恋姫 華陀紀行181
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 先ずは落ち着いて、状況の整理を行いましょう。

 

 

「ちょっと混乱しているようだ。まとめるから待ってくれ」

 

 

「はい、はい〜♪」

 

 

 美羽たちが、中央に行ったのは楊州牧に新しくなるために呼び出されたと・・・。

 

 

 いままでは、替わりに管轄していたけど、それが正式になったのね。

 

 

 ここまでは、理解したくないけどあり得る。

 

 

 そのあとが問題だ。

 

 

 何故、俺の名前が州牧に浮上してるんだ!

 

 

 あり得ないでしょう!武勲なんて立ててないし・・・。

 

 

 やはり今の情報だけでは、圧倒的に足りなさすぎる、七乃に確認するしか無さそうだ。

 

 

「七乃に聞きたいことがある」

 

 

「なんでも聞いてくださいな〜♪」

 

 

「何故俺が豫州の州牧に抜擢されたんだ?普通はあり得ないだろう?」

 

 

「私も最初は無理かな〜とは思ったんですけど〜、意外と支持者が多かったですよ?ただし、文武官については、中央の方から送られてくるそうです。丁度いいから操っちゃえ〜みたいな感じですね♪」

 

 

 俺には、そんな知名度はないはずなんだが・・・。

 

 

「まさか、袁家二つから推挙されるとは、宦官たちも思いもしなかったでしょうね〜意外と仲が悪かったですから、他にいた方も反対しませんでしたし、一件落着です!」

 

 

 俺の意思を反映出来る場所が全くない・・・。

 

 

「そうだ!俺は、雇われの医者だった!病人はここにはいないようだ!次の病人を求めて旅立たねばなるまい!」

 

 

 もちろん言い訳です。

 

 

「白夜さんもう、忘れちゃったんですか?今の白夜さんの肩書きは、豫州牧なんですよ?認めるしかないんです♪」

 

 

 認めたくないです・・・。

 

 

「では、亞莎さんが目覚め次第、拠点を移しますね〜。それと、白夜さんはここを拠点にしてくれて構いませんよ〜。定期的にやり取りはしましょうね♪」

 

 

「俺には、拒否権と言うものは存在しないのか・・・」

 

 

「私たちが考えたお土産を、意図も簡単に捨てるんですね・・・」

 

 

 相手の欲しいものを、事前に把握しておくことをお薦めしますよ・・・。

 

 

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 結局俺を置いてお引っ越ししていきました。

 

 

 その際に、亞莎まで連れていかれました・・・。

 

 

 まだマシなのが、鍛えた兵を少し残してくれたくらいですね。

 

 

 辛うじて紀霊を残すことが出来ました。

 

 

 後は、どんなやつが中央から来るかですね。

 

 

 一からやり直しとかは、ほんと勘弁です。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 なんか、徐庶って人と司馬懿って人が来ました。

 

 

 徐庶はしりませんが、司馬って聞くと期待が持てます。

 

 

 と言うわけで、ある程度一緒に政務をしたんですが、俺よりも間違いなく出来ますね。

 

 

 基本的に、内政面を徐庶に任せて、外政面を司馬に任せることにしました。

 

 

 諜報部もほとんど持っていかれたので、俺は、そのあたりから手をつける予定です。

 

 

 重要な決済のみ、俺のところに来るようにしています。

 

 

 これだよ!これなんだよ!少し医者として離れてるかもしれないけど、調練で怪我したやつを治すのが本来の俺なんだよ!

 

 

 と言いつつ、夜には政務が待ってるんですけどね・・・。

 

 

 諜報部については、なんとか形にはなってきました。

 

 

 経験は何事も大事ですね。二回目なので効率がいいです。

 

 

 普通の兵の方も紀霊が頑張っているようです。優しく語りかけたのがよかったのでしょう。

 

 

 「駄目だったら俺が個人的に指導してあげよう。」と言っただけでやる気をみなぎらせていました。

 

 

 やはり、持つべきものは優秀な部下ですね。

 

 

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 一通りの事を終えたら、次は関の強化です。

 

 

 特にここ豫州は、周りに囲まれ過ぎています。

 

 

 相談した結果、まずは仲の悪い(俺が悪いと思い込んでいる)荊州方面を強化することになりました。

 

 

 賊が入ってくるのもそっちの方が多いんですよね。

 

 

 俺たちの北にいる曹操を見習ってほしいものです。

 

 

 ほとんど賊が来ません。何度か入ってくることがありましたが、曹操の追撃部隊が領土に入ってまで殲滅していってくれました。

 

 

 その賊を殲滅した人は、なかなか職務に熱心人だと思っていたら、司馬に怒られました。

 

 

 抗議文を出すそうです。意味がわかりません・・・。

 

 

「貴方は分からなくていい。書類に署名をすればいいだけ。後はこちらで書く」

 

 

 俺の役割なんて、そんなもんです。餅は餅屋に任せることにしました。

 

 

 諜報部が、形になってきたので、小数ではありますが、まずは司馬に任せます。

 

 

「何故もっとはやくできなかった?まあいい。使わせてもらう」

 

 

 ツンツンだけです・・・デレが一切ありません・・・。

 

 

 徐庶はきっと反応が違うに決まってます!

 

 

 あの娘は優しいはずです!

 

 

 そう思いたいです・・・。

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀 

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