恋姫 華陀紀行196
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 水関の戦闘前にたどり着くことが出来たようです。

 

 

 結構急いで来たつもりです。

 

 

 しかし、本来なら攻めていてもおかしくないと思ったのですが、何かあったのでしょうか?

 

 

 まあ、攻められていないのであれば、問題ありません。

 

 

 ・・・そういえば、大将を誰にするかで、結構な時間を消費してましたね。

 

 

 そのおかげかもしれません。

 

 

 その間にこちらは目的を達成させてもらいましょう!

 

 

 この日のために、抜け道の存在を知っておいたのですから!

 

 

 早速潜入します。

 

 

 ・・・。

 

 

 誰でしょう?

 

 

 どうやら、誰かが先に入ったような跡があるんですが・・・。

 

 

 罠をかなり回避していますね・・・。

 

 

 なかなかやりますが、最後の罠は回避不能でしょう。

 

 

 ・・・。

 

 

「何者です!」

 

 

 ・・・。

 

 

 簀巻きにされて、逆さまになってるのによくそんなこと言えますね・・・。

 

 

 頭に血がのぼらないように、何度か腹筋したのか汗だくですよ?

 

 

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「貴方はあの時の!」

 

 

 今の俺の姿は、黒い頭巾を被った隠密系です。

 

 

「明命は、こんなところで何をしているんだ?」

 

 

「貴方こそ何をしてるんです?」

 

 

 質問を質問で返されてしまった・・・。

 

 

「俺はこの先に用があるだけだ」

 

 

 葵救出なんですよ。

 

 

「貴方は董卓軍の者だったのですね!」

 

 

 いや・・・違うんだけど・・・。

 

 

「そんなことより、明命はずっとそこにいる気か?」

 

 

 流石にこのままだと誰も来ないから死んじゃいますよ?

 

 

「敵の情けは承けません!」

 

 

「仕方ないな、ではそのまま連れていこう」

 

 

 こんなところで、明命を死なせるわけないじゃないですか。

 

 

「捕虜となるなら死んだ方がマシです!」

 

 

「いやいや、敵じゃないから」

 

 

 なんで捕虜という考えになるんでしょう?

 

 

 あの時の俺は、ちゃんと美羽たちの軍にいたのに・・・。

 

 

「では、どこの手の者です?」

 

 

 と言うか、頭巾とれば分かるか・・・。

 

 

「俺は俺だよ」

 

 

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「白夜さんでしたか・・・」

 

 

「そう言うこと」

 

 

 分かってくれて何よりです。

 

 

「と言うことは、豫州は董卓軍についたのですね・・・」

 

 

 ん?董卓軍についた覚えは無いんですが・・・。

 

 

 俺は敵じゃないって言ったよね?

 

 

「なぜそうなるんだ?まあいい、暴れないならほどいてやるよ」

 

 

 大人しくしててくださいなっと。

 

 

 なんで、そんな不思議そうな顔をするんです?

 

 

「何が目的ですか?」

 

 

 質問ばかりですね。

 

 

「じゃあ、先程の質問に答えてもらうためってことにしといてくれ」

 

 

 ・・・。

 

 

 沈黙されるとこっちが困るんですけど・・・。

 

 

 何か言いにくいことなの?

 

 

「今回豫州からは、州牧の不在に加えて、領内の賊討伐のため出兵出来ないと聞いていますし、それが本当であることも確認が取れていました。しかし、州牧である貴方がここにいると言うことは、豫州は始めから董卓軍と繋がりがあったと思うのが普通です。それに、華雄将軍の兄であると言う情報もあります。これだけ揃えば十分だと思いますが?」

 

 

 ああ・・・確かにね。

 

 

「なるほど・・・確かにあお・・・華雄を助けにっ!」

 

 

 って、いきなり攻撃してきた上に、失敗したら即距離をとるとかひどいですよ!

 

 

「最後まで話を聞けって」

 

 

 勘違いしたままはよくないですよ!

 

 

「やはり、私では敵うことはないようです」

 

 

 明命が勘違いしたまま行ってしまった・・・。

 

 

 いつからここにいたのか知りませんが、体力かなり削られてるはずなのによく走りますね・・・。

 

 

 追いかけたいところではありますが、先にこちらの用事を済ませましょう。

 

 

 いつ攻撃が始まるか分かりませんし・・・。

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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コメント
ま、それが恋姫クオリティなんでしょう(Tomycustom)
人の話を聞かない奴が多いな〜。(劉邦柾棟)
タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀 明命 

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