本来、呂蒙ちゃんの言葉よ。」

 菅輅の言葉を無視して炙叉は言葉を続ける。

「今の私には解るわ・・・・・あんた、この世界の人間じゃ無かったのね。」

「ふふ、ご名答♪まあ、貂蝉ちゃんと卑弥呼ちゃんが一緒に居るんだもの。解っちゃうわよね。」

 貂蝉と卑弥呼は菅輅を警戒してはいないが、その表情は曇っていた。

「菅輅ちゅわん。あなたがこの外史に再び現れるなんてぇ・・・・・」

「何を告げに現れたのだ?」

「左慈くんと于吉くんの事を気にしてるみたいだけど、安心して。あの二人がこの外史に来る気配は暫く無いから。あっちの外史への対応で忙しくてこっちまで手が回らないみたいよ。」

「あらんやだ、そうだったのぉ?」

「むむむ・・・・・まあ、向こうは向こうで何とかするであろう。」

 貂蝉と卑弥呼と菅輅の会話に炙叉は戸惑った。

「・・・・・・あの・・・何の話?」

「炙叉ちゃんは気にしなくても大丈夫よ〜ん♪」

「それじゃあ、そろそろ本題に入りましょうか?」

 菅輅がクスクス嗤いながら話を先に進める。

「袁術ちゃんの子供も産まれて、あと妊娠出産してないのは黄忠ちゃんの娘の((黄敍|こうじょ))ちゃんだけになって準備も整ったわ。この外史が新たなる力を手にする準備が。」

「それって、未来を大きく左右する存在が現れるって事よね。」

 最近炙叉が未来を占おうとしても結果を出すことが出来なかった。

 それはまるで太陽の様に光り輝く存在が、その先を視れないように遮ってしまっている所為だった。

「迷姚ちゃんもそこまでは解る様になったのね。では・・・・・」

 ((恭|うやうや))しく礼をした菅輅がゆっくりとその紅い唇を開く。

 

「この菅輅の予言をお聞き下さい・・・・・間もなくこの外史に四人目の天の御遣いが降臨されます。」

 

「「四人目!?」」

 貂蝉と卑弥呼が驚きの声を上げた。

「やっぱり・・・・・未来を占おうとしても、必ずそこで止まってしまうワケだわ。新たなる天の御遣いか・・・不幸をもたらす存在では無いって云うのは解るけど・・・・・」

 炙叉は占なった時に視た光の存在に一刀とはまた違った力強さと優しさを感じていた。

「あ〜ら、炙叉ちゃんの感じだともう一人ご主人さまが現れるワケではなさそうねぇ〜。」

「う〜む、御主人様であれば何十人、何百人と増えようと一向に構わんのだがな。」

「御子様がそんなに居たら、人口爆発で飢饉が起きそう・・・・・・」

「いつかそんな外史が現れるかもね。でも、この外史では北郷くんはもう増えないわよ。」

 菅輅は可笑しそうに笑っている。

 

「その代わり、あなた達にもう一つ予言をあげるわ。今から約一年後、この外史の真の後継者が産まれます。その母親は曹孟徳。」

 

「華琳の次の子が!?」

「あ〜ら?この外史の後継者って眞琳ちゃんじゃないのねぇん。」

「うむ、私もてっきり曹沖だと思っていたわ。」

 炙叉は自分には詠めなかった未来を予言された事に大きく戸惑っていたが、貂蝉と卑弥呼は冷静に受け止めていた。

「私に言える予言はこれだけ。北郷くんには四人目の話ししかしないけどね。」

「御子様たちに話すの!?」

「その為にここに来たんですもの。ついでにこの外史で暫くは休んでいくつもりよ。」

 

「ぬわぁああんですってぇええええええ!!」

「菅輅!お主このままここに居座る気かっ!?」

 

 貂蝉と卑弥呼がここで初めて大きく動揺した。

「ええ♪北郷くんが三人も居るなら私の席も有りそうではない?」

 

「そぉんな事はさせないわよおおおおおお!」

「御主人様を誘惑しようと言うならば儂ら二人を倒してから行くがいいっ!!ふんぬうううううううっ!!」

 

「うふふ、冗談よ。私からは誘わないって約束するから私を宮廷占術師に推薦してくれないかしら?」

「図々しいわね・・・・・でも、このまま放って置いてもお城には上がり込むんでしょ。」

 炙叉はジト目で菅輅を睨んだ。

「ええ、この外史では劉備ちゃん、曹操ちゃん、孫策ちゃんと顔見知りですもの。」

「しょうがないわね〜、菅輅ちゃんとは永い付き合いだし、推薦してあげるわよ。」

「お主が御主人様に悪させぬ様しっかり監視してやる!」

 

「それじゃあ、三人の北郷くんに会いに行きましょう♪」

 

 そう言って菅輅はフードを外した。

 フードの下から現れたのは黒髪に金色の瞳をした妖艶な美女の笑顔だった。

 

 

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あとがき

 

 

本編のラストを読み返して

「一刀、爆発しろ!」

と、本気で思いました。

 

そして今回はおまけではなく((幕間|まくあい))としました。

流琉には申し訳ないと思ったのですが、

ここで入れておかないといつまでも発表できないのでやらせて頂きました。

 

遂に菅輅も登場です。

 

ここから先は今後の展開のネタバレを含みますのでご注意を。

 

 

菅輅の予言した四人目の天の御遣い

竜羽様から頂きましたアイディアに少々手を加え

一刀の妹が降臨します。

そして

華琳の第二子が、ただ一人の男の子となります。

以前のあとがきで発表したのとは順番を逆にしました。

話的にこの方が面白くなりそうだったので。

 

これまでのおまけで眞琳の年齢を六歳までにしてきたのは

その先では一刀の息子が登場してしまう為でした。

都合が良いので一刀の妹もここで登場させる事にしました。

鈴々回のみ眞琳が七歳で登場しますが

この二人が関わらない話だったので、胸をなで下ろしております。

 

『一刀の息子』と書くとシモの方を連想しますがそっちではありませんw

 

さて、一刀の妹と息子の登場回ですが

以下の条件のいずれかを満たした場合に書きたいと思います。

1・璃々以外の恋姫全員のメイン話が終了した時

2・璃々のリクエストが一位になった時

3・メイン二回目の恋姫がリクエストの一位になった時

4・華琳のリクエストが一位になった時

※条件に変更があった場合、あとがきにて報告致します。

 

終の竜様のリクエストで子供達の名前と生まれた順番を今回から載せました。

 

 

《次回のお話&現在の得票数》

 

☆朱里+雛里27票

 

という事で、次回は朱里+雛里に決定しました。

 

以下、現在の得票数です。

 

詠    27票

ニャン蛮族22票

小蓮   22票

焔耶   21票

明命   20票

音々音  19票

猪々子  17票

亞莎   15票

星    15票

二喬   13票

稟    13票

斗詩   12票

春蘭   12票

真桜   12票

穏    11票

璃々   11票

華雄   11票

沙和   7票

霞    6票

季衣   5票

冥琳A  4票

紫苑A  4票

思春A  3票

雪蓮A  3票

鈴々A  2票

桂花A  2票

風A   1票

凪A   1票

 

※「美以と三猫」「大喬と小喬」は一つの話となりますのでセットとさせて頂きます。

Aは二回目を表します。

 

リクエスト参戦順番→ 朱里+雛里 猪々子 穏 亞莎 ニャン蛮族 小蓮 詠 焔耶 明命 斗詩 二喬 春蘭 音々音 華雄 稟 星 璃々 真桜 季衣 冥琳A 霞 沙和 思春A 紫苑A 鈴々A 桂花A 風A 雪蓮A 凪A

 

過去にメインになったキャラ

【魏】華琳 風 桂花 凪 数え役満☆シスターズ 秋蘭 流琉

【呉】雪蓮 冥琳 祭 思春 美羽 蓮華 七乃

【蜀】桃香 鈴々 愛紗 恋 紫苑 翠 蒲公英 麗羽 桔梗 白蓮 月

 

子供達一覧

1)華琳の長女 ((曹沖|そうちゅう)) ((眞琳|まりん))

2)桃香の長女 ((劉禅|りゅうぜん)) ((香斗|かと))

3)蓮華の長女 ((孫登|そんとう)) ((蓮紅|れんほん))

4)思春の長女 ((甘述|かんじゅつ)) ((烈夏|れっか))

5)愛紗の長女 ((関平|かんぺい)) ((愛羅|あいら))

6)風の長女  ((程武|程武)) ((嵐|らん))

7)桂花の長女 ((荀ツ|じゅんうん)) ((金桂|きんけい))

8)雪蓮の長女 ((孫紹|そんしょう)) ((冰蓮|ぴんれん))

9)冥琳の長女 ((周循|しゅうじゅん)) ((冥龍|めいろん))

10)祭の長女 ((?柄|こうへい)) ((宴|えん))

11)恋の長女 ((呂刃|りょじん)) ((恋々|れんれん))

12)紫苑の次女 ((?仁|こうじん)) ((露柴|ろぜ))

13)紫苑の三女 ((?信|こうしん)) ((崔莉|ちぇり))

14)蒲公英の長女 ((馬援|ばえん)) ((向日葵|ひまわり))

15)翠の長女 ((馬秋|ばしゅう)) ((疾|しつ))

16)麗羽の長女 ((袁譚|えんたん)) ((揚羽|あげは))

17)桔梗の長女 ((厳逹|げんたつ)) ((竜胆|りんどう))

18)凪の長女 ((楽?|がくりん)) ((濤|なみ))

19)七乃の長女 ((張路|ちょうろ)) ((八?|やや))

20)天和の長女 ((張甲|ちょうこう)) ((九蓮|ちゅうれん))

21)地和の長女 ((張大|ちょうだい)) ((四喜|すーしー))

22)人和の長女 ((張吉|ちょうきつ)) ((一色|いーそー))

23)炙叉の長女 ((迷当|めいとう)) ((直|なお))

24)白蓮の長女 ((公孫続|こうそんしょく)) ((白煌|ぱいふぁん))

25)秋蘭の長女 ((夏侯衡|かこうこう)) ((鈴蘭|すずらん))

26)月の長女 ((董擢|とうてき)) ((春姫|るな))

27)桂花の次女 ((荀?|じゅんぐ)) ((銀桂|ぎんけい))

28)朱里の長女 ((諸葛瞻|しょかつせん)) ((龍里|るり))

29)雛里の長女 ((?宏|ほうこう)) ((藍里|あいり))

詠の長女 ((賈穆|かぼく)) ((訓|くん))

桂花の三女 ((荀?|じゅんしん)) ((丹桂|たんけい))

桂花の四女 ((荀|じゅんぎ)) ((連翹|れんぎょう))

桂花の五女 ((荀粲|じゅんさい)) ((黄梅|おうめい))

桂花の六女 ((荀淑|じゅんしゅく)) ((來羅|らいら))

春蘭の長女 ((夏侯充|かこうじゅう)) ((光琳|こうりん))

A)鈴々の長女 ((張苞|ちょうほう)) ((爛々|らんらん))

B)流琉の長女 ((典満|てんまん)) ((枦炉|ろろ))

C)美羽の長女 ((袁燿|えんよう)) ((優羽|ゆう))

※アルファベットは仮順です

 

引き続き、皆様からのリクエストを募集しております。

リクエストに制限は決めてありません。

何回でも、一度に何人でもご応募いただいても大丈夫です(´∀`)

よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

説明

得票数27の流琉のお話です。
懐妊前、解任直後、出産後となります。
今回はおまけの代りに『幕間』が有ります。


引き続き、どの恋姫メインの話が読みたいのかリクエストを募集しております。
リクエストの多い恋姫(TINAMI、Pixiv双方の合計)を優先的に書きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
リクエストに制限は決めてありません。
何回でも、一度に何人でもご応募いただいても大丈夫です。二人目の子供のお話の募集も開始致しております(´∀`)
ご意見、ご感想、ご指摘などもご座いましたら是非コメントをお寄せ下さい。
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コメント
rin様  いえいえ、いつもありがとうございます(*´∀`*) 霞・冥琳A・雪蓮Aに追加頂きました___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
今頃すいませんm(_ _)m 霞、冥琳、雪蓮でお願いします。(rin)
@taka様  雷起も読者の気分で書いてますので未来ほとんど決めていませんw未来の可能性は無限大です。色々妄想して楽しんでしまいましょうw雷起の頭の中にも枝分かれした外史の妄想がたくさん有ります。文字には出来ませんがwww 詠に追加頂きました___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
アルヤ様  自分もせき止めていた未来を少し開放した気分です。完全開放した時に、濁流にならない様に気を付けたいと思います。 はまだメインになってないキャラ全員に追加頂きました___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
竜羽様  お陰さまでアイディアがドンドン膨らんで行きます。本当にありがとうございます♪お披露目できる日を楽しみにしています。 詠に追加頂きました___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
神木ヒカリ様  雷起も一刀の妹がこの外史を面白く盛り上げてくれるキャラになってくれる事を期待していますw 小蓮・ニャン蛮族・音々音・季衣・鈴々A・桂花A・璃々に追加頂きました___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
ロードスネーク様  一級フラグ建築士が三人ですからねえwww 穏・華雄・焔耶・亞莎・真桜・稟・沙和に追加頂きました___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
終の竜様  改めて数えてみたら第一子のほぼ半分といった所でした。キャラ総数も百人超えた思いますw 沙和・真桜・春蘭・焔耶・猪々子・斗詩に追加頂きました___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
ぎてぃー様  頑張って面白いと思われる回収をしたいと思いますw 沙和・霞・春蘭・真桜に追加頂きました___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
メガネオオカミ様  初代ヒロインはやはり特別な感じがしますね。爛々が「お父ちゃん」「お母ちゃん」と呼んでる話が書きたくなってきますw そして新たな種族『北郷』wwwあっという間に地球を覆い尽くしますねwww 猪々子・明命・焔耶・華雄・思春Aに追加頂きました___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
殴って退場様  本当に羨ましい・・・・・桂花が落とし穴を作る気持ちが良く解りましたw 菅輅は誘惑しないと言ってますが、一級フラグ建築士が大人しくしてるとは思えませんねw 仰っしゃる通り璃々の一位が最有力です!よろしくお願い致します♪ 璃々・斗詩・星・紫苑Aに追加頂きました___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
唯一の息子に妹登場、この二人が結ばれ…さすがに年の差がありすぎてダメかwこの手の話で孫の代まで考えていくと娘達を娶るのはダレだよ!ってふと気になることがあります。リクは詠でお願いします。(@taka)
なんだか、ようやく話が進む、って感じがしたなぁ。というわけでリクはまだメインになってないキャラ全員に一票ずつで。(アルヤ)
おお、ついに一刀の妹が来るんですね。近親相姦なのかな?リクエストはツン子こと詠でお願いします(竜羽)
妹ちゃんがどんなキャラか楽しみです。リクは小蓮・ニャン蛮族・音々音・季衣・鈴々・桂花・璃々でお願いします 。(神木ヒカリ)
管路も一刀に食べられるのかなw穏、華雄、焔耶、亞莎、真桜、稟、沙和でお願いします 。(ロードスネーク)
子供一覧、ありがとうございます。こうして見ると子供の数もだいぶ増えましたね。まあ、一刀達の事なので、まだまだ増えると思いますがwww。新キャラの登場も気になりますが、まずは全員の子供が見たいので、リクは沙和・真桜・春蘭・焔耶・猪々子・斗詩でお願いします。(終の竜)
なかなか伏線の多い回でしたね、今後の展開も楽しみです・・・リクエストは、沙和・霞・春蘭・真桜でお願いします・・・(ぎてぃー)
なんだか鈴々の「お父ちゃん」に妙に感動しました。感慨深いと思えるのも初代ヒロインの一人だからかな。そして何百人の一刀さん……繁殖力が高すぎて、いずれ人間を滅ぼして新たな種族、『北郷』が誕生しそうですねwww リクエストはいつも通り猪々子、明命、焔耶、華雄、思春Aで!(メガネオオカミ)
確かに「一刀爆発しろ!」と言いたくなりますねwww。そして管路登場で話がどうなるか楽しみです。あと一刀の妹と息子の登場させるには一番早いのは璃々のリクエスト1位が有力か…。ということでリクは璃々、斗詩、星、紫苑Aでよろしくお願いします。(殴って退場)
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