月夜桜
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           彼女の枝は((朗々|ろうろう))としなり

           ((荒|すさ))ぶ風に((詠|うた))い出す

           ((翻|ひるがえ))る袂に覗く

           ((饐|す))えた香りすら

           貴女の深みを((艶|あで))やかに魅せる

 

           時には目尻に((蔑|さげす))みを浮かべ

           愛を((騙|かた))ったと恐れれば

           夢のように葉裏を反す

           ((芳|かんば))しき春眠の精

 

           狂い咲こうともがけども

           君が根付くは((柵|しがらみ))の世

           満ちる月夜にその花弁を((何時|いつ))か

           散らす夜は 果たして来るのか

 

 

 

説明
これも詩もどきにしてるけど詩じゃ(ry
これも挿絵考えてるけど現時点ではまだ上げられないので忘れた頃に上げ直すかな
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