次元の騎士 テッカマンブレード
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第1話「謎の生命体、襲来」

 

「はい、今日はここまで。お疲れ様!」

 

「「ありがとうございます。」」

 

とある次元世界「ミッドチルダにては、時空を管理する組織「時空管理局」に所属する訓練所にて、時空管理局のエースオブエースであり、別名「白き魔王」という異名を持つ教導官、「高町なのは」が管理局に入ったばっかりの訓練生達の教導の終わる掛け声が響き渡る。

 

「早く行こうっと!ヴィヴィオもそろそろ帰ってくるころだし!」

 

そして、自分の愛する娘のヴィヴィオの帰りを楽しみにしながら事務室へと足を運び、物を片付けながらも家に帰る準備をはじめる。

 

「やっぱり・・・・掃除はするべき・・なんだね・・・。」

 

そう言いながらも机の上にて山になっている書類を片付ける。

 

 

そして、1時間後・・・・・

 

「ふう〜終わった〜。」

 

そして、机の上が綺麗になると同時に、机の横には紅い「済」という字が書かれた書類の山が置いてあった。

親が子に対する愛は凄いものである。

 

「それじゃあ、早く行こうっと!」

 

そして、なのはは家へと向かって行った。

 

 

そのころ、ある場所では・・・・

 

「オメガ様、ブレードを消して参りました。」

 

ある場所にて、白き鎧と戦った灰色の戦士「ダガー」が栗色のマントを被る者に何かを報告していた。

 

「ご苦労、だが、ブレードはあれだけでは死なない。何せあいつは強襲用として作られたのだからな。」

 

「はっ、ただちにブレードを創作し、消して参ります!」

 

そして、灰色の戦士は白い戦死の持っていた張るバードのような槍を持ち、どこかへと行こうとする。

 

「ダガー、その右の目は修復しないのか?」

 

「この傷はブレードの忌わしいあの出来事を忘れないため、残しております。」

 

ダガーは自分の紅い目を尖った指でなそりながら言う。

 

「そうか、では行くが良い!ダガー!」

 

そして、どこかへと向かって行った。

 

「楽しみにしているぞ・・・・・ダガーよ。」

 

そして、マントを被った者は粒子化し、消えて行った。

 

 

 

 

「お帰り〜!なのはママ!」

 

そして、なのははというと、家に帰っていた。

 

「ただいま〜!ヴィヴィオ!」

 

なのははヴィヴィオに抱きつく。

 

「ねえ、ママ。こんな物がなのはママの部屋にあったけど・・・」

 

ヴィヴィオはなのはに「紫電君との思い出の箱」と書かれた黒い箱を見せる。

 

「うわあ、凄く懐かしいな〜」

 

なのはは懐かしそうに箱を見る。

 

「ねえ、なのはママ。その箱は一体何?」

 

「えっとね、私の幼馴染みとの思い出の入ってる箱なの。」

 

そして、箱の中から銀色のクリスタルと一枚の封筒を取り出す。

 

「うわあ、そのクリスタルって何?見たことないほど、凄く綺麗だよ!」

 

ヴィヴィオは銀色のクリスタルを指差す。

 

「えっとね、このクリスタルは紫電君の宝物でね、私のお友達の証なの!」

 

なのはは黒い箱から銀色のクリスタルを取り出し、ヴィヴィオに見せる。

 

「でも、このクリスタルは一体、何だろう?なのはママはわかるの?私も始めて見るけど・・・・」

 

「う〜ん、実はね、私にもわからないの。私も何なのかいろいろ調べてみたんだけど、さっぱり、わからないの。」

 

なのははお手上げ状態で言う。

 

「そうなんだ。でも、この封筒は何だろう?」

 

ヴィヴィオは封筒を開け、中身を見てみる。

 

「にゃっ!それは駄目!」

 

「えっ?」

 

なのはが止めようとしたが、もう遅すぎた。

 

「えっと・・・・なのはママ?これって・・・もしかして・・・・。」

 

「にゃはは・・・・」

 

封筒の中身、それは、一つのラブレターだった。

 

「にゃははは・・・・」

 

「えっと、なのはママ、これって・・ラブレターだよね?」

 

「うん・・・・。」

 

なのはは顔を紅くし、頷く。

 

「えっと、じゃあ、紫電さんに・・・・・」

 

「ヴィヴィオが思ってる通りだよ。幼馴染みで、私が初めて恋をした人なの。」

 

なのはの顔の赤みが増す。

 

「そうなんだ〜でも、今はその人はどこにいるの?何でママは会いに行かないの?地球に住んでいるなら、知ってるんじゃ・・・」

 

ヴィヴィオの言葉に、急になのはの顔色が暗くなる。

 

「実はね・・・・紫電君、飛行機事故で死んじゃったの。」

 

「えっ?」

 

なのはの言葉にヴィヴィオは驚く。

 

その時、家が揺れ始めた。

 

「な、何!地震!」

 

そして、直ぐに揺れが収まる。

 

「一体、何が!」

 

なのはとヴィヴィオはベランダへと出る。

 

目の前には宇宙人にでも侵略されたような悲惨な風景だった。

 

「なに・・・これ・・・」

 

すると、なのはの目の前に甲冑を着たじょせいが写った電子ディスプレイが現れる。

 

『なのはちゃん!』

 

「どうしたの!はやてちゃん!」

 

『至急、エリア35に集まって!皆も呼んでおいたから!』

 

「うん、わかった!」

 

そして、電子ディスプレイが消える。

 

「なのはママ!」

 

「ヴィヴィオ!早くアインハルトや、皆と一緒に非難して!」

 

そして、なのはは行く準備をする。

 

「うん、わかった!」

 

そして、ヴィヴィオはアインハルトと名乗る少女の元に行き、なのははミッドチルダ首都「エリア35」へと向かって行った。

説明
時はJS事件から8年後、
ミッドチルダは謎の生命体「ラダム」からの攻撃を受ける。時空管理局は抵抗するが、兵器や魔法は効き目はなく、更に管理局のエース達は負傷しながら次々と倒れて行った。その時、謎の白き騎士が現れる。

この小説はPIXIVにても投稿しています。
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コメント
なのはがヒロインだろうけど、ヴィヴィオも目立ってますね! アインハルトにも光を当ててほしいです(ohatiyo)
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魔法少女リリカルなのは 宇宙の騎士テッカマンブレード 

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