魔法少女リリカルなのは〜原作介入する気は無かったのに〜 第七十八話 卒業…そして中学へ
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 『これより、平成〇〇年度、海鳴小学校の卒業式を行います。卒業生が入場されますので在校生、教職員、保護者、ご来賓の方々は拍手をもってお迎え下さい』

 

 3月1日…。

 遂に人生2度目にして6年間の小学校生活にピリオドを打つ時が来た。

 振り返ってみれば色々な事があった。

 今となってはどれもこれも良い思い出だけどな。

 けど俺達と一緒に卒業する生徒のほとんどはそのまま海中へ進学する事になるのでこれでお別れという生徒はほとんどいない。

 

 「(シュテル達魔導師組は勿論だが謙介、誠悟、直博、テレサも海中だしな)」

 

 だから聖祥みたいにエスカレーター式で上がる気分だ。

 もっとも中学からは別の小学校から来る奴もいるだろうから、そういった新しい顔ぶれを見るのは楽しみだったりする。

 俺はそんな事を思いながら拍手の中、目の前の生徒の背中を追う様に入場していく。

 やがて卒業生が全員体育館に入場し終え、拍手が止んだ所で

 

 『開式の言葉』

 

 俺達の卒業式が遂に始まった。

 国歌斉唱から始まり校歌斉唱、来賓者紹介、校長式辞、来賓者代表式辞、卒業証書授与と順に進んでいく。

 そして在校生の送辞、卒業生の答辞が述べられる。

 この時点でもう声を殺して泣いている生徒、保護者が多数いる。

 俺も涙腺がちょっと緩んでたり…。こういう式は正直、我慢していても気付けば…ねえ。

 

 「「「「「「「「「「うっ…ぐすっ……ひぐっ……」」」」」」」」」」

 

 主に泣いてるのは在校生。そこまで俺達卒業生と交流ある奴多かったんだな。

 

 「これでシュテル先輩達も卒業か…」

 

 「俺達はこれから何に希望を見出せば良いんだ…」

 

 「あの人達の代わりになれる天使なんていねえし…」

 

 「男子の先輩共はとっとと去ってくれてもいいんだけどよ…」

 

 ……コイツ等。

 俺達の卒業はどうでもよくてシュテル達の卒業だけが残念なのかよ。

 普通なら怒るなり突っ込むなりするんだが今日は卒業式、俺達の門出なんだ。保護者やご来賓の方々もいるんだから大人しくしとかなきゃ。

 

 「おい!在校生共、好き勝手言ってるんじゃねえよ!!」

 

 「今日は俺達のめでたい日なんだ!別れを惜しみながら見送れや!!」

 

 「もっと涙を流してくれてもいいんだぜ?」

 

 お前等もお前等で何言ってるんだか。

 ていうかちょっと声デカいよ。

 

 「アンタ等に流す涙なんてねえよ」

 

 「ああ゛?何生意気な事言ってるんだよ?」

 

 「うるせえ威張んな!1年早く生まれただけでそんなに偉いのかよ?」

 

 「その1年の差がデカいんだよ!現に俺達はシュテルさん達と同い年で一緒に卒業出来るんだからよ。テメエ等は敗者なんだよは・い・しゃ!」

 

 「「「「「「「「「「……………………」」」」」」」」」」

 

 「「「「「「「「「「……………………」」」」」」」」」」

 

 「「「「「「「「「「やんのかゴルァ!!」」」」」」」」」」

 

 「「「「「「「「「「上等だボケェ!!」」」」」」」」」」

 

 『こら!お前等静かにせんか!!』

 

 進行役の先生がマイク越しに怒るが在校生と卒業生はヒートアップしていて止まらない。

 保護者もご来賓の方々も唖然としている中、飛び交う馬事雑言。

 俺らが在校生として出席した去年の卒業式とは大違いだ。

 …頼むから卒業式ぐらい平和に終わらせようぜ………。

 

 

 

 「終わったな。俺達の小学校生活…」

 

 「そうだね」

 

 「色々な事があったよな。さっきの卒業式含めて…」

 

 「今となっては全て良い思い出……か」

 

 誠悟、謙介、俺、直博の順に口を開く。

 最後の最後…乱闘にこそならなかったもののメチャクチャになった卒業式。

 それでも何とか式を終え、現在は学校の正門前で俺達4人はこの6年間お世話になった校舎を見上げている。皆、その手には卒業証書を入れた筒を持ちながら。

 

 「この後は翠屋だっけ?そこで卒業祝いをするんだよな?」

 

 「ああ」

 

 直博の言葉に頷く。コイツ等、海鳴市在住なのに翠屋行った事が無いらしい。

 

 「じゃあ家に帰ってから集まるのかい?僕は今お金持ってないよ?」

 

 「「俺も」」

 

 謙介、誠悟、直博はお金を持ってないらしいが

 

 「今日はめでたい日だし俺が奢ってやるよ」

 

 「…君だって卒業したんだからめでたい人の1人だろうに」

 

 「じゃあ自分で払うか?俺はどっちでもいいし」

 

 「「「ゴチになります!!」」」

 

 …現金な奴等だ。

 まあ良いんだけどね。管理局で働いてるからお金に余裕はあるし。

 

 「おにーちゃーん」

 

 「ん?」

 

 声を上げてトコトコと近寄ってくるのはルーテシア。その少し後方にメガーヌさん。

 2人も今日の卒業式に来てくれた。

 まあメガーヌさんは俺達の保護者代理人だしね。

 

 「そつぎょーおめでとー」

 

 「ありがと」

 

 ポフッと抱き着いてきたルーテシアの頭を撫でてあげる。

 

 「勇紀君、おめでとう。皆も卒業おめでとう」

 

 「「「「ありがとうございます」」」」

 

 メガーヌさんの言葉を受け、俺達はお礼を言う。

 ちなみに皆、俺の家に遊びに来た時にメガーヌさんとは会っているから既に顔見知りだ。

 

 「そう言えばシュテルちゃん達は?」

 

 「…アイツ等ならこの列の先にいますよ」

 

 俺が指差す先には男子だけが並ぶ列が6列、女子だけが並ぶ列が1列ズラリと並んでいる。

 その先にいるのがシュテル、レヴィ、ディアーチェ、ユーリ、テレサ、亮太、椿姫の7人だ。

 これを機に在校生として卒業式に出た5年生と卒業生の6年生が現在告白中なのだ。

 もっとも、列の先からコッチに来る奴は皆落ち込んでいる。フラれてるからだろう。

 けど深く落ち込んでいる訳では無い。ここにいる連中の中で6年生のほとんどが海中への進学組なので『中学生の間に恋人になれたら』と考えてるんだろう。

 5年生だって1年遅れで追い掛けて来れる訳だし。

 ただ、時折物凄く落ち込んで正門を抜け、去っていく一部の6年生はおそらく海中に進学しないのだろう。今回が最後の機会という事で想いを伝えた結果、断られたんだろう。

 

 「…ていうか大槻だけが半端無い長さだな」

 

 「そりゃそうだろ。卒業生、在校生の女子ほぼ全員が告ってるんだから」

 

 直博の言葉に誠悟が答える。

 去年使ったプラカードは今年も健在。

 ……アレ、来年以降も使われるんだろうか?

 

 「(亮太以上にモテる奴がいたら使われるだろうな)」

 

 いたらの話だが…。

 

 「シュテルちゃん達人気ねぇ」

 

 「この調子だといつ終わるのやら…」

 

 何か最初の告白相手が駄目なら別の列に並び直してる奴もいるなぁ。ぶっちゃけ誰でもいいんかい。断られてすぐに帰っていく奴の方が好感が持てるぞ。

 

 「僕達は後どれぐらい待てばいいんだろうねぇ?」

 

 「…もう先に行くか?」

 

 「勝手に行ったらお前は確実に怒られるんじゃないか?」

 

 「…デスヨネー」

 

 多分メッチャ怒られる。テレサと亮太はそうでもないだろうし椿姫はどうでも良いけどシュテル、レヴィ、ディアーチェ、ユーリは確実に怒るだろう。

 

 「けどこのまま待ってたら絶対時間を無駄にするだけだぞ?」

 

 時間は11時30分を過ぎたばかり。

 けどこのままだと後30分は待ちぼうけだ。

 

 「勇紀、シュテルさん達に早く終わらせる様言ってきてくれよ」

 

 誠悟、そういう事は自分で行こうと思わないのかね?

 

 「俺よりお前の言う事なら聞いてくれるだろ?」

 

 「そうかぁ?」

 

 それぐらいの用件なら別に俺じゃなくても聞いてくれるだろうに。

 

 「勇紀の方が確実だ。だから早く言ってきてくれ」

 

 「…仕方ないな」

 

 とりあえず俺達だけでも先に行く旨を伝えておこう。

 俺は適当な列の横から列を無視して先頭に向かって歩き出した………。

 

 

 

 「…という訳でシュテル達が来るまではまだ時間掛かるぞ」

 

 「ふえー、シュテル達大変だねー」

 

 一足先に翠屋に来た俺、謙介、直博、誠悟、ルーテシア、メガーヌさんの6人。

 けどやはりというか既に翠屋は聖祥組とその保護者達によって卒業祝いが行われていた。

 俺達は俺達でやろうと思っていたが拉致されましたよ聖祥組に。

 てか謙介達は食べ物を食べながら見てるだけで誰も助けてくれないんだぜ。薄情者共め。

 ルーテシアはリインと仲良く食事中でメガーヌさんは桃子さんと談笑中。

 そしてシュテル達がいない理由を答えて現在に至る。

 

 「まあ、アイツ等ももうすぐここに来るだろうから」

 

 「そだねー。皆でお祝いしないとね」

 

 「「「うまうま…」」」(ガツガツガツ)

 

 謙介、誠悟、直博は余程気に入ったのか、喋るより食べている。

 ここではほぼ初対面に近い俺の友達と聖祥組。

 唯一、誠悟とアリシアがカードショップのヴァ〇ガー〇公認大会でよく対戦相手になるのでお互いに顔を知ってるぐらいか。

 

 「しかし卒業式迎えるとなんや…感慨深いモンが込み上げて来てまうなぁ」

 

 「はやては泣いてたよね?」

 

 「うっ…ああゆうのには弱いんや//」

 

 指で頬を掻きながら言うはやて。

 

 「馬鹿共も式の間だけは大人しかったわね」

 

 「流石に卒業式で騒ぐ程頭がおかしくはないでしょ」

 

 「「「「……………………」」」」

 

 アリサの言葉を聞いて俺達は黙る。何せその卒業式で騒ぐ馬鹿達しかいなかったからな。

 

 「その馬鹿達の一部である卒業生のほとんどは僕達と同じ海中進学だしね」

 

 「……言うな謙介。俺としては中学で新しく入ってくる顔ぶれの連中がマジメで海小卒業の連中に毒されない事を祈る」

 

 一旦食べる手を止めて言う謙介の言葉に軽く溜め息を吐いて俺は答える。

 

 「「「「「「……………………」」」」」」

 

 ん?何だ?今なのは達が俺の方を見てた様な…?

 …気のせいか?

 

 「しかしアレだな。海中って確か全校生徒は必ずどこかの部活か委員会に所属しないといけないんだよな?」

 

 「そうそう。しかも出席率悪いと成績に関係無く宿題増やされたり強制補習だったりするらしい」

 

 「「「「えっ!?そうなの!?(そうなん!?)」」」」

 

 直博と誠悟の会話が聞こえていたのか反応するなのは、フェイト、はやて、アリシアの魔導師組。

 

 「……何でお前等が反応すんの?」

 

 「「「「べ、別に…」」」」

 

 視線を逸らし、口笛を吹く仕草をする。

 全然吹けてないからな。

 

 「でも部活なぁ…何部に入るかお前等決めてんの?」

 

 「俺は当然サッカー部」

 

 だよな。直博サッカー好きだし。

 

 「僕は図書委員かな」

 

 「その心は?」

 

 「((木|エロ本))を隠すなら((森|本棚))の中」

 

 「「「「「「「「「……………………」」」」」」」」」

 

 俺達は全員冷たい目で謙介を見るが当の本人は全く気にしていない。

 

 「じゃあ勇紀は?」

 

 「俺は誠悟と一緒にTCG研究部に入る」

 

 「「「「「「てぃーしーじー研究部?」」」」」」

 

 「部活動の名の通りトレーディングカードゲーム…ぶっちゃけカードゲームで遊ぶ部活だな」

 

 海中にはどんな部活があるのかホームページにある『部活動紹介』の項目をクリックしてみてみたらあった。

 活動内容もぶっちゃけカードゲームをひたすらプレイしたりデッキ構築の研究したりと俺と誠悟向きな部活になっている。

 

 「インドア派の俺にはピッタリな部活動なんですよ」

 

 確かに誠悟は身体より頭を使う策士、参謀タイプの人間だからな。それにヴァ〇ガー〇好きだし。

 

 「あら?皆さんお揃いで」

 

 入り口から入って来たのはテレサ。

 

 「終わったのか?」

 

 「私はね。シュテル達はもう少しかかるんじゃないかしら?」

 

 「「「「「「テレサちゃん(テレサ)、卒業おめでとう」」」」」」

 

 「ありがとう。皆もおめでとう」

 

 アリサの隣に座るテレサ。

 雑談に興じ始める女性陣を眺めながら次々に料理を食べていく。

 

 「ふっ、隙だらけだぞ長谷川」

 

 シュッ

 

 「ああっ!?直博テメエ!!俺のエビフライを!!」

 

 「油断してるお前が悪い」

 

 モグモグとエビフライを頬張る直博。

 くそっ!!エビフライは最後に食べようと思って小皿に残しておいたのに。

 

 「じゃあ僕はその唐揚げを」

 

 「サンドイッチ獲ったどーー!!」

 

 「謙介!誠吾!お前等も俺の敵か!!」

 

 大皿に乗ってるヤツ取ればいいだろ!!何で俺の小皿から奪っていくんだよ!!

 

 「「「取りに行くのメンドくさい」」」

 

 「ふ ざ け ん な!!」

 

 自分で動け自分で。

 

 「《ふっ、お師さん。何やらお困りのようですね?俺がお師さんを悩ませるクズ共を制裁しましょうか?》」

 

 「《却下じゃボケ!!》」

 

 お前がやると最早制裁ですらなくなるわ。

 

 「《勇紀、そこにはどんな食べ物があるの?》」

 

 レスティアはテーブルの上に並べられている料理に興味がある様子。モンスターボールの中からは外の様子が分からないらしいからな。

 

 「《色々あるぞ。さっき俺が言った食べ物やハンバーグ、フライドポテトみたいなパーティーセット。それにケーキ、シュークリームの様なデザートもたんまりだ》」

 

 「《ならいくつか食べ物とデザートをテイクアウトしてくれないかしら?》」

 

 「《ん、了解だ》」

 

 レスティアの要望に応えるために後で桃子さんに言っておこう。

 それからしばらくお腹を膨らませるために食べる事に集中していると

 

 「「「「「「こんにちは〜」」」」」」

 

 …お?

 シュテル、レヴィ、ディアーチェ、ユーリ、亮太、椿姫も遂に翠屋に現れた。

 あの告白ラッシュを全て捌き終えたか。

 

 「つ、疲れました…」

 

 「うわ!!みんな先に食べてる!!ズルいよ!!」

 

 「む?子鴉達もおるではないか?」

 

 「まあ、予想できた事ですけどね」

 

 「僕、もうクタクタだよ」

 

 「私も」

 

 シュテル、レヴィ、ディアーチェ、ユーリ、亮太、椿姫の順に口を開き、皆に挨拶した後各々好きな席に座る。

 

 「何つーか…ここまで同じ顔が揃うと壮観だね」

 

 「ホントに血…繋がってないんだよな?」

 

 「俺に聞くより本人達に聞け」

 

 何故に俺を中継役として使うのかね?

 

 「お前が彼女らと仲良さそうだから」

 

 「…まあ友達だしな」

 

 仲良いのは否定せんよ?

 

 「というより男子の比率少ないな」

 

 誠悟がポッと呟く様に言う。

 ここにいる男性陣は俺、謙介、誠悟、直博、亮太、そしてカウンター越しにいる士郎さんの6人だ。

 クロノ、ユーノ、恭也さんは不在。ザフィーラは狼形態のため店の外。

 対して女性陣はシュテル、レヴィ、ディアーチェ、ユーリ、なのは、フェイト、はやて、アリシア、アリサ、すずか、テレサ、椿姫、ルーテシア、メガーヌさん、桃子さん、プレシアさん、リニスさん、アルフさん、シグナムさん、シャマルさん、ヴィータ、リンス、リインの23人。

 美由希さん、忍さんは不在。

 

 「勇紀は女の知り合いが多過ぎだ」

 

 「「いや全く」」

 

 「いや、男の知り合いも多いぞ。ここにいないだけで」

 

 少なくともミッドに行けば結構男の人の知り合いいるよ?

 

 「いやいや、伊東の言う事はもっともだよ。勇紀には女の子の知り合い多過ぎ」

 

 こっちの会話を聞いていたのかアリシアが口を挟んでくる。

 

 「ここにいる面子は皆知り合いだし…他に私達の知らない相手とか絶対いそうだし」

 

 「いるのか勇紀?」

 

 「いや、ここにいる連中だけしか知り合いがいないなんていくら何でも無いだろ?」

 

 「「「つまりいるのか」」」

 

 謙介、誠悟、直博が呆れた様な表情を浮かべて言う。

 

 「何だ?知り合いがいたらいかんのか?」

 

 「断罪モノだね(絶対に可愛い子しかいないだろうなぁ。しかも堕としてそうだし…)」

 

 「「「まあ、程々にな…」」」

 

 意味分かんねーし。友達や知り合いを増やすのに程々とか気にする必要は無いだろ。

 

 「勇紀、君はいつか後ろから刺されると思うよ」

 

 「怒りに身を委ねた女性かヤンデレと化した女性にな」

 

 「友人代表の俺達は葬儀に参列確定か…」

 

 え!?俺死んじゃうのか!?友達増やすだけで!?

 

 「何なら私が刺す役やろうか?」

 

 「怖い事言うなよ!!てか刺すな!!」

 

 「冗談だよ冗談。私がそんな事する訳無いじゃん(少なくとも私は…ね)」

 

 何だろうね?この言葉で言い表せない妙な不安は?

 

 「ま、本当に刺されたら私が優しく介護してあげるから勇紀は安心してて良いよ」

 

 「むしろそんな現実起きてほしくねえよ」

 

 「何々?何の話?」

 

 「私達もお話したいな」

 

 ゾロゾロと卒業を迎えた面子が集まる。

 

 「勇紀が『いずれ女の子に刺されるんじゃないか?』って話をしてたんだよ」

 

 「「「「「「「「「ああ〜…分かる分かる」」」」」」」」」

 

 「お前等、その反応は流石に俺も傷付くぞ」

 

 何で納得したかの様に頷くんだよ?

 

 「俺、あと3年後に勇紀が刺されるのに1000円」

 

 「じゃあ僕は中学の卒業式の日に刺されるのに1000円」

 

 「なら俺は2年後の冬休みに刺されるのに1000円」

 

 人が刺される日を予想して賭けなんてするな!!

 

 「じゃあ、コレあげるわ。自分の身は自分で守りなさい」

 

 椿姫が俺に渡してきたのはスタンガン。

 

 「アホか!!ていうか何でこんなモン持ってんだよ!!?」

 

 「だって、変質者に襲われたら大変だしこれぐらい乙女の嗜みよ?」

 

 『嗜みよ』じゃねえよ!!乙女がこんな物騒なモン持つか!!

 

 「あ、でも勇紀が私を襲いたくなったら言ってね♪その日はちゃんと準備しておくから♪」

 

 「例え世界が滅びそうになろうともお前だけは襲わないから安心しろ」

 

 「じゃあ誰なら襲うの?」

 

 「襲わねえよ!!」

 

 人を犯罪者に仕立て上げんな!!

 

 「「「「「「「「「「襲わないの?」」」」」」」」」」

 

 「君達は俺の事どんな目で見てるんですかねぇ!!?」

 

 「冗談ですよユウキ(別に私になら襲ってくれても…)//」

 

 「ちょっとしたお茶目やんか(勇紀君に押し倒される…悪ぅないなぁ…)//」

 

 「冗談で言ってるって事ぐらい察しなさいよね(ご、強引な勇紀…いいかも)//」

 

 「まあユウキがそんな事する筈無いと我はちゃんと理解しておるからな(むしろ我はいつでもウェルカムなのだぞ)//」

 

 「「「(女性陣はどこからどう見ても襲われる事を期待してるな(期待してるよね)。それでも気付かないのが勇紀らしいんだけど…)」」」

 

 「…謙介君、直博君、誠悟君。何か俺に言いたそうだねぇ?」

 

 「「「んな事無い無い」」」

 

 と否定しつつも3人共何か言いたそうな表情浮かべてるじゃん。

 

 「おにーちゃん、このおにくおいしいよ」

 

 「こっちのケーキも美味しいですよぅ?」

 

 ルーテシアとリインの2人が自分の小皿に取った食べ物をくれるので俺はありがとうとお礼を言ってから口にする。

 確かに美味しい。流石桃子さん、料理の腕前は見事なもので。

 こうして今日の卒業祝いのパーティーは騒がしくも楽しいまま時間が過ぎて行き、お開きになる頃には日も傾き始めていた………。

 

 

 

 「へー、ギンガも陸士訓練校に入る事にしたんだ?」

 

 「はい、来月からは訓練生です」

 

 「モグモグ…♪」

 

 卒業式から数日後…。

 中学の入学式が始まるまでの間は春休みで、特にする事も無い現在の状況。

 俺はナカジマ家にお呼ばれされた。

 理由としてはスバルの

 

 『おにいちゃんの作る麻婆豆腐が食べたい』

 

 この一言が発端となった事で…。

 まあここ最近は全然来てなかったから2人の様子を見に来るのも悪くないと思ってたので足を運んだ訳だ。

 ちなみにゲンさんは残業中らしい。

 

 「ゲンさん反対しなかったのか?」

 

 「複雑そうな表情は浮かべてましたね」

 

 「ああ〜…」

 

 自分の娘の事が心配なんだな。けど本人の意思を尊重してやりたい結果、管理局員になるのを認めたってところか。

 実際クイントさんの一件もあるしな。あん時は俺がいなけりゃ原作通りの結末になってたし。

 てか表面上は原作通りの結末扱いだけどね。

 

 「まあ無理はしない様に」

 

 「大丈夫です。ちゃんと心得てますから」

 

 笑顔で返事するギンガ。

 

 「スバルは?やっぱり将来は管理局員になったりとか思ってる?」

 

 「ううん…叩くのは嫌だし叩かれたりするのは痛いから」

 

 フルフルと首を横に振って答える。

 

 「私はスバルにも才能があるから『局員になればいいのに』って思うんですけど勇紀さんはどう思います?」

 

 「スバル本人がなりたくないなら別にいいんじゃね?」

 

 「勇紀さんもお父さんと同じ意見ですか…」

 

 まあ今はこう言っているスバルも空港火災の一件で考えを改め直す様になる。

 空港火災は今から2年後の新暦71年4月29日にミッドチルダ臨海第8空港で起きる筈だ。

 ズズズとお茶を啜りながら俺は原作知識を思い出していた。

 

 「おにいちゃん、麻婆豆腐お代わり!!」

 

 「ほいほい」

 

 空になった皿に再び麻婆豆腐を盛ってスバルに渡す。

 これでおかわり3回目。この子はすっかり麻婆の虜になってしまった様だ。

 

 「あまり食い過ぎたらデザートのケーキ食えなくなるから程々にな」

 

 「大丈夫。甘い物は別腹♪」

 

 笑顔で俺の言葉に答えるスバル。

 なんて便利な言葉なんだ。

 シュテル達もよく使う女の子限定の魔法の言葉である。

 …ただ、その後体重計に乗って悲鳴を上げたり、顔色を青くしたりする事が良くある(レヴィ以外)。

 『だったら別腹なんて言ったりせず我慢したらいいのに』と俺はよく思う訳だ。

 

 「モグモグ…♪」

 

 麻婆豆腐を食べるニコニコ笑顔のスバル。

 

 「勇紀さん、お茶どうぞ」

 

 「ありがとギンガ」

 

 コップにお茶を注いでくれるギンガ。

 それにしてもナカジマ家は平和でいいねぇ。

 ギンガ、スバルと一緒に夕食を食べながらのんびりと平和な春休みを満喫するのだった………。

 

 

 

 …まあ、そんな春休みもあっという間に過ぎるもので

 

 「準備出来たか?」

 

 「「「「はい(うん)(うむ)」」」」

 

 今日は入学式。いよいよ人生二度目の中学校生活の始まりだ。

 俺達は揃って家を出る。

 

 「中学校、楽しみですね」

 

 「確か勉強の科目に英語が追加されるのだったな?」

 

 「英語かぁ。正直、使う機会なんて無いから必要無いよね」

 

 「でも覚えておいて損は無いかもしれませんよ」

 

 後ろで呑気に会話している我が家の面々。

 メガーヌさんとルーテシアも少し遅れてから来るとの事なので俺達は一足先に向かう。

 

 「あ、勇紀達だ!お〜〜〜い!!」

 

 む?

 誰かが俺の名を呼んだ気がしたので視線を向けるとアリシアとフェイトだった。

 大きく手を振りながら笑顔を浮かべ、近付いてくるアリシアとその一歩後を歩くフェイト。

 

 「「おはよう」」

 

 「「「「「おはよう(おはようございます)(おっはー)、フェイト、アリシア」」」」」

 

 俺達はお互いに挨拶を交わし

 

 「せっかくだしこのまま一緒に行こうよ?良いよね?」

 

 「そうだな」

 

 俺達は頷き、数歩歩いたところで

 

 「「「「「って、ちょっと待てい!!(待って下さい!!)(待ったー!!)」」」」」

 

 俺含む長谷川家が一斉に叫ぶ。

 

 「え?何々?どったの?」

 

 「『どったの?』じゃないですよ!何でフェイトとアリシアも一緒に来るんですか!?」

 

 「そうだぞ!!聖祥は反対方向ではないか!!」

 

 ユーリとディアーチェの言葉はもっともだ。

 何で2人とこんなトコで遭遇したんだ?

 

 「何言ってるのさ?私達の制服姿見たら分かるでしょ?私達も((海中に入学するんだから|・・・・・・・・・・・))。ね?フェイト?」

 

 「うん」

 

 アリシアの言葉に頷くフェイト。

 言われてから確認すると確かに2人が着ている制服は聖祥中等部のモノではなく海中の制服だ。

 

 「…何で海中に?」

 

 「まあまあ、それは後で話すとして今は学校に向かおうよ。遅刻しちゃうよ?」

 

 早く行こうと急かしてくるアリシア。

 

 「「「「む〜…」」」」

 

 後ろではシュテル、レヴィ、ディアーチェ、ユーリが不機嫌そうに唸っている。今話してくれない事に対して怒ってるのかねぇ?

 …まあ後で話してくれるみたいだし一先ずは学校に行くか。入学式から遅刻なんて笑えんし。

 こうして長谷川家+2人は海中へ向かって再び歩き出した。

 

 で、海中の正門前には見慣れた4人の顔ぶれが佇んでいた。

 …まさかコイツ等もか?

 

 「あっ!勇紀君達が来たよ?」

 

 俺がそう思ったのと同時にコッチを向いた4人の内の1人…すずかの声が聞こえた。

 そしてコッチに近付いて来た。

 

 「「「「皆、おはよう」」」」

 

 「「「「「……おはよう(おはようございます)」」」」」

 

 「「おはよう」」

 

 「何?長谷川家はフェイトとアリシアみたいに元気が無いじゃない」

 

 そりゃあ…ねぇ。

 

 「とりあえず聞きたいのは何でお前等も『海中に進学してるのか?』って事だ」

 

 何でエスカレーター式の聖祥中等部にじゃなく海中の方へ進学してるのか?

 学力なんかは聖祥と比べると結構低い方だぞ?わざわざコッチに来るメリットなんて無いだろうに。

 『学費が払えないぐらい高い』とかなら理由としては納得出来るけど…。

 魔導師組の4人は普通に管理局からそれなりの給料貰ってるしアリサとすずかは生粋のお嬢様だから金に不自由なんて事自体有り得ない。

 

 「まあ、後で話すわよ」

 

 先程のアリシアと同じ返答。

 

 「…はあ〜」

 

 「溜め息!?随分と失礼な態度取ってくれるわね!!」

 

 「だって…お前等が来るという事は((アイツ等|・・・・))も入学するって言う事だろ?」

 

 「何言ってんのよ?あの馬鹿達に私達が『海中に進学する』なんて言う訳無いじゃない。ねぇ?」

 

 「「「「「「うんうん」」」」」」

 

 聖祥組…いや、元聖祥組は揃って首を縦に振る。けどね…

 

 「じゃあ向こうからやって来るその((馬鹿達の1人|・・・・・・))については?」

 

 「「「「「「え?」」」」」」

 

 慌てて振り返ると元聖祥組にとっては見慣れたであろう銀髪の1人…

 

 「よう!なのは、フェイト、はやて、アリシア、アリサ、すずか、シュテル、レヴィ、ディアーチェ、ユーリ!!制服似合ってるな。流石は俺の嫁達だぜ」

 

 吉満が現れた。コイツも海中の制服を着ている。つまりは…

 

 「(コイツ…いや、残りの2人も同じ学校なんだろうなぁ………欝だ)」

 

 空を仰いで心の中で嘆かずにはいられなかった。

 シュテル達なんかはなのは達を睨んでいる。その目は『貴女達のせいで余計なのもついて来たじゃないですか!!』と憤怒している様に見える…ていうか確実に憤怒している。

 

 「な、何でアンタが((海中|ココ))にいるのよ!!?」

 

 「決まってるだろ?俺の嫁が身の程を弁えない踏み台やモブ共に纏わりつかれるのを防ぐためだぜ。これもオリ主である俺がお前達を幸せにするためだ(ふっ…偶然にもなのは達が海中に入学願書を出すところを目撃したからな。踏み台共も一緒に目撃してたのは気に食わねえが所詮は踏み台、俺の敵じゃねぇ)」

 

 「必要無いわよ!!むしろアンタ等がいない方が私達にとって幸せなのよ!!」

 

 アリサの怒声に頷く皆。

 俺としてもコイツ等いない方が平和なんだがなぁ。

 

 「ハハハ、中学生になってますます『ツン』の度合いが上がってるなアリサ。他の皆も照れてるせいで正直な気持ちを素直に言えないんだろ?全く…可愛い嫁達だぜ」

 

 相変わらず自分のペースを崩さない吉満。ていうか全ての出来事がコイツにとっては都合の良い方向へ脳内変換されている様で…。

 

 「という事で、だ。おい!!そこのクソモブ!!」

 

 あ、遂に俺がターゲットにされた。

 こう言っちゃアレだがずっとシュテル達女性陣に構ってくれてたら俺は精神を疲労せずに済んだんだけど。

 とりあえず視線を空から吉満に移す。

 

 「テメエ!!朝からシュテル達を困らせてんじゃねえぞ!!」

 

 「何故そういう結論に至ったのかご高説願いたいね」

 

 「ああ゛っ!?シュテル達の表情見りゃ分かんだろうが!!この場にテメエがいるせいで朝から不快な思いしてるだろうが!!!」

 

 吉満はそう言うが今ここにいる面子は俺含め、こう思っているだろう。

 

 『それはお前がいるせいだ』と。

 

 まあ、そこで気付かないのが自称オリ主君のクオリティーなんだが。

 

 「皆、安心しろよ。俺がこの学校にいる限りあのモブなんかには好きにさせないからな」(ニコッ)

 

 出た。自称オリ主のニコポ。

 アイツの笑顔を見て再び俺は空を見上げ、溜め息を吐く。

 この3年間はガチで苦労しそうだ。

 そう思っていた俺。

 だが、この中学校に入った事で銀髪トリオの未来が大きく左右されると、この時はこの場にいる誰も想像だにしなかった。

 吉満に関して言えばここでニコポを使うべきではなかったのだ。少なくとも原作キャラを囲ってのハーレムを目指すのならば………。

 

 

 

 〜〜???視点〜〜

 

 「へぇ…」

 

 俺の視線は学校の正門前にいる集団の1人…銀髪にオッドアイを宿した少年に向けていた。

 当の本人は全く気付いていないが。

 

 「まさか笑顔を見ただけで俺の((相棒|・・))が反応するとは…」

 

 俺の視線は真下…下半身にある男の象徴とも言える((相棒|・・))に向ける。

 先程までズボンとパンツの中で大人しくしていた相棒。だが今は少しばかり己を主張し、ズボンの一部が僅かばかり膨らんでいる。

 

 「ふっ…アレは相当な逸材だな」

 

 今まで男女問わず沢山の笑顔を見てきたが、笑顔だけで相棒が反応したのは初めてだ。

 

 「顔は勿論だが身体付きも悪くは無い」

 

 遠目ながらじっくりと銀髪の少年を観察する。

 

 「……コイツは見逃す訳にはいかないな」

 

 今日から新任の教師としてこの学園に通う楽しみが1つ出来てしまった。

 あの少年は言うまでも無く俺にとってメインディッシュ級だ。

 

 「待ってろよ。お前は必ず俺が食ってやるからな」

 

 やがて銀髪の少年を含む一団が校内に入っていく姿を見送り、少ししてから俺も後を追う様に正門をくぐる。

 とりあえずは職員室に向かい、それから…

 

 「(しばらくは街にいるいい男や女を一通り調べないとな)」

 

 今後の予定を脳内で立てていくのだった………。

 

 

 

 〜〜???視点終了〜〜

 

-2ページ-

 〜〜あとがき〜〜

 

 小学生編終了。次回から中学生編に突入します。

 それと遂に彼が海鳴市にやって来ました。

 

説明
神様の手違いで死んでしまい、リリカルなのはの世界に転生した主人公。原作介入をする気は無く、平穏な毎日を過ごしていたがある日、家の前で倒れているマテリアル&ユーリを発見する。彼女達を助けた主人公は家族として四人を迎え入れ一緒に過ごすようになった。それから一年以上が過ぎ小学五年生になった主人公。マテリアル&ユーリも学校に通い始め「これからも家族全員で平和に過ごせますように」と願っていた矢先に原作キャラ達と関わり始め、主人公も望まないのに原作に関わっていく…。
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コメント
銀髪トリオに阿部さんフラグが立ちました。ザマァwww(海平?)
海中の制服って何?@ブレザーのデザイン+付属品違い(吾が母校Sの制服は中TUともブレザー2ボタン外付けポケ・タックタイ【引っ掛ける奴・色違い】名札装着・高2ボタンブレザー濃紺一色タイ)A学ランセーラー服BブレザーセーラーC学ランブレザー(道産子国士)
↓貞子よりもメリーさんじゃないか?ケータイで今あなたの後ろにいるので振り返ると其処に阿部さんがアーーーーー(匿名希望)
くーる。きっと来る。と思ってたら案の定銀髪トリオも乗り込んできやがった。そろそろレギュラー陣胃に穴があいて入院しそうw(孝(たか))
↓↓やっぱり銀髪オリ主くんでしょうwwwwwww(アサシン)
やべぇ・・・阿部さんがいたwwww 銀髪達ニコポで\(^o^)/(にゃん死神)
さあ♪ 誰が阿部さんの餌食になるのでしょうか?(roto6)
銀髪トリオと謙介の担任が阿部さんになるとか?(匿名希望)
サウザーを阿部さんに押し付けて味方に引き込むとかわ?(匿名希望)
銀髪トリオの未来が左右か、暁の性格が良い方向になって欲しいな。(匿名希望)
↓あれ?もしかして……ヤバイ?(匿名希望)
最後のほうでいい男と女って言っていたからな〜(匿名希望)
↓マジで!?(匿名希望)
阿部さんはゲイとか言われているけど実はバイで何気にヒロイン達も危ない(匿名希望)
↓ 同意(匿名希望)
やってることが銀髪とあんまり変わらないように見えても、勇紀がなのはたちの存在を嫌がっていない(嫌がっているのは銀髪がついてくること)のは大きな違い。(匿名希望)
賭けに勝つ=勇紀の死(or重症)だしね。あと旧聖祥組については…マジで進学先変更とは…やってることが銀髪とあんまり変わらないように見えるって気づいてるのかな…?(匿名希望)
銀髪組に待ち受けるだろう展開はまぁご愁傷様。勇紀にさえ被害がいかないならどうでもいいや。寧ろ翠屋のシーンで相変わらず勇紀の潜在ぼっちっぷりが強調されてるのがな。たとえ冗談でも友人からすら死を望まれる(賭けのネタにされる)というのは…(匿名希望)
ついにやってきたかwww奴がwwww(黒咲白亜)
『オリ主(笑)どもは調kyゲフンゲフン・・・』『そして、ヒロインたちは悲劇(笑)のヒロインになるのか?』(紅天の書架)
↓確かに前者には賛同します、後者はギャグで使ってほしいです(銀髪男専門で)(アサシン)
やっと全部読んだけど、サウザーと阿〇さんが居なければ、もう少し2828して見れた気がする。(ケルベルス)
あ・・・・阿部さんだ・・・・(ガタガタ)(ハラキリ)
説得、頑張ったんだな…………………………………(ohatiyo)
く、まさか銀髪三人組までこっちの学校にこっちにくるとは。 まぁ、でも銀髪少女以外はウホォ♂!!に食われれば良いさ。少女はこれを気に勇紀ハーレムの一員に。(グラムサイト2)
奴が…来る…のか、カオスだ(匿名希望)
遂に来たか、あの人が…カオスな事になるな(アラル)
YA・RA・NA・I・KA?ァーーーーーー・・・・・・(匿名希望)
S・O・S・O・ア----------------ッ♂(Hydrogen)
………なにかな…何か腐った女子が湧きそうだなぁ。と思うのは俺だけかな?(匿名希望)
謙介がアイツと再会する時どんな反応をみせるのやら・・・・・(匿名希望)
↓それはイイですね♪(アサシン)
失礼、↓↓↓↓でした。(xiel)
↓↓↓大丈夫じゃないですか?アッーーーの人が銀髪を一度捕らえたら逃がすともおもえませんし、自分のことしか見えないように調ky…躾するのでは?(xiel)
残りの女性転生者をこの中学生編で堕とすのだろうか?その辺がすっごく気になる、俺としては椿希望(はらっぱ)
助けてダ〜リン♂(匿名希望)
かなり、かなり、ヤバイの〜さ♂(匿名希望)
・・・・・・・あれ?よくよく考えてみたら、銀髪達がホモになったら。ユウキが危なくない?!(アサシン)
ゆらり、ゆらり、揺れている男心ピ〜ンチ♂(匿名希望)
銀髪とホモの○○○を見せつけられて、ユウキは過剰なストレスにより胃潰瘍になり、入院→銀髪とホモ、なのは達の一斉砲火により消滅(匿名希望)
いいのか?ホイホイついてきて、俺はノンケでも構わず食っちまう人間なんだぜ?ってねww ウホッ♂ ヤラナイカ♂(roto6)
↓ 恋する乙女の力ってやつじゃないですか?ww(キリヤ)
あ○さんに関しては勇紀側は事前に対策できそうだけどね。銀髪達は早く喰われろw それとアリサとすずかはよく海中に入学できたね。(妖精の尻尾)
入学おめでとう。やはりなのは達も全員来ましたか。面倒な銀髪トリオもついてきてしまいましたが、もはやあの人用のスケープコードにしか見えない。あと、銀髪はどうやら神様特典でニコポスキルを得ていたようですね。(chocolate)
卒業おめでとう。でも、高校ならとにかく小学校の卒業式はもっと3月半ばくらいにやるような気がする。そしてシュテルだけ小学生のうちにキスできなかった。。。。。。(chocolate)
最後の奴怖すぎw(匿名希望)
来たか、奴が…と言うことで、中学生編に入りましたが、これから、勇紀は誰を堕としていくのだろうか? 個人的には、残りの女性転生者達で。(FDP)
Rinksさん、ソレは単なる気の迷いですwww(プロフェッサー.Y)
なんでだろう、なんだか銀髪トリオが一瞬不憫に思えたんだが……w(Rinks)
銀髪…Go TO Hell !! それとなんかやっばい人がきたなぁ〜      (biohaza-d)
あぁアノ人がついにやってきましたか・・・とりあえずメインは銀髪トリオでサブはその他もろもろでおさまってほしい(Fols)
銀髪トリオの男二人は兎も角、暁の方は危ない所を勇紀に助けられて、ソレを切っ掛けに勇紀の事を「主様」と呼ぶほど身も心も捧げる様に成れば良いのに。(俊)
銀髪トリオォ、他の二人の未来も確定した気が……あれ、奴の脅威から逃れる事ができて、初めて感謝される気が……。(龍牙)
いっそ問題児(銀髪)だけヒロイン達から別クラス(隔離)にしてほしいなぁwwwあと海小がアレだったし、海中の教師にも期待が高まるwww(hikage961)
海鳴中学の(男子曰く)女神率がすげぇ!!さて、ヒロインや転生者達のクラスはどうなるかな?全員同じクラスは流石にないだろ(hikage961)
奴か、何時か出ると思っていたが。 あと、麻婆豆腐と言ったら『オレ的外道麻婆コンゴトモヨロシク』が浮かんでしまうw w w w(頭翅(トーマ))
そういや阿〇さんってバイだっけ?(青髭U世)
銀髪トリオは「やらないか」に食われるの?w(tenryu)
奴が、来たか…。銀髪を恐怖に貶めてやれ、アレで(アリアン)
↓続き 勇紀はいっそTCG研究部の他に生徒会に入ったら如何だろうか?面白い事になりそうな気がするんだよな。(俊)
テレサって銀髪トリオと初遭遇だった気がするけど、一体如何なる事やら。後、勇(俊)
ウホッ(笑)(蓮)
海鳴中学で勇紀に平穏が訪れるのか、中学でどんな出会いが待ってるのか期待しています。・・・この中学で「おまもりひまり」の主人公の天河優人と友人になるっていうのも有りな気がしますね。(俊)
とうとうアノ男がやって来たんですね。しかも銀髪トリオの吉満がメインターゲットにされた事で、西条と暁もロックオンされたんでしょうね。彼の存在に勇紀が気付いたら一体どんな反応をするんだか、楽しみです。(俊)
・・・・・・・・かなりヤッヴァイ奴が来た・・・・・・・・・・銀髪限定でヤッちゃえ♪(アサシン)
皆 後ろには注意しろよ・・・・・・・・。(gurioo)
誰でしたっけ?BでLな人だと思うけど・・・・・「ヒント・プリーズ(ウィザード風」(ケリー・衛宮)
とりあえず今言える事は一つだ。吉満乙wwwwwwあまり簡単に壊れるなよ?(プロフェッサー.Y)
ああ、奴が・・・(黎亜)
ついにアイツがやって来た・・・・(ゆっちゃん)
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魔法少女リリカルなのは 多重クロス ハーレム 原作ブレイク オリ主 転生者 恋愛 

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