第2話「てか、和美達と同い年って・・・」
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あっという間に、原作の三学期に。決して書くのが面倒になった訳ではない!!

 

ツバサ「ふぁ〜・・・今日からネギが来るんだったな。」

 

眠い目を擦りながら起きる。すると、玄関のチャイムがなった。

 

ツバサ「開いてるよ〜!!」

 

すると、玄関が開き自分の受け持つクラスの生徒が入ってきた。因みに、何故か大人数で。

 

エヴァ「起きろツバサ!!何時まで寝てるんだ!!」

 

茶々丸「お早うございます杜皮先生。」

 

龍宮「ツバサにぃ、早く起きたまえ。」

 

朝倉「おっはよ〜!!」

 

ツバサ「朝から元気だな〜。毎度毎度の事だが。」

 

刀子「直ぐに朝食の準備をしますね。」

 

シャークティ「まずは顔を洗ってきて下さい。」

 

何故ここまで女性が多いのかと言うと、簡単に言えば刀子とシャークティ、真名に関しては初日に会って戦った俺を見て惚れたらしい。エヴァは呪いを解いてからしつこく付きまとっている。茶々丸は、自分がロボットだから好きになれないと言っていたが、好きになった時点で十分人間だと言った。そこからエヴァ達同様アプローチが激しくなってきた。そして、何故朝倉までいるかと言えば、本人が『初めて先生を見て、人生初の一目惚れをした!!』らしい。そんなこんなで合計6人の女性達が毎日押し掛けてくるのだった。

 

ツバサ「さて、取り合えず朝食食べますか。」

 

皆仲良く朝食を食べる。余談だが、ここにいるメンバーが全員ではない。残りのメンバーは後々紹介しよう。

 

ツバサ「さてと、ボチボチ出ますか。朝倉、龍宮、エヴァに茶々丸行くぞ。」

 

刀子「シャークティ、私達もそろそろ出ましょうか?」

 

シャークティ「そうね。」

 

こうして、皆仲良く学校に登校しました。途中で長瀬に会って一緒に行くことになりました。

 

刀子「ツバサさん、学園長が来るようにと言ってましたよ。」

 

ツバサ「・・・そう言えば、そんな時期だったな。」

 

エヴァ「おいツバサ、何がそんな時期なんだ?」

 

ツバサ「前に言っただろう?三学期にはアイツが来るって。」

 

エヴァ「あぁ・・・」

 

ネギが来るのは、今現時点で俺とエヴァ、そして茶々丸しか知らない。二人の会話に、茶々丸以外のメンバーは首を傾げていた。そんなこんなで学園長室・・・

 

ツバサ「失礼します。」コンコン

 

近右衛門「おぉ!!待っとったよ。」

 

扉を開けると、予想通りネギがいた。

 

近右衛門「今日から2−Aの担任になる・・・」

 

ネギ「ネギ・スプリングフィールドです。今日から宜しくお願いします。」

 

ツバサ「宜しく。2−Aの副担任の杜皮ツバサだ。今日から君の補佐を任されている。」

 

何事もないように自己紹介が終わり、軽く握手をする。が、内心メチャメチャ驚いてますはい。だってネギが女の子で、しかもうちのクラスの連中と同い年だぞ!!と驚きながら木乃香達に・・・

 

ツバサ「近衛に神楽坂、お前達はそろそろ教室に戻っておけ。」

 

木乃香「わかったわ先生。」

 

明日菜「わかりました。行こ木乃香。」

 

二人はお辞儀をして学園長から出ていった。

 

ツバサ「これでよかったでしょ?」

 

近右衛門「フォッフォッフォ、流石じゃのうツバサ君。」

 

ネギ「あの〜一体?」

 

近右衛門「一応ネギ君にも言っておくが、ツバサ君は魔法の事は知っておる故、安心せい。」

 

ネギ「そうなんですか。」

 

タカミチ「因みにツバサ君は、僕より強いよ。」

 

ネギ「す、凄いです!!タカミチより強いなんて。」

 

ツバサ「ま、ま〜たまたまだよ。そろそろ教室に向かおうか。」

 

ネギ「はい!!」

 

俺とネギは学園長室を後にして教室に向かった。さて、確かこの後ウチのクラスの連中がイタズラを仕掛けてたな。止めるか?・・・ここは原作通りにしとくか。

 

ツバサ「ここが今日から君のクラスだ。初めてで緊張すると思うけど頑張って。」

 

ネギ「はい!!」

 

そのまま扉を開けると、案の定黒板消しが落ちてきた。当然原作通りに一瞬止まる。しかし、明日菜以外は気付かない。

 

ネギ「ゲホゲホ。いや〜あはは、なるほどゲホ、引っ掛かっちゃったなあゴホ。へぶっ!?あぼ!!ああああああ、ぎゃふんっ!!」ドンガラガッシャ〜ン!!

 

クラス「あははははは!!」

 

ツバサ「おいおい・・・お前ら、いくらなんでもやりすぎだ!!相手は子供なんだぞ。」

 

一同「え〜っ、子供!?」

 

桜子「ゴメン、てっきり新任の先生かと思って。」

 

しずな「いいえ、その子があなた達の新しい先生よ。さ、自己紹介してもらおうかしら。ネギ君。」

 

ネギ「ええと・・・あ、あの・・・私・・・僕・・・今日からこの学校でまほ・・・英語を教えることのなりました、ネギ・スプリングフィールドです。三学期の間だけですけど、宜しくお願いします。」

 

ネギが自己紹介を終えると、俺としずな先生は次に備えて耳を塞いだ。

 

クラス「キャアァァッッッッ!!美人〜!!」

 

朝倉「どこから来たの!?何人!?」

 

ネギ「ウェ、ウェールズの山奥の・・・」

 

裕奈「今何処に住んでるの!?」

 

ネギ「いや、まだ何処にも・・・」

 

流石に想像していたけど、そろそろ止めないと不味いな。

 

ツバサ「そろそろ席に戻れ!!そんなに一気に聞かれても答えられないだろ。それに、授業もあるんだから!!」

 

俺の一言で、ネギに集まってた皆は席に戻っていった。そしてようやく授業が始まった。

 

ネギ「あ、あのえ〜っと・・・まず128ページの・・・の・・・の・・・」プルプル

 

ツバサ「・・・ネギ、俺が書くから。教科書に載ってるのを書けばいいのか?」

 

ネギ「はい、お願いします。」

 

取り合えずグダグダだったが、授業は終わった。

 

ネギ「ふ〜、やっと一段落だ。」

 

ツバサ「お疲れさん。初めての授業はどうだった?」

 

ネギ「あっ、杜皮先生。」

 

ツバサ「ツバサでいいよ。」

 

ネギ「・・・じゃあさ、あの・・・お兄ちゃんって呼んでもいい?」

 

ツバサ「お兄ちゃんか?そう言えばネギには、お姉ちゃんがいたんだったな。」

 

ネギ「うん!!お兄ちゃんはお姉ちゃんとおんなじで優しいし、頼りになるし!!だから、お兄ちゃんって呼びたいんだ!!ダメ・・・かな?」

 

そんな顔をするな!!泣きそうな子羊みたいな顔をするな!!

 

ツバサ「ダメじゃない。だから、そんな顔するなよ。」ナデナデ

 

ネギ「わっ!?」

 

そう言いながら、ネギの頭を撫でてやった。

 

ネギ「それにしても・・・あの子の態度。カグラザカアスナって言うんだ。絶対泊めてくれないよ。」キュッキュッ

 

ネギは、タカミチから貰った出席簿の明日菜の写真にBOO、いじわると書いていた。

 

ツバサ「アハハハッ、やるじゃないかネギ。学校から出れば、お前も一人の人間だ。そんな事もしても罰は当たらないさ。」

 

そんな話をしてると、本を大量に抱えている宮崎のどかがふらふら歩いていた。

 

ネギ「危ないな〜。」

 

ツバサ「まさか・・・まずい!!」

 

のどか「あっ」

 

ネギ「やっぱし!?ラス・テル・マ・スキル・マギステル・・・ウエンテノース!!」

 

ツバサ「よくやったネギ!!そのままついでに助けに行ってこい!!」

 

そのままネギを掴み、宮崎まで投げた。俗に言う人間ロケットだ。

 

ネギ「あでぼっ!?」

 

ツバサ「ナイスキャッチ!!」

 

ネギ「アタタタ。だ、大丈夫ですか?宮崎さん・・・」

 

安否を確認するネギ。すると、目の前には神楽坂が立っていた。もしかして見られちまったか?

 

明日菜「あ・・・あんた・・・」

 

そう言って宮崎が起きる前に、ネギを担いで走り去った。相変わらず凄い脚力だな・・・

 

ツバサ「あ〜、大丈夫か宮崎?」

 

のどか「も、杜皮センセー!?もしかして杜皮センセーが助けてくれたんですか?」

 

ツバサ「正確にはネギだな。後でちゃんとお礼言っとけよ。」

 

そう言ったら、何処からか叫び声が聞こえてきた。

 

ツバサ(確かこの後の展開だと、ネギが魔法を失敗して明日菜の服を消したんだったな。)

 

のどか「あ、あのセンセー・・・今の叫び声は?」

 

ツバサ「大丈夫だ、既にタカミチが対応している。それより、危ないし本持ってくの手伝うぞ?」

 

のどか「あ、ありがとうございます。」

 

持っていた本の半分持って図書館島に向かった。本を届けると、宮崎から18時にネギ先生の歓迎会をしますので、是非参加してくださいと言われた。準備があるそうで、宮崎とは途中で別れた。暇なので、そのまま教室に向かっていた。ネギがやって来て、ようやく歓迎会が始まった。俺は適当に空いたスペースに入り飲み物を飲んでいた。すると、エヴァと茶々丸がやって来た。

 

ツバサ「珍しいな。お前はこんなパーティーには参加しないと思ってたわ。」

 

エヴァ「登校地獄の呪いも解けたしな、コイツらと一緒に卒業するし、参加しない訳にはいかんだろ?それに、愛する男が参加してるからな。」

 

ツバサ「・・・茶々丸。」

 

茶々丸「はいツバサさん。」

 

ツ・茶「エヴァ(マスター)がデレた(ました。)!!」

 

エヴァ「喧しいわ!!」

 

そんなやり取りをしていた。エヴァ達は料理を取りに離れ、入れ替わりで朝倉がやって来た。

 

ツバサ「ネギに質問はもういいのか?朝倉。」

 

和美「もう十分だよ。ボチボチ愛しの旦那様に会いたくなってね。」

 

ツバサ「旦那じゃないから。それに、お前がそう言うと何か嫌なことが起きそうで嫌だ。」

 

和美「酷い!?ツバサ兄私の事嫌いなの?」

 

ツバサ「・・・その目は反則だ。」

 

和美「だって・・・」

 

真名「おや朝倉、ツバサにぃに振られたかい?」

 

ツバサ「おいおい、勘弁してくれよ。女に泣かれるのが一番困るんだから。」

 

真名「私は事実を述べたまでだが?」

 

和美「ツバサ兄〜!!真名ちんがいじめる〜!!」

 

ツバサ「わかったわかった!!可哀想にな。」ナデナデ

 

真名「ムッ」

 

ツバサ「真名には、暫く俺の餡蜜は我慢させるから。」

 

真名「なっ!?ツ、ツバサにぃ!!それはあんまりだ!!私の生き甲斐を奪わないでくれ!!」

 

ツバサ「じゃあ朝倉にちゃんと謝れよ。そしたら許す。」

 

真名「朝倉すまなかった。少し調子に乗ってしまったようだ。」

 

和美「ううん、私こそ大人げなかったね。」

 

ツバサ「よし!!二人とも偉いぞ!!」ナデナデ

 

和美「わっ!?///」

 

真名「・・・///」

 

ツバサ「さて、そろそろお開きだな。流石に今日は疲れたな〜。」

 

ネギの歓迎会が終わり、朝倉達と一緒に女子寮に帰っていた。明日から暫くは騒がしいだろな。

 

ツバサ「んじゃ、また明日な。」

 

和美「お休みツバサ兄。」

 

真名「じゃあねツバサにぃ。」

 

楓「お休みでござるツバサ殿。」

 

こうして、新しくやって来たネギ。これからいろんな事に巻き込まれるんだろな。

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魔法先生ネギま オリ主 原作? ハーレム 

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