貴方と人生を共に 最終新章 〜unofficial history kazuto〜君の元へ帰る為 8話
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???

 

???「ふふふっ、良い具合に力が溜まって来てますね。」

 

ブンッ

 

ラプラス「調子はどうですか?」

 

???「ええ、順調ですよ・・・」

 

ラプラス「そうですか、それは何より・・・」

 

???「そちらの方は?」

 

ラプラス「ええ、良い具合に楽しんでますよ。」

 

???「では、私は私の目的を果たすとしましょう。」

 

ラプラス「では、ご武運を。」

 

ブンッ

 

???「さあ、ゲームを始めましょうか・・・本格的にね。」

 

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一刀達の部屋

 

一刀は剣を目印に代わりに立てた。

 

一刀「ふぅ〜・・・」

 

薔薇水晶「・・・疲れた?」

 

一刀「まあな・・・少し眠るよ。」

 

薔薇水晶「・・・見張ってる」

 

一刀「ありがとう・・・ふぁ〜・・・zzzz」

 

一刀は横になり、しばしの休息を取った。

 

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宿屋前

 

愛紗「ここか・・・他にも誰か止まってるのか・・・」

 

運命の巡り合わせなのか・・・

 

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一刀達の部屋

 

ドドドドドドドドッ

 

月音「たっだいま〜!」

 

翠星石「まっ負けたですぅっ!チビスケの癖に!」

 

月音「ふぉっふぉっふぉ・・・修行が足りませんな・・・」

 

ドドドドドドドドドッ

 

バタンッ

 

華佗「一刀、直ぐに此処を出るぞ!」

 

一刀「どうした?」

 

兵士「ここか!」

 

一刀「何だ貴様ら?」

 

兵士「その男を渡してもらおう。」

 

一刀「理由は?」

 

兵士「曹操様の命だ。」

 

一刀「嫌だと言ったら?」

 

兵士「力ずくで・・・」

 

ブワッ

 

一刀は殺気を出し兵士達を気絶させた。

 

月音「ああ〜やっちゃった。」

 

一刀「直談判だ。」

 

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隣の部屋

 

桃香「隣がうるさいね。」

 

星「(あの声・・・)」

 

愛紗「見に行って見るか。」

 

ガチャッ

 

愛紗が扉を開けると兵士達が気絶していた。

 

愛紗「どうした!」

 

兵士「・・・変な男が・・・」

 

バタンッ

 

そして、隣の部屋から出てきたのは・・・

 

一刀「取り敢えず外に出るぞ。」

 

愛紗「一刀殿!」

 

だが、一刀には聞こえなかった。

 

桃香「えっ!一刀さん!」

 

星「(はぁ〜・・・主も災難だな。)」

 

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宿屋外

 

兵士「居たぞ!」

 

兵士達は逃げ道を塞いだ。

 

一刀「・・・退いてくれないか?」

 

春蘭「貴様は!」

 

一刀「んで?退いてくれるの退いてくれないの?」

 

春蘭「悪いがその男を渡して頂く。」

 

一刀「断る!それなりの理由があるんだろ?」

 

春蘭「そっそれは!////」

 

華佗「いや、ただな・・・ぴーでぴーだったらしいからな糞詰り程度・・・」

 

一刀「華佗・・・まあ、大体は分かった・・・それくらいで斬首とは・・・可笑しいと思うが?」

 

春蘭「曹躁様を冒涜しただけでも罪だ。」

 

一刀「何?たかがそれくらいで斬首?それじゃあ、賊と変わらんな・・・」

 

春蘭「何だと!」

 

ブォンッ

 

パシッ

 

一刀は手で刃先を受け止めた。

 

一刀「弱いな・・・俺の知ってる奴より弱い・・・」はっ!

 

一刀は気だけで囲んでいた兵士、夏侯惇を飛ばした。

 

そこへ

 

桃香「はぁはぁはぁはぁ・・・一刀さん!」

 

一刀「ん?・・・桃香。」

 

桃香「えっえっ・・・ほん・・・ものだよね・・・」

 

桃香は涙を流しながら一刀に近づいた。

 

一刀「どうして此処に?」

 

桃香「会いたかったよ〜」

 

ぎゅっ

 

一刀「うわっ(うほっ!でかいの〜)」

 

愛紗「これはどう言う・・・」

 

一刀「実はな・・・」

 

説明中

 

愛紗「華佗殿・・・もう少し気を使った方がよろしいかと・・・」

 

朱里「ですが、それだけで斬首ってのはちょっと行き過ぎだと思うのですが・・・」

 

一刀「だから直談判しようと思ってな・・・それに急がないと・・・」

 

桃香「私も行きます!」

 

鈴々「鈴々もなのだ!」

 

愛紗「お供致します。」

 

華琳「その必要は無いわ・・・」

 

そこへ曹躁が現れた。

 

一刀「これは話が早い・・・単刀直入に言う・・・華佗の事を不問にして頂きたい。

 

・・・夏侯淵だったか・・・弓でこちらを狙っているつもりだが、無駄だ・・・

 

撃てばこの国は破滅するぞ?」

 

華琳「(この男を敵に回すと間違いなくこの国・・・世界を破壊出来るでしょうね。)

 

条件が有るわ・・・北郷一刀、私の元に来なさい。」

 

一刀はフッと笑っていた。

 

一刀「断る。俺にはやらなければならない事がある・・・それに、帰る所もある。」

 

華琳「・・・ふふふ・・・ははははは!良いわ許してあげる・・・でも、この代償は償って貰うわよ。」

 

一刀「・・・どうすれば良い?」

 

華琳「そうね・・・今晩閨に来なさい。」

 

一刀「・・・分かった。」

 

月音「おっとう!」

 

桃香「一刀さん!」

 

華佗「一刀・・・」

 

一刀「ま、それで助かるなら安いもんだって、それに俺にも利益はある。」

 

月音「まあ・・・これって考えようによっちゃ褒美だよね〜」

 

薔薇水晶「・・・終わり?」

 

一刀「ああ、今日は皆宿に行っててくれ・・・明日の朝帰るよ。」

 

翠星石「むむむ〜何か納得がいかないですぅ!」

 

月音「まあ、しょうがないでしょう・・・」

 

愛紗「・・・むむむ・・・」

 

桃香「そんな・・・」

 

華琳「行くわよ・・・夏侯惇!兵を纏めて城へ帰還するわよ。」

 

一刀はそのまま曹躁と共に城へ

 

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華琳の部屋

 

一刀「お前、記憶あるだろ?」

 

華琳「・・・ぷっははは・・・ええ、何故かふと思い出したのよ。

 

それで、今度はどんなトラブルに巻き込まれてるの?

 

肩に乗ってた人形は?私を心配させた罰は何がいいかしら?」

 

一刀「そんないっぺんに言わないでくれよ・・・まず、済まなかった。」

 

華琳「ええ、きっと向こうの私も心配してるでしょうね。この記憶が流れてればだけどね。」

 

一刀「多分無理だろうな・・・思い出したのも俺の殺気を浴びたからだと思う。

 

今、この世界は外からも中からも何らかの方法でシャットアウトされてるからな。

 

記憶が流れる事は無いだろうな。」

 

華琳「そう・・・」

 

一刀「次に、どうしてこの世界に来たかだけど・・・それは分からないんだ・・・

 

誰かに飛ばされたのか・・・あの爆風で気まぐれに飛ばされたのか・・・

 

まあ、あのうさぎみたいな奴が知ってると思うけどな。」

 

華琳「次は?」

 

一刀「あのドールだけど・・・」

 

説明中・・・

 

華琳「なるほどね・・・」

 

一刀「んで、太平妖術を俺達は封印しようと思ってんだよ。」

 

華琳「ええ、是非ともお願いしたいわ・・・それで?」

 

華琳は服を脱ぎ始めた。

 

一刀「そっそれで・・・」ゴクリッ

 

華琳「あら?興奮したのかしら?ふふっ」

 

一刀「(煩悩退散煩悩退散煩悩退散!)」

 

華琳「何恥ずかしがってるのよ。」

 

一刀「だっだってさ・・・」

 

華琳「私は処女よ?」

 

一刀「!・・・う・・・」

 

華琳「他の男にあげちゃおうかしら?」

 

一刀「それはダメだ!」

 

華琳「どうするのかしら?」

 

一刀「むむむ・・・!華琳!左に重心を!」

 

華琳は言われた通り重心を向けた。

 

ザシュッ

 

刺客「っち!」

 

一刀「何が・・・っち・・・だ?」

 

ドンッ

 

バタンッ

 

華琳「刺客の様ね。」

 

刺客は直ぐに兵士に引き渡した。

 

一刀「ったく、華琳何をしたんだ?」

 

華琳「なっ何もしてないわよ。」

 

一刀「冗談だ・・・王とは狙われるもんさ。」

 

華琳「そうね・・・一刀が狙われた数は覚えてる?」

 

一刀「多分億は行ってるな。」

 

華琳「ふふっ・・・なら・・・」

 

一刀「ああ・・・良いんだな?」

 

華琳「ええ・・・楽しませて貰うわよ。」

 

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翌朝

 

宿屋前

 

一刀「はぁ〜・・・」

 

桃香「一刀さん・・・」

 

そこには桃香が立っていた。

 

一刀「寝てないのか?」

 

桃香「・・・こうして話がしたくて・・・」

 

一刀「いつかは旅に出るだろうとは思ってたけど・・・無事で良かった・・・」

 

ぎゅっ

 

桃香は一刀の胸の中で会えた嬉さに泣きじゃくっていた。

 

そして、部屋の窓からひっそりと見ていた者が居た。

 

愛紗「・・・」

 

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一刀「zzzzzzz」

 

月音「まだ寝てるよ・・・昨日はお楽しみだったみたいだしね〜」

 

華佗「取り敢えず、一刀の言う通りならその張三姉妹ってのが太平妖術を持っていると言う事だな。」

 

月音「可能性は結構高いかもね〜」

 

薔薇水晶「・・・お楽しみ?」

 

月音「覚えなくて良いよ〜」

 

薔薇水晶「?」

 

翠星石「余はイチャイチャです。」

 

しばらくして・・・

 

一刀「う〜ん・・・おはよう〜」

 

コンコンッ

 

桃香「失礼します・・・良かったら一緒に御飯でも・・・」

 

一刀「悪い・・・俺達は急がなければいけない。」

 

桃香「そう・・・ですか・・・(せっかく会えたのに〜)」

 

一刀「皆!急ごう・・・華佗、封印は頼んだぞ。」

 

華佗「ああ!任せろ!張三姉妹を探し出して直ぐに封印する。」

 

一刀「俺達は一旦泰山に戻るぞ。」

 

愛紗「一刀殿!・・・」

 

一刀「・・・いつか会おう・・・」

 

そこへ、華琳までもが訪ねてきた。

 

華琳「一刀、馬が必要なんでしょ?」

 

一刀「サンキュー」

 

一刀達は馬を貰い、一度泰山へ戻る事に。

 

星「記憶が?」

 

華琳「ええ・・・これからが大変になるわよ。」

 

星「ですな。」

 

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泰山

 

一刀達が帰還し、それと同時に次々に集まり、玉座に居た。

 

翠星石「何で雛苺や金糸雀がいるのです!」

 

金糸雀「こっちのセリフなのかしら!」

 

薔薇水晶「・・・落ち着く」

 

金糸雀「ばっばらすいしょうーー!」

 

金糸雀は直ぐ樣月の後ろに隠れた。

 

金糸雀「どどどどどうしてここここに居るのかしら!」

 

薔薇水晶「・・・もうアリスゲームはしない・・・」

 

金糸雀「(蒼星石に聞いた事と同じね・・・)しっ信用出来ないかしら!」

 

薔薇水晶「・・・信用いてくれなくても良い」

 

雛苺「・・・もういじめない?」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

金糸雀「まっまあ、いいかしら!・・・しっ信じてあげるかしら。」

 

蒼星石「もう・・・」

 

一刀「あのさ・・・そろそろ良い?」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

一刀「今回戻ったのは情報を纏める為なんだけど、皆の情報、意見を聞きたい。

 

まずはユーリ達から。」

 

ユーリ「ああ、やっぱり漢王朝は腐敗してたぞ・・・それに一部の人間に怪しい動きありだ。」

 

一刀「もしかして、十常侍か?」

 

ユーリ「ああ、その筆頭張譲が何かを企てているのは確かだ・・・

 

蒼星石を側近に仕立てて護衛してもらってんだけど、何時動くかは不明だ。」

 

蒼星石「そこら辺はまだ調査中だけど、動くなら近い内だと思う。」

 

ユーリ「それと最近賊が活発化してきてるんだ。」

 

蒼星石「黄色いハッピを着た連中や、黄色い布を巻いた連中が結構沸いてきてる。」

 

一刀「なるほどな・・・なら、引き続き頼む。」

 

なのは「じゃあ、次は私・・・私達も同じ様に、黄色い布を巻いた人達が次から次へと群れを作って

 

村を襲ってるの、それと私の魔力はあまり当てにしない方が良いと思う・・・

 

魔力が補給出来ないの・・・」

 

一刀「それなら大丈夫」

 

一刀は青鬼をなのはに持たせた。

 

一刀「青鬼の能力は食べる事・・・つまり?」

 

ユーリ「魔力を持った者も当然食ってるわな。」

 

なのは「・・・ホントだ・・・魔力が一杯流れてくる・・・」

 

一刀「これで魔力は好きなだけ・・・とは行かないけど、無くなる事は無いと思う。

 

俺は魔力を使うとしたら自分の気に変換するだけだしさ、使い道が無いんだよな。」

 

なのは「じゃあ、無くなった時はお願いします。」

 

梨花「次は、ドールが居るお陰で戦況もかなり整ってきました。

 

もう直ぐ約束の日です、準備は怠り無く進んでいます。」

 

一刀「それじゃあ、俺だな・・・その黄色い連中は張三姉妹黄巾党ってのは分かるよね?

 

その力を与えてるのが太平妖術なんだ。」

 

梨花「そんな!・・・いえ、ありえない事じゃ無いですね・・・ここは恋姫の世界・・・」

 

花澄「ひょっとしたら、敵は于吉かもね〜奴が一番詳しいから。」

 

一刀「俺もそう思う・・・けど、物語の一部の于吉だと思う。」

 

花澄「妥当な考えね。」

 

一刀「向こうの于吉とは全くの別人だと考えて良いと思うよ。」

 

翠星石「なら、その于吉って野郎をぶっ飛ばせば終わるんです?」

 

一刀「あのうさぎとも絡んでるってのも考慮してな・・・だけど、今は太平妖術だ。

 

これがある限り、奴らのワンサイドゲームになる可能性がある・・・

 

いや、もうなってるのかもしれない。」

 

月音「ゲームは得意だよ〜無論円盤を引っ繰り返すのもね。」

 

金糸雀「言ってる事は分からないけど、その于吉って奴と、太平妖術って奴を破壊すれば

 

いいかしら。」

 

一刀「まあ、そうだね・・・でも、あの人形達が出てくるのも考えとかなければいけない。

 

それに、乙女武将達にちょっかい出せば何時でも出せるはずなのに、何故出さなかったのか・・・

 

俺はそこがずっと引っ掛かってるんだ・・・」

 

梨花「確かにそうですね・・・出せない理由があるのか・・・」

 

一刀「出さないんじゃない、出せないんだ・・・多分そこら辺は太平妖術が絡んでるんだと思うけど、

 

力を使うと、補充する為に何もしないって事じゃないのか?

 

ちょくちょくちょっかいは出してきたけど、せいぜい2、3回程度だった。」

 

梨花「それを踏まえると、私達を此処に閉じ込めて、力を蓄える必要があったと?」

 

一刀「可能性は充分ある・・・それに。」

 

一刀は腕を見せた。

 

花澄「天界での契約の紋様が微かだけど戻ってるわね・・・」

 

一刀「外で貂蝉達が何かしてくれてるのかもしれない。」

 

梨花「ですが、物語が終わればまた同じ事の繰り返しになりますが?・・・」

 

一刀「日蝕を過ぎて、もし出れなくても・・・太平妖術なら?」

 

梨花「そうか!あれならば直ぐに力を補給出来る!」

 

一刀「そう、封印する前に、華佗には頼んでおいたから・・・もう直ぐ出れる。

 

そして、この原因を作った者を叩く!」

 

梨花「狭間の世界に出れば力も戻りますしね・・・」

 

ユーリ「なら、方針は決まったな。」

 

花澄「それに、出来てるわよ〜洛陽に居る詠ちゃん達に協力してもらって、完成〜」

 

そこには北の十文字の旗があった。

 

一刀「情報は集まった!もうこそこそ動く必要はない・・・

 

新生北郷軍設立を此処に宣言する!」

 

翠星石「なっ何か緊張してきたですぅっ・・・」

 

金糸雀「なななさけないかしら!」

 

蒼星石「そう言って金糸雀も震えてるよ?」

 

金糸雀「武者震いかしら!」

 

なのは「雛ちゃんは私と一緒にね〜」

 

雛苺「うん!なのはと一緒なの。」

 

薔薇水晶「・・・一刀」

 

一刀「コクッ・・・今度は北郷軍の事を広める為に動いてくれ。

 

敵の注意をこっちに引き付ける為にな。」

 

ユーリ「董卓が時期皇帝になる様に手柄も全部向こうにやってたかんな。」

 

月音「だから何の情報が無かったのか・・・これもおっとうの作戦?」

 

一刀「いや、皆が動いてくれたお陰かな・・・こうした方が良いって分かってるのかもね。」

 

なのは「以心伝心って事だね。」

 

一刀「ああ、なのは兵士の数は?」

 

なのは「村の子達が志願したいって言ってたから・・・大体50人くらいかな?」

 

一刀「充分だね・・・梨花、花澄。」

 

梨花「符は兵士全てに渡しております。」

 

花澄「私達はこれくらいしかできないからね。」

 

一刀「兵士達は基本賊退治で実力を付けさせて、鍛錬してる暇が無いから。」

 

なのは「はい!」

 

一刀「残りは、黄巾党の本隊を叩く・・・おそらく各国の群雄達も動くはずだから。

 

そん時に何か仕掛けて来る可能性がある・・・だから、黄巾党は最小で参加して、

 

本物の本隊が来るはず・・・全員投入はそれからだ。」

 

ユーリ「それまでは・・・蒼星石、鍛錬すんぞ。」

 

一刀「あっ、ユーリ達に頼みたい事が有るんだけど・・・良いか?」

 

ユーリ「ん?ああ良いぜ。」

 

一刀「次いでに、基礎だけでも兵士達に教えてくれるか?」

 

ユーリ「分かった・・・行くぞ、蒼星石。」

 

蒼星石「はい!マスター!」

 

一刀「それと、これを董卓に渡してくれ。」

 

一刀は小さい鏡を渡した。

 

ユーリ「鏡か?」

 

一刀「まあな。」

 

ユーリ「了解だ。」

 

なのは「雛ちゃん、遊ぼっか。」

 

雛「うん!遊ぶ〜」

 

月音「さ〜て、寝るかな〜」

 

翠星石「お前も何かしやがれですっ!」

 

月音「ええ〜めんどい〜」

 

月「私は御飯の用意でもします・・・金糸雀ちゃん手伝ってくれる?」

 

金糸雀「もちろんかしら。」

 

一刀「さて、ゲームをしようか・・・ラプラス・・・ワンサイドゲームって奴をな。」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

一刀「後は軍師だな・・・」

 

兵士「申し上げます!徐庶って人が訪ねて来てますが・・・どうしましょう?」

 

月音「まさか!・・・いや〜な予感〜・・・ダメ!絶対ダメ!」

 

一刀「通して。」

 

月音「ばっ!」

 

愛美「もう遅いわよ・・・」

 

月音「げっ!」

 

翠星石「このちんちくりん二号はなんですぅっ?」

 

月音「凶悪鬼BBAだよ!」

 

一刀「まあ、点滴ってとこかな・・・」

 

愛美「取り敢えず・・・はぁはぁ・・・」

 

月音「あっあの〜」ガタガタガタガタ・・・

 

愛美「歯を食いしばってね。」ニコッ

 

昇竜拳!

 

ドゴーンッ

 

月音「ぶふっ」

 

ヒューーーーーーーーーーーッキラーン☆

 

愛美「一刀様、その軍師の役目、私にお任せ下さい。」

 

一刀「適任だな・・・じゃあ、頼むよ。」

 

愛美「御意。」

 

月音「まさか居るとはね・・・」

 

愛美「私もアンタを見るまでは忘れてたわよ。」

 

月音「何処に居たのさ。」

 

愛美「色々旅して回ってた頃、長江でアンタを見た時はいきなりふわって思い出したのよ。

 

追いかけたけど、もう船に乗ってたから直ぐに追いかけたのよ。

 

それで泰山に最近賊退治をしてる一団が居るって聞いたのよ・・・

 

もしかしてって思ったら大当たりって訳。」

 

翠星石「(と言うか・・・いつの間に戻ってきたんですぅ・・・このチビスケは。)」

 

梨花「一刀様。」

 

一刀「ああ、愛美なら申し分無い・・・戦力は整ったな・・・」

 

こうして、黄巾党まで少しの休暇を取る事に。

 

続く・・・

 

-11ページ-

 

次回

 

 

 

兵士「申し上げます!たった今陳留から書簡が届きました。」

 

一刀「良く分かったな・・・見せて・・・」

 

 

 

 

 

 

 

兵士「名を名乗れ。」

 

一刀「北郷軍大将北郷一刀だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

梨花「一刀様、準備が整いました。」

 

一刀「そうか・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

次回『黄巾党討伐連合軍』

 

 

 

今回はユーリの普通、怒り顔です。

 

 

説明
今回はユーリ・ローウェルです。(似てないですが^^;)

次回は月です。静止画像ですが、

プチ芝居な感じで貼って行きたいと思って・・・考え中です。


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