真恋姫無双 〜再び君に逢いたい〜過去編 3話
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〜ある森の中〜

 

 少女1「ハァ...ハァ...」

 

 少女2「○○!早く!」

 

 少女二人は息を荒くしながら男たちから逃げていた

 

 男「こっちいたぞ!」

 

 少女2「○○!急いで!」

 

 少女は,紫の髪をした少女を声をかけたが目の前を見たら岩の壁だった

 

 少女2「しまった!ここ行き止まりじゃない」

 

 少女1「ごめんなさい,○○ちゃん私の我が儘に付き合ったせいで」

 

 少女「○○,別にあなたを責めるつもりはないわ,」

 

 メガネをかけている少女が紫の髪をした少女に言っていたら、先ほどから自分たちを探していた男たちが話しかけてきた

 

 

 男1「おいガキ,もう逃げ場がないんだあきらめな」

 

 男2「そうだ、もうあきらめて俺らについてきてもらおうか」

 

 男たちが少女2人に言っていたら眼鏡をかけていた少女が激怒した

 

 少女2「あんたらみたいな,下衆みたいなやつに誰がついていくはずないでしょ!」

 

 少女1「○○ちゃん・・・・」

 

 男1「ガキのくせに生意気なこと言いやがって」

 

 男2「兄貴,こいつらかわいがるのをいいかもしれませんね」

 

 男1「そうだな,じゃー楽しみとするか」

 

 男2人が少しずつ少女たちへ迫ってきており,眼鏡の少女がもう一人の少女を庇っていたら、一人の少年が男たちの後ろにいた

 

 少年「なぁー弱い者いじめはダメだろ?」

 

 男1「なんだよこのガキ、こっちはお取込み中なんだよ...」

 

 男2「あっち言ってな」

 

 少年「さすが人間の屑だな」

 

 それを聞いた男は激怒

 

 男1「ガキ!今何っt」

 

 男2「ぎゃあああああああああ」

 

 男1「ひっ!ひぃぃ」

 

 男が後ろ向こうとしながら言おうとしたとき、仲間の叫び声が聞こえた方を見たらさっきいた少年が血が付いた刀を握っており,男の仲間が死んでいた

 

 少年は男を睨みつけた男は少年の殺気に当てられて逃げようとしたが

 

 少年「お前どこに行くんだ?」

 

 少年はもう男の目の前にいた

 

 男1「な!、お前いつの間に」

 

 少年「はぁ...あんたらみたいな人を見るとほんと殺したくなるよ」

 

 男「ガキが,調子乗ってんじゃねー!」

 

 男は少年に馬鹿にされて激昂して剣を抜こうとしたが

 

 少年「くたばれ...屑が!」

 

 ザスッ!

 

 男「がはっ....」

 

 男は,剣を抜くこともなく少年に斬られて絶命した

 

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 それを見ていた少女たちは唖然としていると少年が少女たちのところへ行き声をかけた

 

 少年「さてと,君たち大丈夫?」

 

 少女2「ええ、ありがとう」 

 

 少女1「へぅー...ありがとうございます」

 

 少年「すまないが,ここはどこ?」

 

 少女2「ここは天水の城はずれの森ですけど?...」

 

 少年「そうか,ありがとう」

 

 少女2「それにしてもあなた,珍しい服よね異国の人?」

 

 少年「うん,そうだよ」

 

 少女1「あのー...よかったら城に来ませんか?」

 

 少年「え?いいの!?」

 

 少女2「ええ、助けた御礼もしてないし,どうせ行く当てもないんでしょ?」

 

 少年「うん,ありがとう...えっと」

 

 董卓「あ、わたしは姓は董、名は卓、字は仲頴、真名は月です」

 

 少年「はい?」

 

 賈?「僕は賈?、字は文和、真名は詠よ」

 

 少年「え?」

 

 賈駆「ちょっと!人の名前聞いて驚くってなんなのよ!」

 

 少年「あ、ごめんごめん(本当に女性だったんだ)」

 

 賈駆「ところであんたの名前は?」

 

 一刀「そうだったね俺は北郷一刀、よろしくね」

 

 それを聞いて詠は首を傾げた

 

 賈駆「北郷?姓は北、名は郷、字が一刀?」

 

 一刀「いや,姓が北郷、名一刀,字と2人が言ってた真名?とかはないよ」

 

 賈駆「え!?あなた真名を持ってないの?」

 

 一刀「うん,俺の国ではそういうのはないんだ,だから真名ってなんなのか教えてほしい」

 

 一刀がそう聞くと,董卓が言った

 

 董卓「真名というのはこの大陸の人が持っている,その人の本当の名です。家族,親しい人以外には教えてはいけない神聖な物でもあります」

 

   ですから知っていても言わないでください,もし言ってしまったら首を刎ねられても文句は言えません」 

 

  それを聞いて一刀は驚いた

 

 一刀「ええっ!じゃー君たちはそんな大事な名前を俺に教えてくれたの?」

 

 詠「ええ,僕と月を助けてくれたから」

 

 月「はい!」

 

 ふたりは頷いたそれを見て一刀は言った

 

 一刀「じゃー俺も一刀でいいよ,たぶんここで言う真名に一番近いから」

 

 月「わかりました,ではこちらです」

 

 詠「ほら,早く来なさいよ」

 

 一刀「はいはい」

 

 詠「あと聞きたかったんだけどその刀長すぎない?」

 

 一刀「そう?自分では結構使いやすいからいいんだけど」

 

 月「すごいですよ」

 

 3人は話しながら森をあとにした

 

 

 ====天水城内=====

一人の女性はとある一室で焦っていた

女性「(董卓様と賈駆が突然いなくなって半刻経っている警邏にも聞いたが見てないらしい,もし森の中に入っていたらあの森の中は賊がいると聞いている, 

 

 急がないと董卓様や賈駆にもしのことがあれば,今は亡き雅様,夫人に申し訳が立たない)」

 

 そう心の中で思っていたら兵士が入ってきた

 

 兵士1「○○様!隊の編成終わりました」

 

 女性「よし!これより森の探索に入る!」

 

 兵士1「っは!!」

 

 その兵士が臣下の礼をして大広間から出ようとしたら別の兵士が走ってきた

 

 兵士2「○○様!」

 

 女性「どうした!」

 

 兵士2「董卓様と賈駆様が見つかりました」

 

 女性「本当か!それでお怪我は?」

 

 兵士2「はい,すこし足に擦り傷程度と聞きました...」

 

 女性はふたりの無事がわかって胸に手を当てほっとしたが、兵士の様子がおかしいと思い聞いた

 

 女性「どうした?」

 

 兵士2「はい...実は董卓様と賈駆様と一緒に少年がいまして」

 

 女性「少年?その物がどうした?」

 

 兵士2「はい...実は見たこともない服を着ていたので」

 

 女性「見たこともない服?」

 

 兵士2「はい...それと薙刀ぐらいの刀を所持していました」

 

 女性「ほぅー...そんなのを扱ってるのか,その少年は?」

 

 兵士2「はい...今は董卓様と賈駆様とご一緒に城門前に」

 

 女性「わかった,すまないな」

 

 兵士2「いえいえ,董卓様は我々兵や街の民へいつも気を使ってくれているのでこのぐらい大したことありませんよ」

 

 兵士1「そうですよ,では我々はこれで」

 

 そう言って兵士2人は部屋をあとにした,女性は城門前のにいる月たちを迎え行くため部屋をあとにした

 

 ???Side終了

  

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 一刀たちは森から抜けたら少し離れたところに街の入り口らしき門があり,そこに門番らしき人がいた月はそれを見て走ってその人たちの元へ言って経緯を話門を開けてもらい

 

 一刀は街へ入ったそこはとても賑やかで活気のあるところだった

 

 一刀「すごいところだね」

 

 詠「まぁー親子2代で繋いだ努力の結晶だからね」

 

 一刀「どういうこと?」

 

 詠「そうね,あなたなら話してあげる」

 

 詠は話してくれた,天水の領主は月だと言うことを,なぜかというと月が生まれてすぐにここの領主だった父親は病で死んでしまって,

 

 後任で母親が務めていたが半年前母親も病気で死んでしまって月が後任で天水の領主になったそうだ

それ聞いて一刀は少し悲しそうな顔をして,頷いた

 

 一刀[そうなのか...」

 

 詠「ええ,でも月は親が死んだのに一つも涙を流さなかったわ...」

 

 一刀はそれを聞いて今の父親の状態が気になってしょうがなかった,それと現代にいる弟と妹のことも早く元の世界へ戻りたかったがどうしてもこの子たちにを見捨てるわけにはいかなかった

 

 そう思いながらつぶやいた

 

 一刀「父さん,刃義,柚刃...俺まだそっちに戻るには時間が掛かると思うけど待っててくれ」

 

 月「一刀さん?一刀さん!」

 

 一刀「え?あ、ごめん」

 

 月「はい,ここが天水の城です」

 

 一刀は目の前の目に収まるぐらいの門が目に入った

 

 一刀「お・・・大きいね」

 

 詠「じゃー開門お願い」

 

 詠が兵士にそう言うと

 

 兵士「っは!」

 

 ギギギギギギ

 

 門が大きな音を立てながら門を開いたが,その開けたら目の前に銀色の髪をした女性がいた。

女性「董卓様,賈?ご無事でしたか!」

 

その女性は月と詠を見るなり目に涙を溜めながら,二人の元へ行き二人を抱き寄せて言った

 女性「もし,董卓様に何かあったら私は,私は...」

 

 女性は今まで溜めていた涙を溢れんばかりに頬から流したそれを見て月は

 

 月「へぅ〜,華雄さん心配させて申し訳ありません」

 

 一刀「(この人が董卓軍の剛将:華雄か)」

 

 一刀は驚かなかった董卓がいるということは,あの剛将華雄もいることも知っていたからだ

 

 華雄「ほぅ,そなたが兵が言っていた少年か」

 

 一刀「はい...」

 

 華雄「ところで,そなたどこから来たんだ?兵士に聞いた通り見慣れない服装だ」

 

 一刀「はい...私はこの国の海を東渡ったところにある島国から来ました」

 

 華雄「何!なぜそんな遠い来たのか!」

 

 一刀「はぁーまぁ来たというか半強制的に来させられた言うのが」

 

 華雄「???」

 

 一刀「いやなんでもありません」

 

 華雄「あ、そうだまだ名を言ってなかったな,私の名華雄だ」

 

 一刀「俺は北郷一刀です 北郷か一刀と呼んでください」

 

 華雄「あぁーなら私は華雄でいい」

 

 一刀「はい,華雄さん」

 

 華雄「北郷,森の中で何かあったか聞いていいか?」

 

 一刀「はい,実は...」

 

 

 一刀は賊のことと真名を許してもらったことを話して

 

 華雄「北郷,我が主董卓様を守っていただいて感謝仕切れない,真名の件は了解したそれに聞きたいんだが北郷は殺しなどを生業にしているのか?」

 

 一刀「いえ,人のははじめてです」

 

 それを聞いて月,詠は驚いた

 

 月「え!?そうだったんですか!?」 

 

 詠「あの腕前と放っていた殺気は華雄以上だったわね」

 

 一刀「まぁ...一応父親と祖父からは剣術を教えてもらっていたけど,俺の国じゃ争い事なんかなかったからなー」

 

 華雄「それは本当か!」 

 

 一刀「はい,各国は戦争とか紛争とかありましたけど,私の住んでいた国ではそういうのはありませんでした」

 

 月「すごい平和な国なんですね」

 

 そう4人が話していたら城門の方から声がした,兵士が揉めていた

 

 門番1「お、おい大丈夫か!」

 

 門番2「お前,ひどい怪我じゃないか急いで手当てしないと」

 

 兵士3「そんな事より急いで董卓様にご報告をさせてくれ!」

 

 一刀たちは何事かと思い見てみる体を傷だらけにしていたため月が戸惑いながら

 

 月「大丈夫か!すぐに手当てしないと」

 

 華雄「いえ、董卓様この者はこの傷を負いながら我々に知らせを入れるために駆け付けたのです、それから聞いてもでも遅くないかと」

 

 月「そうですね,何があったんですか?」

 

 兵士3「董卓様,申し訳ありませんでした我々が不甲斐無いばかりに」

 

 詠「どういうことよ!説明して頂戴」 

 

 兵士3「はい,私は董卓様がこの街から少し離れた村を守っている兵士です」

 

 華雄「確かにこの街から少し離れたところ村があるがそれがどうした?」

 

 兵士3「はい,そこに賊が攻めてきて我々も対抗したのですが村の人々を人質に囚われてしまいました」

 

 詠「な、なんですって!」

 

 華雄「急いで軍の編成を」

 

 兵士3「それはいけません!」

 

 月「なんでですか」

 

 兵士3「もし軍を連れて行ったら村の人々は殺されてしまいます」

 

 詠「だったらどうしろと言うのよ!」

 

 そう詠が叫んだ瞬間

 

 一刀「じゃー俺一人で行こうかな」

 

 華雄「な、北郷お前本気で言っているのか!」

 

 一刀「うん,そうだけど」

 

 詠「馬鹿!いくらなんでも危険よやめなさい」

 

 そう言ったら一刀は真剣に言った

 

 一刀「詠...確かに危険だが村の人々の苦しみに比べればこんなのほんの小さいものなんだよ」

 

 月「わかりました...一刀さんお願いします」

 

 詠「ちょっと月本当に行かせる気なの」

 

 月「その変わり一刀さん,約束してください生きて帰ってくるって」

 

 一刀「わかったよ,月約束するよ」

 

 月「はい」

 

 一刀「それじゃー道案内よろしくお願いしますね,えっと...」

 

 兵士3「私はケ艾です」

 

 ケ艾「我が名はケ艾,字は士載です」

説明
3作品目です〜
 
すいませんリアル事情があった更新するのに時間が掛かってしまいましたすいません 
 亀更新ですがよろしくお願いします
 
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コメント
 月「大丈夫か!すぐに手当てしないと の部分 修正した方がいいと思います。  月の口調がなさすぎるよ、、(qisheng)
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恋姫†無双 真恋姫無双北郷一刀 

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