魔法少女リリカルなのは-The Blaz Blue-
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とある次元世界の話をしよう。

 

その日、次元世界"ミッドチルダ"にある首都"グラナガン"の空港で大規模な爆破事件が発生した。この事件に時空管理局も全力で対処にあたったが、現在未だに鎮火もできずにいた。

 

「ふぇ・・・お姉ちゃんどこ・・・・グスッ・・」

 

そしてその空港内で一人姉を探す少女が居たが事件発生の混乱のせいか足を怪我していた。

未だ見つからない姉、動けない自分。そしてその彼女にダメ押しをするかのように瓦礫が

少女の真上に落ちてきたのだった。

 

「っ!!(ごめんなさい・・・お父さん、お母さん、お姉ちゃん・・・・・)」

 

少女が諦めて目をつぶっていたがいつまで経ったも瓦礫は落ちてこなかった。

 

「・・・・・?」

 

恐る恐る少女が目を開けるとそこには白く長い髪をなびかせ赤い服と大剣を持つ

一人の女性が瓦礫を破壊していた。

 

「・・・大丈夫か?」

 

「え・・・はい。」

 

「あっそ。なら後は空気とあいつ等の出口だな。」

 

そう言うと女性は赤と白のボールを出し自分の前に向かって投げた。すると中から水色の

ネコのような生き物がでてきた。

 

「グレイシア、"吹雪"。」

 

女性がそう言うとグレイシアの周りにはいつの間にか雪が舞っており瞬く間に周りを凍らせたのだった。

 

「ご苦労さんっと。さてとここら辺かなっと!」

 

そう言うと女性は大剣で頭上へと一振りした。すると頭上の一角が崩れ外への穴ができたのだった。

 

「す・・凄い・・。」

 

「あんなもんかな・・・さてとチビッ子。アンタの他にここに取り残させた人はいるかしら?」

 

「あっ!お姉ちゃん・・!お姉ちゃんが・・!!」

 

「OK。アンタはココで救助が来るのを待ってな。」

 

そう言って剣を腰に付け女性が走り出そうとした瞬間、少女は女性へと問い詰めた。

 

「あ・・・あのっ!せめて名前だけでも!!」

 

「アタシ?・・・・アタシの名は・・"ブラッドエッジ"・・・ただそれだけさ。あ、あと名前は誰にも言わないでね。」

 

そしてブラッドエッジは少女・スバルに別れを告げ彼女に教えてもらった場所へと走り出していった・・・。

 

 

 

「スバルー!スバルどこー!?」

 

その頃、内部非常階段付近では妹を探そうと一人少女が歩いていたが突如足場が崩れ下が見えない外側に滑り出されてしまった。

 

「きゃあああ!?」

 

こんな状況で誰も助けに来わしない。そう思っていたが少女の体は落下の風を感じず、

温かな人のぬくもりを感じていた。目を開けると目の前にはブラッドエッジが少女を

抱きかかえていた。

 

「あ・・・あなたは?」

 

ブラッドエッジ「あんたがスバルの姉貴だね。駄目じゃない妹泣かせちゃあ。」

 

「っ!?スバル、スバルは無事なんですか!?」

 

ブラッドエッジ「ん?今頃こんな暑っい場所じゃなくて涼しい氷の場所でアンタを待っているよ。」

 

「・・・・・・・・よかった・・よかったあ・・・」

 

少女は安心したのかボロボロと涙を流していた。

 

ブラッドエッジ「・・・・さてっとフライゴン、向こうまでお願いね。」

 

フライゴン「フラァイ!」

 

少女が鳴き声に気づくと下には緑のドラゴンが飛んでいており二人を階段の入り口に連れて行った。

 

ブラッドエッジ「ふぅこれでお仕舞いっとんじゃあアタシはこれにて。」

 

そう言って彼女はフライゴンと共に去ろうとしたが少女に呼び止められた。

 

「あのっ!せめてお名前を・・!」

 

ブラッドエッジ「・・・それは・・・無理な相談よ。フライゴン、"竜の息吹"!」

 

フライゴンは口から火を吹き壁に穴を開けた。そしてそこから飛び去っていったのだった・・。

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「見事にカッチコチやなー・・・」

 

「カッチンコチンですう・・・」

 

その後管理局の応援部隊が駆けつけ事態は収拾した。だか広範囲の氷が張られた場所では

未だに捜査が進められていた。

 

「これだけの力・・ランクはSSかそれ以上か・・・・」

 

「謎ですね・・・」

 

すると通信が入り画面には一人の金髪の女性が映っていた。

 

「ああ、フェイトちゃんそっちはどうや?」

 

フェイト「うん。どうやら二人を助けた人はコッチから脱出したみたいだよ。

今、なのはが救助した二人から事件当時の状況を聞いているんだけど・・・・」

 

「? どないしたん?」

 

フェイト「あのね、はやて。落ち着いて聞いて欲しいんだ・・・・。」

 

はやて「なんか重要な手がかりがあったん?」

 

フェイト「なのはがあの子達から聞いた話によると・・助けた人は白く長い髪をしてて

赤い服と大剣を身に着けてたらしいよ・・・・。」

 

はやて「っ!!!・・・・そ・・それって・・・・」

 

フェイト「うん・・・・SSS級次元犯罪者・・・・」

 

はやて「・・・・ラグナ=ザ=ブラッドエッジ・・・・・・。」

 

 

 

ラグナ「アタシは戻ってきたよ。こんな間違った世界をぶっ壊すために・・・・」

 

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なのは「どうして今になって戻ってきたの?」

 

ラグナ「アタシにはアタシのやるべき事ってのがあるのよ」

 

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アイン「アナタも私と同じ、過去の鎖に縛られているんですよ・・・」

 

ヴィヴィオ「過去・・・私・・・の?」

 

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ヴィヴィオ「ねぇラグナ。ラグナはそれを使って何をしようとするの?」

 

ラグナ「・・・大切な人を・・・救うことに使うさ。」

 

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ココノエ『どの道今の連中に話しても時間の無駄だ。』

 

ジェイル「今の私は一科学者として君を信じよう。」

 

アイン「時間合わせ開始・・・タケミカヅチ照射まであと一時間!」

 

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ヴィヴィオ「なんで・・・なんでママはあんな正義を信じるの!?」

 

なのは「どんなに汚れた正義でも悪は・・・許せないの。」

 

アイン「だから・・・・だからラグナってを・・・!」

 

フェイト「それは・・・ラグナが私達を裏切ったから、当然の報いだよ。」

 

ヴィヴィオ「違う・・・・そんなのは・・ママじゃないっ!!」

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ラグナ「「見せてやるよ・・・・これが蒼の力だ!!」」

 

 

      「「蒼の魔道書(ブレイブルー)・・・・起動!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女リリカルなのは-The Blaz Blue-

 

それは語られることの無いもう一つの"蒼の物語"・・・・・・。

説明
それは語られることの無いもう一つの"蒼の物語"・・・・・・。

考えていたもう一つの長編作品です。
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コメント
うーん・・・・・。多分ストーリーとして出すのなら出るのはちょこちょこだと思います^^;(Blaz)
姫様でます?姫様も別人でもいいから出して欲しいっす。(東文若)
というよりBB本編のラグナとはまったくの別人ですけどね。(Blaz)
おぉ!これはそそる予告・・・・・・ラグナが女って言うのもなかなか(デルタ)
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