真・恋姫無双 三人の天の御遣い 第二章『三??†無双』 其の四十九 
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第二章  『三??†無双』 其の四十九

 

 

本城 後宮 紫苑親子私室             (時報:桂花七人目 妊娠四ヶ月)

【紫苑turn】

 

「どう、璃々?ご飯は食べられそう?」

 

 寝台で横のなったままの璃々の顔を覗き込んだ。

 掛布団から覗かせた顔には気分が悪いと書いてある。

 

「うぅ〜〜〜」

 

「もう、母親になるあなたが子供に戻ってどうするの。無理してでも少しは食べなさい。」

「…………お母さんはよくこんなの二回も我慢出来たね………」

 

 唇を尖らせる璃々には悪いけど、こんな会話をわたくしは楽しんでいた。

 璃々が寝込んでいる理由はつわりの所為。

 ご主人さまと出会って間もない頃から思い描いていた夢がこうして実現できたので、

わたくしは内心ウキウキしていた。

 

「それは璃々に露柴に崔莉と会う為と思っていたからよ。璃々もお腹の子の顔が早く見たいでしょ♪」

「そうだね…………お母さんも崔莉と露柴の時は大変だったよね。」

 

 あの頃の璃々は九歳。それが今は十五歳ですものね。

 大きく、強く育ってくれたわ。

 

「今思い出すとそれも良い思い出よ♪だから璃々も頑張って良い思い出にしなさい♪」

 

「苦しんでる最中じゃそんな余裕ないよ………」

 

 不満そうにしながらも上体を起こし、椀によそったお粥に手を伸ばしてくれた。

 そんな璃々を見てわたくしは頬が緩んだ。

 

コンコン

 

『すいません。二刃ですけど、入っても良いですか?』

 

 ノックの音に続いて二刃ちゃんの声。

「はい、どうぞ。」

 わたくしは立ち上がって二刃ちゃんを迎えた。

 

「おはようございます、紫苑さん。璃々は……あ、起きてるね。おはよう、璃々。」

 わたくしは二刃ちゃんに挨拶を返してから椅子を勧めた。

 

「璃々ったら、今やっとお粥を食べ始めてくれたのよ。」

 わざと困った顔で言うと璃々はまた口を尖らせる

「しょうがないじゃない……気分が悪いんだもん………」

 文句を言いながらも粥は食べ続けてくれていた。

 

「街で人気の黄敍将軍もつわりには勝てませんか♪」

「まだ負けてないわよ!この長期持久戦を乗り切ってみせるんだから。」

「その為にも少しずつでいいから食べてね。」

 

 二刃ちゃんが居てくれて本当に良かった。

 璃々はこれまで同い年の友人が居なかったから、こうして気安い会話の出来る相手は貴重だわ。

 わたくしにとっての桔梗と祭さんみたいに。

 

「いつか二刃だって同じ経験するんだから、覚悟しときなさいよ!」

「そ、そんな!あたしはまだ!………………」

 あらあら、二刃ちゃんったら赤くなって♪

 でも、二刃ちゃんと華佗さん……………そろそろもう一歩前進してもいい頃だわ。

 

『璃々ぃ!紫苑と二刃、まだ部屋に居る!?』

 

 廊下から聞こえて来たのは小蓮ちゃんの声だった。

「はい。わたくしと二刃ちゃんはここに居ますよ。」

『良かったぁ!ごめん!ちょっと蕾蓮がグズってるの!助けて!』

 わたくしが扉を開けると小蓮ちゃんが一歳になった蕾蓮ちゃんを抱っこしていた。

 蕾蓮ちゃんは不機嫌そうな顔をして抱きついている。

 おしめや空腹なら小蓮ちゃんが助けを求めて来る筈無いので心配だわ。

「蕾蓮ちゃん、ポンポン痛いの?」

 

「ねぇねぇ〜!」

 

 蕾蓮ちゃんはわたくしの後ろを見て小さな手を伸ばした。

「え?あたし?蕾蓮ちゃんどうしたの?」

 二刃ちゃんも椅子から立ち上がってこちらに来てくれる。

 蕾蓮ちゃんは二刃ちゃんの顔を見たら急にご機嫌になってしまった。

 

「もう、この子はぁ……母親の私より叔母の方が良いのね…………」

 

 二刃ちゃんが手を握りほっぺを撫でてあげると蕾蓮ちゃんは嬉しそうに笑い出した。

 そうだわ!二刃ちゃんがこうして子供をあやす姿を華佗さんにもっと見せてあげたら、

華佗さんが二刃ちゃんに子供を産んで欲しいと思ってくれるかも!

 

「小蓮ちゃん。わたくしと二刃ちゃんはこれから医務室に行くのだけど、一緒に行きましょう?

今蕾蓮ちゃんから二刃ちゃんを引き離すと、またご機嫌ななめになってしまいそうですし。」

「あ!今日って紫苑達の定期検診の日だったわね。それじゃあ私もちょっと早いけど一緒に検診受けちゃお。

蕾蓮の健康診断もしておきたいし。」

 小蓮ちゃんには医務室に向かう途中で今の考えをこっそり教えてあげましょう♪

「では決まりね♪璃々、お母さん達は医務室に行ってくるけど、

その間誰かに看て貰える様にお願いしておくわ。」

「大丈夫だよ。具合が悪くなったら呼び鈴鳴らすから。それよりも、お母さん。」

「なに?」

 

「今月こそは懐妊出来てるといいね♪」

 

 璃々の向けてくれた笑顔に励まされ、わたくしは医務室に向かった。

 

 

 

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本城 医務室

【紫苑turn】

 

 医務室に向かう途中でわたくしは小蓮ちゃんに先程の考えを耳打ちした。

「(面白そうね♪…………そうだ、後でお姉ちゃん達にも協力してもらおうっと♪)」

 小蓮ちゃんは更に何か思い付いたみたいで、楽しそうに笑っている。

 

 わたくし達が医務室に到着すると、桔梗と祭さんが先に来ていた。

「紫苑、今日は少し遅かったな。璃々のつわりが重かったのか?」

「それに小蓮様までご一緒とは………蕾蓮様のお加減でも?」

 二人が心配したので理由を簡単に説明した。

「はっはっは♪二刃様は本当に子供達に好かれておりますな♪」

「儂の所の宴も『お母さんに赤ちゃんができれば桂花媽媽のお家に引越せるのに』と、駄々を捏ねてな♪

今月もお預けになったがの♪」

「あら?それでは二人共、もう検診を終えたの?」

 二人は早く終わらせて、二刃ちゃんが華佗さんと一緒にいる時間を増やそうとしたのね。

 それと懐妊出来ていたら、わたくしも驚かせられると思っていたに違いないわ。

 

「ねえ、先に私が検診受けちゃっていいかな?」

 

 小蓮ちゃんがこう言い出したのはわたくしと先程決めて有った事。

「二刃、悪いけど蕾蓮を抱っこしてて貰える?」

「はい♪」

 こうして二刃ちゃんが子供と居る所を華佗さんに見せる為に。

 

「よし、孫尚香!始めるぞ!」

 

 華佗さんはいつもの様に胎児恵光をして、結果は………こちらもいつも通りだった。

 胎児恵光に集中するので二刃ちゃんの方をあまり見ないのも誤算だったわ………。

 

「では、黄忠さん!始めるぞ!」

 

 二刃ちゃんが立つ位置をもう少し考えなければ駄目ね。

 

 

「視えたっ!!おめでとう!懐妊だっ!!」

 

 

「え?」

 わたくしは自分の考えに没頭していたので、反応が遅れた。

 

「おめでとう、紫苑!また先を越されたな♪」

「おめでとう!今回は儂も負けてしまったのぅ♪」

 桔梗と祭さんが先にお祝いの言葉をくれた。

「おめでとう、紫苑♪」

「おめでとうございます、紫苑さん♪」

 小蓮ちゃんと、蕾蓮ちゃんを抱っこしたままの二刃ちゃんもわたくしの所に来てお祝いをしてくれた。

 

「あ、ありがとうございます。」

 

 お礼の言葉を言ってから、次第に懐妊したという事実が頭に染み込んで来る。

 これでまたひとつ、わたくしの夢が叶ったわ…………

 

 璃々と一緒に妊娠するという夢が♪

 

 

 

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本城 後宮談話室

【緑一刀turn】

 

「「おかあさんに赤ちゃんができたの!?」」

 

 崔莉と露柴の双子が大きな声を上げた。

 その表情は驚きよりも喜びが勝っている。

 こうして改めて見ると、小さい頃の璃々が二人並んでいるみたいだな♪

 

「「「そうだぞ♪だから明日、崔莉と露柴とお母さんは俺たちと一緒にお出かけだ♪

何処か行きたい所は有るか?」」」

 

「「璃々おねえちゃんは一緒じゃないの?」」

 喜びから一転、寂しそうな顔になってしまった。

「「「璃々はつわりで具合が悪いからお出かけ出来ないだろ?」」」

「「璃々おねえちゃんかわいそう………」」

 崔莉と露柴は璃々が仲間外れにされるのを気にしているのか。

「「「それなら崔莉と露柴がお出かけの後で、璃々にどんなだったか教えてあげような。

そうすれば、璃々も一緒に行けたみたいに思ってくれるぞ。」」」

 

「「うん!そうする!!」」

 

 双子が決意に満ちた目で返事をした

 優しい子に育ってくれていて安心するな。

 二人が何処に行くか相談を始めたので、俺たちは口を挟まない様に談話室の中に視線を巡らせる。

 紫苑は和やかに音々さんと話をしていた。

 音々さんは臨月のお腹を抱えて微笑んでいる。

 

「中々、紫苑ちゃんに追いつけないですね。」

「いえいえ、ねねちゃんが((音音|ねおん))ちゃんを産んでいるのですから、今は丁度互角だと思いますよ♪」

「いえいえ、出産回数が現時点で紫苑ちゃんの方が多いではないですか♪」

「いえいえ、音々さんも直ぐに((音肆|おとよ))ちゃんをお産みになりますから出産回数は同じ様なものですわ♪」

「いえいえ、それでも子供の数で負けているのですよ♪」

「いえいえ、音肆ちゃんは倍以上の価値が有りますから♪」

「いえいえ、それも半年後には璃々ちゃんが出産すれば変わらないのですよ♪」

「いえいえ♪」

「いえいえ♪」

 

 ………………………なんだろう………二人共笑ってるのに背筋が寒いんだけど………。

 ねねも二人の横で音音を抱っこしながらオロオロしてるし………あ、こっち睨んだ。

 その目は明らかに『なんとかするです!』と語っている。

 俺たちが介入すると火に油の様な気がするけど、火傷をするのが俺たちだけなら飛び込まざるを得ないか…………。

 

「紫苑!音々!何を言い争ってるの!!」

 

 俺たちより先に介入したのは『後宮の主』桂花だった。

 

「子供は数で競う物では無いでしょうっ!!」

 

 ビシリと指差して言い放つが………………説得力が有る様な、無い様な…………………。

 

 

 

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翌日

房都 西の市

【紫苑turn】

 

 市は商店街と違い、行商人が物の売り買いをするのが基本の場所。

 それだけに各地から珍しい物が集まっている。

 

「「おかあさん!あれなに〜?」」

 崔莉と露柴が行商人が並べている品物を指差していた。

「あれは昆布っていう海藻を干した物よ。お料理のダシに使うの。

お父さんたちが好きだから、こうして行商人の人が遠くの海から運んできて売ってくれるのよ。」

「「とおいいの?せいとよりも?」」

「あらあら、成都は反対方向よ。お日様が上る方に何日もかけて行くと海があって、

そこからずっと北に行かないと昆布は漁れないのよ。」

 実際、昆布が漁れるのは幽州の更に北、烏丸の支配地域に行かなければ手に入らない。

 ご主人さまたちが昆布の話を華琳さんにしたのが輸入の切欠になった。

 初めて昆布を目にして、華琳さんや流琉ちゃんと一緒にお料理をした時は感動したわね♪

 烏丸と交渉して交易を始めたら、烏丸はその収入の多さに驚いていると報告が有った。

 国境での争いも減って、今では内陸側の部族が散発的にやって来るだけになったし、

 海岸側の部族が我々に味方するくらいにまでなっている。

 たったひとつの食材で争いを小さくしてしまうなんて、改めてご主人さまたちに惚れ直してしまったわ♪

 

「「おかあさん、なんで笑ってるの?」」

 

「お父さんたちはやっぱり素敵だなって思ってたのよ♪」

「「「紫苑、昆布を見て俺たちが素敵って、それじゃあ崔莉と露柴には理解出来ないだろ。」」」

 わたくしの後ろでご主人さまたちが苦笑いをしていた。

 

「「ねえ、おとうさん!海を見てみたい!!」」

 

 海………………わたくしもまだ海を見た事が無い。

 

「「「そうだな、来年の夏は海に行くか。船で長江を下れば紫苑も出産前だけど行けるだろうし、

璃々も出産を終えてるからその時は一緒に行けるだろう♪」」」

 

「ご主人さま♪」

 

 うふふ♪出産前にひとつ楽しみが出来ましたわ♪

 

 そう言えば、貂蝉さんと卑弥呼さんが海は心も体も開放的になるって言っていたわね。

 二刃ちゃんと華佗さんも一緒に行ける様にすれば、もしかしたら……………。

 

 これはみんなに話して計画を練らないと♪

 

 

 

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おまけ壱

『北郷二刃奮闘記』其の十四

リクエスト:孫三姉妹  9票

 

本城 後宮小蓮私室             (時報:桂花七人目 妊娠四ヶ月)

【小蓮turn】

 

「雪蓮お姉ちゃん、蓮華お姉ちゃん、明日スパに行こう!」

 

「「は?」」

 お姉ちゃん達は目を点にしていた。

 回りくどく言うより良いかと思ったんだけど、やっぱり説明不足か。

「あのね、シャオ。そんな暇が有るわけないでしょ。」

「まあまあ、蓮華。そんな頭ごなしに否定しないで。シャオ、もう少し詳しく話してくれる?」

 蓮華お姉ちゃんはそう言うと思った。

 でも、さすが雪蓮お姉ちゃん♪こういう時は頼りになるわ♪

「さっき紫苑と一緒に医務室に行ったんだけど、その時に紫苑から

『二刃ちゃんが子供と一緒に居る所を華佗さんに見せれば、その気になってくれると思うの』

って耳打ちされたの。」

「はあ…………それでどうして私達がスパに行く事になるの?」

「蓮華、あんた鈍いわねぇ。」

「私は普通ですっ!姉様は今の説明で何が解ったというのですかっ!!」

 雪蓮お姉ちゃんは肩をすくめて私に呆れ顔をしてみせた。

「二刃が蓮紅、冰蓮、蕾蓮と遊んでいる姿を華佗に見せるのよ。

それも城の中みたいな日常では無く、特別な状況で。

その方が華佗の記憶に特別な意味を持たせられるわ。」

 うわあ………自分から振っといてナンだけど、雪蓮お姉ちゃんは良く私の考えを見抜けたわね…。

「……言いたい事は解ったけど…何故この冬の最中にスパなの?

他にも公園とか、城壁の外とかこの季節に合った場所の方が良いと思うけど…」

 

「そんなの読者サービス…じゃない、二刃が最近厚着になってるでしょ?

そんな時だからこそ、水着姿が華佗の記憶に残る筈よ♪」

 

 私の説に雪蓮お姉ちゃんは頷き、蓮華お姉ちゃんは顔を赤くした。

「でも、それだと私達も華佗に水着姿を見せる事になってしまうじゃない。

一刀たちは明日、紫苑と双子を連れて街に行くから居ないのよ?」

「私達はできるだけ地味な水着を着て二刃を目立たせるの!

私がデザインしたトッテオキを二刃には着せるんだから♪」

「それに華佗だったら私らの水着姿なんて普段着姿と同じ目でしか見ないわよ。」

 雪蓮お姉ちゃんの言う通りだろうな……ちょっと釈然としないけど。

「それはそうだと思うけど…でも……どうしよう……」

 もう!蓮華お姉ちゃんは煮え切らないなあ!

 私が目配せをすると、雪蓮お姉ちゃんが無言で頷いてくれた。

 

「蓮華お姉ちゃん!二刃が華佗の真名を呼ぶようにしたのは春蘭と秋蘭なのよ!」

「そうよ、蓮華!二刃に華佗攻略の策を授けたのは冥琳だけど、

華佗の好きな食べ物を聞き出したのは桃香と愛紗と鈴々!

そしてその調理法を伝授したのは華琳!

今はほぼ横並びだけどここで一歩先んじるわよ!

家族の愛を標榜する孫呉に打って付けの作戦じゃない♪」

 

「そ、そうだわ!孫呉の王として二刃の恋を手助けしなくてはいけないわね!

それに、華佗にも冥琳の病を治してもらった恩も返さなければ!」

 

 やっと蓮華お姉ちゃんの心に火が点いたわ♪

 

「そうと決まれば、先ずは根回ししなくちゃね♪」

 

 

 

 

翌日

房都 スパリゾート

【二刃turn】

 

「あ、あの……その水着を着るんですか?」

 

「そうよ♪私がデザインしたの。カワイイでしょ♪」

 小蓮さんが手に持っているのは、淡い花柄の………ストラップが完全に紐のビキニ。

 今、あたしはスパの更衣室に居て、小蓮さんからそのビキニを着る様に迫られている。

 今日はスパを貸切にしているので他にお客さんが居ない。

 

「ビキニはちょっと……」

 他にお客さんが居なくても、やっぱり恥ずかしい。

 

「あのね、今日は何の為にスパに来たと思ってるの!?」

「蓮紅ちゃんと冰蓮ちゃんの水練と蕾蓮ちゃんを水に慣れさせる為………」

 

「そんなの建前に決まってるでしょっ!!

華佗に二刃を意識させるのが目的なのっ!!」

 

「意識させるって言われても……」

 迫ってくる小蓮さんの胸を見た。

 そこには服の中で窮屈そうにしている二つの山。

 対してあたしのはスキマ風が吹くなだらかな丘。

 

「あのね、華佗がおっぱいの大きさを気にするわけ無いでしょ。

今回は二刃が子供達と一緒に居る事で、華佗に子供が欲しいと思わせるの!」

 

「子供が欲しいと……って、ええええっ!!」

「落ち着きなさいよ。華佗は一刀たちと違っていきなり子作りしようとか言い出さないから。」

 兄さんたちは言うんだ…。

 

「今日は印象を与えるだけで良いのよ。その為に注目させて記憶に残る様にするの。

だから私もお姉ちゃん達も地味な水着を着るわ。」

 

 

 

 そんな訳であたしはビキニを着せられ、黒いワンピース水着を着た小蓮さんにプールへ連れ出される。

 プールの入口を出てすぐの所で蓮華さんが、こちらも黒のワンピース姿で立っていた。

 

「ごめんなさいね、二刃。私も雪蓮姉さまとシャオに上手く乗せられてかなり協力してしまったわ…」

 申し訳ないと頭を下げる蓮華さんを慌てて制止する。

「き、気にしないで下さい。あたしの為ってしてくれたんですよね?

だったらあたしも頑張ってみますから。」

 蓮華さんに気を使う為に出た言葉だけど、確かにあたしが押して行かなきゃ華佗さんとの関係は進展しそうに無いんだ。

 よし!本気で頑張ろう!!

 

「そう…良かった♪考えようによっては、これはまだましな方だったかも。

雪蓮姉さまひとりがやってたら二刃を華佗と一緒にお風呂に閉じ込めてたかもしれないしね♪」

 

 にこやかな顔で恐ろしい事を言われた………………。

 

「ほら、二人共何そんな所で話してるの!?早くこっちに来なさい!!」

 噂の雪蓮さんが、妹二人と同じ黒のワンピース姿であたし達を呼んだ。

 あたし達は一度集合する。

 そこでお義姉さん達三人が並んだ姿……いくらワンピースとは言えやっぱり水着だ。

 ボンッキュッボンッの黒い三連星があたしを威圧した。

 

「「どうしたの?二刃お姉ちゃん?」」

 

 蓮紅ちゃんと冰蓮ちゃんが心配そうに見上げてる。

「な、何でもないよ。今日は一緒に遊ぼうね♪」

「「うん♪」」

 子供の笑顔よりも、その体型に癒されてる自分に気が付き更に落ち込んだ。

 

「二刃、大丈夫か?気分が優れないなら休んでいてもいいんだぞ?」

 

「大丈夫ですよ!駕医さん…」

 顔を上げ、笑顔を作ろうとして失敗した。

 だって駕医さんが海パン姿なんだもん…。

 

「それじゃあ俺はそこで見てるから何時でも呼んでくれ。」

 

 駕医さんの言葉にとにかく頷いて視線を逸らした。

 考えてみたらあたし、駕医さんが服を脱いだ姿を見るの初めてだよ!

 逆に駕医さんはあたしのビキニ姿に全然動じて無いし!!

 予想はしていたけどやっぱり納得できないし!!

 

「華佗、私と蓮華はシャオと蕾蓮を見るから、あなたは二刃と一緒に蓮紅と冰蓮の相手をお願い。」

 

 雪蓮さんが手を合わせて拝む様に頼むと、駕医さんは笑って引き受けた。

 で、雪蓮さんは去り際に冰蓮ちゃんとアイコンタクトを取って行った。

 何かイヤな予感がするんですけど……。

 

 

 あたしは股下位の深さの子供用プールで二人の泳ぎを見せてもらった。

 その見事な泳ぎに驚かされる。

 やっぱり孫呉の姫は泳ぎが得意なのが求められるのかな?

 

「ねえ、二刃おねえちゃん。オニゴッコしようよ♪」

 

 ほら来た!

 

「冰蓮がオニするね♪」

 

 今のあたしは紐ビキニ。

 きっと雪蓮さんの指示だと、冰蓮ちゃんはラッキースケベを装って取るかズラしに来る!

 いくら何でもそれは勘弁して欲しい!

 見られた時のショックもそうだけど……。

 無反応だったら、あたし立ち直れないよ!!

 ここは蓮紅ちゃんを味方に付けて

 

「それーっ!つかまえたーーっ!!」

 

 しまった!こんなに早く仕掛けて来るなんてっ!

 派手に水しぶきが上がって………あれ?

 冰蓮ちゃんの標的はあたしじゃなく駕医さんだった。

 

 そしてあたしは目の前に居る駕医さんの姿に声を上げる事も、身動きする事も出来ない。

 

 だって、駕医さんの海パンが………。

 

 

【蓮華turn】

 私が気付いた時には、冰蓮が華佗の水着を引っ張る所だった。

 幸い角度的に目にしたのは二刃だけで、華佗も直ぐに水着を上げたので大事には至らなかった。

 姉さまと冰蓮をしっかり叱ったけど。

 

 二刃と華佗は………。

 まあ、二刃が赤面していたけど取り乱さなかったので華佗も救われたといった所かしら?

 その後も華佗と二刃の目が会う度に二人して顔を赤らめていたし。

 

 どんな形であれ、華佗が二刃を意識し出したので、今回は成功よね♪

 

 

 

 

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おまけ弐

『聖刀くんの日常』其の十三

リクエスト:『正義の解放団』6票

61)北郷聖刀 真名:輝琳  六歳

 

房都 北郷学園建設現場

【聖刀turn】

 

 学園の校舎が一部完成し、明後日には十数人の新入生を迎えて試験運用が始まる。

 これまで工事を邪魔してきた『正義の解放団』がこれを黙って見ている筈がないと、

ぼくは校舎を見張っていた。

 そして予想通り、『正義の解放団』は現れた。

 

「北郷聖刀!今日こそ悪の洗脳機関となる“学校”の設立を阻んでやるぞ!」

 

 いつもの様に仮面越しの所為で少し篭った女の子の声が聞こえてきた。

 しかもそれは何と二階建ての校舎の屋根からだった。

 

「いつの間に!……………………か、ふくよかになったね。」

 

「馬鹿!これは着膨れてるだけだ!この都の冬が寒すぎるのが悪いんだっ!!」

 

 大きな仮面を着けてモコモコとした体型になっている姿はぬいぐるみみたいで、

なんか二刃叔母さんに教えてもらったドラ〇もんみたいだ。

「ねえ、どうして学校を悪と決め付けるの!?

ここは私塾よりも高い知識を得る為の場所になるはずだよ!」

 ぼくは地上から見上げて話した。

 

「それは初めて会った時にも言っただろう!

そんな物は貴様の父親が大陸中から少女を集めて監禁する方便だ!

百歩譲ったとしても北郷一刀に都合のいい事を吹き込んで、後々愛人にでもする気に違いない!」

 

「そんな事は母上達が絶対に許さないよ!特に二刃叔母さんが!」

 

「その“母親達”と言う時点で問題があるんだ!

六十人近く夫人が居るってどう考えても多過ぎるだろうっ!!

まあ……二刃様の事は信用してやってもいいけど……」

 

「そんなに問題が有るのかな?

ぼくが生まれた時からこうだったからこれが普通なんだけど。」

 

「ほら見ろ!貴様自身が証明してるじゃないか!!

やはりこの『学校』は叩き壊す!!」

 

「叩き壊すって、やっぱり火は使わないの?」

 

「それも前に言っただろう!飛び火したら周りの人に迷惑が掛かるじゃないか!

特に今は空気が乾燥してるんだぞ!あっと言う間に大火事になるんだぞ!」

 

「でも、ひとりじゃそんなに壊せないと思うけど?」

 

「アホか貴様は!『正義の解放団』はひとりじゃないぞ!

お前達!出てきてこの『学校』をぶっ壊せっ!!」

 

 仮面の女の子はモコモコした格好で手を振り上げた。

 だけど…。

 

「あ、あれ?」

 

 『正義の解放団』の兵隊は現れない。

 いや、少し間を置いてから縄で縛られた状態で現れた。

 母上達と一緒に。

 

「な、なんで!?どうして!?」

 

 女の子は屋根の上で慌てている。大丈夫かな?足元に注意しないと落っこちそうだ。

 そんな女の子に向かって蓮華媽媽が前に出て声を上げる。

 

「『正義の解放団』首領!いや、山越の姫、黄乱!あなたの企みは潰えたわ!

おとなしく投降しなさい!」

 

「わ、わたしは山越の姫などでは無い!ひ、ひとりでだってここを壊してやるんだ!」

 

 足が震えてる!

 

「黄乱!あなたの母上から手紙も来てるわよ!

『お仕置きして下さい』って!」

 

「母上に……………バレた…………」

 

 あっ!!女の子が!黄乱ちゃんが足を踏み外した!!

 

 

「うおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉおおおおおっ!!」

 

 

 全速力で走って落ちてくる黄乱ちゃんの下に飛び出した。

 

ボフッ!

 

「ふう………間に合った…」

 ぼくは黄乱ちゃんを両手で受けとめた。

 着膨れしてた事が幸いして衝撃を吸収してくれたから、ぼくも黄乱ちゃんも怪我はしていない。

 ぼくは黄乱ちゃんの仮面をそっと外して顔を見た。

 呆然とした顔でぼくの顔を見ている。

 

「大丈夫?どこか痛くない?」

「なんで………助けた?……」

「え?」

「わたしは山越だぞ……見捨ててもよかったじゃないか…」

 

「そんなの関係ない!見捨てるなんて出来ないよっ!!」

 

「ひっ……」

 あ、思わず大声出して怖がらせちゃった。

「これから一緒に学校に行く仲でしょ。友達になりたいからさ♪」

 優しく笑顔になるよう気をつけてぼくは言った。

 でも黄乱ちゃんは目に涙を溜めてすすり泣き始めた。

「ご、ごめん!怖がらせちゃった!?え、えっと………」

 

「ちがう………がっこう…………いきたくない……………」

 

「え!?それじゃあ学校に行きたくないからあんな事してたの!?」

 父上たちから『登校拒否』というのを教えてもらっていたけど、

学校が出来る前からそんな事になるなんて!!

「………だって…いなかものって………いじめられるって………」

「そ、そんな事ないよ!お姉ちゃん達は…言わないよ!」

 一瞬、冰蓮お姉ちゃんの顔が脳裏をよぎったけど………後で釘を刺しておこう。

「…二刃様もそう言ってくれたけど………」

「二刃叔母さんが?…そう言えばさっきも二刃叔母さんは信用するって言ってたけど、知り合いなの?」

「このあいだ…風邪をひいた時に治してくれた…」

 病院で治療して貰ったのか。

「二刃叔母さんが心配ないって言ったんでしょ?

だったらぼくはその言葉が嘘にならない様に君を守る。

それじゃあ駄目かな?」

 黄乱ちゃんはぼくの言葉に驚いたみたいで、目を開いて呆然としてたけど、

少ししてから頷いてくれた。

 

「聖刀、あなたって本当に………」

 蓮華媽媽!?

「まあ、それは置いておくとして、黄乱。」

「は、はい!」

 黄乱ちゃんは着膨れてて動きづらい筈なのに、瞬時に直立不動の姿勢になった。

「今回の事は聖刀に免じて許してあげるわ。本当ならお尻を叩いてるところよ。

それからこれ、あなたのお母さんからの手紙よ。しっかり読んでおきなさい。」

 蓮華媽媽は書簡を差し出した。

 それを黄乱ちゃんは目元に涙の跡を残しながらも笑顔で受け取った。

 

 口の端がヒクヒクしてたけど。

 

 黄乱ちゃんとはこれから仲良くなって、もっと色んな話をしよう♪

 

 

 

 

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おまけ参

リクエスト:里帰り&お墓参り[成都組] 14票

 

12)紫苑の次女 ?仁(こうじん) 露柴(ろぜ)八歳

13)紫苑の三女 ?信(こうしん) 崔莉(ちぇり)八歳

17)桔梗の長女 厳逹(げんたつ) 竜胆(りんどう)八歳

35)焔耶の長女 魏覚(ぎがく) 焔香(えんか)七歳

63)璃々の長女 黄慮(こうりょ) 牡丹(ぼたん)三歳

65)紫苑の四女 黄薛(こうせつ) 紅葉(もみじ)三歳

 

益州 成都                   (時報:桂花 十人目 妊娠四ヶ月)

【紫苑turn】

 

 戦没者の慰霊祭に緑のご主人さまと蜀の武官と文官は揃って成都に来ていた。

 祭祀を執り行われたのは桃香さま。

 ?族の侵攻から既に十年以上の月日が流れた。

 残された遺族にとってそれは長いのか短いのか………。

 

 慰霊祭を終えて、わたくし達は墓地へと赴く。

「ほれ、焔耶。お前の父上と母上に報告せんか。」

「はい、桔梗様。ほら、焔香………お前の御祖父さまと御祖母さまのお墓だ。

しっかり手を合わせるんだぞ。」

「うん。」

 

 桔梗が若い頃にお世話になった焔耶ちゃんのご両親。

 桔梗自身もそのお墓に手を合わせ、きっと焔耶ちゃんの事を報告しているのでしょう。

 竜胆ちゃんも焔香ちゃんと一緒にお墓に手を合わせている。

 桔梗は竜胆ちゃんに焔耶ちゃんのご両親がどの様な方だったか時折話して聞かせていると言っていた。

 竜胆ちゃんの顔を見ればとても敬っているのが良く分かる。

 

 そしてわたくしの前には璃々の父親のお墓。

 病で亡くなった前の夫の眠る墓碑が在る。

 露柴と崔莉には話してあるけれど、紅葉はまだ良く分かっていない。

 璃々ですら顔を覚えていない筈。

 この人が他界したのは璃々が二歳になる前だから。

「牡丹、お祖父ちゃんにご挨拶しようね。」

「おじいちゃん?」

 それでも璃々はこの人の事を自分の父親だと思ってくれている。

 ご主人さまと出会って間もない頃は、ご主人さまの事を『お父さん』と呼んだ事もあった。

 その当時はわたくしとご主人さまが結ばれ、璃々がご主人さまに懐いていると思い歓迎していた。

 けれど『璃々もご主人さまのお嫁さんになりたいな』と言い出した時からわたくしは考えを変えた。

 璃々にはわたくしの様に夫と死に別れる体験をさせたくなかった。

 ご主人さまたちならそれは無いと、わたくしの女の勘が告げていた。

 だからわたくしは、璃々もご主人さまの側室にしようと決めた。

 初めにわたくしは璃々にご主人さまの事を『お父さん』と呼ぶことを禁じた。

 ご主人さまたちは娘として接していたら側室に迎える事を躊躇すると思われたから。

 今はわたくしの当時に思い描いた夢のほとんどが叶えられた。

 後は音々さんと張り合い始めてからの夢なので、それは別の楽しみと考えている。

 これが若さを保つ秘訣と思っていますし♪

 

 

【緑一刀turn】

 紫苑は前の旦那さんの墓前でどんな事を考えているのだろう?

 これまで紫苑は前の旦那さんの事を俺たちにあまり語っていない。

 俺の方から聞くのもどうかと思い未だに聞けずにいる。

 

「お館様は紫苑の前の夫の事が気になりますかな?」

 

 桔梗が俺の横から声を掛けて来た。

「顔に出てたかな?気にならないって言ったら嘘になるけど、無理に聞き出そうとは思って無いよ。」

 俺は素直にそう答えた。

「紫苑とは歳が離れていたというのは聞いておりますかな?」

「それくらいは教えて貰ってる。」

「紫苑の夫が逝った時、陰で噂が流れましてな。

『若い嫁に精を搾られ過ぎて他界した』と。」

「え?」

「お陰で紫苑は成都城内で少々肩身の狭い思いをしておりました。

丁度その頃にわしも劉璋様をクソ坊主呼ばわりして煙たがられておりましてな。

わしは紫苑と焔耶を伴って漢中の城に飛び出してやったのですよ♪」

 桔梗はカラカラと笑いだした。

 焔耶に振り向くと溜息を吐いて肩を落としている。

「焔耶はもしかしてトバッチリを食らったんじゃないのか?」

「ワタシも当時はそう思ったよ。でも、結果的にそのお陰で?の侵攻から逃れて、お館に会えた。

こうして思い返してみると天命だったと思えるな。」

 焔耶も最後の方は微笑んでいた。

 貂蝉が紫苑と出会ったのはそんな頃だったのか。

 

「ちょっと、桔梗!ご主人さまに告げ口なんて卑怯よ!」

 

 紫苑が俺達の話に気が付いて割り込んできた。

「大体、あなたは飛び出したのではなく、飛ばされたんじゃないの。

それにわたくしが便乗したんです!」

「告げ口とは心外な!

お館様、紫苑は前の夫の手によって女として目覚めた様に振舞っておりますが、

根っからの好き者ですぞ。例の陰口とて真実可能性が高いとわしは見ております♪」

 桔梗…………お前は紫苑の事を言えないと思うけど…………。

 

「桔梗!!」

 

「はっはっはっ♪告げ口とはこう云うのを言うのだ♪」

「あなただって若い頃は色々と浮世を流していたじゃないの!」

 

 あ〜…………そう云う話は子供達の前でしないで欲しいなぁ。

 まあ、紫苑と桔梗は璃々が小さい頃からこんな感じだったよな。

 

 あの時は俺が璃々の耳を塞いだりしてたっけ。

 今は焔耶を始め、他の母親達が子供達の耳を塞いでるけど…………。

 

 

 

 

-8ページ-

 

あとがき

 

 

『本編』

読んでお判りとは思いますが

今回は本編の締めをおまけ参に持ってきています。

紫苑の前の話は『表紫苑』だったので

今回は『裏紫苑』を目指してみました。

 

 

『北郷二刃奮闘記』

こちらも本編からのオムニバスっぽくしてみました。

二刃のポロリを期待した方

申し訳ありません。

 

 

『聖刀くんの日常』

聖刀くんがツンデレヒロインを遂にGETしました。

まだ真名を聞き出していないので完璧では無いですが

時間の問題でしょう。

 

 

『おまけ参:お墓参り[成都組み]』

紫苑と桔梗が親友らしく、本音で言い合うシーンを目指したのですが

本音過ぎて困った所に行ってしまいました。

 

 

《次回のお話》

 

☆菅輅   40票

 

という事で、次回は管輅に決定致しました。

 

【北郷二刃奮闘記】

炙叉    8票

【聖刀くんの日常】

北郷親衛隊とその子供達 8票

【おまけ参】

『一刀さんの一日執事』7票

※『里帰り』は累計得票数なので一回置きにやりたいと思います。

※『天の国講座』は『里帰り』終了後に続けます。

以上も次回にお送り致します。

 

 

《現在の得票数》

鈴々A  37票

璃々A  32票

翠A   29票

華琳B  29票

愛紗A  26票

雪蓮A  25票

小蓮A  23票

ニャン蛮A22票

音々音A 22票

秋蘭A  16票

桃香A  7票

蓮華A  7票

音々A  7票

冥琳A  6票

風A   5票

季衣A  5票

月A   4票

炙叉A  4票

凪A   2票

星A   2票

桂花B  2票

真桜A  2票

詠A   1票

沙和A  1票

紫苑B  1票

 

【北郷二刃奮闘記】

貧乳党『バストアップ大作戦』(失敗w) 5票

斗詩+白蓮(苦労人同士) 5票

スーパーメンマタイム(おまけ弐、参、含む)4票

蜀の子供とお風呂 4票

呉の子供とお風呂 4票

華蝶連者 3票

真桜のからくり話其の二 2票

いい大人になるための漢女☆講座〜女の子編〜 2票

璃々や小蓮ら年代が近い者たちのガールズトーク 1票

 

【聖刀くんの日常】

桂花   5票

祉狼   5票

いい大人になるための漢女☆講座〜男の子編〜 2票

眞琳   1票

 

【おまけ参】

里帰り&お墓参り[曹魏組、袁家組] 14票

天の国講座 9票

流琉母娘他による料理教室 6票

騎乗訓練その後 5票

親子鍛錬(五虎将編)4票

北郷親衛隊の結婚生活(個別)4票

超英雄大戦(華蝶連者×サン・アルジオン×見捨てない人)4票

紫苑、璃々、音々+子供によるキノコ狩り 3票

いい大人になるための漢女☆講座〜ご主人様編〜 2票

 

リクエスト参戦順番→冥琳A 紫苑A 鈴々A 風A 雪蓮A 凪A 小蓮A 翠A ニャン蛮族A 音々音A 月A 星A 璃々A 菅輅 華琳B 詠A 愛紗A 沙和A 秋蘭A 桃香A 蓮華A 音々A 季衣A 炙叉A 桂花B 真桜A

 

おまけ壱リクエスト参戦順番→炙叉 孫三姉妹 スーパーメンマタイム 蜀の子供とお風呂 呉の子供とお風呂 華蝶連者 斗詩+白蓮 真桜のからくり話其の二 いい大人になるための漢女☆講座〜女の子編〜 璃々や小蓮ら年代が近い者たちのガールズトーク

 

おまけ弐リクエスト参戦順番→桂花 眞琳 正義の解放団 祉狼 北郷親衛隊 いい大人になるための漢女☆講座〜男の子編〜

 

おまけ参リクエスト参戦順番→里帰り&お墓参り 一刀さんの一日執事 天の国講座 料理教室 騎乗訓練その後 親子鍛錬(五虎将編) 北郷親衛隊の結婚生活  超英雄大戦 紫苑、璃々、音々+子供によるキノコ狩り いい大人になるための漢女☆講座〜ご主人様編〜

 

 

子供達一覧

1)華琳の長女 曹沖(そうちゅう) 眞琳(まりん)

2)桃香の長女 劉禅(りゅうぜん) 香斗(かと)

3)蓮華の長女 孫登(そんとう) 蓮紅(れんほん)

4)思春の長女 甘述(かんじゅつ) 烈夏(れっか)

5)愛紗の長女 関平(かんぺい) 愛羅(あいら)

6)風の長女 程武(ていぶ) 嵐(らん)

7)桂花の長女 荀ツ(じゅんうん)金桂(きんけい)

8)雪蓮の長女 孫紹(そんしょう) 冰蓮(ぴんれん)

9)冥琳の長女 周循(しゅうじゅん) 冥龍(めいろん)

10)祭の長女 黄柄(こうへい) 宴(えん)

11)恋の長女 呂刃(りょじん) 恋々(れんれん)

12)紫苑の次女 ?仁(こうじん) 露柴(ろぜ)

13)紫苑の三女 ?信(こうしん) 崔莉(ちぇり)

14)蒲公英の長女 馬援(ばえん) 向日葵(ひまわり)

15)翠の長女 馬秋(ばしゅう) 疾(しつ)

16)麗羽の長女 袁譚(えんたん) 揚羽(あげは)

17)桔梗の長女 厳逹(げんたつ) 竜胆(りんどう)

18)凪の長女 楽?(がくりん) 濤(なみ)

19)七乃の長女 張路(ちょうろ) 八?(やや)

20)天和の長女 張甲(ちょうこう) 九蓮(ちゅうれん)

21)地和の長女 張大(ちょうだい) 四喜(すーしー)

22)人和の長女 張吉(ちょうきつ) 一色(いーそー)

23)炙叉の長女 迷当(めいとう) 直(なお)

24)白蓮の長女 公孫続(こうそんしょく) 白煌(ぱいふぁん)

25)秋蘭の長女 夏侯衡(かこうこう) 鈴蘭(すずらん)

26)月の長女 董擢(とうてき) 春姫(るな)

27)美以の長女 孟節(もうせつ) 花鬘(かまん)

28)トラの長女 ベンガル

29)ミケの長女 マンクス

30)シャムの長女 ペルシャ

31)桂花の次女 荀?(じゅんぐ) 銀桂(ぎんけい)

32)朱里の長女 諸葛瞻(しょかつせん)龍里(るり)

33)雛里の長女 ?宏(ほうこう)藍里(あいり)

34)詠の長女 賈穆(かぼく) 訓(くん) 

35)焔耶の長女 魏覚(ぎがく) 焔香(えんか)

36)春蘭の長女 夏侯充(かこうじゅう) 光琳(こうりん)

37)星の長女 趙統(ちょうとう) 螢(けい)

38)大喬の長女 喬櫂(きょうかい) 愛(あい)

39)小喬の長女 喬順(きょうじゅん) 華(か)

40)亞莎の長女 呂j(りょそう) 茜(ちぇん)

41)明命の長女 周邵(しゅうしょう) 藍華(らんふぁ)

42)華雄の長女 華剛(かごう) ?莓(しゅうめい)

43)桂花の三女 荀?(じゅんしん) 丹桂(たんけい)

44)霞の長女 張虎(ちょうこ) 雰(ふぇん)

45)沙和の長女 于圭(うけい) 紗那(さな)

46)斗詩の長女 顔教(がんきょう) 升謌(しょうか)

47)真桜の長女 李禎(りてい) 真?(ましん)

48)桂花の四女 荀(じゅんぎ) 連翹(れんぎょう)

49)猪々子の長女 文?(ぶんかい) 虎々(ふーふー)

50)稟の長女  郭奕(かくえき) 貞(てい)

51)穏の長女  陸延(りくえん) 毬(ちう)

52)鈴々の長女 張苞(ちょうほう) 爛々(らんらん)

53)流琉の長女 典満(てんまん) 枦炉(ろろ)

54)桂花の五女 荀粲(じゅんさん) 黄梅(おうめい)

55)小蓮の長女 孫仁(そんじん) 蕾蓮(らいれん)

56)音々音の長女 陳守(ちんじゅ) 音音(ねおん)

57)季衣の長女 許儀(きょぎ) 華衣(かい)

58)美羽の長女 袁燿(えんよう) 優羽(ゆう)

59)桂花の六女 荀淑(じゅんしゅく) 來羅(らいら)

60)音々の次女 陳修(ちんしゅう) 音肆(おとよ)

61)華琳の長男 北郷聖刀(まさと) 輝琳(きりん)

62)桂花の七女 荀倹(じゅんけん) 柊(しゅう)

63)璃々の長女 黄慮(こうりょ) 牡丹(ぼたん)

64)思春の次女 甘?(かんかい) 燃秋(ぜんしゅう)

65)紫苑の四女 黄薛(こうせつ) 紅葉(もみじ)

A)桂花の八女 荀靖(じゅんせい)茉莉花(まりふぁ)五歳

B)桂花の九女 荀Z(じゅんとう)寿丹(じゅたん)四歳

C)桂花の十女 荀爽(じゅんそう)秦翹(しんぎょう)三歳

D)桂花の十一女 荀粛(じゅんしゅく)金鐘(きんしょう)二歳

E)桂花の十二女 荀?(じゅんふ)橄欖(かんらん)一歳

 

引き続き、皆様からのリクエストを募集しております。

1・メインヒロインとなるキャラをご応募下さい。

2・『北郷二刃奮闘記』で二刃と絡むキャラを募集しています。

 例:「二刃視点で貧乳党」  という感じでお願いします。

3・『聖刀くんの日常』で聖刀と絡むキャラを募集しています。

 例:「聖刀視点で三羽烏」  という感じでお願いします。

4・おまけ参でのメインとなる子供達を募集しています。

 シチュエーションのリクエストも大歓迎です。

以上の四点にリクエストの集計(TINAMI、Pixiv双方の合計)を振り分けますので、

よろしくお願いいたします。

今まで通り、リクエストに制限は決めてありません。

何回でも、一度に何人でもご応募いただいて大丈夫です。

 

ここで絵師の皆様へ

この小説『三人の天の御遣い』の挿絵に皆様のイラストを是非お願い致します!

新たに描かれた作品、過去に描かれた作品を問いません。

TINAMI上で挿絵として使用しても良いという方はショートメールにてご連絡下さい。

また、こちらから使用許諾のお願いをさせて頂く事も有ると思いますので、その時はよろしくお願い致します。

お願いしたいイラストは恋姫達は勿論ですが

成長したちびっ子組やオリキャラ達

立ち絵、シーンイラストを問いません。

重ねてお願い致しますm(_ _)m

 

 

ご意見、ご感想、ご指摘などもご座いましたら是非コメントをお寄せ下さい。

誤字脱字は雷起の反省を促す為、修正後も抜粋して晒しますw

 

 

 

 

 

説明
得票数36の紫苑二回目のお話です。
おまけ壱 『北郷二刃奮闘記』其の十四 リクエスト:孫三姉妹  9票
おまけ弐 『聖刀くんの日常』其の十三 リクエスト:『正義の解放団』6票
おまけ参 リクエスト:里帰り&お墓参り[成都組] 14票
となります。

ここで絵師の皆様へ
この小説『三人の天の御遣い』の挿絵に皆様のイラストを是非お願い致します!
新たに描かれた作品、過去に描かれた作品を問いません。
TINAMI上で挿絵として使用しても良いという方はショートメールにてご連絡下さい。
また、こちらから使用許諾のお願いをさせて頂く事も有ると思いますので、その時はよろしくお願い致します。
お願いしたいイラストは恋姫達は勿論ですが
成長したちびっ子組やオリキャラ達
立ち絵、シーンイラストを問いません。
重ねてお願い致しますm(_ _)m

引き続き、皆様からのリクエストも募集しております。
1・メインヒロインとなるキャラをご応募下さい。
2・『北郷二刃奮闘記』で二刃と絡むキャラを募集してます。
 例:「二刃視点で貧乳党」  という感じでお願いします。
3・『聖刀くんの日常』で聖刀と絡むキャラを募集してます。
 例:「聖刀視点で三羽烏」  という感じでお願いします。
4・おまけ参でのメインとなる子供達を募集しています。
 シチュエーションのリクエストも大歓迎です。
以上の四点にリクエストの集計(TINAMI、Pixiv双方の合計)を振り分けますので、
よろしくお願いいたします。
今まで通り、リクエストに制限は決めてありません。
何回でも、一度に何人でもご応募いただいて大丈夫です。

ご意見、ご感想、ご指摘などもご座いましたら是非コメントをお寄せ下さい。
誤字脱字は雷起の反省を促す為、修正後も抜粋して晒しますw

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コメント
竜羽様>戦国†恋姫発売になりましたね。自分はまだ買ってませんので出来れば早く手に入れたいですね♪(雷起)
そういえば、恋姫の新作出ますよね〜。あれがクロスしたら賑やかさが許容量オーバーしますね。面白そうですが(竜羽)
naku様>この外史で桂花は一番の”賢母”にしたいと思っているので、とても嬉しいです。そして一番の”恐妻”でもありますので、そう言われるでしょうねw(雷起)
メガネオオカミ様>全て雷起がひねくれている所為ですw天国の皆様が苦笑して許して下さる事を祈っています。【1】炙叉A、愛紗A、桃香A 【2】バストアップ大作戦!(失敗w) 【4】親衛隊の結婚生活 +各漢女講座。それぞれ1票頂きました....〆(・ω・。)(雷起)
メガネオオカミ様>【読者サービス】単に雷起が好きなだけかもw【子作り宣言】時として一刀は無理矢理言わされるw【海パン駕医】影響が更に強くなると一刀も一緒にw【もう一つの読者サービス】単に雷起が好きなだけ??【黄乱】聖刀の後宮用に城を建てる必要があるかもw(雷起)
禁玉⇒金球様>こちらが癒しの”陽”。そして黒は光を受けて出来た”陰”。光が強くなる程濃くなって行くのですw 【1】鈴々・月・雪蓮・冥琳【2】斗詩+白蓮【3】眞琳・蛍【4】「捏造:漢達の女装喫茶へようこそ!」それぞれ1票……あれぇ?....〆(’・ω・’。)(雷起)
どうしてお墓参りシリーズはシリアスが続かないのか……w きっと天国の皆様も生暖かく見守っていてるんでしょうね! リクは【1】炙叉A、愛紗A、桃香A 【2】バストアップ大作戦!(失敗w) 【4】親衛隊の結婚生活 +各漢女講座に一票ずつでお願いします! (メガネオオカミ)
※今回のツッコミ 【読者サービス】サービス精神旺盛なシャオと雷起様w 【子作り宣言】一刀なら言う。でも恋姫の方もきっと言うw 【海パン駕医】ぐふっ(吐血) ←黒外史の悪影響 【もう一つの読者サービス】嫌なサービス精神が旺盛な雪蓮と雷起様……w 【黄乱】聖刀の嫁一人追加しました.w...〆(・ω・。)(メガネオオカミ)
むむむ、桂花は疑いの余地なしの聖母である変態母娘は猛省しなさい。こちらはほっこらして良いですね、濃さと斬新さでは黒が圧勝ですが。【1】鈴々・月・雪蓮・冥琳【2】斗詩+白蓮【3】眞琳・蛍【4】「捏造:漢達の女装喫茶へようこそ!」(禁玉⇒金球)
牛乳魔人様>【1】華琳A・桃香A・蓮華A・月A・愛紗A【2】二刃と貧乳党 「ばすとあっぷ大作戦」・・・失敗【3】北郷親衛隊とその子供達【4】新リク 秋蘭・冥琳・霞・その他有志による「男装喫茶へようこそ!」それぞれ1票頂きました....〆(・ω・。)指名三人の他は誰に男装させるか目移りしますね♪さて、誰にしましょう♪(雷起)
牛乳魔人様>恋姫達はある程度成長したら見た目が変わらなくなるに違いありません!絶対そうですwww(雷起)
終の竜様>、【1】鈴々・愛紗・雪蓮・冥琳、【2】華蝶連者・スーパーメンマタイム・(新リク) 妹ーク(イモウトーク)、【3】眞琳・蛍・炙叉、【4】親子鍛錬(五虎将編)・北郷親衛隊の結婚生活(個別)・超英雄大戦。それぞれ1票頂きました....〆(・ω・。)妹ークは姉の不満自慢の入り乱れた会話になりそうですね♪(雷起)
終の竜様>紫苑と音々さんの対抗意識が今後も拍車を掛けて行きそうですwww 黄乱にはこれからもっと可愛くなってもらう予定です♪ただ、聖刀の姉達妹達がどう反応するか…。(雷起)
紫苑や桔梗の見た目は10年経っても変わってない気がする・・・乳は若干垂れ(ストトトト ズドーン)以下血文字 【1】華琳A・桃香A・蓮華A・月A・愛紗A【2】二刃と貧乳党 「ばすとあっぷ大作戦」・・・失敗【3】北郷親衛隊とその子供達【4】新リク 秋蘭・冥琳・霞・その他有志による「男装喫茶へようこそ!」(牛乳魔人)
リクは、【1】鈴々・愛紗・雪蓮・冥琳、【2】華蝶連者・スーパーメンマタイム・(新リク) 妹ーク(イモウトーク)、【3】眞琳・蛍・炙叉、【4】親子鍛錬(五虎将編)・北郷親衛隊の結婚生活(個別)・超英雄大戦でお願いします。【2】の新リクは、キャラではなく義妹・実妹の末の妹でお願いします。(蒲公英、美羽もぜひ!)(終の竜)
今回は紫苑の出番が多かったですね。黄さん家の家族関係がまた複雑にw 同い年の叔母と姪で尚且つ姉妹てww 聖刀、早くも黄乱攻略!? ただ今回、黄乱がちょっと可愛かったですww (終の竜)
殴って退場様>一刀が居なければ紫苑も桔梗ももっと静かな余生…ゲフンゲフン、人生を送ったでしょうね。 【1】紫苑B、璃々、翠、雪蓮、愛紗、秋蘭【2】斗詩+白蓮、ガールズトーク【3】祉狼、黄乱【4】料理教室、騎乗訓練その後、キノコ狩り。それぞれ1票頂きました....〆(・ω・。)聖刀と黄乱のデートとか面白そうですね♪(雷起)
殴って退場様>自分も書いてて癒されてますww ↓の様な理由も有りますが、確かに黒外史の影響もあるに違いありませんwww 新外史伝での紫苑と璃々の同時懐妊に期待しております♪ 二代目種馬の次の犠牲者は誰になるのかw(雷起)
神木ヒカリ様>北郷家のラッキースケベ遭遇体質の成せるワザかとwww リクはいつものと・二刃視点は華蝶連者・蜀の子供とお風呂・呉の子供とお風呂・聖刀の日常は魏のメンツで魚釣り。それぞれ1票頂きました....〆(・ω・。)魏のメンツでとは新鮮ですね♪(雷起)
アルヤ様>皆様の脳内補完力にすがらせて頂きましたww(雷起)
リクは【1】紫苑B、璃々、翠、雪蓮、愛紗、秋蘭【2】斗詩+白蓮、ガールズトーク【3】祉狼、黄乱【4】料理教室、騎乗訓練その後、キノコ狩りでよろしくお願いします。(殴って退場)
やはりこの外史は黒外史と違って癒されますが、読者サービスは黒外史の影響かww。リクの紫苑は璃々の同時妊娠、先に取られてしまったかww。聖刀は早速二代目種馬ぶり発揮で蓮華も呆れる始末。墓参りは暴露大会に、しかし紫苑や桔梗を進化させたのは一刀に原因があるようなww。(殴って退場)
読者サービスが華陀のポロリってww リクはいつものと・二刃視点は華蝶連者・蜀の子供とお風呂・呉の子供とお風呂・聖刀の日常は魏のメンツで魚釣り。(神木ヒカリ)
挿絵のない小説で読者サービスてwww(アルヤ)
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