真・恋姫†無双?紅き闘士?その6
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一刀の歓迎の宴があった翌日一刀以外は朝議で

 

内政等話し合いをし、山賊等の対処をどのように行うか話終え、

 

最後にこれからの一刀への仕事をどうするか?という話になり、蓮音は

 

『そんなの呉に一刀の血を入れるために毎朝毎晩抱いてもらうわ!!私を!!』

 

私が王だから意見は言わせないとばかりにふふ〜んっと言い放つも、

 

全員から(冥紗、雪蓮、冥琳、祭)反論され、そして無視され一人イジケテいる江東の虎。

 

そんないじけている虎をほっときながら冥紗が

 

『一刀君の話によると天の国ではここより工業、商業など

進んでいると話をしていたので、街を見てもらって感想を聞くことにしましょう。』

 

他、3人+1人もその意見に頷き

 

『では、今日から私か冥琳が一刀君を街に連れて行き、気付いた点を聞くので

その間、他の者は政をしっっかりするように!』

 

冥紗が釘をさすように言い本日の朝議は終了。

 

本日は冥琳が付き添う事になり

 

(お義兄様と視察か…どのような話が聞けるか楽しみだな)

 

さっそく一刀の元に向かう

 

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一方、一刀はいつも通り、武術の鍛錬をする為中庭で柔軟をし終え

 

緩やかに構えていた。

 

『流水』

 

全身の加速を拳に乗せる業。

 

ただひたすらに拳を突き出す。

 

色々な角度、場面を想定し行う。

 

その動きに先ほどから中庭に居た冥琳は釘付けになっていた。

 

 

(私もすこしは武というものを分かっているが…素手でもこれ程の武を持っているのですか…)

 

程なく、朝の鍛錬を終えた一刀が冥琳に気付き

 

『冥琳?どうした??』

 

相変わらずの爽やかさに冥琳は顔を少し紅潮させ

 

『今日は、街の視察をお義兄様と行こうと思うのですが、来てくれますか?』

 

『うん、じゃあ少し待っててくれる?用意してくるから。』

 

そう言い一刀は冥琳の横を通り過ぎて部屋に戻っていくのを見守った

 

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その際、一刀は自分の部屋に帰るだけなのに数人の侍女に捕まりとても時間が掛った、

 

ある者は飲み物を持って来て、

 

ある者は手拭いを持って来て、

 

ある者は汗をかいているので、お召し物を変えるお手伝いをと

 

全員が顔を紅くさせ近づいてくるのだ。

 

さすがに最後のは丁重にお断りしたが、その侍女はとても残念そうに戻っていった。

 

一刀はどうしたんだろ??と考えながら部屋に戻った。

 

 

 

一刀を待っている間、冥琳は視察の事を考えていたが、重大な事に気付く

 

(これは良く考えたら逢引になるのでは…?視察という名の逢引…お義兄様と二人で…)

 

それを深く考えていた(どのようにすれば逢引と視察を同時に満足してできるか)時

 

一刀が戻り、冥琳に声をかける。

 

『ごめん!お待たせ!冥琳、さぁ行こっか?』

 

『・・・』

 

冥琳から返事が無いので一刀は

 

『め〜い〜り〜ん?』

 

と冥琳の顔の目の前まで覗きこみ、気付いた冥琳は顔をとても紅潮させ

 

『オホン!では行きましょうかお義兄様!』

 

不意打ちで顔を覗きこまれ少し動揺したが、平静を装い街に向かっていった。

 

そんな冥琳が逢引という名の視察に出かけた後

 

 

城内で朝議の視察の件が逢引になるという事に全員が気付いてしまい、

 

 

 

 

 

 

尾行作戦が開始されようとしていた…

 

 

 

 

 

説明
そろそろタイトルが話と関係ないと思い始めた雪人です。
今回はちょっと話が進んだ程度なので
ほぼ、拠点みたいな感じになってます!
そして、蓮音さんは通常運転です!
ではどぞ〜!
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コメント
naku様>夜這い朝駆けは○女の基本ですので!その内、虎が本領発揮するでしょう。(雪人)
西湘カモメ様>そうですね?。改稿しときます☆(雪人)
雪蓮と冥琳が一刀と同年齢で兄と呼ぶには違和感有るから、2〜3歳くらい年齢下げたら?(西湘カモメ)
タグ
ほぼ拠点 冥琳 蓮音 北郷一刀 真・恋姫†無双 

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