恋姫 華陀紀行183
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 これって俺が悪いんですかね・・・。

 

 

 倒れた人を、取り敢えず近くの部屋へと連れていき、意識を取り戻させて、今日の記憶を奪わせていただきました。

 

 

 あれは、不可抗力でしょう。どう考えても・・・。

 

 

 しかも、またあの後董卓は詠の後ろに隠れるし・・・。

 

 

 なんか、俺と董卓との距離が離れる一方です。

 

 

 そして、いま俺は正座させられた上に膝の上に本を積み上げられてます。

 

 

 これ石だったら、普通の人だと、足に血が通わなくなるんじゃないですか?

 

 

 追加でお説教まで、ついてくると言う素晴らしい特典です。

 

 

 俺は、そんな趣味ありませんけど・・・。

 

 

「あんたは〜!さっきから聞いてんのか!」

 

 

 もう攻撃は見切りましたよ!

 

 

 蹴り足を掴んで、蹴り膝を少し曲げて回転させ、膝の上に座る形に持っていきます。

 

 

 やれば出来る子なんですよ!

 

 

 見事予定通り、俺の膝の上にある本の上に座り込みましたが、よく考えると、これってただ重くなっただけでは・・・。

 

 

「やっぱり重いから降りてくれ」

 

 

 なんか、先程よりも怒りが爆発してしまったようです。

 

 

 董卓・・・そこで隠れてないで助けてください・・・。

 

 

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 誤解かどうかは兎も角、詠の怒りを抑えることが出来ました。

 

 

 時間が解決してくれるってあるんですね。

 

 

 それまで収まりませんでしたが・・・。

 

 

 そして、結局何がしたかったのか、そのまま部屋を出ていってしまいました。

 

 

 挨拶するだけだったのに、とんだ道草です。

 

 

 お昼頃には終わったはずなのに、いまでは夕刻近いです。

 

 

 兵も待たせてあるし、いきますかね。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

「待たせたな」

 

 

「これからどうするんですか?」

 

 

「飯食べて帰るけど?」

 

 

 何を当たり前の事を聞いてくるんでしょう?

 

 

「すいません。今日のことを伺いたかったのですが・・・」

 

 

 あれ?伝わってないのかな?

 

 

「飯食べて帰る」

 

 

「・・・」

 

 

 その沈黙はなんだ?

 

 

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 兵たちは、今日はここで泊まれるものと思っていたようですが、そうは問屋が卸しません。

 

 

 何を甘えたことを言ってくるのでしょう。

 

 

 時間は有限なんです。

 

 

 と言うことで早速行動です。

 

 

「お前たちには、お金を渡しておくからそれで出立の準備と飯を食べといてくれ。俺は、行くところがあるから、二刻後に門前集合だ。異論はあるか?」

 

 

「いえ・・・異論はないんですが、州牧さまを一人にするのはまずいのでは?」

 

 

 こんなところで、忠義心を発揮するな!

 

 

「俺よりも強いやつが入れば連れていくが?」

 

 

 全くもって何しについてくるんです?俺は、葵に会いに行くだけですよ?ついてこられても

、かなりの邪魔なのです。

 

 

「・・・」

 

 

「異論がないようで何よりだ!では、準備は任せたぞ!」

 

 

 さて、会いに行きましょうかね!

 

 

 そう言えば、詠に葵のことを聞くの忘れてたな・・・。

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀  

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