恋姫 華陀紀行33
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 例のあの日から、一月ほど経っただけで更に一段と棍捌きが上がりました。

 

 

 恐らく普通にいる武将にそこそこよい勝負をするのではないでしょうか?

 

 

 それに、一動作ずつに気迫というか意思を感じます。

 

 

 たまに「お化けめ!」とか言って突きを放ってくるのは何かの間違いですよね?

 

 

 もうすぐお姉さんになるのに・・・なったら多少は落ち着きますかね?

 

 

 あれ?でも蒲公英って従兄弟・・・従姉妹じゃなかったでしたっけ?馬騰の子供では無かったような・・・と言うことはどこかで既に産まれてるのかな?

 

 

 まあいつか会えるでしょうし、それまでの楽しみにしとくだけです。

 

 

 文官の仕事も落ち着いてきました。

 

 

 秋の収穫が終わり、その関係を大体まとめ終わったところです。

 

 

 こういう時期によく出没するのが・・・。

 

 

「また、賊ですか・・・」

 

 

「武威へと、どこかから流れてきたようですな。馬騰様が身重なときに全く・・・」

 

 

 そうなんです、収穫が終わったのを見張らかったように、賊が出没しているんです。

 

 

 やつらのせいで、仕事が増えます!許せません!

 

 

「救援が、いろいろな方面から出ていて対応も間に合いませんし困りましたな・・・」

 

 

 馬が得意なだけあって、結構迅速に動いているんですが、手が間に合ってないのが現状です。

 

 

「仕方ありませんな。馬騰様にお伺いをたてにいきましょう。華陀も、その竹簡を持ってきてください」

 

 

「わかりました」

 

 

 イレギュラーな問題は大変ですね〜、将や兵は多すぎても、少なすぎても駄目ですからね〜。

 

 

 現状ここに残ってるのって、祭ともう一人の武官だけだから、ここから北方面の対応したらこの城がら空きになっちゃうんですよね・・・。

 

 兵は少しだけ余裕はあるんですが・・・困ったもんです。

 

 

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「そんなことか」

 

 

 あっさり言い放ちました。

 

 

 流石馬騰です。

 

 

 伊達に太守をしているわけではないんですね。

 

 

「黄蓋を主にして、副に耿鄙をつければいいではないか」

 

 

 何も考えていませんでした・・・。

 

 

 いや・・・自分は安静にしてないといけないくらいのことは理解してるだけマシでしょうか?

 

 

 またしても冬に産まれそうなんですよね・・・。

 

 

 そんなことを考えつつ、隣に立っている文官さんの顔を見ると呆れたような顔をして固まっています。

 

 

 苦労してるんですね・・・そんなだから白髪ばかりなんですね・・・ただ年を取ってるだけかもしれませんが・・・。

 

 

 ここでいう耿鄙と言う人は、もう一人の武官の名前です。

 

 

「お聞きしておきたいのですが、ここの守備はいかがされるおつもりでしょうか?」

 

 

「わしが居るではないか」

 

 

 戦力に数えちゃってるよ・・・。

 

 

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 そんなわけで、懸命な文官さんの説得の結果、耿鄙は残ることになりました。

 

 

 やったね!頑張ったね!頑張って説得した文官さんを拍手してあげたい気持ちで一杯です。

 

 

「では、華陀よ。黄蓋を呼んで来てくれ。あー・・・あと翠・・・馬超もな」

 

 

「わかりました」

 

 

 早速、祭を探しにいきます。

 

 

 恐らく練兵か鍛練でもしているでしょう。

 

 

 と言うことで向かっていると、馬超と出会いました。

 

 

「あ!勝負!」

 

 

 見かけたら「勝負!」しか言うこと無いんですかね・・・。

 

 

「それよりもお母さんが呼んでいたよ?」

 

 

「かあさまが?」

 

 

「そうだよ。行ってきてごらん」

 

 

「わかったー」

 

 

 そう言って走っていってしまいました。

 

 

 そのあとを侍女さんも追いかけます。

 

 

 お疲れ様です。

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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コメント
↓有りえる。何ヶ月かに一回自己紹介してたりして。(陸奥守)
下手したら、「華佗」ではなく『勝負』って名前だと思われてる可能性があるな。(劉邦柾棟)
タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀 馬超 馬騰 

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