魔法少女リリカルなのは〜原作介入する気は無かったのに〜 第八十八話 プールでハプニング!
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 「勇紀、来週の内、1日予定が空いている日はないか?」

 

 「突然だなリンス?」

 

 「すまない。だが、…こんな物を手に入れて…な//」

 

 ショートパンツのポケットから取り出して俺に見せたのは

 

 「これって、最近出来たプールのチケットだよな?場所は確か…」

 

 以前シグナムさんと行った遊園地よりも更に遠い場所……と行っても電車で3駅程離れた場所だからそれ程遠いという訳でも無いか。

 結構大きなプールでウォータースライダーや流れるプール等、充分楽しめそうな場所でCMを見た時はレヴィが行きたそうにしてたっけ。

 

 「あ、ああ…一緒に行く相手がいないのでもしよければ…どうだ?////」

 

 一緒に…ねぇ。

 

 「…今回はリンスって訳ですか」

 

 「???どういう意味だ?」

 

 「んー?夏休みに入ってから八神家の誰かといる機会がちょくちょくあってな」

 

 既にヴィータ、シグナムさんの2人に誘われて付き合った事がある旨を伝える。

 

 「……………………」

 

 するとリンスは険しい表情を浮かべていた。

 

 「どうしたリンス?」

 

 「いや、何でも無い(ここ最近ヴィータとシグナムがやけに上機嫌なのは勇紀と一緒にいたからなのか。しかも私達に内緒で…)」

 

 『何でも無い』と言う割には不機嫌そうだぞ?

 

 「だからリンスと遊びに行くなら『八神家の3人目だなぁ』と思ってな」

 

 「そうか…では、私と遊びに行くのは止めるか?無理強いはしないが…私は勇紀と行きたい…ぞ//」

 

 上目使いで喋るリンス。

 うーん…今日から8月になったけど夏休みの宿題も3分の2は終わってるから1日宿題しなくても余裕だし、特に断る理由もないからな。

 

 「……オッケー。プールに付き合おうじゃないか」

 

 「ほ、本当か!?(良かった)」

 

 断られると思っていたのか俺が『行く』と返事するとホッと息を吐き、表情を綻ばせて笑顔になるリンス。

 

 「で、では来週の…いつにしようか?私は勇紀の予定に合わせるぞ//」

 

 「どうせ世間の子供たちは夏休みで平日だろうが休日だろうが人は多いだろうな。なら早い内に行くか。あまり待つのもアレだし」

 

 『来週の火曜日』にリンスと行く事を約束して俺達は当日の予定を立て始める。

 

 「そうだ勇紀。当日は大人モードで来てほしいのだが…構わないだろうか?//」

 

 ツンツンと両手の人差し指同士を付き合わせ、軽く頬を染めてからリンスが言う。

 ……リンスさん、アンタもか………。

 

 

 

 あっという間に約束の火曜日。

 プールへの入場券をリンスが提示し、水着へと着替えるために更衣室へ行くため一旦リンスと別れる事となる。

 今日は荷物になる程の量は無いので宝物庫には収納せず、普通にリュックサックの中に着替えと萎んだ状態の浮き輪を入れている。

 更衣室を出て少し離れた所にある案内板の前でリンスを待つ俺。男子は着替えに時間が掛からないからいいよねー。

 既にプールには大勢の人達がワイワイキャイキャイとはしゃいで遊んでいる姿が見える。

 天気も快晴で絶好のプール日和…気持ち良いんだろうなー。早く入りてー。

 

 「(リンスの奴、まだ時間掛かるかなー?)」

 

 チリチリと日差しが肌に刺さる様に当たっているので早くプールに行きたい俺がいる。

 …先に行っちゃ駄目かな?

 …駄目だろうな。後で文句言われそうだ。

 うう……早く来てくれリンス。プールが俺を呼んでいる!

 

 「勇紀ーーー!!!」

 

 そんな時、やっと待ち侘びていた人物の声が遠くから聞こえてくる。

 ようやくリンスも着替えが終わったか。

 

 「遅いぞリンス!かな…り……」

 

 振り返り、少し文句言ってやろうと思ったが言えなかった。

 

 ぽよんぽよん♪

 

 リンスは小走りで俺の方に段々と近づいてくる。

 

 ぽよんぽよん♪

 

 水着と共に、その立派な胸を揺らしながら。

 

 「(ぐっ!!!)////」

 

 リンスの水着は自分の魔力光と同じ紫色のビキニだった。腰にはパレオを身に着けている。

 俺の目の前まで来ると『ハア…ハア…』と息を切らしながら少し前屈みになる。

 

 「(ま、前屈みになるなよ…)////」

 

 水着の隙間から胸の谷間がじっくり見えてしまう。

 リンスの呼吸に合わせて胸も上下し、より俺の精神にダメージを与えてくる。

 

 「す…ハア…すまない…ハア…待たせてしまったな」

 

 「き、気にするな。それよりまずは息を整えろよ//」

 

 途切れ途切れに喋るリンスに言葉を返しつつ、視線は明後日の方向に向けている。

 今はリンスの方を直視できません。見てしまったらある一点から視線を動かせなくなるのが分かっているからな。

 ただ、他の方向に視線を向けて見えた光景はコッチを見て前屈みで股間を押さえている男性が結構いた。

 ……理由は言わずとも察する事が出来るだろう。

 すぐ前にいる美人の銀髪さんが所有している2つの大きな膨らみが揺れている光景を見て善からぬ妄想をしてしまった結果だな。

 気持ちは分からなくも無いけど…。

 ちなみに俺は大丈夫ッスよ。リンス相手に善からぬ妄想はしてないし。

 てか、そんな妄想したせいで知り合いに嫌われる様な事になったらショックだからな。

 

 「スゥ〜…ふぅ…スゥ〜…ふぅ…」

 

 息を軽く吸っては吐き出す行為を繰り返し、呼吸を少しずつ整えていくリンス。

 

 「……よし!もういいぞ勇紀……って、何処を見ている?」

 

 「いや…ちょっとね」

 

 もう良いらしいのでゆっくりとリンスの方へ視線を戻していく。目に入るのは水着姿のリンス。出る所は出て締まるところは所は締まっている見事なプロポーション。

 

 「その水着…似合ってるな(目のやり場に困るな)//」

 

 「そ…そうか!?良かった。似合ってるかどうか不安だったんだ(ほ、褒められた…結構肌を露出してるから勇紀に見られるのは恥ずかしいが、この水着を選んだ甲斐はあった!)////」

 

 恥ずかしそうに俯く姿も可愛いねぇ。

 

 「……しかし意外に時間掛かったんだな」

 

 「す、済まない…更衣室が少し混んでいてな…」

 

 「成る程…それなら仕方ないか」

 

 「本当に済まないな。この暑い中、待たせてしまって」

 

 「良いって良いって」

 

 それよりも俺は早くプールに入りたい。

 

 「それで…だ。リンスは何処のプールに行きたい?」

 

 「何処…と言われてもな。私は勇紀に任せようと思うんだが?」

 

 俺が決めるのか?

 

 「じゃあ、最初はここに行ってみるか」

 

 案内板の一角を指差す。指の先には『波のあるプール』と書かれていた。

 

 「波のあるプール?」

 

 「そそ、名前の通りプールだけど海の様に波がある。海とは違って海水じゃないけどな」

 

 「ではそこに行こう(せ、せっかくだから手を…)//」

 

 リンスが俺の手を取り握ってきたので軽く握り返してやると何か満足そうな表情を浮かべる。

 

 「「「「「「「「「「クソが……あんな美人と手を繋ぎやがって…」」」」」」」」」」(ブツブツ)

 

 …前屈みになっている人達から睨まれてるけど無視無視。

 俺とリンスは波のあるプールに向かって歩き出した………。

 

 

 

 ザザアン……ザザアン……

 

 「うー…あー…気持ち良いー♪」

 

 膨らました浮き輪を使用し、プカプカと浮いている。

 波のおかげで進んだり戻ったり……。

 

 「ふふ…本当に気持ち良さそうだな」

 

 すぐ隣のリンスが微笑みながら言う。

 イヤ、マジで気持ち良いからねー。このまま寝たいぐらいだよリンス君。

 

 「私も浮き輪を持ってくれば良かったな」

 

 「ん?なら浮き輪貸そうか?」

 

 「いや、そこまでして貰わなくてもいいのだが…」

 

 「遠慮しなくて良いって…よっ……」

 

 ザブンッ

 

 後転する様に回り、頭からプールの中に入ってすぐさま顔を水面から出す。

 

 「プハッ…」

 

 浮き輪は誰も乗っていない状態でプカプカ浮いている。

 

 「ほい、空いたぞリンス」

 

 「…本当にそこまでして譲ってくれなくても良かったのだが…」

 

 「まあまあ…そんな事は良いから使いなって」

 

 「……では」

 

 俺がリンスに浮き輪を譲る。

 

 「……成る程な。勇紀が心地良くなる理由が分かるよ」

 

 「そうだろうそうだろう」

 

 俺と同じ様に浮き輪と波に身を委ね、のんびりするリンスを見る。

 俺達以外の人達は泳いだり、水を掛け合ったりと元気にはしゃいでいる。

 

 「平和だねぇ…」

 

 「そうだな」

 

 もしレヴィやアリシアみたいに元気なメンバーと一緒に来てたら俺達もあんな風に体力が尽きるまで身体を動かしているんだろうけど。

 

 「ところで勇紀。管理局の仕事の方はどうなのだ?」

 

 「どうって?」

 

 「私とリインは我が主と共に…シャマル、ヴィータも本局勤務だしザフィーラは基本シャマルの護衛だ。唯一地上のシグナムもお前とは違う部署だろう?」

 

 「(ん?原作じゃあザフィーラってはやての護衛も兼ねてたよな?)」

 

 リンスがいるから護衛の必要は無いって事かな?はやてはリインとユニゾン、リンスは個人での戦力としても申し分無いし。

 

 「亮太に椿姫、お前の家族のシュテル達は全員地上の首都防衛隊だから、誰も勇紀のいる部署について答えられないみたいだし、勇紀自身が部署内でどのような立ち位置にあるのか興味があってな」

 

 ああ…確かに家では普段、仕事についての話なんてしないからなぁ。

 

 「俺が所属してるのは救助隊だってのは知ってるよな?」

 

 確認するとリンスは首を縦に振る。

 ていうか知らないなんて事は無いよな?俺、部署を異動した時はちゃんと皆に連絡するし。

 

 「で、俺の立ち位置だけど消化、突撃、治療、転移が主な担当だな。消化は火災での火を鎮火するために水や凍結魔法の使用。突撃は障害物を破壊して建物に閉じ込められた人達の救出。治療、転移は言わずもがなだ。災害に巻き込まれた人達の怪我を治したり、即座に安全な場所へ送ったり…」

 

 「1人でそれだけの仕事を?いくら何でも身体に負担が掛からないか?」

 

 「まあ部隊には俺1人って訳じゃないんだからそこまで負担は掛からないさ。俺が魔法やレアスキルで対応出来る範囲が広いから人手の足りない穴を埋める様な感じか」

 

 流石に『1人で全部やれ』と言われると疲労も負担も大きいけど、役割分担とサポートが上手く出来てる以上問題は無い。

 

 「特に転移魔法を使える局員って地上では意外に少ないからなぁ…」

 

 更に絞って大多数の人数を瞬時に転移させる大規模転移魔法ともなると地上の管理局員全員の中でも使えるのは俺と椿姫ぐらいだ。何気に高等な魔法なんだよ転移系って。

 

 「成る程…治療、転移も使える分、状況に応じて自分の成すべき事が常に変わるのは勇紀だけという事か」

 

 「まあな。けど良い経験にはなってるな。前線に配置された際には部隊長や上司、同僚の指示を仰ぎつつも自分で最善の行動を取り、迅速に動かなきゃいけないし、後方の場合は常に災害現場全体の現状を把握しながら逃げ遅れた人達の探索、救助をしなきゃいけないし……偶にだけど、前線の隊員に指示を出す事もあるんだよ」

 

 おかげ様で指揮官適正もグッと伸びた様に感じる。

 

 「しかし勇紀、君は先程消化も担当してると言ったが、変換資質に『水』や『凍結』を持ってはいないだろう?」

 

 「ん、無いぞ」

 

 「一々プロセスを踏んで魔力変換していたら若干とはいえ、時間が掛かるのではないか?」

 

 「何をおっしゃるリンス君。そのための((高速思考|ハイパーハイスピード))なのだよ」

 

 マルチタスクなんて比じゃない超思考レアスキルがあるからほぼ一瞬で魔力変換する事が出来る。もう変換資質と同等みたいなもんだな。

 

 「…やはり勇紀のレアスキルは反則だと思うな」

 

 「ははは…」

 

 リンスの呟きに俺は苦笑するしかなかった………。

 

 

 

 しばらく波のあるプールを堪能してから、俺とリンスは次のプールを目指していた。ただ…

 

 ふにゅっ…ふにゅっ…

 

 「(ううー…)////」

 

 もう異性と腕を組むのには慣れているのだが、腕に当たっている柔らかい感触だけは未だに慣れない。しかもリンスは水着…生地が薄い分、普段以上に密着感を感じて困る。

 

 「〜〜♪〜〜♪」

 

 腕を絡めてきている当の本人は嬉しそうにしている。

 

 「(煩悩退散煩悩退散…)//」

 

 どーまんせーまんどーまんせーまん……って、アレは『悪霊退散』だったか。やや混乱気味だな今の俺は。

 2人並んで歩いていると前方から家族連れの一団がコチラに向かって歩いてくる。

 通行の邪魔にならない様に少し横にズレて歩く訳だがリンスはより俺に密着する形になるため

 

 むにゅううっ!!

 

 「(ぐうううっっ!!!)////」

 

 マシュマロが!!巨大なマシュマロが俺の理性にダイレクトアタックを!!!

 

 「あー…リンスさん。少しくっつき過ぎではないですかね?はは…//」

 

 「そ、そうか?私はそうは感じないが(私としてはこのままずっとくっついていたい…)////」

 

 「ここまでくっつかなくても歩けると思うんですが…(お願いリンス!!思春期の俺の気持ち察してくれ!!)//」

 

 「ほ、他の人の通行の邪魔になるかもしれないし…(これだけくっつける機会なんてほとんどないからな。私は離れるつもりは無い。済まないな勇紀)////」

 

 うう……一向に離れてくれる気配が無い。

 役得と言えば役得なんだけど……。

 

 「クソ!!見せ付けやがってあの野郎!!」

 

 「腕越しに美人の巨乳を堪能しているアイツを今すぐぶっ殺してぇ!!」

 

 「あんなに腕を食い込ませて…あんなに胸の形を変えさせて…しかも美人な彼女なんて羨まし過ぎるぞコノヤロー!!」

 

 周りの男性達からは嫉妬の言葉が殺意付きで飛んでくる。

 

 「へー…目の前に『私』という彼女がいながらそんな事言うんだ」(ゴゴゴゴゴ…)

 

 「すみませんねアナタ。胸がぺったんこな駄目妻で」(ゴゴゴゴゴ…)

 

 「ワレ、ちょっとコッチ来いやコラ」(ゴゴゴゴゴ…)

 

 …女性連れの男性達は流石に嫉妬したらヤバいだろう。

 俺には彼等がどうなろうと関係無いけどさ。

 後、リンスは彼女ちゃうからな。そこら辺、勘違いしない様に。

 

 「っ!!(か、彼女!!?今の私は周りからすれば勇紀の彼女に見えているのか!!?)////////」

 

 ギュウウウッ!!

 

 「(何故密着度高めるのこの子!!?)」

 

 コレは一体何の試練だ!!?

 俺は次のプールに辿り着くまでの間、必死に柔らかなオムネ様の誘惑に耐え、理性を守り続けるのだった………。

 

 

 

 〜〜リンス視点〜〜

 

 私と勇紀はいくつかのプールを回り、次は何処のプールに行くかを考えていた。

 移動する時は常に腕を組み、は、恥ずかしいが私の胸を押し付ける様にしながらだ。私の胸はお、大きい方らしいからな。

 

 「(だ、だが効果はあると見て間違いない…)//////」

 

 現に軽く押し付けると勇紀も若干ながら頬を染めているのが分かる。

 

 「(す、少なくとも興味が無い事は無いみたいだな)//////」

 

 コレで何の反応も示さなかったらここまでの行為を行った自分を自己嫌悪していただろう。

 

 「(しかし勇紀は私の事をどう思っているだろうか?)」

 

 こんな風に胸を押し付けてふ、『ふしだらな女』とでも思われているだろうか?

 

 「(そ、そんな事を思われてしまったら私はもう立ち直れないな)」

 

 ……その時は夜天の書の中に一生引き籠もる事になる。

 我が主や皆には心配と迷惑を掛けるだろうが。

 

 「ところでリンス?」

 

 「な、何だ!!?」

 

 少し気落ち気味な私に勇紀が突然声を掛けてきた。

 

 「次はアレに行ってみないか?」

 

 勇紀が指差す先にあったアレとは…

 

 「アレは…すべり台か?」

 

 「おう。このプールご自慢のウォータースライダーらしいし、何だか楽しそうだ」

 

 「では行ってみよう」

 

 「決まりだな♪」

 

 そう言って彼の方を見やると、目を輝かせている姿の勇紀が目に映る。

 …そうだな。今は魔法で大人の姿になってるとは言え、本来はまだ中学生だ。小学校を卒業して半年も経っていないからこの様な子供っぽい姿が残っているのも道理だろう。

 

 「(それでも普段から我が主や高町達同様…いや、それ以上に大人びている様な感じしかしないからこんな子供っぽい表情を浮かべている勇紀を見られるのはかなりのレア物だな)」

 

 胸がキュンとする。

 ギャップ萌え…と言うのか?この様な勇紀も悪くは無い。むしろ良い!!

 

 「(そして今その姿を見ているのが私だけというのが喜ばしい事だ)//」

 

 出来ればこれからも私の前だけで勇紀がこんな一面を見せてくれたらと思う。

 私が勇紀にやや引かれる様な感じで歩き、ウォータースライダーの順番待ちの列に並ぶ。列は2列で並んでいたので私と勇紀は隣同士だ。

 

 「(しかし……)」

 

 先程からいくつもの視線が私に向けられている感じがする。

 それがただの視線なら気にはしないが、やや卑猥な目で視られているのだと分かると私は気分が悪くなる。

 中には自分の隣に女性を連れて並んでいる者もいるというのに…。

 

 「(共に並んでいる者に申し訳ないとは思わないのか)」

 

 おそらく隣に並んでいるのは友達、彼女、妻といった親しい関係の女性なのだろう。そんな彼女達そっちのけで私を視ているのだから。

 

 「(しかも私を舐め回すかのように視られて嬉しいと思える訳がない)」

 

 実に不愉快だ。

 

 「《あー…リンス、済まんな》」

 

 そこへ勇紀からの念話が飛んできた。しかし『済まない』とは?

 何故勇紀が謝るのかが分からない。

 

 「《今、お前そこら中から卑しい目で視られてるだろ?》」

 

 「《っ!!…気付いていたのか?》」

 

 「《まあな。俺がお前を付き合わせたせいで……正直、浮かれてた。せめて認識阻害ぐらいは掛けとくべきだったよな》」

 

 「《気にしないでくれ……と言いたいのだがこの視線は流石に…な》」

 

 せっかく勇紀と2人で遊びに来れたというのに。

 不快な思い出になるというのは我慢ならないが、暴れる訳にもいかないし。

 

 「《…列から外れて別のプールに行くか?》」

 

 「《しかし勇紀は滑りたいのだろう?》」

 

 「《知り合いが卑しい目で視られて不快な目に遭っているのを見て見ぬフリは出来んって》」

 

 ……『知り合い』か。ここで『彼女』なんて言ってくれれば周囲の目を忘れて小躍りしてただろうな私は。

 

 「《で、どうする?すぐにでも離れるか?》」

 

 「《…いや、もうすぐ私達の番なのだ》」

 

 滑り始めたらあの視線からは解放される。それまで我慢すればいいだけなのだ。

 私は視線に耐え、順番が来るのを待つ。

 

 「はい、次のお2人どうぞ」

 

 やがて私と勇紀の番が来る。スライダーは2台あり、勇紀が左側、私が右側のスライダーを滑る事にした。

 

 「じゃあ、下で会おうな」

 

 そう言って勇紀は先に滑っていく。

 私も見てるだけじゃなく早く滑らないといけないな。

 すぐさま私は水が流れるスライダーに身を委ね、滑り出す。

 スライダーのコ−ス形状は直線と曲線が組み合わせられたモノであり、スライダーに流れている水の効果も相まって右へ左へと身体を揺らされつつ中々の速度で滑る事が出来るのだが、スライダーのコースが長いためまだ着水地点であるプールまで辿り着かない。

 

 「《…というよりも随分と曲線が多いな》」

 

 先程から直線よりも曲線の割合が多い。

 コレ…スライダーで酔う者が出て来るのではないか?私にはさほど影響はないが。

 しばらく滑っているとようやくスライダーの終点と着水地点であるプールが視界に映った。

 

 ザッパーーーーーンンンンッッッッ!!!!!

 

 最後に急角度で下向きになっていたコースのせいで勢いよくプールに放り出された私。そのままプールに沈んでしまう。

 

 「ブクブクブク…」

 

 ザバアッ!!

 

 「ぷはあっ!!」

 

 すぐに水面へ顔を上げると

 

 「よっ、リンス……おつ………」

 

 すぐ側に先に別コースから滑っていた勇紀がいた。

 私が滑っていたスライダーのすぐ横にもう1つ…勇紀が滑った側のスライダーがあった。

 勇紀は何かを言おうとしていた様だが途中で固まってしまった。

 

 「???どうしたんだ勇紀?」

 

 「あ……あああ………////////」

 

 次第に顔を真っ赤にしていく勇紀。本当にどうしたんだろうか?

 

 「あの………りりり、リンスさん!!!?////////」

 

 「???何だ?」

 

 「そのー……ですね。非常に申し上げ難い事なんですが……////////」

 

 「???」

 

 「リンスさんの……ですね……豊満なバストが……露わになっておりまして……////////」

 

 恥ずかしそうに視線を明後日の方向に向け、そして私の胸元を指差しながら勇紀が言う。

 そう言えば胸元がやけにスースーする様な…。

 私が視線を自分の胸元に向けてみると((上の水着が取れ、勇紀の眼前に私の胸を晒しているという事実|・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・))がソコにあった。

 

 「……………………」

 

 私はしばらくその状態で固まってしまい、『ギギギ』という擬音が似合う様なゆっくりとした動作で顔を上げ、勇紀に向き直る。

 

 「……………………////////」

 

 相変わらず視線は明後日の方向に向けているが顔は真っ赤なままだ。

 

 「……勇紀。もしかして……見た…のか?」

 

 「マサカ…ソンナコトアルワケナイジャナイデスカハハハ…」

 

 明らかにきょどってる!!?

 み…見られた……わわわ、私の胸を……。

 

 「(い、いやいや!!ゆ、勇紀が相手ならみみ、見られても良いではないか!!!)////////」

 

 だ、だがこんな突発的なハプニングではなくもっと2人きりの良い雰囲気で…だな……。

 

 「ソレヨリリンスサン。ソノリッパナオムネサマヲカクサレタホウガイイノデハ?」

 

 勇紀の言葉にハッとする。

 よく見ると勇紀以外にもプールに遊びに来ている人達はいるんだ。

 そして周囲にいる男性達のほとんどの視線が私の方に……。

 

 「っっっ!!!〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!!////////」

 

 ザブンッ!!

 

 声にならない悲鳴を上げ、私は両腕で自分の身体を抱き締める様に胸を隠しながら身をプールに沈める。顔半分だけを水面から出しながら。

 

 「ブクブクブクブクブク……////////」

 

 「……ト、トリアエズリンスサンノミズギ、サガシマスネ?」

 

 「ブクブクブクブクブク……////////」(コクコクコクコク!!!)

 

 そう言って勇紀は私に背を向け、水着を探し始める。

 

 「あ、あんな美人の水着がポロリ…」

 

 「ぷ、プールでまさかのポロリイベント…」

 

 「なのに何故あの美人さんはコチラを向いていなかったんだよおおおっっっっ!!」

 

 「正面であの美人さんのおっぱいを直視したあの野郎!!なんて良い思いしてやがんだ!!」

 

 勇紀以外の男性達は周囲でそんな事を口走っている。

 よく確認すると私の向いていた方向にいた男性は勇紀だけで他の男性達は皆私の背中側にいた。

 

 「(よ、良かった…)」

 

 私は勇紀以外の男に胸を見られていなかった事を確信してホッと息を吐く。

 水着姿ならばかろうじて我慢できるものの、勇紀以外の男に胸を見られるなんて私にとっては凌辱されるのと同義だ。

 

 「リンス……み、水着見つけた…ぞ////」

 

 私の水着を見つけてくれた勇紀が視線だけ逸らしたまま近寄ってくる。

 

 「す…済まないな勇紀////」

 

 「い、良いって事よ////」

 

 「それで…勇紀の背で私を隠してくれないか。ほ、他の男に見られるかもしれないし……////」

 

 「ら、ラジャーッス////」

 

 勇紀は私の姿を隠す様に立ってくれ、私は勇紀の背中に隠れながら水着を受け取って着け直す。

 

 「………ん、も、もういいぞ////」

 

 「さ、さいでっか////」

 

 「み、見苦しいモノを見せてしまったな(うう…何で勇紀と良い思い出を作ろうとしてるのにこんな目に…)////」

 

 「み、見苦しいモノだなんてとんでもない!(むしろ良いモノを拝ませていただきました……なんて言える訳無いよな。言ったらデアボリック食らいそうだし…)////」

 

 お互いしばらくは無言でいたが

 

 「と、とりあえず上がるか。そろそろお昼だし…////」

 

 「あ、ああ…私も丁度お腹が空き始めていたんだ。昼食にしよう////」

 

 プールから上がり、私と勇紀はそそくさとその場を去る。

 はあ……こんなハプニングが起こるぐらいなら勇紀にもっと意識して貰えるようなイベントが起きてほしいものだ………。

 

 

 

 〜〜リンス視点終了〜〜

 

 俺は自分とリンスの昼食を買うため、売店でおにぎりセットを注文する。

 何つーか、今日はやたらと疲れが溜まるのが早い気がする。

 肉体の疲労では無く精神の疲労だがな。

 その理由なんて1つしか無い訳だが…。

 

 「俺にとっては拷問にも等しいな…」

 

 ハアと溜め息を吐く。

 脳裏に浮かぶのはシグナムさんにも負けず劣らずの大きさを誇り、腕越しに感じていた柔らかく張りもある弾力、水着が外れた際に露わになった桜色の先端……

 

 「(って、何でまた思い出してんだあああああっっっっっ!!!!!!!)」

 

 俺は思い切り頭を左右にブンブン振って、浮かび上がる映像を必死に振り払う。

 

 「(うう…)//」

 

 こんな調子ではいかん。せめて家に帰るまでにはいつも通りに戻らないと。

 

 「おにぎりセット2人前お待ちーー!」

 

 「あ、はい。ありがとうございます」

 

 ビニール袋に入った2人分の昼食を受け取り、お釣りが無い様にお金を丁度で支払う。

 ついでに側にあった自販機でペットボトルに入ったお茶を2本買い、席を取っておく様頼んでおいたリンスの元へ行くが、彼女の周りには3人の男がいた。

 

 「なあなあ、良いじゃんかよー。俺達と一緒に遊ぼうぜ」

 

 「そうそう、君1人なんだろ?1人でプールなんて寂しいだけだよー?」

 

 「俺達絶対退屈させないからさ」

 

 「……………………」

 

 ……ナンパか。

 リンスは徹底的に無視を決め込んでいるがその表情は『コイツ等鬱陶しい』と言わんばかりの((表情|モノ))で隠そうともしていない。

 ……とりあえず、アイツ等追い払うか。

 俺はリンスの方へ行く。リンスも俺に気付くと席から立ち上がって俺の方に来る。

 

 「勇紀!!」

 

 「ごめんリンス、待たせた」

 

 俺は若干時間が掛かった事を詫びる。

 

 「あ?何だオメー?」

 

 「今は俺等がその子と話してんだ!テメーはお呼びじゃねえ、どっか行けよ」

 

 「そうだ!ナンパなら他の女の所へでも行きな」

 

 3人のナンパ野郎共は俺が視界に入った途端表情を変え、口々に言う。

 

 「悪いがこの子は俺の知り合いでな」

 

 「知り合いだぁ〜?適当な事抜かしてんじゃねえぞコラ」

 

 「適当じゃねえよ。本当の事だ」

 

 「ああ゛!?テメエみてえなヒョロ助がそんな美人な子と知り合いだなんて有り得る訳ねえだろうが!!」

 

 俺の言い分を勝手に嘘と決めつけるナンパ野郎達。

 『面倒な奴等だなぁ』と内心思っていると

 

 「勇紀の言ってる事は本当だ。彼は私のか、かか、『彼氏』だからな!!////////」

 

 顔を赤らめたリンスがとんでもない事を言いやがった。

 

 「「「「は?」」」」

 

 俺とナンパ野郎達は突然のリンスの発言にすぐさま理解出来なかった。

 

 「だからお前達の相手をするつもりは無い《す、済まない勇紀。この3人やたらとしつこくてな。こ、ここは私と話を合わせてくれないか?》////////」

 

 リンスはナンパ野郎達に宣言すると同時に俺に念話で伝えてきた。

 『あ、そう言う事か』と納得する。

 俺に彼氏役を演じさせてコイツ等を追い払おうとしてるんだ。なら話を合わせるか。

 もっともコイツ等がそれで大人しく引き下がってくれたらいいけど。

 

 「…そう言う事。周りに言いふらすのは自慢してるみたいで嫌だからさっきは『知り合い』って言ったけどリンスは『俺の彼女』なんだ。悪いがお引き取り願おうか」

 

 「っ!!!(ゆ、勇紀に言って貰えた!!わ、私から頼んだとはいえ『彼女』って……や、やった!!『勇紀に言って貰いたい言葉ランキング第2位』を私は遂に手に入れたんだ!!)////////」

 

 顔を赤らめるリンスを見て俺も若干恥ずかしくなる。頼まれたとはいえ、『彼女』だなんて言うと…ねぇ。

 昔、アリサに頼まれて『恋人役』を演じた時はそうでもなかったんだけどなぁ。

 

 「おいおい冗談はよせって」

 

 「そうそう。嘘吐いてるの丸分かりだぜ」

 

 「偽物の彼氏君はどっか行けよ」

 

 そう言ってナンパ野郎の1人はリンスに触れようと手を伸ばすが…

 

 「人の彼女に手ぇ出すんじゃねえよ」

 

 グイッ!

 

 「っ!!?////」

 

 その手がリンスに触れる前に俺はリンスの腰に手を伸ばして自分の方へ引き寄せる。

 

 「っ!!〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!(あ…ああ……こ、こんなに勇紀とみみ、密着くくくく………)////////」

 

 「おい自称彼氏君よぅ。あんま調子に乗ってると痛い目見るぞコラ」

 

 「つか俺等にボコられたくてそんな態度取ってんのか?テメエマゾか?」

 

 「ヒャハハ、違いねぇ。こいつ絶対ドMだぜ」

 

 「ドMか。じゃあ遠慮無くボコってやるよ!!あまりの痛みで何回絶頂するか楽しみだなぁ」

 

 「「「ヒャハハハハ」」」

 

 引く気無いなぁ。なら…

 俺は弁当の入ったビニール袋を椅子の上に置き、テーブルの表面に向かって

 

 「よっ!」

 

 ボゴンッ!!

 

 拳を突き立てた。

 

 「「「っ!!!?」」」

 

 その光景を見て目を点にするナンパ野郎共。ちなみにテーブルは鉄で出来ている。

 

 「さてここで問題です♪」

 

 メキッ…メキメキメキ…←少しずつテーブルを地面から引き抜いている音

 

 「これから怪我をするのは一体誰でしょう?」

 

 「「「……………………」」」

 

 メキメキメキ…←テーブル引き抜き中

 

 「@…リンスの彼氏である見た目凄く弱そうな僕ちゃん」

 

 「「「……………………」」」

 

 メキメキメキ…バキンッ!!←テーブルが地面から剥がれた音

 

 「A…そんな僕ちゃんに喧嘩を売って来た哀れな3人組」

 

 「「「……………………」」」

 

 ググググググッ…←テーブルを片手で持ち上げる音

 

 「さあ……どっちでしょうか?」(ニコッ)

 

 俺はとびっきりの笑顔を浮かべて問い掛ける。

 

 「は…ははは……。ひ、人の彼女さんに手を出したらいけませんよねぇ…」

 

 「そ、そうですね。お2人の仲を邪魔する様な真似したら駄目ですよねぇ……あはははは…」

 

 「ぼ、僕達も少し強引過ぎましたし……あ、貴方様にも失礼な事言っちゃいましたしねぇ……何とお詫びすれば良いやら…ははははは……」

 

 顔を真っ青にし、ガタガタ震えて脂汗をダラダラ零すナンパ野郎共。

 俺は笑顔から一転し、ちょっと怒気を込めて睨みながら

 

 「だったら早く去れ!俺の気が変わらない内にな」

 

 「「「し……失礼しましたーーーーーー!!!!!!」」」

 

 ピューーーーーーーッッッ!!!!

 

 尻尾を巻いて逃げ出す3人のナンパ野郎共。

 

 「ふう……」

 

 去って行ったのを見届けて

 

 「もう良いぞリンス」

 

 「////////」(ポーーーーー)

 

 頬を赤くしたまま俺を見ているリンス。

 

 「おい?リンス?」

 

 「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ(『俺の彼女』…『俺の彼女』…『俺の彼女』…)////////」

 

 リンスが壊れた!!!?

 

 「り、リンス!!しっかりしろーーー!!!」

 

 「ひゃいっ!!?」

 

 耳元で大声を出すと可愛らしい悲鳴を上げてリンスの意識が現実に戻ってくる。

 

 「もう終わったぞ」

 

 「そ、そうなのか!!!?」

 

 気付いて無かったんかいアンタ。

 

 「アイツ等いないだろ?」

 

 「ほ、本当だな////」

 

 「それより昼食食おうぜ」

 

 「ああ…って、勇紀。先程テーブルを破壊していた筈では?」

 

 ああ、その時はまだ意識がアッチの世界にいってなかったのか。

 

 「アレか?アレは((幻術魔法|・・・・))だよ」(ボソボソ)

 

 「幻術魔法!?い、いつ使ったのだ!?」(ボソボソ)

 

 「弁当の入ったビニール袋を椅子に置いた時に…な」(ボソボソ)

 

 さらに言えば認識阻害も使っておいたので当事者の俺達以外からは普通に口論だけで追い払った様に見せている。

 

 「だからテーブルは元から壊したりしてないって事だ」

 

 「そうだったのか。幻術魔法を使ったのには気付かなかった」

 

 ん?リンスだったら気付けたと思ったんだけどな。

 

 「ま、まあそんな事よりも…だ。勇紀…その…私はいつまでこうされているのだろうか?////////」

 

 「???こうって?」

 

 「お、お前の手が私の腰に添えられていて……密着しているこの状況だ////////」

 

 「…………あ」

 

 言われて気が付いた。

 そういやさっき、あのナンパ野郎からリンスを遠ざけるためにコッチに引き寄せたんだっけ。

 

 「その…だな。強引に引っ張るとは思ってなかったので……な(何というラッキー。こういうイベントなら大歓迎だ)////////」

 

 改めて『リンスと密着してる』と意識してしまう。特にリンスを引き寄せてるおかげで俺の胸元で『グニャリ』という擬音が似合う程に形を変えている豊満な胸の感触とか。

 脳裏に浮かぶのはシグナムさんにも負けず劣らずの大きさを誇り、腕越しに感じていた柔らかく張りもある弾力、水着が外れた際に露わになった桜色の先端……

 

 「(って、また思い出したーーーーーーーっっっっ!!!!!!!)」

 

 せっかく脳裏から消えていたのに…。

 

 「(お、俺の馬鹿ーーーーーっっっ!!!!!)////」

 

 心の中で俺はひたすら叫んでいた………。

 

 

 

 ガタンゴトンガタンゴトン…。

 帰りの電車内…。

 

 「……………………////」

 

 「……………………////////」

 

 何でこうなるのだろうか。

 現在俺はリンスとお互い身体を密着させて向き合っている。

 どうやら人身事故が起きてしまった様で電車のダイヤが大幅に狂ってしまい、何本もの電車が運行停止になったのだ。

 それで駅で待ちぼうけを食らう事1時間弱。

 やっときたと思ったら満員電車な訳で……。俺とリンスはギリギリ乗り込む事が出来たのだが他の乗車客に押され、否応無くリンスと身体を密着せざるを得ない状況になっている。

 

 「(今日、何回目の密着だよ…)//」

 

 そして何回俺は、このおっぱいの柔らかさを感じるのと同時に理性を必死に守らないといけないのか……。

 

 「////////」

 

 リンスもずっと無言で俯いている。

 海鳴駅に着くまでは後4〜5分。開くドアは俺達側の方だ。それまでこの状態という訳だ。幸いにもお互い服を着ているので水着の時程、密着感を感じはしない。

 これなら俺の理性は大丈夫だ。

 

 「リンス…苦しくないか?」

 

 「ん……////」(コクン)

 

 俺の問いにも静かに頷く。

 

 「苦しかったら言ってくれ」

 

 「ん……////」(コクン)

 

 車内は弱冷車だがこうもギュウギュウ詰めだと暑くて敵わんな。

 

 「勇紀……////」

 

 俯きながらリンスが小さく声を上げ、俺を呼ぶ。

 

 「どうしたリン………っ!!?」

 

 顔を上げたかと思うとリンスは俺の後頭部に手を回してそのまま自分の方に引き寄せ、俺の唇に自分の唇を重ねる。

 

 「んん……ちゅっ……////////」

 

 「んくうっ……////」

 

 で、電車内でキス!!?

 しばらく唇を合わせた後、リンスはゆっくりと唇を離す。

 

 「ぷはっ……ちょ、リンス!!?いきなり何すんのさ!!?////」(ボソボソ)

 

 「その…今日は色々と助けて貰ったからな。そのお礼だ////////」(ボソボソ)

 

 潤んだ瞳を向け、頬を赤く染めたリンスが言う。

 …って、お前もかい!!!

 ヴィータといい、シグナムさんといい、アレですか!!?八神家はお礼をキスで済ませる家訓でもあるのか!!?

 

 「っていうかココ、電車内!!人の目あるから!!////」(ボソボソ)

 

 「だ、大丈夫だ。認識阻害を張ってあるから私達がき、キスしてる事は周囲にはバレないから////////」(ボソボソ)

 

 「そういう問題じゃ……むぐっ!!?」(ボソボソ)

 

 俺が言い終える前に再び唇を重ねられる。それと同時に

 

 グラッ

 

 電車がカーブに入り、乗車客達からの圧力が余計に掛かってきたせいで俺はリンスとの密着感が更に増す。

 プールの時同様に服越しとはいえ、形を変える胸に唇に感じる柔らかい感触。

 海鳴駅に着くまでコチラ側のドアは開かない。

 

 「(うう……誰か助けて……)////」

 

 瞳を閉じてキスを堪能してるっぽいリンスを見ながら俺は助けを請う。

 結局、海鳴駅に着くまでリンスは唇を離さず認識阻害も解く事は無かった。

 最後まで理性を保てていられた俺は偉いと自画自賛するのだった………。

 

-2ページ-

 〜〜おまけ〜〜

 

 リンスを始め、勇紀に惚れている女性陣が心待ちにしている『勇紀に言って貰いたい言葉ランキング』ベスト3

 

 

 

 『第1位』=『好きです!付き合って下さい!』や『俺と結婚して下さい!』と言った告白、プロポーズ系の言葉

 

 この作品内で自然に勇紀から言われた女性はもう勝者確定。

 

 『第2位』=『俺の彼女』や『俺の妻』みたいな、勇紀に『俺の女だから』宣言される言葉。

 

 この言葉を自然に勇紀から言われた女性は脳内がピンク色一色で染まり、R−18展開が渦巻いてしまう。今回リンスは自分から『言ってほしい』と頼んでいたので妄想も無く、喜ぶ程度の浅い展開で済んだ。

 

 『第3位』=『もう少し一緒にいたい』『今日はずっと傍にいてほしい』と言った相手と離れたくない系の言葉。

 

 この言葉を自然に勇紀から言われた後、勇紀の好感度次第ではそのまま一線を越え、女性陣が夢見る大人の関係へ……。

 

-3ページ-

 〜〜あとがき〜〜

 

 プールでポロリなハプニングはお約束だと自分は思います。

 それと今回リンスにはサービスさせ過ぎたかな?

 

説明
神様の手違いで死んでしまい、リリカルなのはの世界に転生した主人公。原作介入をする気は無く、平穏な毎日を過ごしていたがある日、家の前で倒れているマテリアル&ユーリを発見する。彼女達を助けた主人公は家族として四人を迎え入れ一緒に過ごすようになった。それから一年以上が過ぎ小学五年生になった主人公。マテリアル&ユーリも学校に通い始め「これからも家族全員で平和に過ごせますように」と願っていた矢先に原作キャラ達と関わり始め、主人公も望まないのに原作に関わっていく…。
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コメント
ポロリは実は撮影されてて映像がネットに拡散しちゃうリンスさん(aQDYNAs0AbnHbBF)
↓わかる!わかるよその気持ち!!なんで二次元は素晴らしいパライソ目白押しなのに三次元はあんなに酷いのばっかりなんだよおおおおおお!!!(海平?)
二次元は凄過ぎる。アレは夢だ!幻だ!ああ、何て現実は残酷なんだ・・・・・・・・・・・・・・・・(匿名希望)
自分は二次元にしかいないと思います(ya)
美人でスタイル良くて性格が良い女なんて居ない!!(匿名希望)
大丈夫だ曲った根性を叩いて直すだけだからけっして鞭で叩いたりロウソクを垂らしたりとかはしないから!?(匿名希望)
まぁ正確良いブスより正確悪い美人の方がいいよね。性格は変われるし(匿名希望)
↓それは人間として大丈夫なのか?(キリヤ)
まぁ中身は調きょ・・もとい恐育をして自分好みにしたらいい(匿名希望)
それ以前に問題は中身だろ?(キリヤ)
俺はどっちでもいいかな・・・某野菜先生のパイオ・ツゥが言っていただろ「巨乳も良いが貧乳もまた良しオッパイに貴賎なし!?」と。(匿名希望)
巨乳の素晴らしさがわからないのか!!目を覚ませ!!!(匿名希望)
ロリじゃないよ、微乳や貧乳が好きなんだ(真顔)(Rinks)
ロリか・・・・・・・・・・・・・君とは分かり合えない(匿名希望)
すまんね、私はツヴァイ派なんだ(^-^;(Rinks)
だからこそペロリたいのさ(匿名希望)
確かにリインフォースは素晴らしい女性だと思います(匿名希望)
それだけリインフォースが素晴らしい女性と言うことさ!(匿名希望)
変態が大量発生しておる……(Rinks)
巨乳を愛でろ!!!(匿名希望)
好きなのはアインスの方だよ!!少なくとも俺は!(匿名希望)
と言うよりも現実味がありすぎてシャレにならんな・・・・・(匿名希望)
なるほど、こういう変態さんがリアルで様々な事件を犯してしまうのか……。「二次元にしか興味が無い」とか言っておきながら、ふと気がついたらいつの間にか少女を拉致ってきてたとかありえそうで怖いですね。(あんの)
俺は何時だって!!リインたん一筋だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(匿名希望)
コメント数が凄いことになってる………………………………(ohatiyo)
自分もそうした方がいいと思います(ya)
プラチナ=ザ=トリニティでがまんしろ。(Blaz)
いや、変態とペロリストは違う!!諦めるな!!立て!!!同士達よ!!!!!俺達は真のペロリストだ!!!!!!(匿名希望)
行き過ぎると変態になるのでお気お付けて(ya)
なん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だと!?お、俺はただ、リイン姉妹を愛でたいだけだというのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・(匿名希望)
↓どう考えても変態です。本当に(ry(キリヤ)
変態だと?アイン様に踏まれながらツヴァイたんをペロペロする俺の何所が変態なんだ!!!!(匿名希望)
HE☆N☆TA☆I共が居なくならん限りはな(匿名希望)
なんか怖い 後すっゲーカオス(匿名希望)
変態注意報を始めます、今日は一日中変態の上に鉄槍が降り注ぐでしょう変態の方は頭上には十分に御気御付けください(二ヤリ)・・・・(匿名希望)
もうダメだ…………病院が逃げ出した(キリヤ)
ポロリしちゃうリインたん///////////////ハァハァハァハァハァハァハァハァ//////////////////////(匿名希望)
リインたぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!!!!僕はあなた一筋ですよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!(匿名希望)
取り合えず全員頭冷やしてくれ・・・頼むから・・・・(Blaz)
どっちかと言うと変態じゃなくてスケベまたはエッチもしくは・・・・エロい?じゃないかな?・・・・・さぁどれがいい?(匿名希望)
男は皆とは言うがガキもか?(Blaz)
男だったら巨乳もロりもすべての女を愛してこそ漢だろ!?(匿名希望)
さぁ!!ロキも一緒にリインを愛でよう!!!!(匿名希望)
男はみな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・変態です(匿名希望)
もう………変態しかいない…………(キリヤ)
ツヴァイたんをペロペロしてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(匿名希望)
ロリの素晴らしさがわからんとはな愚か者・・・・・・・・・・・・・いや哀れというべきか(匿名希望)
俺は巨乳が好きだ!?(匿名希望)
アインス(巨乳美女)とツヴァイ(貧乳美少女)どっちが人気があるんだ?(匿名希望)
しかしツヴァイも好きだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(匿名希望)
もちろんアインだよ(匿名希望)
↓アインスのほう、リインは可愛いから仕方ない(青髭U世)
コメントが多すぎて何がなんなのかわからなくなってきた!?リインってアインとツヴァイのどっち!?(匿名希望)
リインたんは我らが女神だからな///////////(匿名希望)
100はもらった!?(匿名希望)
過去最大級のコメントの多さに吹いたw(黒咲白亜)
真のペロリストは舐める相手でさえ勝手に選ぶ!!俺が舐めるのはリインたんだ!!!ハァハァハァハァ//////////////////////(匿名希望)
ならこのガチムチゴリマッチョのシシガミ=バングを・・・・・・(Blaz)
俺達は好きな女性を舐めるペロリストだ!!!!!(匿名希望)
かなりのカオスですね(ya)
俺達は!!!!世界を敵に回しても!!!!リインたんを愛でることをやめない!!!!!!(匿名希望)
まだ変態さん沸いてたんですね。ちょっと警察官呼んできます。ついでに空自と海自の知り合いも。(あんの)
ついでに核バズーカも撃っときます。(俊)
取り合えずこのコルトパイソンで少し黙らせましょうか。(Blaz)
リインフォースさん・・・・・・・・・・・・結婚してください(匿名希望)
リインかわええ(匿名希望)
いいねぇいいねぇほのぼのいいねぇ。未来に待つ展開(モノ)が判り切っている以上今のうちに勇紀には魂を休ませて少しでも回復しておいてもらわんと。……いや、むしろ上げて落とす的流れで最終ダメージが増えるだけか?(匿名希望)
気持には気づかんだろう。例え抱いたとしても(匿名希望)
勇紀がヒロイン達の気持ちに何時気付くのか、とても楽しみです。そろそろ歌姫コンビとのデートが見たいですね。(俊)
無理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だろうな(匿名希望)
はぁ・・・・・このまま続けてもきりがないな誰かこの流れをぶった切ってくれ・・・・・(匿名希望)
バンザーーーーーーーーイ 変態陛下バンザーーーーーーーーーーーーイ(匿名希望)
ククククク、俺達を滅ぼす事は出来ん……………………俺達の志は、次世代に受け継がれていくのだから(匿名希望)
・・・なんでこんなにロリコンが湧くんだ? 有る意味Gよりも厄介な気がする。・・・消すか(な&フェ&は「トリプル・ブレイカー、シュート!!)(俊)
やめろ!!我が同胞に手を出すな!!!(匿名希望)
ヒャッハー!!変態は消毒だー!!(青髭U世)
それってアレのこと?(指差す方向にピースウォーカーり軍勢)(Blaz)
クククク、例え俺が死んでも、リインたん萌えハァハァクラブは滅びん………………第二、第三のリインたん親衛隊が……………現れるだろうガクッ(匿名希望)
取り合えず全員頭冷やしてください。(M134で全員に乱射)(Blaz)
そうだ俺達はリインたんでハァハァしたいんだ変態なんだ!!(匿名希望)
やめてください想像したら怖くなっちゃいました(匿名希望)
↓阿部さんを想像するんならいつも後ろに阿部さんがいることを想像したらいいと思う・・・・(匿名希望)
とりあえず皆さん、阿部さんを想像して落ち着きましょう。なんならサウザーさんでもいいですよ?(あんの)
↓だからどうした?(匿名希望)
匿名希望多すぎww(K.K.)
ロリではない!!巨乳を尊ぶ場だ!!(匿名希望)
・・・此処はロリコンの集会場か? そろそろ勇紀と飛白と飛鈴姉妹の再会&デートが見たいですね〜 ツンデレ飛鈴の勇紀との絡みが楽しみだ。(俊)
何てうつくしぃんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(匿名希望)
ああ、リインをめちゃくちゃにしたい?(匿名希望)
ユウキと結婚しなければね(ボソっ)(匿名希望)
我らがリインたんは一生純潔のままさ!!!!(匿名希望)
ゆ、許さん・・・・・・・・・・・・俺達の永遠のアイドルであるリインたんを・・・・・・・・・ユウキ!お前を粛清する!!!!(匿名希望)
並の男なら理性が崩壊してもおかしくないですね(匿名希望)
俺なら迷いなく頂く!!(匿名希望)
息子が覚醒する状況を打破するユウキすげぇ!!(匿名希望)
勇紀に「お前を二度と離したくない。愛してる○○」みたいに一位〜三位とかが合体した台詞を聞いたら女性陣はどうなるのだろうか?(匿名希望)
火葬して弔って差し上げねば・・・・万象一切灰燼と為せ・・・『流刃若火』ぁぁ!!!(make)
うぅぅぅぅ・・・・・・・・・・・・まだだ、俺はまだ・・・・・・・・・・・・リインと・・・・ガクッ(匿名希望)
さて・・ルパンダイブしている人をリボルバーで撃ちましたが・・・・自覚はありますよ、ええ。(Blaz)
リインたんにルパンダーイブーーーーーーーー(匿名希望)
Blaz・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自覚あったのか・・・・・・・・・・・・(匿名希望)
なんか本当ありそうで怖い(匿名希望)
○ロリイベント、シャマルさんが海でポロリか勇紀をボロリ(シャマル勇紀の(バキューン)をガン見する【大人モードか通常モード】)。両方ありそう。(道産子国士)
理性崩壊多すぎやろwwwww(黒咲白亜)
勇紀に告白させたら神だなww(にゃん死神)
カオスは俺達だけで十分だ・・・・・。(Blaz)
思春期の勇紀が何時周りの誘惑に負けるのか、負けた場合何処まで行くのかこれからが楽しみですね。(俊)
唐突ですがユウキに仮面ライダーウィザードのインフィニティースタイルの能力をつけるのはどうでしょう?(匿名希望)
なんかカオス(匿名希望)
リインたん?(匿名希望)
NO------------------------------------(匿名希望)
みんな夏の暑さでおかしくなってきてるんだよ・・・・・少し、頭冷そうか?(匿名希望)
俺も見たい!!!リインの宝乳を拝まさせてくれ!!!!!!!!!!!!!(匿名希望)
おっぱぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(匿名希望)
・・・認識阻害の魔法を使って電車内で密着しながらキスし続けるんだったら、勇紀の手を胸に押し付けてやれば良かったのに。(俊)
はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ/////////////////////////////////////////(匿名希望)
リインフォースゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ/////////////////////////////////////////(匿名希望)
↓気持ちは分かるが落ち着けwww.(キリヤ)
↓と↓↓↓お、落ち着くんだ…(匿名希望)
リインの先っぽはピンク色か//////////////////////////////(匿名希望)
よく耐えたな。俺やったら押し倒すわ(匿名希望)
まだまだ続く勇紀への神(作者)からの試練・・・・(匿名希望)
ViVidのキャラで始めたけど、ミウラは出さんの?いや、そんなん許さんで?(匿名希望)
リンス「キスで気づいてくれると思ったんだ・・・・・・・・・・・私の考えは甘かった」(匿名希望)
しかしリンスは電車内でなぜ告白しなかったのか……。別に邪魔する人間もいなかっただろうに。(あんの)
盛り上がってきたぜ!!(匿名希望)
くっ俺のあそこがテントを張ってやがる!(匿名希望)
次はシャマルさんあたりがいいですねー(匿名希望)
いやはや羨ましいですなー 自分に変わってくれないでしょうかねー(匿名希望)
支援せざるおえん!!!!(匿名希望)
次はシャマルですねわかります(匿名希望)
すこし話しようか・・・(ウルズ7)
ユウキ君に少しお話しがあるのですが・・・・(右手には大口径リボルバー)(Blaz)
よく頑張った主人公!そしてリンスさん達後発隊の皆さんがだんだん過激に(アサシン)
リンスの胸は思春期男子にとっては兵器だ(夜の魔王)
煩悩に支配されそうだ(ohatiyo)
リンス可愛いなぁ〜(アラル)
いや〜ユウキ羨ましいですね しかしリンスとのキスが見れたのでよしとしましょうwww良いもん読めましたw満足ですww後、更新楽しみにしてます(ya)
アハwwwwwwwwww 良いもん読めたw満足満足www  しかし、彼女持ち、妻持ちの男共はあの後どうなったのか気になりますw(孝(たか))
gtoネタキタ―!!!!!(カケェ)
勇紀に之を言われたら@「俺の子を孕め!」一撃昇天A「お前に花嫁衣裳をきせてやんよ」翌日〜24時間惚気モード(ストレートウォッカでも甘く感じる)B「俺の嫁になれ」条件反射で首肯(道産子国士)
今後勇紀とキスをしようとする面々はコレを超えるハプニングを期待しないと拙いでしょうね。シャマルとリニスは胸を触らせたりして。(俊)
プールでポロリで帰りの電車でキスをし続ける、シュテルに続いて一歩先に進んだ感じですね。コレで勇紀がリンスの胸を鷲掴みすれば更に良かったんでしょうけど。(俊)
このムッツリスケベのラッキースケベ。リンスからしたら、夢心地。勇紀からしたら、理性の戦い。早く相手の気持ちに気づかないともっと過激に襲われるよー(いろんな意味で)(Fols)
最近INNOCENTやってアインス好きになった俺には拷問モノやorz (青髭U世)
キス先発組が若干憐れすぎる。よく耐えたぞ勇気!!!!まだ誰も思春期に入ったことを知らないから良いものを、これを知られたら・・・・(/≧◇≦\)(紅天の書架)
dnweahfioaewjfawehfjhaoewifjokqwじょqkskqwdjqwdjfdjふぃおえjふぃおうぇjふぃおくぇjふぃおくぇjgvhjjghgjhbjh←理性が崩壊した声      そんなわけで続きを楽しみにしてます!(biohaza-d)
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンメキャッ!!(壁ドンしすぎて手の骨が砕ける音)(xiel)
…………(血涙)(キリヤ)
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドキャ!!!(壁壊した音)(青髭U世)
タイトルとウォータースライダーでポロリイベントは予想できていた…それはそれとして明らかにキス後発組のほうがアドバンテージ大量に稼げてるし!劇中最初にキスしたディアーチェとかむしろワリ食った部類に入りつつね!!??(プロフェッサー.Y)
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