恋姫 華陀紀行213
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 翠は一緒に来た部隊の元へと戻って行っているようです。

 

 

 しばらくは、機嫌が悪いままかもしれませんね。

 

 

 葵と霞は一緒で、恋と音々音が違うのようです。

 

 

 位置的に自分の屋敷でさかね。

 

 

 まあ、既に守るべき対象がいないので、城に居ても仕方ないかもしれませんが・・・。

 

 

 まずは、葵たちから声をかけますかね。

 

 

 死んだことになってる人間が、正面から入ると混乱するだろうし、得意の侵入です。

 

 

 なにやら葵たちは酒を飲んでいるようです。

 

 

 かなりの量を飲んでいるようで、部屋の外にまで臭いが漂っていますよ・・・。

 

 

 葵と霞が一緒にいるのは好都合なのですが、飲みすぎて正常な判断力が鈍ってなければいいんですが・・・。

 

 

「霞よ。わたしはかなり酔ってしまったようだ。兄上の幻覚が見える」

 

 

「それくらい飲む方がちょうどええねん。ほらもう一杯」

 

 

「兄上が手振りで駄目だと・・・」

 

 

「そんなもんにいつまでも縛られたらあかん!吹っ切るんや!」

 

 

「そうだな。もういない人を思ってもなにも始まらんな」

 

 

「そうそう!一気にいきや」

 

 

 この空間で余り話したくないので、物理的に止めるしか無さそうです。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 話し合い(物理)のお陰で俺のことを認識したようです。

 

 

 部屋を移して、葵たちに集まってもらい、いまの状況を伝えました。

 

 

「結局どういうことなのだ?」

 

 

 酒が入ってるから、理解してないんですよね?

 

 

「誰かが偽装工作でもしたんだろ。ちゃんと顔を確認したのか?」

 

 

「私が見れたのは兄上だけだ。しかも顔中酷い傷痕だった・・・」

 

 

「うちには見せてもらえへんかったで」

 

 

「劉協が病で亡くなり、俺は暗殺されたことになってると・・・んで?月と詠についてはどうなってるんだ?」

 

 

「消息不明扱いやね。一部劉協皇帝に毒を盛ったちゅう言うやつらがおったさかい。流石に黙ってはおれへんかったけどな。月と詠がそんなことするはずあらへんし」

 

 

 上の方ではそういうあつかいだったんですね。

 

 

 と言うことは、現状では葵たちは処分が言い渡されるまでの謹慎中ということなのかな?

 

 

「葵たちの扱いについてはどうなってるんだ?」

 

 

「自分の屋敷にて待機だそうだ」

 

 

 待機なのに霞はここにいるのはなぜなんでしょうね・・・。

 

 

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 葵たちは、屋敷から簡単に動くわけにはいかないと言うことで、今度は恋たちの方へと向かいました。

 

 

 霞は、その辺りを全く気にしていないようですね。

 

 

 酒を片手に持ってよく葵のところに行っているようで、周りからも暗黙の了解みたいなもののようです。

 

 

 恋たちは、既に寝てそうですが、俺が近付けば気付くでしょう。

 

 

 ・・・。

 

 

 気付かないものでした・・・。

 

 

 恋の勘が鈍っているのか、俺の力量が上がったのか不明ですが、今がチャンスですね。

 

 

 恋には何が似合うでしょうか・・・。

 

 

 やはりハムスターあたりですね。

 

 

 ・・・。

 

 

 しかし、ハムスターだとあまり外見に変化が見られない・・・。

 

 

 こうなったら音々音の方につけましょう。

 

 

 音々音については、狸でいきます。

 

 

 ・・・。

 

 

 やはり、両方ともに耳が小さいのであまり違和感がないですね。

 

 

 あえて言うなら、音々音の尻尾が目立つくらいでしょうか?

 

 

「犬がいい」

 

 

 頭の飾りを持った恋が声をかけてきました。

 

 

「起きてたのか?」

 

 

「これで起きた」

 

 

 それを着けるまで気が付かなかったのか・・・。

 

 

 平和になったから勘が鈍ったんでしょうか?

 

 

 取り敢えず、音々音を起こしますかね。

 

 

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 恋たちにも、いまの状況を説明しました。

 

 

 恋はあまり理解していませんでしたが、音々音が怒りまくって大変でした。

 

 

「と言うわけで、ここに書簡があるから、ここに残ってもいいし、好きにしたらいい。判断は任せる」

 

 

 任せるとはいいましたが、どっちかと言うとついてきて欲しいところです。

 

 

「恋殿は、どうされますか?」

 

 

 まあ、音々音は基本的に恋に依存だから、恋の判断になりますね。

 

 

「みんなと一緒がいい」

 

 

 みんなって言うと、ここにいる犬たちのことも含むんですよね・・・。

 

 

 まあ、一緒につれていきますかね。

 

 

 武将が増えることはいいことですし。

 

 

「では、一緒に行くか。・・・外に馬超の部隊が来ている。大体街からでてこの辺りに布陣している。ばれないように合流してくれ。向こうには一応伝えてある」

 

 

「わかったですぞ」

 

 

 恋も頷いてくれたことですし、中央に書簡を置いてきますかね。

 

 

 葵はついてくるとはいいましたが、霞は考えとく言ってたけど、どうするんでしょう?

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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コメント
魏に行くのかな? 霞は?(劉邦柾棟)
タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀 

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