真・恋姫†無双 異伝 「伏龍は再び天高く舞う」外史動乱編ノ四十二
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「なあ…これ、何なん?」

 

 朝議の席で霞は当たり前のような顔をして一刀と朱里の横に立つ貂蝉を

 

 指差して問いかける。

 

「あらぁん、こんな極上の漢女を指差して『これ』とは失礼ねぇん。私は

 

 美と愛と正義の使者、貂蝉ちゃんよぉん♪」

 

 貂蝉はそう言うと力強くウインクをする。

 

 それを見た皆は(俺と朱里はさすがに慣れた)全身に鳥肌を立てて後ず

 

 さる。雛里に至っては輝里の背中に隠れて眼をぎゅっと瞑ったまま全身

 

 をカタカタと震わせている。

 

「あんたの名を聞いとるんやない。あんたは何もんやって聞いてるんや」

 

「だから愛とs『それは聞いた!』なら、一体他に何が必要なのよぉん?」

 

「いきなり現れて普通に一刀の近くにいるあんたは、一刀とどういう関係

 

 なんかって聞いてるんや!!」

 

「あらぁん、野暮な事を聞くのねぇん」

 

 貂蝉はそう言って恥ずかしそうに身をくねらせる。それを見た皆はさも

 

 恐ろしい物を見たが如くにさらに距離を取る。

 

「おい、貂蝉。誤解を招くような表現はやめてくれ」

 

「くぅ〜〜〜、何時でも私の想いは報われないのねぇん。いいわ、私は常

 

 に待つ漢女なのよぉん」

 

 貂蝉がそう言ってさらに身をくねらせると、皆はもう入り口近くにいて

 

 逃げ出しそうな勢いになっていた。

 

「あーっ、すまん。こいつはこんなのでもこっちから危害を加えなければ

 

 大丈夫だから。ちなみに俺と朱里の古い知り合いだよ」

 

 

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「古い知り合い?という事はこの方も天の国から来られたと?」

 

「まあ、そんなものだと思ってくれたらいいよ」

 

 水鏡先生の質問に俺はそう答える。実際、外史がどうとか管理者がどう

 

 とか言っても誰も信じないだろうしね。

 

「貂蝉はしばらく俺の客分として此処に留まるのでよろしく頼む。もし皆

 

 や領民達に危害が出るような事があったら言ってくれ。但し、この見た

 

 目だけに関してはどうしようもないからな」

 

「ひどいわぁん、ご主人様。私のこのプリティーな姿が分からないなんて」

 

 貂蝉はそう言いながら褌の中に手を突っ込んでハンカチを出して涙を拭く

 

 仕種をしていたが…正直、見たくなかった。

 

 こうして貂蝉は南陽に留まる事となったのだが…当然の事ながら、皆から

 

 警戒感が無くなる事は無かったのであった。

 

 ・・・・・・・

 

 それから数日後。

 

「なあ、朱里。今日は貂蝉の姿を見かけないけど何処かへ行ったのか?」

 

「…どうやら芸の村へ行ったみたいです」

 

 芸の村?…何も無ければいいが。明日には名前が『ゲイの村』になってた

 

 り…さすがにそれは考えすぎか。

 

 ・・・・・・・

 

 さらにそれから数日後。

 

「久しぶり、人和。いきなりどうした?あまり此処に来る事は無かったのに」

 

「一刀さんにお願いがあって参りました。貂蝉という人の事で…」

 

 …えっ?まさか何かやったのか?

 

「いえ、別にあの人が何か私達や芸の村に危害を加えたというわけでは無い

 

 のです」

 

 俺の顔がそう言っているように見えたのか、人和は慌ててそれを否定する。

 

「それじゃ一体…?」

 

「実は…」

 

 

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 そして二日後。

 

「何だこれ…」

 

 人和に招待され、芸の村の舞台に足を運んだのだが…。

 

「はわわ〜、凄い人でしゅ」

 

 朱里が言う通り、そこは超満員となっていた(ちなみに俺達は招待席にいる)。

 

「本当に皆、貂蝉の踊りを見に来たのか?」

 

「はい、評判が評判を呼び、今や観客動員数は私達のらいぶ以上です」

 

 マジですか…でも何で?申し訳ないが、見た目があれじゃ…。

 

 そう思っていると、幕が開く。そこにいたのは絶世の美女というしか表現の

 

 しようがない程、美しい女性の姿があった。

 

「まさか…あれって?」

 

 俺はまさかと思って人和に聞いたが、

 

「はい、貂蝉さんです。一体何をどうしたらあれがああなるのか分からないの

 

 ですけど…」

 

 予想通りの返答であった。でも見れば見るほど信じられない…あの美女が本

 

 当に貂蝉なのか?

 

 そして貂蝉の踊りが始まる。それは…正直言って言葉で表す事が出来ない位

 

 に美しい物であった。始まる前は騒がしかった観客も皆、貂蝉の踊りに酔い

 

 しれるように見つめており、舞台には踊りに合わせて流れる音楽だけが聞こ

 

 えてきていた。

 

 それから半刻後、踊りが終わる。その瞬間、観客は総立ちで万雷の拍手を送

 

 っていた。

 

 続いて今度は涼さんが歌う演歌に合わせて後ろで舞い始める。今度は先程の

 

 圧倒的とも言える程の美しさと迫力は身を潜め、歌と音楽の雰囲気を壊さな

 

 いような清楚な舞であった。

 

 

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 舞台終了後、俺達は貂蝉の楽屋へと案内されていた。中には既に本人が待っ

 

 ていた。

 

「本当に貂蝉か?」

 

「あら、ご主人様でも分かりませんか?どちらの姿でも美しさは一緒のはずで

 

 すけど?」

 

 そう言って袖口で口元を隠し、身をくねらせるその姿からはどうしても想像

 

 が出来ない。何処からどう見ても目の前にいるのは一人の美女でしかない。

 

「ならこれで…ぶるわぁぁぁぁぁ!!」

 

 目の前の美女がその姿に似つかわしくない叫び声をあげて一回転したその瞬

 

 間、そこにいたのは…間違いなく貂蝉であった。

 

「どぅふふ、どうだったかしらぁん、私もなかなかのものでしょぉん?でもこ

 

 っちの姿の方が百万倍位魅力的よねぇん?」

 

 朱里は信じられない物を見たような顔をする…まあ、実際俺もそれについて

 

 は同感だが。

 

「最初、貂蝉さんが舞台で舞うって言い始めた時は姉さん達も『客が逃げる』

 

 って反対したんです。でも実際、あの姿で舞う貂蝉さんは今までに見た事も

 

 ない程に綺麗でした。まさに天女が舞い降りたかのように。ですので、貂蝉

 

 さんにこのまま芸の村での定期的な公演をお願いいたしたくお願いにあがっ

 

 た次第です」

 

 そりゃ、この姿だったら間違いなく魔除け位にしかならないだろうが、あの

 

 美女の姿なら誰も文句は言わないだろう。俺が知る三国志の貂蝉は絶世の美

 

 貌と卓越した舞で皆を魅了したけど…それをそのまま体現したかのような姿

 

 だった。

 

「そういう事なら。但し、今の姿では禁止だけどね」

 

「まあ、この姿じゃあまりにも魅力的過ぎて皆が失神しちゃうだろうから、踊

 

 る時はあの姿で行くわねぇん」

 

 貂蝉は皆のその反応を知ってか知らずかそう言って親指を立てていた。

 

 

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 それからしばらく後、俺と朱里は陛下に呼ばれて洛陽へと来ていた。

 

「二人とも久しぶりじゃの。そういえば、芸の村に新しい踊り子が来て人気を

 

 博しておるとか。妾も一度見てみたいものじゃの」

 

 陛下はそう言うと自分のお腹を愛しそうに撫でていた。

 

「最近、ようやく悪阻も治まってきての。朱里も具合はどうじゃ?少し悪いよ

 

 うな事を聞いたが?」

 

「はい、最近は何とか治まってきました」

 

「そうか、お互いに気を付けんとな」

 

 二人がそういう会話をしていると、俺も父親になるのかという気持ちで何だか

 

 変な気分だ。

 

「ところで今回二人を呼んだのは、そろそろ一刀への待遇の事について考えねば

 

 ならんと思っての。先の曹操との戦いの後、お主からの申し出とはいえ将軍位

 

 を剥奪してそのままになっておったじゃろう。月は相国の位があるからと将軍

 

 位は断っての。その代わりに一刀を将軍位に就けるようにと言っておった。そ

 

 れについては妾も異存は無いし、他の者からの反対も無い。何せ、お主は次期

 

 皇帝の父親となるわけじゃしな。これまではお主も妾がそれとなく勧めても、

 

 何だかんだと結論を引き延ばしておったがの」

 

 陛下からのその言葉に俺は押し黙る。言ってる事は分かるし、普通ならそうす

 

 るべきなのだろうが…俺と朱里にはそう時間は残されていない。いっそ、今の

 

 役職も全て辞退するべきかと二人で話し合っていた位だ。それを此処で将軍位

 

 に復帰という事になれば、俺達が消えた後の混乱に拍車をかける事になりかね

 

 ない…此処はやはり辞退するべきなのだろうか?

 

 

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 俺がそう考えていたその時、外から騒がしい声が聞こえてくる。

 

「何じゃ、何があった!」

 

「申し上げます!怪人が城内に侵入、ただいま警備の者達で追いかけている所で

 

 す!陛下はお早く安全な所へ!!」

 

 駆け込んできた近衛兵がそう告げた瞬間、俺と朱里の頭の中には一人の姿しか

 

 思い浮かばなかった。

 

「その怪人の姿はどんなだったか?」

 

「はっ、あまりにも動きが素早くはっきりとは見てませんが…筋骨隆々の上、褌

 

 一丁、しかもその褌は桃色のように見えました」

 

 それってやっぱり…。俺と朱里は頭を抱えていた。

 

「何じゃ?心当たりがあるのk『うっふーーーーーーーーん!!!』な、何じゃ

 

 今のは!?」

 

 俺達の態度を訝しく思った陛下が問いただそうとしたその瞬間、遠くからそれ

 

 はそれは気味の悪い叫び声が聞こえてきて、それを聞いた陛下の顔が青ざめる。

 

「あっちからだ!逃がすな!!」

 

 それを追いかけるように近衛兵達の必死の叫び声が聞こえる。

 

「か、一刀…今のは一体何じゃ?」

 

「少々申し上げにくい事ながら…」

 

 俺がそこまで言った時、

 

「私の名前は貂蝉ちゃんよぉん♪」

 

 突然現れて俺の後ろに立っていた貂蝉が、身をよじらせながら陛下に向かって

 

 ウインクをする。

 

「ひ、ひぃーーーーーーっ!ば、ば、化物!!」

 

「きぃーーーっ、誰が『大陸に神農の昔から伝わる見ただけで人の生気を吸い取

 

 って生き続ける人の形をした未確認生物』ですってぇーーーーーっ!!」

 

「何時、誰がそんな事を言ったのじゃ!?そもそも断りもなく此処に入って良い

 

 と思っておるのか!!」

 

 

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 最初こそうろたえていた陛下であったが、貂蝉を睨みつけると玉座の横に立て

 

 かけてあった定王伝家を抜いて戦闘態勢に入る。

 

「此処は陛下のお手を煩わせる必要はありません。俺がこいつの相手を」

 

 俺はそう言いながら刀を抜き貂蝉に斬りかかろうとすると、貂蝉は尋常でない

 

 速さでそれをかわして逃げていく。

 

「逃がすか!朱里は陛下を安全な所へ連れていった後でこちらへ来てくれ」

 

 俺はそのまま貂蝉を追いかけて城外へと出て行く。そしてそこには、

 

「うまくいったようですね」

 

 そこには美女へ姿を変えた貂蝉がいた。

 

「貂蝉…一応君のおかげで逃げ出せる口実が出来たけど、あまりああいうのは勘

 

 弁してくれ。皇帝の目の前であんな事をやられたら、次は本気で斬らなくては

 

 ならなくなる…例え斬る事が不可能でもな」

 

「以後、気を付けますわ」

 

 貂蝉はそう言って微笑んでいた…しかし分かっていてもこれがあの貂蝉だとは

 

 信じられないのだが。

 

「ご主人様、お待たせしました。とりあえず陛下は後宮へと下がられましたので」

 

 そこへ朱里がやって来る。

 

「ありがとう。しかし何とか今回はごまかせたけど、次はこうもいかないよな…」

 

 俺がそう思い悩んでいると、

 

「ご主人様はしばらくは南陽に戻っていてください。理由は私がこちらに残って

 

 如何様にもしておきますので。これからの事も含めまして」

 

 朱里がそう言うのでとりあえず俺は南陽へ戻る事にした。しかし此処で俺と朱

 

 里がしばらくの間離れた事によって、朱里にとってよろしくない状況が発生す

 

 るのだが、それはまた後の話である。

 

 

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「そうか…一刀は一足先に戻ってしもうたか。まさかあの化物との戦いで何かあ

 

 ったのではあるまいな?」

 

 一刀が南陽に戻った後、朱里は劉弁に報告に来ていた。

 

「いえ、それは大丈夫です。どうやら城外へ出た後で姿が見えなくなったとかで」

 

「そうか、あの化物の事はまたこちらでも気を付けておこう。しかし確かあの時、

 

 名を名乗っていたはずなのじゃが、あの見た目の衝撃で全て忘れてしもうた。

 

 朱里は覚えておらんか?」

 

「私もあの見た目だけが印象に強くて…」

 

「そうじゃろうな…まあ、仕方ないの」

 

 そこで話は終わり、朱里は下がっていった。

 

 ・・・・・・・

 

「その陛下の前に現れた化物の事はこちらでも探しておきます。曹操の時といい

 

 今回の事といい、こうも易々と陛下の面前に入られるようでは相国たる私の沽

 

 券に関わりますので」

 

 月は朱里にそう言っていた。

 

 朱里は劉弁の前を辞した後、月の執務室へと来ていたのである。

 

「ところで…朱里さんがわざわざ私の所まで来られるとは珍しいですね。何かあ

 

 ったのですか?先程の化物の事ではなさそうですね」

 

「まずは…ご主人様に対して将軍位を与えるよう陛下に申されたとお聞きしまし

 

 たのですが」

 

「その事ですか。それなら改めて言うような事でもないと思いましたので。曹操

 

 との戦いからもう大分経ちました。幾らあの時、陛下に曹操を近付けさせた事

 

 に責任を感じておられたとしても、それだけで何時までも漢を立て直した立役

 

 者である一刀さんをそのままにしておくわけにもいきません。私は恐れ多くも

 

 相国の位はそのままになっているので後回しでいいのですが、一刀さんの将軍

 

 位への復帰は早い方が良いと陛下に申し上げたのです」

 

 

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「そうだったのですか…」

 

 月の言葉を聞いて朱里は黙り込む。

 

(相国である月さんからの推薦…陛下ご自身もまたそのおつもりになっておられ

 

 る…でも私達にはもうそんなに…此処はせめて月さんだけには真実を告げるべ

 

 きなんでしょうか…?)

 

「どうされました、朱里さん?」

 

「はわっ!?…し、失礼しました。あ、あの…」

 

 朱里が話し出そうとしたその時、

 

「相国様に申し上げます!」

 

 兵が慌てた様子で駆け込んでくる。

 

「どうしました!?」

 

「はっ、華雄様より急ぎの書状が」

 

 月は書状を受け取り、一読すると険しい目付きに変わる。

 

「…分かりました。この書状を持って来た兵士はまだいますね?」

 

「はっ、控えの間にて待たせております」

 

「では返書をしたためますのでもうしばらく待たせるよう伝えてください…朱里さ

 

 ん、申し訳ないですが今日の所はこれで」

 

 月はそのまま奥へと行ってしまった。

 

「仕方ないですね…今日の所は帰りましょうか」

 

 朱里が帰ろうとすると、

 

「朱里、ちょっと待って」

 

 詠がやって来て呼び止める。

 

「どうしました?」

 

「此処じゃなんだからボクの部屋まで…」

 

 

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「朱里、あんた一体何を調べているの?」

 

 部屋に入った瞬間、詠は朱里にそう問いかける。

 

「えっ…?」

 

「とぼけても無駄よ。あんたが曹操との戦が終わってから、各諸侯の事…特に軍師

 

 連中についていろいろ調べさせているのは既に把握済みよ。ばれてないとでも思

 

 ってた?」

 

「……………いえ、詠さんがこっちの動きを探っていたのは知ってました」

 

 朱里はそう言うとじっと詠の眼を見つめる。

 

「…さすが詠さんです。本当は月さんに許可を貰ってからにしようと思っていたの

 

 ですけど…」

 

「何を?」

 

「賈文和殿、これからの漢を担うであろうあなたにこの諸葛孔明より託す物があり

 

 ます」

 

 突然真名でなく名前で呼ばれた詠の顔が強張る。

 

「託す物…まさかその相手をずっと探っていたというの?」

 

「はい、そして私の動きに気付いたのはあなただけでした。この大陸に軍師は数多

 

 くあれど、私の後継者はあなただけのようです」

 

「後継者…何のよ?」

 

「私の智の原点…『六韜』です」

 

「へっ?そんなの特にあんたに教わらなくったって…」

 

「これから話す事は誰にも話してはいけませんからね」

 

 

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「そんな…そんな事が…?」

 

「信じ難いですか?でもこれは事実です」

 

 朱里の話を聞いた詠の顔は戸惑いと驚愕に彩られていた。

 

「どうします?嫌ならやめます。本当は此処にいられる間にちゃんと後継者を決め

 

 ておきたいと思っていましたが、あなたがそれを拒むというのなら私はこのまま

 

 天の国に帰る事になります」

 

 朱里はそう言ったまま、詠の眼を見つめる。

 

「…一晩だけ考えさせて。あまりにもいろいろ聞きすぎて今はちょっと混乱してる

 

 から」

 

「分かりました。では明日の朝にご返事をお聞きします。一応言っておきますけど

 

 此処に至っては月さんにもこの事は言わないようにお願いします」

 

 朱里はそれだけ言って部屋を後にする。

 

 残された詠は半ば呆然と窓から空を見上げるだけであった。

 

 

 

 

                                          …続く。

 

 

 

 

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 あとがき的なもの

 

 mokiti1976-2010です。

 

 今回は…前半は貂蝉、後半は朱里と詠の話でした。

 

 しかし、さすがに皇帝の目の前であんな事になってこのままで

 

 良いのだろうか…?まあ、そこは漢女の力で何とか(適当)。

 

 そして朱里は詠を後継者と決めたようですが…果たして詠はそれ

 

 を受けるのか?一人南陽に戻った一刀に降りかかる女難の嵐は!?

 

 とりあえず次回はそんな辺りをお送りする予定です。

 

 

 それでは次回、外史動乱編ノ四十三にてお会いいたしましょう。

 

 

 

 

 

 追伸 他の軍師連中は朱里のやっていた事には気付いてはいません。

 

     それだけ朱里のやり方が巧妙であったという事です。

 

     ちなみに命は一刀の将軍位復帰を諦めたわけではありませんので。

 

 

 

 

説明

 お待たせしました!

 遂にやって来た貂蝉より外史にいる時間の

 終わりが近い事を告げられた朱里。

 残された時間で為すべき事を行っていきます。

 そして前回出て来たあの人は…。

 それではご覧ください。
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コメント
…今更ながら思い出したが、どう言う訳か真関連の外史だと、賈?の「不幸の日」が発動しない(寧ろ忘れられてる)事が多いな。もし反董卓連合の最中に「不幸の日」が発動してたら、最悪敗北展開すらあったかも…。(クラスター・ジャドウ)
さすがは失策なし軍師賈?文和。と言いたいところなんだけど恋姫無双の賈?は史実より大分グレードダウンして賈?というより李儒だからなぁ・・・(PON)
アーバックス様、ありがとうございます。はい、朱里は詠を選びました。後は詠がそれを受け入れるかどうかという所です。(mokiti1976-2010)
なるほど…後継者は詠殿でしたか…。詠殿がどんな選択をするのか楽しみです(アーバックス)
平野水様、ありがとうございます。貂蝉さん曰く「私は常に『お・と・め♪よぉん』」との事です。それに見た目が美女というだけで中身までそうなのかは(マテ。(mokiti1976-2010)
牛乳魔人様、ありがとうございます。そうです、餓狼の群れにまるまると太った羊が放り込まれました。迂闊な行動ではありますが、きっと種馬的には無問題ではないかと(オイ。(mokiti1976-2010)
一刀さんが一人であの面子の居る所に帰るなんて、餓えた狼の群れの中に羊を放り込むようなモノじゃないか・・・スレッガーさん風に言うと「迂闊ですぜ」(牛乳魔人)
鈴音様、ありがとうございます。それは貂蝉さんがわざと見せたという噂もちらほらと…。(mokiti1976-2010)
観珪様、ありがとうございます。確かに一刀と女難はセットですしね。そして朱里は警戒してないわけではないでしょうが…六韜の方に気を取られているようです。(mokiti1976-2010)
きまお様、ありがとうございます。それ以外に朱里にとってよろしくない状況など無いかと(マテ。そして…あの人はきっと一刀が言えば喜んで斬られてくれそうですが、すぐに復活しますよね…間違いなく。(mokiti1976-2010)
殴って退場様、ありがとうございます。はい、詠は相国である月の側近として大局に立った政をしております。それ故、他の軍師達より視野が大きいのです。(mokiti1976-2010)
陛下の護衛兵も良く見てたなwww漢女の体格から褌の色までwww(音狐)
いや、まぁ、一刀くんに女難が降りかかるのはいつものことだけども、朱里ちゃんはもう少し警戒しましょうww(神余 雛)
しゅりりんにとってよろしくない状況って・・・一刀の「ナニ」関連か(マテコラ しかしア○ゴ君なら一刀が「俺に斬られてもいいぐらい好きか?」と言われれば喜んで斬られるような気がする。ただ死なないだろうけど・・・(きまお)
なるほどここの詠は一刀や朱里に近くなく視野がよく見えてるということですね。(殴って退場)
ヒトヤの蟲惑魔様、ありがとうございます。まあ、魔を以て魔を制すという事で(オイ。そして…もしさすがに皇帝の前であんな事が何度も起きたらさすがに何もしないわけには…。(mokiti1976-2010)
一丸様、ありがとうございます。確かに逃げてばっかりですね…実際、全てを話してしまうには内容が重たいのは事実です。本当はもっといろいろと後始末をつけたい所ではあるようですが。(mokiti1976-2010)
魔除けというかそいつが魔なんだが・・・そして斬るのが不可能なら別に良いじゃんW(親善大使ヒトヤ犬)
良しっ!!ひさびさに命の出番があった!!・・・にしても、今の状況、一刀は逃げてばかりですねwwまあ、事情を話すには重要な話ですから、準備が必要ですし、しょうがないのかな?・・・ではでは、続き楽しみに待ってます。(一丸)
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