貴方と人生を共に 最終新章 〜karin te moonlit story〜 本編 2
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翌日

 

北郷本社会議室

 

次々と重役が集まりだした。

 

千登里「それでは、会議を始めたいと思います。」

 

星「千登里よ、この中に武道導入ってのがあるのだが、どう言う事だ?」

 

華琳「それは今から話すわ、では最初の議題は武道を国で、

 

本格的に取り入れる事になったわ。

 

各国も動き出している今、私達北郷グループに一任されたのよ。」

 

雪蓮「今や日本が連覇してるもんね〜」

 

于吉「ですが、取り入れると言っても、これは国でやる事ではないんですか?」

 

華琳「その国から要請があったのよ。」

 

潤香「北郷グループを利用してる様にも聞こえるわね。」

 

星「主の武に惚れ、武術を学ぶ者も増えたと言う情報も来てるくらいだしな。

 

私は構わんぞ。」

 

冥琳「恩を売っておけば後々・・・か。」

 

千登里「そう言う事です。」

 

華琳「取り敢えず、加盟学校から取り入れて貰う様に要請して欲しいのよ。

 

これは総帥が望んでいた事よ。」

 

重役1「そういえば、総帥を最近見ていないのだが?」

 

華琳「いつものトラブル解決中よ。」

 

華琳が一刀不在を知っている者達に目を合わせる。

 

星「主の人の良さも困ったお人だ。」

 

重役2「ですが、そのお陰で各国も支援、信頼が得られている、

 

これだけでも充分プラスになると思うが?」

 

星「一理あるな。社長殿」

 

星はウィンクをした。

 

華琳「(助かるわ星。)その通りよ、そのお陰で株も上がり、

 

ここまで大きくなる事が出来たわ。

 

と言う事で、総帥は不在なの・・・理解出来たかしら?」

 

一同は頷いた。

 

重役1「ですが、何故武道何ですか?」

 

華琳「私達の死後、悪人が増える可能性・・・未来・・・来るべき時の為って

 

総帥は言ってたわ。」

 

重役2「そんなに先まで見てるとは・・・いやはや、さすがですな。」

 

華琳「未来の為って思って頂戴。

 

それとこれが一番重要なんだけど、

 

最近行方不明になる事件が起きてるのは分かる?」

 

雪蓮「そう言えばあったわね。」

 

千登里「公表はされてませんが、行方不明になった者が突然帰って来て、

 

超能力や魔法と言った能力を持って帰って来たそうなんですよ。

 

私達は異世界に落ち、帰還したと考えています。」

 

重役1「そんなオカルトがあるはずがない。」

 

重役3「いや、有り得る話かもしれないぞ?

 

最近の不可解な殺人事件や色々ありえない事件が起きてるじゃないか。

 

ニュースは見てないのか?」

 

重役1「最近は忙しくてな。」

 

重役2「私も知ってるわ・・・なるほど、武術を取り入れる本当の理由は・・・

 

異能力者の隔離と異能力者に対処する為に武道を広めるって事か・・・」

 

朱里「その通りです、今この世界で、非科学的な事が起きようとしてると、

 

思われます・・・近い未来・・・」

 

華琳「異能力者の帰還もあるけど、異世界から来る者も居る。

 

そんな者達にこの世界を好きにさせる訳には行かないわ。

 

帰還方法があるなら、来る事も可能と考えるべきだと思うわ。」

 

重役1「社長の言う通りです!私は賛成です・・・反対する者は居ないでしょう。」

 

華琳は千登里に頷いた。

 

コクッ

 

千登里「それでは決まりなので可決を取ります、賛成の方は手を。」

 

一同は手を上げた。

 

千登里「全員一致でこれを最優先事項とし有効とします。

 

次ですが、もう直ぐ北郷グループ創立記念の日になります。

 

その創立記念で今回何をやるか。」

 

重役3「OFFセールで良いんじゃないか?」

 

星「武道大会ってのはどうだ?」

 

潤香「賛成〜」

 

雪蓮「でも、それじゃ今度の世界統一武道大会と被るわよ?」

 

潤香「mile二倍とかどう?」

 

雪蓮「抽選くじとか?」

 

華琳「mile二倍は良いわね・・・千登里、抽選、mile二倍、20%〜50%を、

 

実行するとして、損失はどれくらい?」

 

千登里「それくらいなら、むしろプラスにもっていけると思われます。

 

まずは、年末に開催する在庫品の処分品を繰り上げると言う事と、

 

各輸入会社をなるべく安く仕入れる事をもっと厳しくする事。

 

それと、、数え役満シスターズ一時復活させ、世界ライブ。

 

これで損失無しでかなりの収入が得られると思われます。

 

小三元シスターズも合わせればもっと跳ね上がるでしょう。

 

我が会社は優秀な技術者は世界一ですので、コストは抑えられるでしょう。

 

加盟旅館、旅行会社にも値引きキャンペーンを実施するべきです。」

 

華琳「来年には増税すると言う事だから、より安く、より品質が良い物だけを、

 

目標とするわ。各部署にはその様に通達を。」

 

しばらくして会議は終わった。

 

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社長室

 

千登里「お疲れ様です。」

 

雪蓮「明日にでも実行する?武道を取り入れる事。」

 

華琳「そうね、梨花が書き残してくれた予言ノートの通りなら・・・何か起きるわ。

 

これを託した意味も知る必要があるわ・・・その為には・・・」

 

朱里「実行あるのみですね。」

 

華琳「その通りよ。」

 

華琳はノートを出した。

 

これは、正史に戻る前に梨花が予言し、残していったノートだ。

 

潤香「それって何処まで先が分かってるの?」

 

華琳「詳しくは書かれていないのだけど、娘達から目を離さない様にとか、

 

異能力者には気お付けてとかね。」

 

雪蓮「うっわ〜それ予言じゃ無くない?」

 

華琳「いえ、さっき話した異能力者の帰還・・・

 

外史に落ち、何らかの方法で帰って来る者って事でしょうね。」

 

朱里「確かに、ですが行方不明になると言う現象はそれだけ何ですか?

 

それを期に誘拐をするて事も考えられます。」

 

千登里「確か・・・一刀の親友って名乗る探偵から手紙が来てたわね・・・」

 

華琳「それは何処に?」

 

千登里「確か、書類と一緒に手渡したはずですが・・・」

 

華琳達は社長室の中を調べた。

 

雪蓮「あったわよ。」

 

ビリッ

 

ペラッ

 

雪蓮「・・・なるほどね・・・」

 

華琳「何て書いてあるの?」

 

雪蓮「・・・強化人間・・・それらを作ろうとしてる組織があるらしいのよ。」

 

星「組織絡みか・・・場所は分かるのか?」

 

雪蓮「それくらいしか書いて無いわね・・・作って何するつもりなのかしらね。」

 

潤香「戦争・・・とか?」

 

星「必ず、裏には特をする人間が居る・・・北か?」

 

朱里「ですが、今の時代・・・戦争を引き起こして意味なんてあるんですか?」

 

星「あるから、戦争を引き起こそうとしてるんだろ?

 

王になる為とかな。」

 

華琳「火種になる事は間違いないみたいね・・・」

 

雪蓮「・・・探る?」

 

華琳「そうね・・・雪蓮と星で探ってくれるかしら?」

 

星「・・・主が居ませんが・・・宜しいですな?」

 

華琳「ええ、頼むわね・・・貴方達もクローン事件で知ったと思うけど、

 

これは阻止しなくちゃいけない事よ・・・」

 

雪蓮はノートを見ていた。

 

ペラッ

 

ペラッ

 

雪蓮「・・・ノアの方舟に気お付けろっか・・・」

 

朱里「『神は地上に増えた人々が悪を行っているのを見て、これを洪水で滅ぼす』」

 

華琳「創世記に記されていた理ね・・・」

 

潤香「神にでもなるつもり?無理じゃないかな〜本当の神様って居るもんね〜」

 

千登里「ルナ、フォルの事ですね・・・」

 

華琳「・・・ノアの方舟・・・創世記を再び読む必要があるわね。」

 

朱里「それは大丈夫でしゅっ!はわわ!」

 

潤香「はい、深呼吸〜」

 

朱里「すぅ〜はぁ〜すぅ〜はぁ〜・・・創世記なら暗記済みです。」

 

千登里「やるじゃない、朱里」

 

なでなでっ

 

朱里「えへへっ」

 

華琳「なら、話してくれる?」

 

朱里「創世記6章のから9章に登場する物語の話です。

 

主人公であるノアが神に言われ作らせた船がノアの方舟と言われています。

 

かつて、神は地上人の業に怒り、大洪水を引き起こし、聖域を洗い流す事。」

 

雪蓮「つまり、汚い人を排除し、聖域をあるがままに戻したって事?」

 

朱里「まあ、及第点ではあります。

 

そののち、太陽神ウトゥが降り立ち、天と地を照らしたとされています。

 

その太陽神ウトゥは光を大船の中に差し込ませ、

 

地上の王はひれ伏したと言われています。」

 

星「肝心なノアはどうなったんだ?」

 

朱里「ノアとその家族、数匹の動物達は神に言われ作った船で、

 

生き延び、アララト山に流れ着いたとされています。

 

その後、洪水が収まり、水が引いた事を知ったノアは生き延びた者達と

 

船を出し、祭壇を築いて、神はこれを祝福し、全ての肉なる者達に対し、

 

生きるとし行ける物を絶滅させないような大洪水は起こさせないと契約し、

 

契約の証として、虹をかけたと言われています。」

 

雪蓮「結局はどう言う事なの?」

 

朱里「この聖書から察すると、人間を洗い流す・・・」

 

千登里「つまり、世界を滅ぼし、新しく作ろうって考えてるって事で良いかしら?」

 

朱里「私もそれが妥当な考えだと思います。」

 

潤香「なら、行く所は決まったわね。」

 

星「トルコか・・・そう言えば、一回しか行った事が無いな・・・」

 

雪蓮「アララト山周辺で調べろって事でしょうね・・・寒そう〜」

 

星「熱燗でクイッといきたいもんだな。」

 

潤香「良いわね〜」

 

華琳「潤香は護衛としてここに残って頂戴。

 

雪蓮と星と後二人は付けたいわね・・・」

 

潤香「ぶぅぶぅ〜」

 

雪蓮「リタとシグナムを借りて良い?」

 

華琳「聞いてみないと分からないわね。」

 

千登里「ですが、これが本当なら、阻止しなければなりませんね。」

 

華琳「ええ、大量虐殺になる前に・・・ね。」

 

一同は北郷邸へと帰宅した。

 

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北郷邸

 

リビング

 

華琳はリビングに妻達、他の外史の人達を集めて、説明していた。

 

はやて「とんでもない事になっとるな・・・」

 

星「それで、シグナムとリタに同行して欲しいんだけど・・・どう?」

 

リタ「あたしは別に良いわよ・・・興味があるわ。」

 

はやて「シグナム、頼めるか?大量虐殺何て起こさせたらアカン。」

 

シグナム「はっ!」

 

雛里「ですが、生きる者が居なければ世界は成り立ちませんよ?」

 

華琳「私が考えてる事は・・・クローンなんじゃないかしら。」

 

冥琳「なるほどな、そのノアの方舟を作り、自分達だけ生き残れば、

 

クローンで自分の好きな世界が作れるな。」

 

朱里「そう言う考えもありますね・・・でも、どうやって人を大量に・・・」

 

霞「またクローンか・・・もういい加減にして欲しいもんやな。」

 

星「仕方ないだろ、私達人は何かの欲が無いと生きてはいけない人種だ。

 

そして人は子孫を残したがる・・・どんな形であれ・・・だが、今回は主じゃなく、

 

世界のクローンを作ろうとする計画だろうな。」

 

華琳「何にせよ、これは絶対に起こさせてはいけない!

 

一刀達が帰ってくる場所を守るのよ!」

 

一同『コクッ』

 

数日後、偵察組はトルコへ出発した。

 

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トルコアララト山近くの小屋

 

星「ごくっごくっごくっ・・・ふぅ・・・寒い日には熱燗だな。」

 

どぷどぷどぷ・・・

 

雪蓮「雪山だからね〜・・・おっとと」

 

がちゃっ

 

リタ「う〜さぶさぶっ。」

 

シグナム「今日も情報無しだが、山に登った客が遭難すると言う事態が、

 

多いらしいと言う事しか入って来ないな・・・雪山に登るんだ・・・当然と言えば

 

当然なんだが。」

 

リタ「周囲にも怪しい場所、所無しだし、図書館にも何にも情報が無かったわよ。

 

本当にここで合ってるのか心配になって来たわね。」

 

雪蓮「私の勘では、ここで何かが起きるって言ってるわよ。」

 

リタ「じゃあ、いつまでここに居れば良いの?」

 

雪蓮「う〜ん・・・もうすぐ?」

 

シグナム「雪蓮の勘はどうなんだ?星。」

 

星「信用しても良いと思うぞ・・・此奴とパチンコに行けば爆連するくらいだからな。」

 

雪蓮「全て勘で台を選んでるのよ〜イェ〜イV」

 

シグナムとリタはため息を吐いた。

 

シグナム「まあ、メシを買って来る。」

 

星「私はケバブを頼む。」

 

雪蓮「私は鯖サンドと、エキメッキお願いね〜」

 

リタ「何でも良いわ、適当に買ってきて・・・市販版の聖書でも読んでるから〜」

 

シグナム「心得た。」

 

がちゃっ

 

リタは聖書を開いて読み始める。

 

ペラッ

 

ペラッ

 

ペラッ

 

リタ「六日間ニシル山にとまっていた・・・か・・・!そうか!」

 

パンッ

 

リタは本を勢いよく閉じた。

 

リタ「本当に戦艦を作ろうとしてるのかもしれないわね・・・」

 

星「どう言う事だ?」

 

リタ「つまり、ここにも何かあると思うけど、敵本拠地がニシル山の可能性もあるわ。

 

もっと確りと読むべきだったわ・・・何かあるとすれば・・・」

 

雪蓮「ここね。」

 

雪蓮は地図に指をさした。

 

リタ「良く分かったわね・・・それも勘?」

 

雪蓮「そう、勘よ。」

 

星「残骸が見つかったとされる場所か・・・だが、ここには何も無かったぞ?」

 

リタ「もっと調べるべきだったのよ・・・念入りにね。」

 

雪蓮「でも、寒いし、警備兵に見つかり安いわよ?」

 

星「空から偵察するくらいか・・・」

 

がちゃっ

 

シグナム「帰ったぞ。」

 

3人『いた。』

 

シグナム「?」

 

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残骸発見場所上空。

 

シグナムは辺りを見渡していた。

 

シグナム「・・・ん?」

 

シグナムが何かを発見した。

 

シグナム「・・・そう言う事か・・・警備員は偽物。」

 

シグナムは通信機で連絡を取った。

 

ピッ

 

星「何かあったか?」

 

シグナム「どうやら、私達は勘違いしていたようだ・・・

 

警備員は偽物だ、数十人洞窟の中に入って行ったのを確認した。」

 

星「了解だ、夜忍び込む。」

 

シグナム「分かった。」

 

ピッ

 

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夜中

 

警備兵1「はぁ・・・さみ〜な。」

 

警備兵2「しょうがないだろ・・・」

 

ドンドンッ

 

バタンバタンッ

 

星「少し眠っててもらおうか。」

 

シグナム「ここか?」

 

シグナムはレバーを引いた。

 

ドスンッ

 

雪蓮「後戻りできないわよ・・・」

 

リタ「私の仮説が正しければ・・・」

 

星「聞いてないぞ?」

 

雪蓮「・・・はぁ〜・・・行くわよ。」

 

星「・・・血の匂いがプンプンするな。」

 

シグナム「ああ・・・慎重に行くぞ。」

 

奥へと進んでいった。

 

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最下部

 

星「これは!」

 

そこには色々な機械と人が吊るされていた。

 

吊るされている人は既に死亡していた。

 

星「・・・ダメか・・・」

 

シグナム「リタ!直ぐにこれを見てくれ!」

 

シグナムはリタに書類らしき物を渡した。

 

ペラッ

 

ペラッ

 

リタ「・・・ふむふむ・・・」

 

星「雪蓮はリタの護衛を。」

 

星が何かを見つけた。

 

ゴゴゴゴゴゴッ

 

シグナム「隠し扉か・・・この下には・・・」

 

星「だろうな・・・」

 

二人は降りる事に。

 

そこには・・・死体の山と誘拐されたであろう人が閉じ込められていた。

 

シグナム「・・・酷いな。」

 

星「まだ、奥に何かあるな・・・」

 

さらに奥へ

 

ゴゴゴゴゴッ

 

星「ここは・・・」

 

そこには薬瓶が大量に飾ってあった。

 

ドスンッ

 

シグナム「しまった!」

 

星、シグナムは閉じ込められた。

 

???「どうかね?私のコレクションは。」

 

星「お主は?」

 

Dr.ノア「Dr.ノアとでも言っておこうか。」

 

シグナム「ノア?聖書のノアの真似でもしているつもりか?」

 

Dr.ノア「どうでしょうね〜」

 

パチンッ

 

ノアが指を鳴らすと

 

ブォンッ

 

カキンッ

 

星に向かって斬撃が走った。

 

星「何奴!」

 

1号「試験体1号・・・排除します。」

 

カキンカキンッ

 

星「(っち!普通の人間じゃないのか?)」

 

Dr.ノア「その通りだよ・・・私が新たな進化をさせた人種だよ。」

 

シグナム「星!」

 

ブォンッ

 

カキンッ

 

シグナム「邪魔だ!」

 

ガチャンガチャンガチャンッ

 

2号「・・・」

 

ガチャンガチャンガチャンッ

 

シグナム「!・・・どうしてカートリッジが・・・それにデバイスだと!

 

(この世界にはそんな技術は無いはずだ・・・)」

 

Dr.ノア「何故って?ある人から情報をもらってね〜私も異世界にいたのだよ。

 

そこである男と会い、色々技術を学び・・・こうしてDr.ノアが完成したとさ・・・

 

ふっふっふ・・・あはははははは!素晴らしいだろ!この技術!

 

完璧なクローン!新人種!この世界を粛清し、私が神になるのだ!

 

・・・おっと、時間だ・・・また会おう・・・

 

それと、聖域に土足で踏み込んだバツだ。」

 

ピッ

 

シグナム「待て!」

 

星「逃がさん!」

 

1号「・・・」

 

バシンッ

 

ピカーーーーンッ

 

星「クッ!閃光弾か!」

 

シグナム「くそっ!」

 

そこには既に誰も居なかった。

 

星「・・・ふふっ」

 

シグナム「どうしたんだ?」

 

星「奴の懐からこんな物を拝借したんだが。」

 

星はIDらしきカードを見せた。

 

シグナム「いつの間に・・・」

 

星「これがあれば牢に閉じ込められている者達も助けれるだろうな。」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

 

星「ふむ、予想はしていたが・・・」

 

シグナム「自爆装置か・・・」

 

2人は直ぐ樣牢から誘拐された人達を助け出し、

 

雪蓮達と合流後、外へ。

 

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ドゴーーン・・・ガラガラッ・・・

 

星「・・・日本人は居るか!」

 

数人が手をあげた。

 

雪蓮「じゃあ、日本に帰るわよ・・・他の者はここで警察を待ちなさい。

 

FBI捜査官北郷雪蓮からってこの書類を渡して頂戴。

 

それと、文句があるならFBIまでってね。

 

もう一つ、死にたくなかったら余りこの事件に踏み込まない事ってね。」

 

雪蓮は女性に書類と名刺を渡した。

 

女性「コクッ」

 

そして、日本へ一度帰国する事に。

 

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脱出船

 

ノア「ふっふっふ・・・」

 

ザシュッ

 

ノア「かはっ・・・きっ貴様は!・・・我が人形達は!」

 

???「主の命令なのでな、人形なら既にオネンネしてもらったさ。」

 

ノアの胸には深く剣が突き刺さっていた。

 

バタンッ

 

???「もう、貴方は不必要だ。」

 

この人物とは誰なのか・・・果たして、華琳達はこの事件お解決出来るのか・・・次回を待て。

 

-10ページ-

 

次回

 

シグナム「・・・(今の力で勝てるのか?)」

 

自分の力の無力さに脱力するシグナム。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リン「うわ〜私と同じくらいです〜」

 

華琳「これがそう?」

 

真桜「せや、名前はレーゼンハルト・・・レーゼや・・・ぽちっと」

 

シューーーーーーッ

 

レーゼとは一体何なのか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「北郷グループに気づかれない様にしないとな。」

 

???「なあ、社長を人質に取れないか?この能力なら行けると思うぞ。」

 

この者達は一体何者なのか・・・

 

 

 

 

 

次回『狙われた華琳』

説明
出張で忙しくなりそうなので2、3話一気に貼ります。

そして、貼る日を毎週土曜日にします。
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