恋姫 華陀紀行201
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 今はひとりなので、警備を掻い潜るなど楽なものです。

 

 

 董卓は、例の男子禁制の場所にいるようです。

 

 

 以前は入れませんでしたが、今なら違います。

 

 

 無断侵入なんてお手のものです。

 

 

 董卓は、この部屋の中のようです。

 

 

 見張りはやはり女性なんですね。

 

 

 怪しまれるかもしれませんし、天井から行きましょう。

 

 

 ・・・。

 

 

 立派な部屋です。

 

 

 董卓は、誰かの看病でもしてるんでしょうか?

 

 

 寝台の横に座っているようですが・・・。

 

 

 いきなり声をかけたら、またなに言われるか分かりません。

 

 

 自然に気付くように、さりげなく寝台に座っておきましょう。

 

 

 寝てるのは劉協でしたか。

 

 

 ・・・。

 

 

「なにようか?」

 

 

 今回は大声を出されずに済んだようです。

 

 

 でも、気付いたのが劉協の方というのは・・・。

 

 

 董卓が、不思議そうに周囲を見回し、こちらを見て驚いています。

 

 

 油断しすぎですよ。

 

 

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 さて、気づいてもらえたところで本題です。

 

 

「まずは、俺がここにいる理由を話そうか」

 

 

「妾のことについてであろう?」

 

 

 察しがよくて助かりますが、ほんとに何歳なんでしょう?

 

 

「そう言うことなんだが、詠とその辺りについて相談したい。居場所を教えてもらえるか?」

 

 

 取り敢えず、勝手に動くより考えてる人の指示で動いた方がいいでしょう。

 

 

「詠ちゃんなら。恐らく離宮の執務室に軟禁されてるはずです」

 

 

「わかった・・・。董卓殿は武器を持ってるか?」

 

 

「ここには、武器を持ち込むことは出来ません」

 

 

 それはそうか・・・。

 

 

 でも、外にいた見張りが持ってたのは、棒だったけどあれは武器じゃないの?

 

 

 まあ、いいです。董卓には、短剣を渡しておきましょう。

 

 

「一応この短剣を渡しておこう」

 

 

「心配してくれているのでしょうが、お受けできません」

 

 

 なぜに?

 

 

「もしかしたら、ここに乗り込んでくるやつがいるかもしれないから、自衛のためにもあった方がいいと思うが?」

 

 

 董卓は、劉協の方をチラチラと伺っているようです。

 

 

 そういえば、一番偉い人の前で堂々と武器を渡そうとしてました。

 

 

 ここに忍び込んだ時点で今さらな気はしますが・・・。

 

 

「気にせずともよい」

 

 

 お許しが出ましたよ!

 

 

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 劉協の短剣を持つお許しが出ましたし、無断侵入の件もお咎めありませんでした。

 

 

 しかし、董卓には短剣を持つことを拒まれました・・・。

 

 

 どうも、劉協に流血を見せたくないようです。

 

 

 かなりの激甘と言わざるを得ません。

 

 

 どちらにしても、今後その可能性が高まるというのに・・・。

 

 

 早いか遅いかの違いでしかありません。

 

 

 何かあっても、ここに董卓より強そうなやつはいそうにありません。

 

 

 数で来られたら駄目かもしれませんが、俺が行くまで持ちこたえるくらいは出来るでしょう。

 

 

 なので、短剣を渡さずに、そのままにしておきました。

 

 

 まずは、詠と合流してからどうするのかを話しましょう。

 

 

 と言うよりも、宦官をやってしまう方向に持っていきましょう。

 

 

 その方が話が早いですし、問題は解決です!

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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コメント
『黒幕』を生かして置けば、連合軍に『コイツ』が「真犯人」だって言えるのに・・・・・・。(劉邦柾棟)
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 董卓 

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