魔法少女リリカルなのはStrikerS 魔導師達のレヴュー 第7話 返答
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訓練を終え、ミノル達は食堂で食事をしていた。

 

お金の方ははやてが「今日は奢るで!」と(微妙なサイズの)胸を張って言っていたという。

ミノル・アキラ・ヤマトは新人4人と話しながら食事をしていた。

 

ミノルの朝食メニューはBLTサンドとシーザーサラダと野菜ジュースと果物沢山のフルーツポンチ。アキラはフレンチトーストとハムエッグとグレープフルーツジュースとプリン。ヤマトは通常は三段なのだが、倍の六段パンケーキとオレンジジュースを注文した。

 

「しかし…ヤマトはまだしも2人は凄いな〜」

 

三人の前には新人4人が食事をしているのだが、ミノルが驚いているのは、スバルとエリオが食べる量だった。

 

2人は山盛りナポリタンをガツガツと食べていたからだ。

 

「ほぉうかうらひんぱいたへあいとひきゅないかたてす(朝からいっぱい食べないといけないからです)」

 

「はうわいったらうくさがでんきをいうまうし(腹が減ったら戦は出来んと言いますし)」

 

「いや食いながら話すんじゃない」

 

食べ物を口にしながら喋るエリオとスバルに注意するミノル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝食後、新人4人はそれぞれの持ち場に行きミノル達は、はやてが所定の時間が来るまで食後の飲み物を飲んでいた。

 

「どうしますか、会議」

 

アメリカンコーヒーを口にしたヤマトが2人に聞いてきた。

 

「その事なら、兄さんが何か策があるみたい」

 

ミルクティーを飲んで小皿の上に置くアキラがミノルを見る。

 

「まあ…策というか作戦というか、まあ似たようなもんだ」

 

そう言ってミノルは熱い緑茶を飲もうとすると。

 

「あっ…茶柱」

 

茶柱が立っている事に気づき、微笑むミノルは緑茶を飲んだ。

 

 

 

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ミノル達ははやて・なのは・フェイトに連れられ向かったのは時空管理局本局のとある会議室だった。

 

「この会議室にお偉いさんたちが俺達のために集まったのかな?」

 

「本局の部隊の隊長たちと上官、佐官クラスの人達がこの中に」

 

ミノルの言葉に重い表情になりながらフェイトが話すと、アキラがフェイトの肩を叩く。

 

「これは僕達の問題です。あなた方がそう重く受け止める必要はありません」

 

「そうっすよ、これは俺達の問題っすよ?」

 

笑顔で話すアキラとヤマトだったが未だに重い表情の3人。

 

「まあ…入りますか」

 

そう言ってはやてがドアをノックした。

 

「古代遺物管理部機動六課部隊長八神はやて二等陸佐、入ります」

 

はやてはドアを開いてミノル達も後に続いて入っていった。

 

 

 

 

 

ミノル達が中に入ると数十人の隊長たちが座っていた。ミノル達は中央に立たされ、はやて達はその横に座った。

 

「あなた方の名前をお願いします」

 

中央に座っている将官数人の一人が三人に聞いてきた。

 

「俺はミノル」

 

「アキラです」

 

「ヤマトです」

 

3人は冷静な態度で挨拶をした。

 

「あなた方のデバイスの魔力ランクは調べさせていただきました…とても素晴らしいものだ」

 

「「「!?」」」

 

ミノル達は驚いた。訓練は機動六課の一部の者にしか知らないはず、なのにわかっている。

 

「確かあの訓練に使っていたガジェットって奴は…(ヒソヒソ)」

 

「なのは達の話では本局の最新鋭らしい(ヒソヒソ)」

 

「本局が僕達を調べるために寄越したんだよ、きっと(ヒソヒソ)」

 

3人が固まってコソコソと小声で話した。

 

「ええ…漂流者として保護するのはもったいない実力だ」

 

三人を他所に話を進めている上官達。

 

「それでは、君たちの身柄は我々本局が保護する方針で…」

 

「そう言ってどこぞのわからない部隊に入らせるんだろ?」

 

「「「!!」」」

 

なのは達は突然のミノルの発言に驚いた。なのは達だけでなくほかの上官たちも驚いている。

 

「俺達の魔力ランクを知っているって事はあんたらの行動は目に見えている」

 

「貴様!我々を誰だと!」

 

「知らないよ、初対面なんだから」

 

立ち上がった上官に冷静な態度で対応するミノル。

 

「まあ最初から俺たちのようなデバイスを持って、ランクがSランクの次元漂流者がいたらあんたらの様な権力をもつ組織が放っておく訳には行かないからな?」

 

そう言って上官たちを冷たい目線で見回すミノル。

 

「とにかく俺達はそんなドス黒い裏の顔がたくさんいる奴らの組織に保護されるなんて…ふっ、笑っちまうよ」

 

少し不気味な笑みをこぼすミノルにアキラとヤマトが苦笑いするが上官たちは少し怒りを表す顔つきになってきた。

 

「でも…条件付きならいいけど?」

 

『『『!!!???』』』

 

突然のミノルの言葉に上官達やはやて達はおろかヤマトも驚いた。

 

「ちょ!ミノル様!?一体…」

 

ヤマトがミノルに近づこうとするもアキラによって止められる。

 

「アキラ様?」

 

「大丈夫、解ってきたよ兄さんの考え」

 

「考え?」

 

ヤマトはアキラの言葉に少し疑問に想いながら落ち着いた。

 

 

「ほぅ?その条件とは何だ」

 

警戒しつつミノルの言う条件に食い付いた上官が聞いてきた。

 

『Hits!食い付いたぜ』

 

ミノルは心中獲物が食いついたと思った。

 

「一つ目は、俺達三人を別々にしないこと、まあ同じ部隊に入れることだな?」

 

ミノルが人差し指を突き出して話し、周りはミノルの言葉に耳を傾けた。

 

「二つ目は、まあ高待遇かな?」

 

中指を立ててミノルが話し、上官たちはこれなら大丈夫だろうと想った。

 

だがミノルは、この二つの質問に狙いがあった。

 

『今だ…』

 

そう思ったミノルは薬指を立てて口を開く。

 

「最後は…ここにいる局員全員が知っている管理局の裏の情報を、俺達三人に提供することだ」

 

『『『『『!!!』』』』』

 

ミノルの三つ目の条件に驚愕する一同、そしてざわざわと騒ぎ始める上官たち。

 

「だってそうだろ?俺達は本局に保護され、管理局様のために協力するんだから当然の事だと想うが?」

 

「き、貴様!そんな理屈が通用すると!」

 

局員の一人が叫ぶと、周りもそうだそうだと駆り立てる。だが、ミノルにとっては笑いのつぼの様なものだった。

 

「いや、最初から通用すると思っていないからそんな理屈」

 

「な、何だと!?」

 

「元々本局行くの俺達は返答は決まっている」

 

そう言ってミノルがアキラとヤマトの方を振り向いてウインクしてサインを送った。それに気づいた2人はミノルの隣に立った。

 

「答えは…お断りだ」

 

「白紙でお願いします」

 

「無かった事にしてください」

 

ミノル・アキラ・ヤマトの3人の答えは『No』だった。

 

「では貴殿らは本局での保護は断ると…」

 

「本局は断るけど…保護というよりお世話になるところは俺たちで既に決まっている」

 

そう言って3人が機動六課の3人、なのは・フェイト・はやてを見つめる。

 

「見知らぬ者が多すぎる本局より、我々は機動六課にお世話になります」

 

「「「ええっ!?」」」

 

アキラの言葉に3人が驚いた。

 

「どうします皆さん?天秤にかけるほどじゃないと思いますが?」

 

ヤマトが周りの局員達にそう呼びかけると、さっきまでとは違って落ち着いていた。

 

「・・・よかろう、それで構わん」

 

中央にいる上官が三人の申し出にOKの返答を出した。

 

「んじゃあ俺達は失礼する」

 

そう言ってミノル達が会議室を出ようと歩き出すが。

 

『結局ホラ吹いて六課に行くとは』

 

『あんな若い連中だらけのお零(こぼ)れ部隊で何が出来るか…』

 

一部の局員の言葉を聞いてミノル達は足を止めた。

 

「それと…俺達の前で機動六課にふざけた事言ってみろ、その時は」

 

ミノル達が壊れかけの人形のようにゆっくりと振り向いた。

 

「明日は無いと思え…」(ゴゴゴゴゴゴゴ・・・)

 

ミノルの目が赤く、アキラは青く、ヤマトは黄色く不気味に光り、背後からオーラのように殺気を放ち、会議室の全員を凍りつかせ、ミノル達は会議室を出た。

 

 

 

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ミノル達は本局の休憩場で新聞を読みながら座って、はやて達を待っていた。

 

「やっぱり即答で断ればよかったかな?」

 

「兄さんの悪い癖だよ…まあ気づいてよかったけど」

 

「そうですよ?自分なんかミノル様を掴んで止めようとしましたよ?」

 

ため息混じりでアキラとヤマトがミノルに注意した。

 

「あっ!いたで〜」

 

三人の前にはやて達がやって来た。どうやら会議が終わったようだ。

 

「それで…僕達の処遇は?」

 

恐る恐るアキラが質問すると、フェイトが口を開いた。

 

「あなた方は我々の方で保護する事に決定しました」

 

「本当ですか!よかった〜」

 

ヤマトは安心した様子で答えた。

 

「それじゃあ…ちょっと行きたい場所があるんだけど?」

 

ミノルが3人に行きたい場所があるが首都のクラナガンは来たことがないため、はやて達に案内してもらいたいのだ。

 

「ドコに行くんや?」

 

「ミッドチルダで一番デカイ銀行」

 

「「「え?」」」

 

ミノルの突然の一言にあ然とするなのは達。

 

「銀行で何するの?」

 

「まさか強盗!」

 

「狸娘は黙ってろ」

 

はやてが大声で言うがミノルに冷たく言われた。

 

「誰が狸娘や!!」

 

「まあまあ落ち着いてください」

 

半ギレのはやてを苦笑いしながら抑えるヤマト。

 

「けど何故銀行に?」

 

「「「換金」」」

 

フェイトの質問にミノル達3人が口を揃えて言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして到着したのはミッドチルダの首都クラナガンにある超大手のX銀行本社の応接室だった。

 

ソファーにはミノル・アキラ・ヤマトの3人が座っていてなのは達はミノル達の後ろに立ってある人物を待っていた。

 

「お待たせしました…私がこのX銀行のキンダと申します」

 

スーツ姿の男が挨拶し、ミノル達の向かいのソファーに座る。

 

「それで…換金でしたな?一体どれを?」

 

「ああ…コレだ」

 

そう言ってミノルとアキラは指をパチンと鳴らすとテーブルの上にアタッシュケース2つが出現した。

 

そしてそのアタッシュケースを開けると、中にはとんでもない物が入っていた。

 

 

それは…一つのアタッシュケースに3本の金塊、計6本の金塊が入っていた。

 

キンダだけでなくはやて達も驚きを隠せなかった。

 

「これは…本物ですか?」

 

「本物だ…何なら鑑定士を呼んでもいいんだぜ?」

 

自信満々の表情で答えるミノルにキンダが席をはずして電話をし始めた。どうやら鑑定士と電話しているようだ。

 

「ちょ!どうしたんや?この金塊」

 

はやてが餌に食いつくようにミノル達に聞いてきた。

 

「ああ…本来行く筈だった世界で使うつもりだったけど…いいかな〜って」

 

「そんな軽い感じで!」

 

ミノルのあっさりした言い方につっこむなのは。

 

「それよりどうやってこのアタッシュケースを出したんですか?」

 

フェイトはミノルとアキラの指パッチンで物が出現した事を聞いてきた。

 

「あれは僕達が向こうで用意したケースを魔法で隠したんですよ」

 

「そんな器用な魔法があるんやな〜」

 

はやてがミノル達の魔法に感心をしていてまもなくキンダが電話を終えて戻って来た。

 

「今専属の鑑定士が向かっていますので、少々お待ちください」

 

「ああ…わかった」

 

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10分後、応接室に鑑定士がやって来て、2人が持ってきた金塊を鑑定し始めた。

 

「むむむ…間違いなく本物の金、純金です」

 

鑑定士が驚きで震えながら口を動かして話す。

 

するとミノルはある事に気がついた。

 

「ヤマトは換金しないのか?」

 

「あっ!すっかり忘れてました」

 

ミノルの言葉にハッと思い出した様子のヤマト。どうやらド忘れしていた。

 

「それじゃあ…」

 

ヤマトはミノル達と同じように指パッチンするとヤマトの前に何かが入っている袋が出現した。

 

「何が入ってるんや?(コソコソ)」

 

「トランクじゃないね?(コソコソ)」

 

「金貨とか?(コソコソ)」

 

三人がヤマトの袋の中身に気になった。

 

「これもお願いしますよ」

 

そう言ってヤマトが袋をあけて、机の上にバラまいた。

 

「「「「「!?」」」」」

 

キンダと鑑定士、そしてなのは達が仰天した。

 

中に入っていたのはルビー・サファイア・エメラルドなどの宝石だった。

 

「お前らしいな…」

 

「今回は少ない…」

 

少し笑みをこぼしながらミノルとアキラが言う。

 

「鑑定士さん、自分が厳選して選んだ宝石たちです。期待してますよ?」

 

笑いながらヤマトが話すも鑑定士は口を開いたまま固まっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして鑑定が終わり、鑑定士が電卓を3つ使って額を提示した。

 

「金額の方はコチラで…」

 

鑑定士が金額を示している電卓を三人に見せた。

 

「「「ええっ!?」」」

 

なのは達がその金額を見て驚き、目を疑った。

 

ミノル・アキラ 460万(計920万)

 

ヤマト 450万

 

「まあ…妥当かな…アキラは?」

 

「僕も大丈夫かな?」

 

「自分もこの値段で大丈夫です!」

 

3人は鑑定士が出した値段に納得する。

 

 

「では…用意いたしますので少しお待ちください」

 

 

 

 

 

10分後、キンダがトランクケースを持ってきた。

 

そしてミノル達がトランクを開けると札束がビッシリ入っていた。なのは達はその数に固まった。

 

「確かに…」

 

3人はそれぞれのトランクを持って立ち上がった。

 

「またのご利用を…」

 

「ああ…」

 

こうして一行はX銀行を後にした。

 

「なあなあ、お三方〜」

 

部屋を出て歩いている途中で、はやてが3人に話しかけた。

 

「何ですか?ニヤニヤして…」

 

ヤマトがはやての態度に不気味を感じた。

 

「そのお金はどうするん?」

 

「まあ…とりあえず日常的なものを色々買い揃えるつもりだが?」

 

「そうか〜」

 

はやてが言って少し間が空いた。

 

「よかったら「断る」まだ何も言うとらんで!?」

 

はやてが言っている途中でミノルが断った。

 

「大方お金を預けるの名目でネコババするんだろ?」

 

「そんな事しないでホンマ!」

 

「信用できないですよ?狸の尻尾を振ってる狸娘には命尽きても嫌ですから」

 

「アキラ君酷い!笑顔で言ってるけど酷いで!!」

 

笑みを浮かべながら毒を吐くアキラにつっ込むはやて。

 

「大丈夫ですよ?お金の管理は自分たちでやりますから」

 

かなり真っ直ぐで正直なヤマトの言葉にはやては心にヒビが入った。

 

「ううーフェイトちゃ〜んその大きいお山で慰めて〜」

 

「はいはい…」

そう言ってはやてを慰めるフェイトを見て苦笑いを浮かべるなのはだった。

 

 

「さてと…六課の隊舎に戻ろうと思うんだけど…提案がある」

 

銀行前でミノルがなのは達にある提案を話す。

 

「それはいいね…」

 

「賛成です!お三方は?」

 

アキラとヤマトがミノルの言う提案に賛成し、ヤマトがなのは達の意見を聞いてきた。

 

「私は大賛成や!!」

 

いち早く手を挙げて賛成したのはこういう事に敏感のはやてだった。

 

「私もいいよ」

 

「うん!」

 

なのはとフェイトもミノルの言う提案に賛成した。

 

「それじゃあ…○○○の手配よろしく!」

 

 

 

 

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ところ変わって機動六課の隊舎。

 

「じゃあミノルさん達は本局に…」

 

「うん…」

 

なのは達の話しにスバル達はテンションが落ちて、凹んだ。

 

「ティア…ミノルさん達とはもう会えないのかな?」

 

「わからないけど…たぶん…」

 

ティアナも少し声を小さくして話した。

 

「あ〜あ…シグナムも残念だな?アキラにリベンジ出来なくて」

 

少し嫌味を込めたかのようにヴィータがシグナムに言う。

 

「ふん…その時は本局まで行って再戦を申し込むまでだ」

 

「本局まで行くことかよ!どんだけくやしいんだよ!?」

 

「さてと…皆、凹んでいる暇はないよ?午後の訓練始めるよ?」

 

 

 

着替え終えたスバル達とシグナムとヴィータが訓練所に入ると

 

「おーい訓練前なのに何だその顔は」

 

「訓練なのにそんなやる気とは…いい度胸だね?」

 

「ほーら!元気に訓練しましょう!」

 

『えっ…!?』

 

スバル達やシグナムとヴィータが驚いた。

 

そこには本局に行ったと聞かされていた3人が準備運動をしていた。

 

「どうして…ここに」

 

「本局に保護されたんじゃあ?」

 

ティアナとスバルは驚きながら聞いてきた。

 

「本局行きは断って機動六課にした」

 

「不満ですか?」

 

「とんでもないです!スゴく嬉しいです!ねぇ!!ティア!?」

 

「えっ!!ええ…」

 

ヤマトの言葉にアタフタしながら答えるスバルとティアナの2人。

 

「僕は嬉しいです!シグナル副隊長を倒したアキラさんと一緒いられるなんて!」

 

「ありがとう…でも後ろも気にした方がいいよ?」

 

「えっ…」

 

エリオが後ろを振り向くと殺気を放っているシグナムが仁王立ちしていた。

 

「ほぅ〜前までは私に憧れていたにも関わらず、私に勝った男に鞍替えするとはな…」

 

「い…いや…そんな事は…」

 

怯えるエリオにアキラが少し笑う。

 

「しょうがないよ…明日から僕はライトニング分隊所属の民間協力者になるんだから」

 

「「「えっ!?」」」

 

アキラの発言に驚く3人。

 

「アキラさん、ライトニング分隊に入るんですか!?」

 

「うん…よろしくね」

 

キャロの言葉に笑顔になりながら返すアキラ。

 

「ちなみに俺はスターズ分隊だから…」

 

「ホントですか!!」

 

目を輝かせながらミノルの前に立つスバル。

 

「自分はロングアーチで前線援護、つまりあなた方の部隊の前線攻撃支援です」

 

「それじゃあ射撃系ですか?」

 

「お2人ほどではありませんが自信はあるよ」

 

ティアナの質問に笑顔で答えるヤマト。

 

「まあとにかく…よろしくな!!」

 

こうしてミノルとアキラとヤマトの機動六課の生活が始まった。

 

 

説明
今回は戦闘シーンはないですが、駄文ですハイ…
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