【プロローグ】

人間とエルフ。

人間種族は、遥か昔から手を取り合いお互いを支え合って

生きていた。

彼らの間に【種族】というものはなかった。

共に、喜びや悲しみを分かち合っていた。

ーーーしかし、年月が重なるにつれ【考える】ことを

覚えた人間は【種族】という疑問を持ち始めた。

年月を経ていくにつれ、人間達は様々な技術を身に付ける

ようになり【人間は人間だけで生きていける】という思いを抱き、

その一部の人間はエルフを迫害し始めた

そしてエルフも【考える】ようになった

【何故迫害されなければならない】【人間は変わってしまった】

【もう、昔のようにはなれない】と

人間とエルフの関係は修復をされぬまま、ただ溝を深めて

いき、とうとう【種族戦争】を引き起こした

そして、その戦争は、より人間とエルフの関係を劣悪にしてしまった