戦う
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もっさもっさとハンバーガーを食べながら、目の前の親友は言った。

「つーか、平和は大事、戦争はよくないとか言ってるやつらって、結局のところ負け犬じゃね。うちはそんなんにはならないね。戦争上等!!」

 

「どうでもいいけど、チーズ飛ばしながら言うのはやめて?」

私は自分のバニラシェイクを避難させながら言う。

 

「うおー、今猛烈に戦争がしたい。誰か相手はいないかー!」

 

「頼むから机の上から下りて、周りの目線が痛すぎるから。それとこの位置だとパンツが丸見えだよ。」

私は慌てて親友を机から引きずり降ろそうとした。

 

すると親友がこちらを指差して言った。

「瑞樹、私と戦争しないか?」

 

「はぁ?」

 

「何でもいいからしようぜー」

 

私は少し考えて言う。

「じゃあ来週のテストで。」

 

「すいませんごめんなさい。」

説明
五分小説です。
読みやすいように書いています。
よろしくお願いします。

3/30追記。今見ていたら、秋穂と瑞樹が逆になっていたっ。直しておきました。
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コメント
ありがとうございます。書くうちにラストが変わってしまったのですが、こっちにしてよかったです。(彬 )
最後何だか笑っちゃいました。親友は己をよく知っているみたい、まぁそれは秋穂ちゃんも一緒かな。(華詩)
タグ
オリジナル 五分小説 戦い 試験期間 秋穂と瑞樹 

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