恋姫学園物語 14
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この作品は、作者の妄想があふれ出して固まったという不純な動機から生まれています。

原作?なにそれおいしいの?なんてレベルは超越しております。

主人公もげろなんてしょっちゅうです。

それでも良いという方はどうぞお進みくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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…オレ、風呂の準備に行くって言ったよな?

風呂場洗ったり、タオル準備したりしてたけど、大体2〜30分しか経ってないはずだ。

なのに…。

 

「お〜?一刀、いつの間に3人に増えるなんて分身の術使えるようになったん〜?」

「あっはっは!わしの息子じゃからな!それくらい出来るに決まっておろう!」

 

足元を見れば、一升瓶が10本以上転がっている。

すべて、目の前の酔っ払い二人に吸収されていったのか…。

 

「…一刀、料理無くなっちゃった」

「す、すいません…。お姉ちゃんが全部食べてしまって…。止めたんですが…」

 

テーブルには空になった大皿がきれいに重ねられている。

これは後片付けが楽だな〜…。じゃなくて!

 

「はわわ…、だからお兄様のお嫁さんには私がなるんでしゅ!」

「そんなの決まってないのです!お兄と結婚するのはねねなのです!」

「あわわ…、ふ、二人とも落ち着いて…。でも、そこは譲れないかも…」

 

…あ〜、その会話はオレはどういう反応をすれば良いんだろうな?

 

「とりあえず、オレは母さんと霞先生を何とかするから、皆はお風呂入っておいで。もう準備は出来たから」

「は、はい。では、お先にいただきますね。詠ちゃん、行こう?」

「分かったわ。ねね達も連れて行っていいの?」

「ああ、一緒に面倒見てくれると助かる、いいかな?」

「もちろんよ。ねね〜!二人共!お風呂行くわよ!」

 

さて、とりあえず。

 

「ほら、母さんも先生も!顔を洗ってシャキっとしてください!風呂準備できてるから!」

 

この酔っ払いの後始末からだな…。

 

 

 

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詠 Side

 

「相変わらず、おっきなお風呂だね」

「そうねぇ〜」

 

私は今、お邪魔している北郷家のお風呂を皆と楽しんでいる所だ。

全員が入ってもなお余る大きさの湯船の向こうを見れば。

 

「「だ〜か〜ら〜!お兄様は!(ぎゃいぎゃい)」」

「あ、あわわわわ〜!」

 

うちの妹と、か…もとい、北郷の妹が言い争いをしている。

そのそばで恋がのんびりしているから特に問題はないのだろう。

 

「さっきは良かったね」

 

そんな様子を眺めていたら、隣の月がそんなことを言ってきた。

 

「何がよ?」

「だって、さっき一刀さんに作った料理ほめられてたじゃない」

「!!(グボン)」

 

一気に顔が赤くなったのは多分、お風呂に入ってるのとは関係ないんだろうな…。

 

「そ、そんなこと言ったら月だってほめられて喜んでたじゃない!」

「へ、へぅ〜(テレテレ)」

 

素直に認めるのが恥ずかしくてそう言い返したら月は顔に手を当てて照れていた。

我が妹ながら、可愛い仕草だと思う。

そんな妹の様子を眺めながら、私はちょっと昔のことを思い出していた。

 

私が北郷に会ったのはうちが初めてこの食事会を開いたときだった。

そのときもやはりこっちが訪問する形で。

最初聞いたときは、ずいぶんと物好きな奥さんもいるんだなってくらい。

まあ、隣人だし知らないわけでもなかったからそんなに緊張することもなく行ったんだけど。

 

「初めましてもいるのか。北郷一刀といいます」

 

そういってはにかむ人。それがあいつだった。

 

「木村詠よ。今日は誘ってくれてありがとう」

「気にしなくていいよ、むしろ人数が増えて楽しいってもんだ」

 

そういって料理を口にする彼。

私も、同じものを口にして、

 

「…すごいおいしい!」

 

あまりのおいしさに自分でも驚くほど素直な感想が出た。

 

「それは良かったよ、口に合わなかったらどうしようかと」

 

私の様子を見ていた彼がそういったが、その言葉で気づいた。

 

「もしかして、これアンタが?」

「ああ、母さんに頼まれてね。酒に合うようにっていわれて適当に有り合わせで作ったから自信なかったんだ」

 

次の瞬間、私は頭を下げていた。

 

「私に料理を教えて!」ってね。

 

 

「…いちゃん?」

「………」

「詠ちゃん!」

「わっ!?」

 

そこまでではっとして周りを見ると、月がややむくれた顔をしていた。

 

「な、なにかしら?」

「む〜、何回も呼んでるのに返事しないんだもん」

「ご、ごめんね」

「まあ、ほめられて嬉しかったからって物思いにふけっちゃだめだよ?」

「ちょ!」

 

何で、そんなことがわかるのよ!

 

「詠ちゃんはわかり易いから」

 

そういって笑う妹を見て、私ってそんなにわかりやすいかな?と少し疑問に思った。

 

 

詠 Side 終

 

 

 

 

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皆が三々五々風呂から上がり、オレもぱっぱと風呂から出たところでそろそろ寝る時間だ。

この集まりのときは女性陣は皆同じ部屋で寝るというから、リビングに布団を持ち込んですでに敷いてある。

 

…いつの間にやらオレまで同じ部屋で寝ることになってたけど。

いや、ホントいつからか同じ部屋になってたんだって!

湯上りの女の子と同じ部屋って結構きついものあるんだからな!男の本能的な意味で!

 

そして、いつもならオレの隣を奪い合う妹たちは、今日は疲れたのか三人固まって寝ていた。

その隣では、酔っ払い二人がすでにぶっ倒れている。

 

「毎度毎度、ごめんな…」

「いえ、こちらこそ姉が…」

「「「ハァ…」」」

 

三人でため息をついた後、揃ってクスリと笑った。

 

「さて、これならオレは自分の部屋に戻ってもいいかな?」

 

と、親切心から聞いたんだけど…。

 

「あの…」

 

という月ちゃんと、

 

「ちょっと…」

 

という詠のお願いにより。

 

オレは右に月ちゃん、左に詠ちゃんという両手に花状態で寝ていた。

しかも、二人ともオレに軽くくっついている。

 

「べ、別にそこまでくっつかなくても」

「い、いえ!折角なのでこのままで!」

「そ、そうよ!折角なんだから!」

 

な、何が折角なのかは見当もつかないけど、ひとつだけ。

 

「こんないい匂いして両側にやわらかい感触…。オレ、寝られるか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 あとがき

 

どうも、作者のmorikyouです。

今回はいかがでしたか?

 

折角のクリスマスだというのに、自分はわざわざこの日を狙ったとしか思えない大学の集中講義で一日潰され、予定通りに書き上げられませんでしたorz

 

そんな個人的なことはさておき、今回は食事会の続きでした。

そして今回は肌色成分マシマシ!W

心眼で見てください。誰か書いてくれてもいいのよ(チラッ

 

自分が不遇な分、一刀君にはかなり幸せになってもらいました。…爆ぜればいいのに。

ちなみに、詠ちゃんですが一刀君に対してはツンデレ比3:7くらいです。

ちょっと素直に慣れてないけど、割と原作よりは甘えたり?

可愛いですよね、こういうの!

 

ということで、次回もお楽しみに!

 

 

 

 

 

説明
一刀と恋姫たちが現代の学校で繰り広げる物語。
笑いといちゃこらと(視聴者と私の)嫉妬からできています!
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コメント
>nakuさん す、ストレートですねw 気持ちはわかりますとも!w(morikyou)
>ツナまんさん こちらこそ! これからもよろしくです!(morikyou)
まさか読んでいただけていたとは・・・。光栄です。(ツナまん)
>バズズさん コメありがとうございます! お、落ち着いてくださいw かわいいですけどもね!(morikyou)
>ツナまんさん コメありがとうございます! あなたの作品も楽しませてもらってますよ! ぜひ一刀君の不幸を!(オイ(morikyou)
詠ちゃんの逆黄金比率 カワイイよ、ハァハァ...(バズズ)
一刀あちこちもげればいいのに…仕方ないからウチの作品の一刀をいじめてバランスをとるか。(一刀「なんだと?!」(ツナまん)
>GUNさん ひなりんインストールして何言ってんですかwww 気持ちは痛いほど分かりますけども(マテ(morikyou)
あわわ…(一刀の)ち〇こもげろ…(GUN)
>XXXさん ここの一刀君は紳士(へたれ)なので事故は起きないはずです(笑)(morikyou)
一刀…狼さんになるなよ…?(XXX)
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