真・恋姫†無双―二つの呂旗―
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真・恋姫†無双―二つの呂旗― 第二十話「対価」

 

 此処は成都。どうやら少し不穏な空気が流れてる模様。

 

 鳳統「どう言う事、朱里ちゃん!どうしてそんな勝手をしたの!!」

 

 諸葛亮「雛里ちゃん・・・ごめんなさい。でも、こうでもしなきゃ私達には勝ち目はないの。これで向こうの戦力を落とせるなら・・・」

 

 鳳統「そ、それは・・・でも!」

 

 諸葛亮と鳳統は東屋で現在口論の真っ最中だった。それを咎める者は一人もいない。正確には一人いるが現在政務の真っ最中である。

 

 鳳統「それでも私に一言あっても良かったと思うよ!」

 

 諸葛亮「はわ・・・でも雛里ちゃんは駄目って言うでしょ?」

 

 鳳統「同然だよ!五胡と通じてそんな事を――!!」

 

 諸葛亮「雛里ちゃんは少し日和見過ぎるよ。」

 

 鳳統「朱里ちゃんは乱暴すぎるよ!」

 

 二人「むむむむ!!」

 

 二人はもはや睨みあう事しかできなかったのだ。そんな時

 

 蜀兵「も、申し上げます!張飛様、黄忠様、魏延様がお戻りになられました!!」

 

 諸葛亮「はわわ!?い、今行きます。謁見の間に通して下さい!」

 

 蜀兵「は!」

 

 鳳統「・・・私は桃香様を呼んでくるよ。」

 

 鳳統(・・・いま桔梗さんの名前が出てこなかった。たぶん失敗したんだ。・・・ごめんなさい、桔梗さん。)

 

 すぐに二人は慌ただしく動き出し諸葛亮は謁見の準備を、そして鳳統は主である劉備を呼びに行き、準備が整いすぐに報告を受ける事になった。・・・だがしかし、劉備はその報告の前に激昂する事になる。

 

 劉備「え、焔耶ちゃん!?どうしたの!!」

 

 魏延「・・・も、申し訳ありません桃香様。私は・・・私は・・・」

 

 諸葛亮「・・・紫苑さん、桔梗さんは?」

 

 黄忠「・・・ご報告申し上げます。今回の策は失敗、桔梗は・・・討ち死にとなりました。」

 

 全員「な!?」

 

 そう、厳顔がこの場に居ないのは同然そう言う事である。だが、蜀の人間からすればそうなるだけで真実は違うのだ。さて、此処で少し時を遡るとしよう。

 

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 定軍山、本来夏候淵が黄忠に討たれ死亡する場所。だが、間一髪のところで恋の救援が入り秋蘭は事無きを得た。

 

 恋「さあ、血祭りの始まりだ・・・・覚悟はいいか?」

 

 秋蘭「恋、血祭り等奴らには豪華すぎる。血踊り程度にしておけ。」

 

 恋「・・・躍らせるのは楽しそうだ。」

 

 秋蘭「ふ、そちらの字の方があっているな。さて、我等の武により躍ってもらおうか」

 

 黄忠「く・・・」

 

 厳顔(・・・なんじゃ・・・さっきも思ったが呂布の闘気を儂はどこかで・・・)

 

 黄忠「桔梗、何呆けてるの!?呂布が居るのは好機よ。二人を倒せば董卓軍の戦力は本当にガタ落ちよ!」

 

 厳顔「あ、ああ!」

 

 張飛「鈴々から行くのだ!うりゃりゃりゃりゃ〜!」

 

 恋「ふ!」

 

 ガキィン!

 

 張飛の渾身の連撃は恋の一撃によって止められてしまう。

 

 張飛「にゃ!?」

 

 魏延「そこだぁ!」

 

 魏延はすかさず横から獲物を振り抜く・・・が、その程度の小細工が今の恋に通用する訳でもなく。

 

 恋「甘い・・・甘味処『燕慈江瑠』の餡団子蜂蜜仕立ての胸やけ大盛りより甘い。」

 

 秋蘭「恋・・・それを食したのか?ほん等に猛者だな。」

 

 恋「・・・ちょっと胸やけした。」

 

 秋蘭「そうか・・・」

 

 そんなちょっと吹き出しそうなやり取りをしていると

 

 黄忠「隙あり!」

 

 秋蘭「隙ではないがな。」

 

 黄忠が矢を放ったが秋蘭がすぐに反応しその矢を正確に撃ち落とす。

 

 厳顔「ええい、良いように遊ばれておる!!」

 

 そのボヤキと共に厳顔も矢を放つがそれすら撃ち落とされる始末である。

 

 魏延「く、馬鹿にした戦い方を!!」

 

 恋「・・・馬鹿にしてない。・・・・・・・・眼中にないだけ?」

 

 秋蘭「それを馬鹿にしてると言うのだよ、恋。」

 

 魏延には間違いなく効果的な挑発であった。

 

 魏延「な!?貴様等ぁぁぁぁぁ!」

 

 魏延の怒りの一撃がそのまま恋に向かって放たれる。だがその様な一撃が恋に通る訳もなく、さらに恋は厳顔を驚かせる一言を放ち戟を振るう。

 

 恋「魏延・・・・あの頃より成長してない。弱いまま・・・一刀も恋も成長しない奴は嫌い。・・・・・だから死ね。」

 

 ぶお!

 

 ズシャァ!!

 

 魏延「ぐ、ぐあああああああああああああああああああああああああ!!」

 

 魏延は恋の反撃で魏延は左腕を切り落とされてしまう。

 

 黄忠「え、焔耶ちゃん!?」

 

 厳顔「・・・・あの頃・・・じゃと・・・あ、あぁ・・・・・・・・・なんて事じゃ・・・・呂布、呂北・・・なぜ忘れておった・・・」

 

 黄忠「桔梗、焔耶ちゃんが!!」

 

 厳顔「分かっておる!紫苑は焔耶を連れて退けい!相手はあの呂布じゃ。もとより無理があったのじゃ。鈴々よ焔耶を担ぎ急いで戻って来い!全滅するよりましじゃ!」

 

 張飛「わ、分かったのだ。」

 

 黄忠「桔梗あなた・・・残るつもり?」

 

 厳顔「あたりまえじゃ。紫苑、お主は璃々が居るじゃろうが!あの子を一人きりにするつもりか!!!」

 

 黄忠「・・・分かったわ。今までありがとう、桔梗。」

 

 厳顔「は!今さら何じゃ。帰ったら酒の一つや二つ奢ってもらうぞ!」

 

 黄忠「・・・・・・・・・・ええ!」

 

 こうして厳顔は一人残り恋と秋蘭の二人を抑える役を買って出て一人残るのであった。

 

 厳顔「さて・・・呂布よ。不肖の弟子の片腕の仇はとらせてもらうぞ。」

 

 恋「・・・厳顔。今の劉備は正しい?」

 

 厳顔「・・・・分かっておる。」

 

 恋「なら・・・」

 

 厳顔「儂も紫苑もそれなりに歳を重ねておる。それぐらい分かっておるんじゃ。」

 

 恋「・・・分かった。厳顔を倒して恋は先に進む。」

 

 厳顔「ああ、若き力よ!我が屍を越えて行け!!」

 

 秋蘭「その胸を貸してもらおう、厳顔!」

 

 厳顔「かかってこいやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

 そこから数十分厳顔は飛将軍と神弓の攻撃を受けながら奮闘していった。恋の爆撃並みの一撃を回避しその力を利用し接近して秋蘭を殴ろうとし、秋蘭はそれを回避しつつ矢を放つ、厳顔はそれを轟天砲で防ぎつつ轟天砲の砲弾を雨のように降らせる。恋は後ろから攻撃を加えるがさすが歴戦の老将、それを勘と経験で回避して見せる。秋蘭は上空に矢を10本放ち間髪いれずに2射5本を厳顔にむけ放つ、恋はその隙を見つけては一撃を与えんと戟を振るい、厳顔はまるでそこに攻撃が来ると分かっているように避け続ける。刹那上から矢が降り注ぐ、がそれは厳顔の地面にはなった轟天砲の爆風にその軌道を逸らされてしまう。さらにその爆煙に紛れて秋蘭を執拗に狙い続ける。弓兵を好きに動かさず尚且つ自分がうまく立ち回るように厳顔は動き回る。秋蘭は今目の前の将を飛将軍以上の者として見ざるを得なかった。自分が恋の邪魔になっていない事は恋の動きや一撃の重さを見て分かっていた、つまりは連携が出来ていたのだ。しかし厳顔はそれを上回る動きを今見せている。恋自身驚愕していた。一刀と言う存在のおかげで自身の武を過信せずそれでいて自身の武にそれなりの自信を持っていられたのだ。だが今この状況はまさしく“ありえない”の一言に尽きるのだから。そんな武のやり取りの中恋は呟く。

 

 恋「一刀が言ってた・・・・・・・老将の意地は天下無双を越える物だって。」

 

 厳顔「は!呂北はあれで居て年寄り臭いの!!」

 

 秋蘭「ふ、否定できんな。あいつの好物なんといったか?」

 

 恋「・・・・・渋柿。」

 

 厳顔「・・・く、くはははははは!!渋柿か、そうか渋柿か!!」

 

 恋「厳顔?」

 

 厳顔「くくく、まさか楽しくて嗤うのでなく、可笑しくて笑う事になるとはな。」

 

 秋蘭「厳顔殿、そろそろお互い限界でしょう。」

 

 厳顔「そうだの。」

 

 恋「恋はまだ動ける・・・けど、次で終わらせる。」

 

 厳顔「相変わらず呂布はずば抜けとるの・・・では、往くぞ!!」

 

 その一言で厳顔は轟天砲から剣を抜き突っ込んでくる。秋蘭も腰に差した剣を抜き恋も戟を構え直す。

 

 斬!

 

 その擬音がまさしく似合うそんな光景、そのまま永遠に止まってしまったのではないかと錯覚する光景は厳顔の肩から背に掛けて血しぶきがあがり倒れる事で終焉を迎える。

 

 恋「・・・秋蘭。こいつは連れてく?」

 

 秋蘭「息はある。だが・・・生かして返してやろう。我等は一度敗北している。恋が来なければ私と琉流の死を持って敗北していたのだから・・・」

 

 恋「・・・・分かった。強かった。」

 

 秋蘭「ああ、そうだな。厳顔・・・今度は一人でも勝って見せる。」

 

 恋「・・・(コク」

 

 こうして近くの邑で厳顔の治療をしてその後ある程度の金子を宿の人に渡し厳顔の事を頼むと依頼をしてそのまま帰路に発つ。途中ねね率いる軍と合流した恋達、ねねはそのまま呉に向かうように言われていたので恋、秋蘭、ねね、治療中の流琉を連れて呉へと足を向けるのだった。

 

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 ねねから皆無事、と伝令を受け取った華淋はふぅ、と深いため息を漏らした。現在沙耶の状態を鑑みて静夏にも城に来てもらっていた。しかし静夏からとんでもない事を聞かされたのだ。

 

 静夏「華琳ちゃん。沙耶の状態は沙耶だけじゃないみたいなの。」

 

 華琳「どう言う事?」

 

 静夏「時期を同じくして私も意識を失いかけたわ。詠ちゃんも私の体が透けてたって言ってたから私も同じなんだと思う。」

 

 華琳「・・・そう。」

 

 静夏「問題は一刀ね。」

 

 華琳「ええ、一刀も同じなのかしら?」

 

 沙耶「お母さん、私・・・」

 

 静夏「沙耶、そんな暗い顔をしないの。もしも一刀と別れる事になっても仕方ない事よ。」

 

 沙耶「うん・・・そうだね。」

 

 華琳「胡蝶之夢・・・・か。」

 

 静夏「華琳ちゃん?」

 

 華琳「え?なに??」

 

 沙耶「何か呟きませんでした?」

 

 華琳「わたし、何か云ったかしら?」

 

 無意識。つぶやいた言葉は華琳自身無意識に呟いた事だった。華淋は予感してたのかもしれない。歴史についての推察をした瞬間、来る別れの事を。

 

 華琳「沙耶、静夏。たとえあなた達が元の時代に戻るのだとしてもそれは見届けてからにしなさい。それが・・・責任よ。」

 

 静夏「分かっているわ、華琳ちゃん。」

 

 沙耶「私もです。きっと見届けます。この大陸の往く末を。」

 

 沙耶と静夏、二人の御使いは自身の運命を受け入れ尚且つ見届ける事を誓うのであった。

 

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 秋蘭達が無事ねね率いる軍と合流していたころ、一刀は建業に到着していた。

 

 一刀「うは〜建業は久しぶりだけど相変わらず他の地方とは建築様式が違うなぁ。」

 

 星「そうですな。私の仕える主を探して旅をしていたころに立ち寄りましたが他とは違う美しさがありますな。何よりメンマがうまい。」

 

 幽香「そうなのか?なら酒家にでも行くか。」

 

 星「そうだな。一刀殿、よろしいか?」

 

 一刀「ああ、後は蓮華との話し合いだからね。じゃ、宿は取っておいてね。亜莎、行こうか。」

 

 亜莎「はい。」

 

 こうして一刀は建業の城まで亜莎を連れて歩き出した。星と幽香はメンマを求めて街の中へと姿を消した。

 

 一刀「さて、蜀は同盟をしに来るだろうか?」

 

 亜莎「十中八九来るでしょうね。兵力を補うには同盟が一番ですから。」

 

 一刀「だね。そうか・・・」

 

 俺と亜莎は現在謁見の間で蓮華を待っていた。今回蓮華に会いに来たのは他でもない同盟を結ぶためだ。実際国号を改め独立するのは正直にいえば反乱なのだが・・・それを笑ってらしい事をしたなぁと許してしまう所永久と久遠は大分丸くなったのかもしれない。

 

 蓮華「待たせたな。兄上。」

 

 蓮華は今王としているのでお兄様ではなく兄上と呼んでくる。ちょっと残念。

 

 一刀「今回は同盟を結びに来た。」

 

 周喩「同盟だと?我等はそちらからしたら裏切り者のはずだが?」

 

 一刀「えっと、それなんだけど弁と協、紅母さんと雪蓮からの伝言。まず弁と協からは『さすが江東の虎の娘です、よくやりました。ならば此処は一国同士仲良くしましょうではありませんか』だって。紅母さんからは『はははまさか独立するなんて思ってもみなかったよ。蓮華の事だからむしろ一刀と一緒が良くて帰順するかと思ったんだがねぇ』って言ってた。それを聞いた雪蓮が『どうせ冥琳のイラらしい策よ。冥淋は陰湿眼鏡なんだから』って言ってたよ?周喩さん、後で雪蓮を簀巻きにして送った方がいい?」

 

 周喩「ああ、呂北。頼めるか?」

 

 一刀「了解。」

 

 蓮華(お姉さま・・・なんて事を・・・)

 

 一刀「で、俺たちは同盟を組みに来たんだけどどうする?」

 

 蓮華「そうね・・・冥琳この申し出は受けるべきと考えるわ。」

 

 周喩「もとよりそのつもりです。独立にしたって周辺豪族の体面を気にしての表向きの独立、裏を返せば新漢王朝に帰順する前準備ですから。」

 

 一刀「ふふふ、だと思った。」

 

 周喩「ほう?見抜いていたのか?」

 

 一刀「だって、周喩さんは何だかんだ言っても雪蓮命でしょ?だったら雪蓮の敵になる事は絶対しないと思ったからさ。これは雪蓮との共通見解。」

 

 周喩「・・・ふ、言ってくれる。・・・呂北よ。この場を借りて我が真名冥琳を預けたい。」

 

 一刀「え?いいの??」

 

 周喩「ああ、何せあの雪蓮が気に入ってるのだ。嫉妬はするが認めない訳ではないさ。」

 

 一刀「ははは、それじゃ俺の真名の一刀を預かってくれ。よろしく頼むよ冥琳。」

 

 冥琳「ああ、よろしく頼む。一刀。」

 

 呉兵「も、申し上げます!」

 

 蓮華「どうした!?今は大事な使者の方との謁見だぞ!」

 

 呉兵「火急の要件にございます。現在五胡の軍勢五万が進行中、さらに蜀との国境付近に謎の部隊が出現、数は二万。それが近隣の城を落としながらこちらに進軍しております!」

 

 蓮華「なに!?」

 

 幽香「おい一刀!」

 

 一刀「どうした幽香?」

 

 幽香「今早馬が届いた。秋蘭と琉流が定軍山で蜀のだまし討ちにあったようだ。救援は成功、現在ねねの部隊とともに呉と蜀の国境に居る不明部隊と交戦に入るそうだ!」

 

 一刀「・・・動きが早いな。独断か?可能性は高いな。俺たちはそのまま国境の部隊と合流し謎の部隊を殲滅する。君は五胡を殲滅してくれ。この共闘を持って同盟の締結にしたいんだけど・・・蓮華、頼めるかい?」

 

 蓮華「もとより同盟はする。国境の防衛はたのむ。」

 

 一刀「まかせて。行くよ幽香、亜莎。」

 

 二人「は!」

 

 冥琳「亜莎、これを持って行け。」

 

 亜莎「これは・・・?」

 

 冥琳「何、私がかつて使っていた三節棍だ。大きさは小さいからお前の武器に適してるだろう。戦う軍師の真骨頂見せてやれ。」

 

 亜莎「は、はい!」

 

 こうして俺たちは蜀との国境、蓮華達は五胡殲滅に打って出たのだった。

 

 その後蓮華達は五胡を難なく撃退、そのまま蜀の国境へと軍を進め、荊州を呑み込み蜀を益州に閉じ込める形をとる事に成功した。さらに一刀は流琉の受けた仕打ちにぶち切れて一人で漢中を僅か3刻で制圧。益州の北部一帯を蜀から切り落としたのだった。もはや蜀は風前のともしびかと思われたが、まさかの事態が起こったのだ。各陣営に届いた異常な数の兵。蜀陣営兵力200万。何処から集めたのかどうやって養っているのかそれすら不明なこの軍勢の前に一刀達は攻めきれずにいたのだ。そんな中静かに届いた1通の手紙、それを見た静夏は言葉を失う事になった。

 

 静夏「手紙??私にですか?」

 

 静夏隊兵「は、一刀様からです。」

 

 静夏「一刀から?わざわざ??・・・もしかして。」

 

 そのまま受け取った手紙を読みだす静香。そして

 

 静夏「これは・・・・」

 

 彼女が見たのは何なのか、なぜわざわざ一刀は手紙をよこしたのか。それは静夏にしか分からない。

 

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 次回

 

 一刀「こちらの兵力は呉と合わせてどのくらいだ?」

 

 鳳統「・・・助けて・・・」

 

 諸葛亮「石兵八陣、此処に成った。です。」

 

 劉備「朱里ちゃん・・・どうしてこんな事を・・・」

 

 第二十一話『物量作戦』

 

 蜀内部で起こる内部崩壊、劉備は窮地に立たされる。

 

説明
連日投稿です。
内容が薄い感じがしますがきっと気のせいです。
人死には出ないようにしたいと思います。
重傷は負ってもらいますが・・・
では第二十話です。どうぞ
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コメント
漢中を1人で3刻とは さすが。。  石兵八陣も 物理的に破壊して 突破したらいいさ(qisheng)
この孔明はなにかに取り憑かれてるのか?(牛乳魔人)
朱里がどうこうは勿論ですが、具体的方向性が皆無な桃香の責任の方が問題では(禁玉⇒金球)
…ここでも、朱里が暴走するのか。大局的な視点ばかり持っていると、どうにも巨大な野望に取り付かれがちのようですね。その原理は木星帰りに似てるけど、やってることは俗っぽいなぁ。(Jack Tlam)
皆さん今作で朱里嫌いにならないでね。ちなみにトーマさん、春蘭の隻眼イベは起こしましたよ?(ユウヤ)
暴走特急【諸葛亮】 天下取れれば良し! ですか?w (howaito)
朱里が暴走してますなぁ〜!ぶち切れた一刀やばいな!一人で漢中を三刻で落とすとはw(nao)
ここの朱里は臥龍ではないてせすね。クズ龍の五流ですね。(Kyogo2012)
あれ、延耶が隻腕に成ったのって春蘭が隻眼に成らなかったからか?(頭翅(トーマ))
朱里の本質は鳳、天の元で鳥の群れを束ねて空を翔ける存在。よって天の頂きへと至る龍にはなり得えず、地に臥した龍にも等しい。故に臥龍。そんなフレーズが頭を過ぎりました。(h995)
恋や一刀の事を思い出した桔梗が今後如何出るのか、楽しみです。(俊)
・・・一番の屑は朱里みたいですね。一刀達がこの世界に留まれるのか、期待しています。(俊)
朱里が暴走しているなぁ。(神木ヒカリ)
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