魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第十四話
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無印After編 第十四話 「幻想の郷の修行」

 

零人said

 

気がつけば俺とソルナは草原の上に寝転がっていた。

 

零人「・・・・・・・・・。」

 

取り合えず一言言いたい。

 

零人「ここはどこじゃああああああああああ!!!?」

 

ソルナ「うん・・・どしたの零人ちゃ・・・ってココどこ!?」

 

?「あら、ようやくお目覚めのようね。」

 

何処からか声がし辺りを見回すと突如空間が割れそこには大量の目があった。

 

零人「・・・・・カチャ(M134を構える)」

 

ドガガガガガガガガガガガガ!!

 

?「ちょっ!ちょっと!いきなり攻撃は無いでしょう!?」

 

するとそのスキマの中から一人の女性が出てきた。あ、頭のヤツに何発か当たってる。

 

零人「アンタ何者だ。どうして俺達はココに居る?返答によっては・・・」ガチャ

 

ソルナ「ちょっ零人ちゃん待って!!」

 

?「そうそうまずは話し合いが・・」

 

ソルナ「ジャベリン(対戦車のロケラン)も用意しないと!」ガチャ

 

?「まず攻撃から離れなさあああああい!!!」

 

零人「・・・・で何者だよアンタ。」

 

あまりに五月蝿いので俺達は武器をしまった。

 

?「はぁー・・・・まったく。でも、やはり予想道理の強さね 岡本零人。」

 

すると女性はスキマの中から出てきた。なんかどっかで見た記憶が・・・・

 

紫「私の名は紫。八雲 紫よ。始めまして、岡本零人そしてその融合騎。」

 

って紫!?紫って・・・思い出した!コイツ東方シリーズの八雲 紫(やくも ゆかり)か!

・・・・・ってオイ、コイツがココに居るってことは・・・・。

 

零人「ココって・・まさか・・・"幻想郷"?」

 

紫「あら、察しが早いわね♪」

 

ソルナ「幻想郷・・・なんか引っかかるワードだね・・・。」

 

紫「それはアナタのオリジナルがココに居るからよ。」

 

ソルナ「そうなの、零人ちゃん?」

 

零人「ああ、だが何で俺達を幻想郷に連れてきた?」

 

紫「そうね・・・しいて言うならアナタの目的のため・・・と言った所かしら?」

 

零人「はぁ?俺の目的って・・・・ココとは全然関係ねぇじゃねぇか。」

 

紫「直接はね。私はアナタをココに連れて来て修行をさせてやってくれってある人に頼まれたのよ。」

 

零人「ある人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えっ?まさか・・・・・。」

 

紫「そう。神ちゃんよ♪」

 

あんのクソジジイイイイイイイ!!修行はありがたいが何でよりによってココじゃあアアアア!?

 

紫「まぁココでなら人外の妖怪とか鬼とか居るから修行には持って来いでしょ?」

 

零人「つまり俺はココで死ねって言ってるようなもんだぜ・・・・・。」

 

紫「まぁまぁ。兎に角すでに何人かには話はつけてるし、そうね・・・・十日間ぐらいは

修行してらっしゃい。」

 

ソルナ「それって十日間は帰れないってことだよね・・・・・。」

 

紫「逆に言えば十日間は修行に打ち込めるって事よ。あと住む場所は博麗神社よ。」

 

零人「確か金に五月蝿いって聞いたことが・・・・」

 

紫「そこらへんは大丈夫よ。ちゃんと根回ししておいたから♪」

 

紫は手で金のマークを作った。ああ・・・・用意周到なことで・・・・・・。

でも、確かにココでならスペカの修行も出来るし結構実力はつきそうだな。

 

零人「はぁ・・・。わーったよ兎に角修行をするとしますか・・・。」

 

ソルナ「そうだね。十日間のんびりって訳にも行かないし。」

 

零人「んじゃそう言うこった。十日間ありがたく修行させてもらうぜ。」

 

紫「十日たったら私が博麗神社から元居た世界に返してあげるから頑張ってらっしゃい。」

 

そう言って俺達は博麗神社へと向かったのだった・・・。

 

紫「・・・・あの人も意外な子を選んだものね・・でもそれだけの覚悟はある・・・

期待してるわよ・・。」

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長い石の階段を上り終えるとそこには不思議な感じがある神社があった。

 

零人「ここが・・・・博麗神社・・・・・。」

 

「そう、そしてココがあなたのスタート地点でもある。」

 

上のほうから声がし見上げると、鳥居の上に一人の巫女服の女が居た。

 

零人「アンタが博麗の巫女か?」

 

霊夢「そうよ、アタシは博麗霊夢(はくれいれいむ)。異変退治も生業としているわ。」

 

零人「・・・・随分上から目線なこって。」

 

「おお!霊夢、そいつが外の世界の魔法使いか!」

 

すると後ろから黒白の服でいかにも魔法使いと思う人が俺の前に降りてきてジロジロと見始めた。

 

零人「アンタは?」

 

魔理沙「アタシは魔理沙。霧雨魔理沙(きりさめまりさ)普通の魔法使いだぜ!」

 

霊夢「自称の間違いじゃないの?」

 

零人「でも確かに服装は普通の魔法使いだな。」

 

魔理沙「ふ・・服装だけって・・・・・。」

 

霊夢「さてと、挨拶はここまでにして早速だけどアナタに渡すものがあるわ。」

 

霊夢がそう言うと俺は霊夢から一枚の紙をもらった。

 

零人「何だこれ?スタンプラリーカード?」

 

霊夢「それはちょっと特殊な紙でね。アナタには十日間この幻想郷の猛者たちとバトルしてこの紙にスタンプを集めてきて欲しいの。」

 

零人「スタンプって・・・・まさか手形とか?」

 

魔理沙「いんや。そいつは人の魔力・妖力・霊力のカケラを吸ってスタンプになるようになったんだぜ。」

 

霊夢「つまりはスタンプをゲットするには相手を倒してカケラをゲットする・・・

ただそれだけよ。あとアンタがさっき紫に使った銃とかは使用禁止だからコッチで預からせてもらうわ。」

 

零人「リョーカイ。んじゃソルナ、ある武器全部渡しとけ。」

 

ソルナ「う・・・うん。」

 

そう言ってソルナは持ってた武器を出し始めた。

ジャベリン、LAW、グスタフ、RPG-2と7、スティンガーにM202A1、M47・・・って

 

零人「何で全部ロケランなんだよ・・・・・・。」

 

そうして俺達が武器を全部出し終えると霊夢はぽつりと呟いた。

 

霊夢「やっぱあのちびウサギに似てるわね・・。」

 

魔理沙「まぁ確かにな?」

 

ソルナ「うっ・・・・・・」

 

ソルナはずっと俺にしがみついていた。どうしたんだ?

 

零人「ソルナ?一体どうしたんだ?」

 

霊夢「多分、魂が共鳴しているのよ。」

 

零人「魂が?」

 

霊夢「といっても紫から聞いた話しなんだけどね。そのチビッ子はここに住む宇宙人を元に生まれたんでしょ?だから元々の魂と共鳴してるんだって。」

 

零人「なるへそ。つまりはオリジナルに会えば直ると?」

 

魔理沙「確証はあるかどうかわからんがな。」

 

零人「なら先にそこへ・・・「それは無理よ。」えっ!?」

 

霊夢「ルールとしてアンタはその紙書いてある通りにクリアするのが条件なの。」

 

零人「じゃあ・・・ソルナはほっとけってか?」

 

流石に俺は我慢が出来ずすこし殺気立ってしまった。

 

魔理沙「・・・心配すんな。代わりにアタシがコイツをそこまで連れて行ってやるぜ。」

 

零人「・・・・・・約束しろよ。」

 

魔理沙「おうよ。」

 

零人「・・・・んじゃ、俺は修行に行って来るから待ってろよ、ソルナ。」

 

ソルナ「うん・・零人ちゃんも頑張ってね。」

 

零人「さて最初は・・・・・・・オイ、ココって・・・。」

 

霊夢「地獄ね。といっても元地獄で対戦相手は・・・・星熊勇儀ね。」

 

零人「・・・・これ順番決めたの誰だ。」

 

「「・・・・・・・紫ね(だぜ)。」」

 

あのババア・・・今度あったらぜってぇぶっ飛ばす!!

 

 

ってな訳で現在その第一の対戦相手勇儀が居る旧都に居るのだが・・・・。

 

零人「本当に地下かよココ・・・・。」

 

グチグチと言ってると昔の宮殿のような所に着いた。

そしてそこには赤い盃で酒を飲んでいる角の生えた人が居た・・・・。

 

「おっやっとご到着かい。待ちくたびれたよ・・・・。(グビグビ)プハァ・・・。」

 

零人「ってことはアンタが・・・・」

 

勇儀「そうさ。アタシが星熊勇儀。今はこの地下の番人としているのさ。」

 

零人「へぇ・・・・んじゃ挨拶はココまでとして・・・イクス。」

 

イクス『了解ですマスター』

 

勇儀「へぇそれがあんたの武器かい?」

 

勇儀は立ち上がり俺はセットアップした。

ちなみに今回のBJは番外編で使用した姿で武器は輻射爆砕拳を選んだ。

 

勇儀「ほう・・・アタシに拳で挑もうってかい?」

 

零人「それが礼儀だと思ってな。」

 

勇儀「・・・いい心構えだ。ならそれに答えなくちゃねぇ!!」

 

そう言って勇儀は盃を持ちながら突進してきた。そして俺が避けると地面にはドでかい穴が開いた。

 

零人「・・・・これが鬼の力か!!」

 

勇儀「さぁ・・・久々に楽しませて貰うよ!!」

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ソルナside

 

零人ちゃんが修行を行っている時、

私は魔理沙の箒に乗せてもらい私のオリジナルが居る所に向かっていました。

 

ソルナ「何処にあるの?その永遠亭って。」

 

魔理沙「そろそろなんだが・・・・・あ!あったぜ!」

 

そこは竹林の中にあり大きなお屋敷がありました。

 

魔理沙「おーい。主治医いるかー?いるならなんか凄い薬くれー。」

 

「そんなのある訳ないしあっても渡さないわよ。」ドゴッ

 

と真横から魔理沙に分厚い本で叩いた人が居た。その人は赤と青の左右色が対称の服を着ていて三つ編みの髪をした女の人が立っていました。・・・ところでココに来て未だに男の人見かけないなー・・・・

 

永淋「改めて・・私はここ"永遠亭"で薬師をしている八意永淋(やごころえいりん)よ。

それで?私に用ってまさか薬を盗みに・・・・・」

 

魔理沙「いやいやアレは半分冗談で本当の目的はコイツさ。」

 

永淋「? てゐじゃない?その子がどうし「コイツはそのウサギじゃねーぜ」・・・どういうこと?」

 

魔理沙「ほらっ挨拶挨拶。」

 

ソルナ「あ・・私はソルナって言います。簡単に言えばそのてゐって子を元にして生まれたんです・・・。」

 

永淋「っ!?・・・・・・・なるほど・・確かにてゐと瓜二つね。」

 

魔理沙「まっ目的はコイツのオリジナルと会って後はコイツがどうにかするってことだ」

 

永淋「確かに・・昨日元気だったてゐが今日はなんだかぐったりしてたから何故かと思ってたけど・・・でも今その本人は優曇華とお使いに行ってるからすこし待って貰うことになるけどいいかしら?」

 

ソルナ「あ・・はい。」

 

魔理沙「んじゃアタシも「アナタは帰りなさい。」へいへい・・・・」

 

そう言って魔理沙は帰ったの。なんか図々しいっていうか・・・・

 

永淋「さてと・・・・それまでアナタのこともう少し詳しく教えてもらえるかしら?」

 

ソルナ「・・・・・はい!。」

 

 

零人side

 

零人「ガッ!!」

 

俺は地面に叩きつけられ背中にダメージを負った。えっ?武器か?・・・・ぶっ壊れた。

 

勇儀「はぁ・・・なかなか楽しめたよ。でも流石にもう立てな・・・・い!?」

 

んな初っ端から負けてたらココから先何回リトライすると思ってんだ!

俺は根性で立ち上がった。もうあんまり体力は残ってねーけど・・・

 

勇儀「まだ立ち上がるかい。いいよ次で決めてやるさ。光鬼「金剛螺旋」!」

 

そう言って勇儀は一気に力を手に溜め"突撃"してきた。どうやら気を抜いたらしいな。

だから一発勝負で極めてやる!!

 

零人「っ!!C!!」

 

まず勇儀の攻撃をギリギリで避け・・・

 

零人「Q!!」

 

次に勇儀の腕を掴む。そして・・・・!

 

零人「Cぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

 

勇儀「何っ!?」

 

俺は一気に勇儀を"投げた"。手にはまだ攻撃のエネルギーが残ってたので

地面に叩きつけられ爆発した。

 

零人「・・・俺の勝ちだぜ。」

 

そう言って俺は爆発で飛んで落ちてきた盃をキャッチした。

 

勇儀「まさか私を投げ飛ばすなんてね・・・・・負けたよ。」

 

するとスタンプの紙に一つ目のスタンプが張られた。

 

零人「これで残りは・・・あと6つか。」

 

勇儀「よいしょっと。それでアンタは次何処に行くんだい?」

 

俺は勇儀に盃を返し次の場所を見た・・・・・

 

零人「次は・・・夢幻館・・・・・」

 

次の場所を読み上げたとき俺と勇儀は硬直した。

 

勇儀「まぁ・・・頑張れ?」

 

零人「俺の人生短すぎじゃアアアアアアアアア!!!!」

 

次なる対戦相手は・・・・風見幽香。

俺死んだな・・・・・。

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ソルナside

 

一方アタシはと言うと永淋さんに魔法や術式についてと次元世界について話していた。

 

永淋「魔道師、デバイス・・・・そして術式ね・・・。その次元世界って話が本当なら

辻褄が合うわね。」

 

ソルナ「そんなに信用できません・・・よね・・。」

 

永淋「でも魔法とデバイスについては信じるわ。現にアナタとアナタの主がそうなのだからね。」

 

ソルナ「じゃあ術式は信じてもらえないと?」

 

永淋「私もあまり魔法とかは深くは知らなくてね。そもそもその魔素がちょっとね・・・。」

 

ソルナ「まぁそうですよね・・・・。」

 

そんな会話を交わしていると奥の襖から一人の女性が出てきた。

顔はなんとも眠たそうで今にも速攻グッドナイトしそうな・・・・

って言うかココ(幻想郷)って男の人居るんですかね?

 

「ううぅ・・・永淋お客さん?」

 

永淋「あらあら姫。もしかして一日ブッ通しでゲームしてたのですか?」

 

「んー・・・ス〇ロボとブ〇イブルーとマリ〇カートを完全クリアしようと頑張ってたの・・・・。」

 

永淋「はぁ・・・・姫、しばらくはゲームは禁止と言うより映像系は全部禁止です。」

 

「そんなぁ・・・・。」

 

ソルナ「あのー・・永淋さん。そちらの方は・・・・」

 

永淋「あ、この人はココの主で蓬莱山輝夜(ほうらいてん かぐや)様よ。」

 

輝夜「んー・・・あれ、アナタっててゐじゃ・・・・」

 

永淋「えっとそれは本人達が帰って「師匠ーただいま戻りましたー。」・・・・」

 

鈴仙「師匠ー輝夜様ー居ないんですかー・・・っているじゃな・・・えっ!?」

 

てゐ「んー鈴仙どうし・・・・・・え?」

 

永淋「あーあ・・・・」

 

輝夜「あらあら・・・・・」

 

ソルナ「これって・・・絶体絶命?」

 

てゐ「ちょっ!なんで私がもう一人!?」

 

鈴仙「あわわわわわわわわわわ・・・・・」

 

輝夜「どうしたのレイセン?」

 

永淋「えっと・・・とかにく一度落ち着いて(ドサッ)えっ?」

 

永淋さんの声でその場の皆は一斉に私を見た。私はそこでうずくまってしまったのだ。

 

ソルナ「う・・ううう・・・・・・」

 

てゐ「くっ・・・・・何この感じ?」

 

永淋「ソルナちゃん!?一体どうして・・・・」

 

すると私の体は浮き心臓辺りにはミッド式の魔法陣があったがそれは通常のとは異なり

中心には太陽と月の紋章があった。そしてオリジナルであるてゐも心臓辺りに魔法陣が

あったがそれはミッドではなくベルカの魔法陣で私にみるみる吸い取られていき

吸い終わったと同時に私は意識を失った・・・。

 

永淋「一体何が・・・・・・・・。」

説明
突然の事故で死んでしまった岡本零人。
彼は神の力によってなのはの世界に転生する。
それが果てしない戦いの旅路だとは誰も知らずに・・・・・。

無印篇イメージテーマソング
OP2「Stairway Generaition」銀魂より
ED「Don`t say "lazy"」けいおん!より
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コメント
そして俺もアストラルフィニッシュを三回ぐらいした俺w(Blaz)
コレ見る前に後悔録音の前編見て腹筋がアストラルフィニッシュした自分(デルタ)
まぁソルナはどちらかと言うとアップデートみたいなものです。(Blaz)
零人は修行の為に幻想郷に連れて来られたけど、ソルナはベルカの魔法陣を回収する為に連れて来られたんだろうか?幻想郷のメンバーが何人か零人のヒロインに加わってくれると面白そうなんですけどね。(俊)
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