恋姫 華陀紀行198
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 えーっと、この空気はなんなんでしょうね。

 

 

 たまに、矢が飛んできたりしてるんですけど・・・。

 

 

 指揮しやすいからって、その中で軍議とかこの人たちの正気を少し疑います。

 

 

「詠からの指示は以上や。なんか質問あるか?」

 

 

「早い話が守ってればいいだな?」

 

 

 反董卓連合の物資が途切れるか、士気が無くなるか待つみたいです。

 

 

 その間に、各地へと工作を行うとか・・・。

 

 

 正直に言うと、長期戦は勘弁してほしいですけど・・・。

 

 

「悠長に待つより、少しでも削れるときに削るべきだ!」

 

 

「出てったら、それこそよい的やで?」

 

 

 そうなんですよね・・・。

 

 

 水関から敵に攻撃するなら、あの門を通らないと行けないから、敵からしたらわざわざ開けてくれたってことになるんですよね。

 

 

「取り敢えず、こちらから討って出るのは無しってとこか」

 

 

「兄上までそんなことを言うのか!」

 

 

「いや、話を聞いてたか?守ってたらいいだけなんだぞ?」

 

 

「賊どもは痛い目にあわせんとわからんのだ!」

 

 

 ああ、葵の中では反董卓連合が賊になっているわけですね。

 

 

 俺も賊は嫌いなんで、そういう風に言われると、わかる気がします。

 

 

 しかし、どうするか・・・。

 

 

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 とうとう、こちらが出てこないことに痺れを切らしたようです。

 

 

 数日は、罵ったり、近くに来て矢を放ったりしてましたが、今日は違うようです。

 

 

 反董卓連合は攻城兵器?を投入してきました。

 

 

 なんか、櫓っぽいやつを押してきてます。

 

 

「なんか、来てるぞ?」

 

 

「あれはなんなん?」

 

 

「壁に取り付けて壁を乗り越えるつもりじゃないか?」

 

 

「それやと、高さが足りへんと思うんやけど・・・」

 

 

 張遼の言うように、はっきりいって高さが足りていません。

 

 

 しかし、高低差がなくなり矢がこちらに来やすくなることは間違いないでしょう。

 

 

 取り敢えず、意見くらいは言っときます。

 

 

「壁にして矢を射つつもりじゃないか?」

 

 

 あんなのをどんどん作られては、高低差による距離のメリットが薄れてしまいますね。

 

 

「それなら、焼いてまおか。・・・弓隊は火矢を準備しい!」

 

 

 届いても、一気に当たらないと、消化されると思いますけどね。

 

 

 扱いが少し難しくなりますが、燃えやすいように、油を多目にさせときますかね。

 

 

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 火矢を放つ作戦は、一応成功はしました。

 

 

 しかし、こちらにも結構な被害が出てしまいました。

 

 

 やはりあの櫓は、矢を放つためのものだったようです。

 

 

 一定距離まで近付くと、矢を一斉に放ってきたため、関の内部にまで届いてきました。

 

 

 いま俺は、負傷した兵をみているところです。

 

 

 前にも、こんなことがあったような・・・。

 

 

 まあ、いいです。

 

 

 それ以外にも、困ったことが起きています。

 

 

「華陀さまこちらでしたか!張遼将軍がすぐに来てほしいとのことです!」

 

 

「すぐに行く」

 

 

 ・・・。

 

 

「ええい!離せ!」

 

 

「行くな言うとろやろ!」

 

 

「少し当たってくるだけだ!」

 

 

 張遼・・・お疲れさまです。

 

 

「いいとこ来てくれた!止めてや!」

 

 

「少しだけなら構わんだろう!?」

 

 

 ・・・構います。

 

 

 困ったことです・・・。

 

 

 何か対策をしなければ・・・。

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀  張遼 

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