恋姫無双 〜〜紅と蒼の悪魔〜〜 3−8話
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 注、この作品は「DMCシリーズ」「真・恋姫無双」を私の個人的妄想により都合よく改変しております。

詳しくは1話を参照してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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正体不明の攻撃からの怒涛の攻めにより、失神してしまった凪。

演習場の中央で伸びてしまっている彼女のそばで、ダンテは頭をかきつつ

 

「ちっとばかし、やりすぎたか?」

 

と、秋蘭に聞いていた。秋蘭もそんなダンテの姿をみて、苦笑しつつ問題ないことを伝えようとした瞬間、

 

「…いくらなんでも、最後のはやりすぎだ」

 

という声とともに、突然バージルがダンテのすぐ上に出現。

そのまま、縦回転しつつその頭に踵落としを決めていた。

 

「ってえな!なんだいきなり!やんのかコラ!!」

 

ダンテはそのあまりに突然の暴挙に猛然と食って掛かるが、バージルは意に介さず

 

「救護係の代理で来た。そいつを運ばせてもらう」

「…ああ、よろしく頼む」

 

あっけにとられている秋蘭にそう声をかけると、凪を抱えて裏へと引っ込んでいった。

 

「聞けコラ!大体…」

 

ダンテも、慌ててバージルの後を追っていってしまった。

一連の流れを見ていた観客達(将軍達も含む)は呆然としていた。

 

 

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さて、一回戦も残るところわずかとなってきた。

 

第九試合 明命 VS 愛紗

 

「…巨乳、死すべし!!」

「何か謂れのないことにキレられてないか!?」

 

対戦相手のある特定部分に対する、激しい怨念により、あの霞をして

「ウチでもあの明命を捕らえられる気がせんわ」

 

といわせるほどの速度でもって猛攻をかけていた明命であったが、その場の流れをよく読み、攻撃を見切ることの成功した愛紗の一撃をモロに食らってしまったことで一発KO。

戦闘不能により愛紗の勝利。

 

 

第十試合 星 VS 紫苑

 

「ふむ、同国だとしても手加減できんぞ?」

「あら、そんなこと気にしなくてもいいのに。本気になっちゃうわよ?」

 

同じ蜀の将軍対決となったが、試合のほうは、霞VS秋蘭の再現のようになっていった。

しかし、経験と錬度の差で秋蘭を上回る紫苑が星をじりじりと追い詰め、最後は上空からの曲射をおとりとした五本同時の射撃を回避できなかった星が降参し紫苑の勝利。

 

 

第十一試合 亞莎 VS 真桜

 

「あんた、戦えるんか!?」

「も、もともとは武官でしたので…」

 

会場も、軍師として認識していた亞莎が戦えることに驚いていた。

ちなみに、ダンテは気にしてなかったらしいが、バージルはただの軍師ではないということは気づいていたらしい。彼曰く「身のこなしが、常人のそれではなかった」とのこと。そこに気づくのはやはり流石というべきか。

 

一方試合はというと、真桜のドリルとも言うべき巨大な螺旋槍を亞莎は回避し続け、だんだんと単調になっていったところをその袖の中から飛び出した数々の武器で突如奇襲。

不意を突かれ、慌てた真桜の背後を冷静にとって最後は武器を突きつけられ身動き取れなくなった真桜が降参し亞莎が勝利。

 

 

第十二試合 祭 VS 焔耶

 

「げ、桔梗様のご友人なんてまた、やりにくい…」

「ほう、お前が桔梗の弟子か。なら、わしからも稽古をつけてやるか」

 

焔耶の猪突猛進ともいうべき力任せの一撃を余裕たっぷりにかわし続け、結局最後は体力切れを起こした焔耶を矢の一発でKOし、祭の勝利。

 

第十三試合 華雄 VS 小蓮

 

「うわ〜ん!初戦からこんな脳筋相手なんて〜」

「ふん、自分の運を嘆くのだな」

 

試合は、一撃で小蓮の持つ武器を弾き飛ばして、そのまま首に突きつけるという一瞬の早業により華雄の勝利。

 

第十四試合 桔梗 VS 春蘭

 

「ふはははは、華琳さまの御前で負けるわけにはいかーん!」

「やれやれ、やかましいやつじゃのう…」

 

三度目の遠距離VS近距離となったが、試合は野生の勘により攻撃そのものをすべてよけるか弾くかしてしまった春蘭がその剛力でもって桔梗の武器を破壊。戦闘続行不可能により春蘭の勝利。

 

 

 

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以上のように進み、一回戦が終了した。

 

この時点で残っているのは魏からは春蘭、沙和。呉から祭、亞莎。蜀から愛紗、鈴々、紫苑、翠、白蓮。そして、店からはダンテ、バージル、霞、恋、華雄ということになった。

 

戦力バランス的にどうなんだという気もしなくもないが、ここでは言うまい。

特に店の戦力ヤバイだろとか思っても言ってはいけない。

三国側も結果を見て少し苦笑いを浮かべるものもいた。

これは、休憩中のとある王様達の会話である。

 

「…あの店、どうなっているのかしら」

「いくらなんでも戦力過多よねえ」

「ま、まあ仲良くできているわけですし、そこまで気にしなくても良いんじゃないですか?」

「…まあ、反乱とかめんどくさいって言ってやらなそうだものね」

「うちの子たち、特に落ちちゃった子達が終わったら鍛錬のやりなおしだー!って気炎はいてるわ」

「それは、貴女もでしょう?」

「まあ、そうなんだけど」

「あ、あはは…」

「それにしても、ほんとあの戦力を敵に回したのよね、私達…」

「ほんと、よく生き残れたわ」

「それはホントにそう思います…」

 

 

一方、こんな会話が繰り広げられているとは露ほども考えてない店陣営は

 

「流琉は残念だったな、でもよくあそこまで追い詰められたな!」

「お、お兄様達のおかげですから…///」

「ま、もし当たったらうちらが敵とったるから!」

「…みんな倒す」

「もちろん、皆にはお前達二人も入ってるからな」

「はっ、やれるもんならな!」

「…騒がしい奴らだ」

 

のんきに休憩を満喫していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 あとがき

 

どうも、作者のmorikyouです。

帰省などで更新がおくれました^^;

今回はいかがでしたか?

 

今回は駆け足で残りの試合を消化してしまいました。

あんまり引っ張ってもだれるだけだと思い、こうした形にしました。

この先もまだ、こうなる可能性があるのでご了承ください。

 

さて、次回ですがいよいよ二回戦突入です。

ただ、その前に全く関係ない話を書くかもです。

なんとなく気まぐれで浮かんだネタなのでまとまらなければ即ボツにして続き書きますw

軽いネタ晴らしをすると、現代世界で割と何でもこなせる原作以上(あらゆる意味で)の一刀君とそれを取り巻く少女達の話です。

ぶっちゃけ、創作率120%なので、今以上に駄作の可能性ありですがもし上げられたら見て、さらにコメントしてくれたらうれしいです!

というわけでお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

説明
この作品は「DMCシリーズ」「真・恋姫無双」の二次創作です。
作者の妄想成分が過分に含まれているので、ご覧になる際はこのことを頭の片隅にでも置いておいていただけたら幸いです。
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コメント
>スターダストさん どうでしょう? ダンスマカブルはできますけど、あの技ははたから見たら奇妙ですからねえ^^;(morikyou)
リベリオンのソードマスタースタイルのクレイジーダンスは使用予定でしょうか?(スターダスト)
タグ
真・恋姫無双 バージル ダンテ DMC 流琉  華雄  

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