このはなさくやひめ
説明
富士山の女神「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」を題材にして作りました。
神話では天孫降臨の際に九州でニニギノミコトの妻となり
あらぬ疑いを晴らすため産屋に自ら火を放って出産する豪胆な女神として登場します。
この火中出産のエピソードから火の神として後の時代に、
火山である富士山の神として祀られたとされています。
しかしそれまで富士山に神が居なかったとは到底考えられないので、
元々もっと古い時代から富士山には女神が祀られていて、
そこに後から木花咲耶姫が習合されたと考えるのが自然なのではと思います。
この絵ではニニギの妻というイメージよりは、
太古から富士山の化身として人々に親しまれ、且つ畏れられた女神のイメージで作りました。
富士浅間大社の御神木である桜は、
儚さというよりも美しく散ってまた次の春に必ず花を咲かせる強い生命力の象徴に思えます。

5/7〜5/17まで銀座のGALLERY ART POINTで催された『Femme 2013』展に展示していただきました。
会場で見てくださった方ありがとうございました!
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
752 748 3
タグ
富士山 木花咲耶姫 このはなさくやひめ  日本神話 3DCG Shade 

貴房さんの作品一覧

PC版|待受画像変換
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。


携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com