貴方と人生を共に 最終新章 〜unofficial history kazuto〜キミの元へ帰る為 2話
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とある村

 

茶屋

 

一刀「山賊団?」

 

おばちゃん「そうなのよ・・・まあ、子供達のやる事ですからね〜

 

本物の山賊も最近ここら辺にも増えたしね〜物騒な世の中になった物だよ〜」

 

一刀「そっか・・・」

 

月音「山賊ね〜」

 

おばちゃん「まあ、最近では、黒髪の山賊狩りとか、

 

子連れの山賊狩りとかが居るって言うしね〜・・・

 

本当に、お役所は何をやってるんだか・・・

 

そう言えば、さっき働いてた子もその話を聞いてきたわね・・・」

 

月音「へ〜。」

 

一刀「その山賊ってのはあの一本杉の向こうにある家で良いんだよね?」

 

おばちゃん「ええ、そうだよ・・・行くのかい?」

 

一刀「説得してみようかなってさ・・・お代はここに置いて置くね。」

 

おばちゃん「ありがとうね〜」

 

一刀達は山賊が居ると言われている場所へと赴いた。

 

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鈴々山賊団アジト

 

カキンッカキンッ

 

そこでは、小さい女の子と黒髪が綺麗な女の子が戦っていた。

 

一刀「(愛紗!)」

 

月音「う〜ん・・・何処かで見たような・・・う〜ん・・・」

 

一刀「まあ、あの子なら大丈夫・・・かな。」

 

月音「だね〜」

 

一刀「なら、待とうか・・・もう直ぐ決着が着くと思うから。」

 

しばらくして・・・

 

愛紗「・・・お主は?」

 

一刀「俺は北郷一刀、人に名を尋ねる時はまず自分から名乗るもんだよ。」

 

愛紗「これは失礼した、私の名は関字は羽、名は雲長と申す。

 

ここへは何しに?」

 

一刀「噂を聞いつけて山賊を討伐しに・・・ね。」

 

月音「でも、もうその必要は無くなったね〜」

 

鈴々「ちっこいのだ〜」

 

月音「だが、ちっこいのも長所さ・・・ロリコン魂!」

 

愛紗「・・・子連れの山賊狩りとお見受け致すが・・・」

 

月音「まあ、そう言われてる見たいだけどね〜」

 

愛紗「あらゆる山賊をその日に一人残らず討伐し、屍の山が置かれているだけと言う・・・

 

まさか、貴方だったとは・・・」

 

一刀「いやいや、黒髪の美髪な山賊狩りに言ってもらえるなんて感激だな。」

 

ジャキッ

 

愛紗「・・・一手お手合せ願えませんか?」

 

一刀「っつってもな・・・」

 

月音「じゃあ、あたしがやる〜」

 

ぎゅるる〜

 

鈴々「鈴々お腹減ったのだ〜」

 

一刀「・・・よし!俺が何か作ってやるよ。」

 

鈴々「本当か!やったのだ!」

 

一刀「っと言う事で、今回はお預けで良いかな?」

 

愛紗「ええ、今回は・・・ですね。ふふっ」

 

その後、一刀は料理を振る舞い、止めて貰う事に。

 

そして、鈴々は愛紗の妹となったのだった。(詳しくはアニメで)

 

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翌日

 

一刀「さて、俺達は行くか・・・お先にな。」

 

一刀と月音は山を降ろうとした時。

 

愛紗「あの・・・もし良かったら一緒に旅に出ませぬか?」

 

鈴々「旅は多い方が良いのだ!」

 

一刀「う〜ん・・・昨日事情を話た通り、俺達は元の世界に帰る為に旅をしてるんだ。

 

どんな災難が降りかかるか分からないぞ?」

 

愛紗「ええ・・・ですが、何か助けなければいけない・・・と・・・そう思うのです・・・」

 

一刀「(記憶が流れてきてるのか?)」

 

月音「(さあ?)・・・この際お言葉に甘えようよ。」

 

一刀「う〜ん・・・そうだな・・・途中までかな?俺達は洛陽方面に行くからさ。」

 

???『おやびーーーん!』

 

男の子「武者修行して強くなってねー!」

 

女の子「皆!おやびんが帰ってくるの待ってるからーー!」

 

愛紗「泣くな、旅立ちに涙は不吉だ。」

 

月音「そうそう、女性が泣いて良いのは男の腕の中だけだ!ふふんっ!」

 

一刀「いや、そこ誇る所違うって・・・」

 

鈴々「う・・・泣いてなんかないのだ!」

 

愛紗「人は次に会う時まで別れ際の顔を覚えておくものだ・・・。」

 

一刀「それに、会えると思えばいつでも会えるじゃないか・・・ここにな。」

 

一刀は胸を指した。

 

鈴々「皆ー!行ってくるのだーーー!」

 

この出会いは何を意味するのか・・・

 

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ある道中

 

鈴々「む〜〜〜」

 

月音「どしたの?ムクレテさ〜」

 

鈴々「おかしいのだ!鈴々と姉妹の契を結んだのにどうして鈴々の事鈴々って呼ばないのだ!」

 

愛紗「どうしてって・・・まだ、出会って間もないのに親しく真名で呼び合うのはいかんだろ。」

 

一刀「まあ、親しき仲にも礼儀ありって言うしな・・・

 

でもさ、家族になったんだから真名で呼び合っても良いと思うんだけどな・・・」

 

愛紗「かっ家族///」

 

月音「(うわ〜誤解してるっぽ〜)」

 

鈴々「・・・真名も教えてくれないし・・・」

 

愛紗「はっ!・・・分かった分かった・・・ゴホンッ!私の名は関羽 字は雲長 

 

真名は愛紗と言う、私の事は真名で呼んでもらいたい・・・もちろん一刀殿達も。」

 

一刀「分かった、ありがたく呼ばせて貰うよ。」

 

月音「よろしくね〜愛紗〜鈴々〜」

 

鈴々「よろしくなのだ!」

 

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?郡都

 

丁度、国境を越えようとした時。

 

兵士「もし、違っていたらすまぬが・・・おぬし最近噂の黒髪の山狩りに、

 

子連れの山賊狩りとお見受け致す。」

 

愛紗「いや・・・まあ、そう言う事も言う者も居るようですが・・・自分から名乗ってr///」

 

一刀「俺はただ、民が襲われている所を助けてるだけなんだけどな・・・」

 

月音「まあ、あんだけインパクトがあれば、尾鰭が付いても不思議じゃないね〜」

 

兵士「良かった、近くの村に現れたと聞き、それも二組の有名な方が一緒だとは。

 

黒髪の絶世の美女と肩に子供を載せている優男と聞いたもので・・・危うく見過ごす所でした。」

 

一刀「(見過ごしてくれて良かったんだけどな・・・)」

 

愛紗「#そっそうですか・・・」

 

兵士「そうと分かれば、早速我が主に報告しなければ!しばしお待ち頂けますか!」

 

しばらくして・・・

 

城内の東屋へと案内された。

 

白蓮「そのままで結構・・・待たせて済まない・・・我が名は公孫賛 字は伯珪と申す。」

 

星「我が名は趙雲 字は雲長と申す、お初にお目に掛かる。」

 

白蓮「趙雲殿にはうちで客将をしてもらっている。」

 

一刀「お招きに預かり感謝します。」

 

月音「ふぉっふぉっふぉっ!畏まる必要はないぞ!」

 

ごチーンッ

 

一刀「場を弁えろ・・・」

 

月音「ぶぅぶぅ〜」

 

白蓮「^^;」

 

一刀「では、改めて・・・俺の名は北郷 字は一刀。」

 

月音「あたしは月音って呼んで。」

 

愛紗「我が名は関羽 字は雲長。」

 

鈴々「鈴々は鈴々なのだ。」

 

愛紗「(こら!真名じゃなくちゃんと名を言わぬか!)」

 

星「関羽殿、歳の割には良い夫と子が二人も居る様で・・・」

 

愛紗「////////りっ鈴々は姉妹で!一刀殿は旅先で知り合って道中一緒に旅をしてるだけだ!」

 

月音「・・・まんざら、嘘ではないかもね〜」

 

星「ほほう・・・」

 

愛紗「これ!月音!」

 

一刀「まあまあ。」

 

白蓮「・・・傍から見ると親子にしか見えんな・・・」

 

星「・・・それに、北郷殿って申したな・・・以前何処かでお会いした事は・・・?」

 

一刀「いや、他人の空似じゃないかな・・・(やっぱり、こっちにも何らかの影響が出てる?)」

 

月音「(可能性は無くはないね・・・あたし達が居るから均衡が崩れた可能性はありそう。)」

 

星「ふむっ・・・まあ良い・・・どちらが攻めでどちらが受けなんだ?」

 

鈴々「う〜ん・・・お兄ちゃんが攻めで愛紗が受けなのだ。」

 

月音「いやいや、おっとうが受けでしょう。」

 

愛紗「ボーンっ////」

 

一刀「・・・先が思いやられる・・・」

 

伯珪「では、早速本題に入らせて頂く・・・実は折言って頼みがあるのだ・・・」

 

愛紗達は伯珪から山賊の事を聞き、山賊の隠れ家を探しているとの事。

 

愛紗達は山賊退治に承諾したのだった。

 

星「・・・伯珪殿、この者達の実力を測りたいのだが?」

 

伯珪「そうだな・・・どうだ?一手手合わせを頼めるか?」

 

一刀「それなら愛紗が適任だな。」

 

星「ふふっ貴方も只者ではないとお見受け致しますが?」

 

一刀「買いかぶりだって。」

 

星「(隙がなく・・・気が感じられない・・・ただ抑えてるだけならば・・・私以上。

 

それに、この子供も・・・ふっ考え過ぎかな。)」

 

鈴々「む〜〜〜〜!愛紗ばかりずるいのだ!」

 

一刀「鈴々、後で団子一杯奢ってやるから、ここはな?」

 

鈴々「本当か!約束なのだ!」

 

一刀「愛紗、趙雲の実力を見るのも良いかもしれないぞ?今後強敵と戦う時もあるだろう。」

 

愛紗「ですか・・・」

 

一刀「な。」ニコッ

 

愛紗「////分かりました。(この人に言われると・・・何故か逆らえないと言うか・・・)」

 

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伯珪「それでは!始め!」

 

愛紗「・・・」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

 

星「・・・(ほほう・・・確かに只者では無いな。)」

 

愛紗「いざ!勝負!」

 

ジャキッ

 

愛紗と星は一歩も動かず、相手の隙を伺っていた。

 

一刀「勝負ありだな。」

 

月音「ね〜」

 

伯珪「どう言う事だ?」

 

一刀「殺気が全く感じられない・・・ただの相手の気を探るだけだって事さ。」

 

星「一刀殿の言う通りだ、伯珪殿・・・この者の実力は確かな物だ。

 

(やはり、只者では無いな・・・瞬時に見抜く洞察力・・・それに、この者を私は知っている・・・

 

顔も・・・体も・・・この者は一体・・・)」

 

伯珪「どうしたんだ?趙雲?」

 

星「いえ、何でも・・・」

 

一同は東屋へと戻って行った。

 

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東屋

 

星「・・・例の件なのですが・・・」

 

伯珪「ああ、赤銅山の事か・・・」

 

愛紗「赤銅山の事とは?」

 

伯珪「うむ、実はな・・・」

 

山賊の住処が分からず、手こずっているとの事だった。

 

一刀「・・・愛紗、後の事は頼めるか?」

 

愛紗「ええ・・・どちらへ?」

 

一刀「散歩だよ。」

 

月音「腹減った〜」

 

鈴々「同じくなのだ〜」

 

愛紗「これ、さっきラーメン食べた所だろ!」

 

一刀「ははっ、良いさ外で適当に食べてくるよ。」

 

伯珪「それならこちらで・・・」

 

一刀「いや、話とか苦手だからさ。」

 

星「良いではないか、では後ほど。」

 

一刀「ああ。」

 

ぎゅるるる〜

 

一刀「////」

 

愛紗「はぁ〜困ったお人だ。」

 

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市場街

 

一刀「う〜ん・・・何食いたい?」

 

鈴々「ラーメン!」

 

月音「分かっちゃいないね〜・・・昼と言えば米!米!こめーーー!でしょ?

 

ってな訳で、炒飯だね。」

 

一刀「いや、どっちもラーメン屋に行けばあるから・・・」

 

とあるラーメン屋

 

店主「いらっしゃい!」

 

一刀「ラーメン1と特盛2と御飯3人前で。」

 

店主「へいっ!」

 

月音「(それよりさ、賊の方は良いの?)」

 

一刀「(行けば分かるさ。)」

 

店主「へい!おまち!」

 

鈴々「頂きますのだ!」

 

一刀「召し上がれ。」

 

月音「・・・うむ!うまい!」

 

しばらくして・・・

 

兵士「失礼します・・・こちらでしたか。」

 

一刀「ん?どうした?」

 

兵士から詳しい事を聞いた。

 

一刀「なるほどな・・・」

 

兵士「公孫賛様が至急お城の方に来て欲しいとのことです。」

 

一刀「いや、俺達はこのまま赤銅山に行くよって言っておいて。」

 

兵士「ですが・・・」

 

一刀「大丈夫さ・・・2人共、行くぞ。」

 

鈴々「がってん承知なのだ。!」

 

月音「めんどい〜」

 

一刀「じゃあ、置いていくな。」

 

鈴々「月音は情けないのだ。」

 

月音「(カチンッ)良いよ!行ってやるよ!」

 

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赤銅山

 

一刀「・・・南だな。」

 

鈴々「どうしてなのだ?」

 

一刀「何かを燃やしてる様な匂いに、血の匂いも混じってる。」

 

月音「だね〜」

 

3人はしばらく歩くと・・・

 

鈴々「あ!愛紗なのだ!」

 

一刀「鈴々!そこの木を倒せ!」

 

鈴々「うりゃーーーー!」

 

ブォンッ

 

バターーーンッ

 

ガサッ

 

一刀「・・・月音は左、俺は右だ。鈴々はあの子達の護衛!」

 

月音「へいさ。」

 

鈴々「分かったのだ!」

 

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赤銅山森の中

 

賊1「はぁはぁはぁ・・・ここまで来れば!」

 

一刀「何だって?」

 

賊2「貴様!何者!」

 

ザシュッ

 

バタンッ

 

一刀「賊に名乗る事はしないよ。」

 

賊1「ひっ!たったすけてくれ!もう悪さはしねぇ!」

 

一刀「助けてあげるって言いたいんだけど・・・もっと早くに言って欲しかったな・・・」

 

バタンッ

 

一刀「切っちゃった後だから・・・」

 

その後一刀は、残りの逃げ出した賊を一人残らず抹殺した。

 

ガサッ

 

月音「こっちは終わったよ〜」

 

一刀「そうか・・・」

 

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道中

 

愛紗「本当に良かったのか?私はまだ仕えるつもりは無いが・・・

 

一国の将になれたはず。」

 

星「良いのだ、それにあの方は私を買える程の器ではない・・・地味だしな。

 

いつか来る乱世を背負えぬだろうな・・・それに、お主達に付いていく方が楽しい。

 

(見定めなければ行かぬな・・・この男がひょっとしたら、仕える主になるかもしれぬのだから。)」

 

鈴々「旅は多い方が楽しいのだ!」

 

愛紗「そうだな。」

 

一刀「それより、次の街でお別れだな。」

 

愛紗「え?」

 

鈴々「どうしてなのだ!お兄ちゃん!」

 

星「何か予定でも?」

 

一刀「俺達は洛陽から長安、そして・・・全てが始まり、全てが終わった所に行かなければいけない。

 

ひょっとしたら帰る手段が見つかるかもしれない・・・」

 

月音「まあ、ぶっちゃけ泰山だよ。」

 

星「あそこは英霊達が祭ってあるのと同時に神聖なる場所、霊の集う場所と色々ありますが・・・

 

何故?」

 

一刀「そう言えば、星には言ってなかったな・・・俺はこの世界の人間じゃない。

 

遥未来から来たんだ。」

 

星「ふむ・・・俄かには信じがたいが・・・その剣を見ると、この世の技術では無いと言う事は

 

確かめようの無い事実だと私は思うのだが・・・そんな夢物語みたいな事があるとは・・・」

 

一刀「信じる信じないは本人次第だけど、俺達は帰らなければいけないんだ。

 

仲間と妻達に為にもな・・・」

 

星「ふむ・・・おや?」

 

星は何かを思い出したかの様に、頭の中に記憶が流れてきた。

 

星「・・・やはり、この記憶は間違いないと言う事ですな・・・」

 

愛紗「どう言う事だ?」

 

星「ふふっ、何れ分かる。」

 

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道中別れ道

 

一刀「じゃあ、俺達は洛陽に行くよ・・・」

 

愛紗「・・・短い様で長い様で・・・では、いつかまた。」

 

一刀「ああ。」

 

星「・・・一刀殿・・・何時でも呼んでくだされ。」

 

一刀「・・・ああ」

 

鈴々「嫌なのだ!お兄ちゃんも一緒が良いのだ!」

 

愛紗「鈴々!・・・我が儘を言うでない!」

 

鈴々「う・・・うにゃーーーーーー!」

 

なでなでっ

 

一刀「また会えるさ・・・だから、笑顔で挨拶をな?」

 

鈴々「本当か?」

 

一刀「もちろん。」

 

月音「おっとう〜そろそろ行くよ〜」

 

一刀「じゃあ、3人共・・・元気で・・・」

 

星「(主もお元気で。)」

 

愛紗「また・・・必ずお会いしましょう。」

 

鈴々「忘れちゃ嫌なのだ!」

 

一刀「忘れないさ・・・」

 

こうして、一刀達は別れを告げ、目指すは泰山。

 

この後、一刀はある事件の渦へと誘い込まれるのであった。

 

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道中

 

一刀「・・・」

 

月音「ねぇ、何故泰山なのさ。」

 

一刀「于吉に言われたんだ・・・」

 

回想

 

一刀「これじゃ、売上が伸びないと思うぞ?」

 

コンコンッ

 

于吉「一刀殿、先方からお手紙が届いてますよ。」

 

一刀「ああ、サンキュー・・・あれから結構経つんだな・・・」

 

于吉「ええ、ですが・・・こう言う物語も悪くわないですね・・・

 

それと、もし同じ事が起きた時は泰山を目指してみてください。

 

何が起きるか分かりません・・・今の私に出来る助言です。」

 

一刀「まあ、起きないと思うけど・・・了解。」

 

回想終了

 

月音「なるほどね〜だから全てが終わる地・・・か・・・」

 

一刀「何かあれば、泰山が関わってくる・・・」

 

月音「なら、ちゃっちゃと出発〜」

 

一刀「・・・元気だな・・・」

 

月音「まあ、大丈夫!欲処理ならあたしが受けるからさ。

 

今ならロリボディー!ツルツルです!b」

 

一刀「するか!」

 

月音「ぶぅぶぅ〜」

 

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?郡都

 

???「一足遅かったな。」

 

???「せっかく見つけたのに〜」

 

???「追いつけばまだ間に合うはずです!・・・へぅ〜」

 

???「でも、どうすんだ?」

 

???「・・・泰山へ向かいましょう・・・あそこは外史と正史を繋ぐ階がある場所です。

 

一刀様もおそらくは。」

 

???「はぁ〜これじゃあ、イタチゲームだよ・・・」

 

???「ですが、一刀様が危険なのは事実・・・此処に留まると・・・」

 

???「確か、一人の記憶が戻れば、それがトリガーとなって親しい人も思い出しちゃうかもって事

 

だよね?」

 

???「それを考えると・・・急がないと手遅れになるな。」

 

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次回

 

 

???「もう一人の私に心配掛けたバツです!」

 

一刀「ああ・・・あの記憶も入っちゃったんだね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「実に素晴らしい!」

 

ブンッ

 

一刀「・・・誰だ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀「いや、カバンを開けたら・・・」

 

月音「あれ?これって・・・薔薇水晶?」

 

一刀「ばらすいしょう?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回『動き出した敵と薔薇と鬼の出会い』

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