恋姫 華陀紀行176
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 ・・・なんだと!

 

 

 何故なんだ!?

 

 

 そんなこと、自分の胸に聞いてみろだと?

 

 

 分からん・・・何故馬を売ってくれないんだ・・・。

 

 

 ここは、馬屋だろう?

 

 

 そんなことを、馬屋の店先で考えていると、またしても警備兵が集まってきました。

 

 

 この警備兵は学習しないのでしょうか?

 

 

 いや・・・問答無用で襲ってこないだけ、まだ考えているのかもしれないですが・・・。

 

 

「俺に馬を売ってくれない心当たりが全く無いんだが?」

 

 

「そんだけ、兵に囲まれてよく言うな・・・」

 

 

 そう言えば、なぜ囲まれているんでしょう?

 

 

「あんたたち俺に何か用か?」

 

 

「ああ・・・ちょっとだけ、時間をいただきたいのだが・・・」

 

 

 結構急いでいるんですが・・・ここまで、下手に出てるのですから少しくらいいいでしょう。

 

 

 もうすぐお昼ですし。

 

 

「昼飯が出るなら付き合おう」

 

 

「もちろんだ!」

 

 

 みんな安心したような顔になっています。何があったんでしょう?

 

 

 昼飯を出すのに喜びを感じる人なのでしょうか?

 

 

 取り敢えずついていきますかね。

 

 

 お腹も空いてますし・・・。

 

 

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 案内されたのは、立派な屋敷でした。

 

 

 まるで、ここの太守のところみたいな大きさです。

 

 

 まあ、太守のところみたことないんですけどね。

 

 

「この部屋で待っててくれ」

 

 

「わかった」

 

 

 待つにしては広い部屋です・・・適当にこの椅子に座って料理でも待ちますかね。

 

 

 ・・・。

 

 

 待つだけなのも暇ですし、道具の手入れでもします。

 

 

 ・・・誰か来たようですね。

 

 

 料理をこんなに早く作れるとは・・・なかなかの腕に違いありません。

 

 

 人数は四人ですか・・・そんなに一杯持ってこられても食べきれるか不安ですよ?

 

 

 『バンッ!』

 

 

 扉を開けて入ってきたのはさっき馬屋を教えてくれた女でした。

 

 

「また会ったね」

 

 

「お前が俺の飯か?」

 

 

 女体盛りですか?

 

 

 普通に暖かい飯でいいですよ?

 

 

「いや、昼はまだ準備中さ。その前に話をしたくてね」

 

 

 やはり昼飯は準備中のようです。こんな早業は、流琉くらいしか出来ないのではないでしょうか?

 

 

「なにか用か?」

 

 

 と言うより、なぜこの女がここにいるんでしょう?町人その壱なのに・・・。

 

 

「まずは、詳しくお互いを知ろうじゃないか」

 

 

 俺には知る気がないんだけど・・・。

 

 

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 どうやら、かなり遠回りに雇われないか?的なことを言ってきました。

 

 

 馬を売られなかったのも、実はこの女が、ここの太守だからだそうです。

 

 

 法正だか何だか知りませんが、偉そうです・・・実際偉いんですけどね・・・。

 

 

 しかし、話題をあれこれ変えるわりには、こちらのことばかり聞いてきます。

 

 

 その内、昼飯が来ずに俺がイライラしだしたら、飯が来るというタイミングです。

 

 

 この女は嫌がらせの達人に違いありません。

 

 

 出された料理に多少薬が入っているようですが、この程度で俺を縛ろうなどと生温すぎます。

 

 

 既に、これ以上のものを過去に経験済みです。

 

 

 ・・・。

 

 

 満腹です。

 

 

「さて、飯も戴いたしお暇することとしよう」

 

 

「ゆっくりしていけばいいのに、なにをそんなに急いでるんだい?」

 

 

 ・・・確かに、どちらに行くのか迷っているのも事実です。

 

 

 太守になるくらいですし、嫌がらせしてくるぐらいの洞察力もありそうです。

 

 

 どちらに行った方がいいか参考にしましょう。

 

 

「急がないといけないところがあるんだが、それが二ヶ所・・・戻るか、進むかの二択だ」

 

 

 どっちを選択する?

 

 

「それなら・・・」

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀 

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